32 / 83
第一章 リーチェ編
第三十話 覚醒
しおりを挟む
「きゃあああああ!!!」
「シルビア?!」
シルビアは叫ぶと身体をがくがくさせ、空で顔を押さえる。
「シルビアに何をした?!」
「姫――いや、我が女王は今、過去を見ておいでだ、ピュアクリスタルを貰う御礼代わりにな」
シルビアの胸から宝石が生まれ、それは黒マントの男の手元に飛んでいく。
シルビアは下ろされるなり倒れ、一瞬意識を失っていたが、俺が駆け寄り頬を叩くと。
俺の顔を見るなり泣き始めた。ぽろぽろと涙を零し、まだ茫然としている。すぐに俺の顔を見て、俺の頬をぺたぺた触れ存在を確認するとほっとしていた。
「リーチェ………? っリーチェが生きてる!! リーチェ、ここは」
普段のよそよそしいシルビアは消え、瞬けば辺りをきょろきょろしてから、銀髪に気付くと一人微苦笑を浮かべた。
「そう、そういうことでしたの。私、忘れていたのね」
「シルビア! どうした、大丈夫か?!」
「ああ……ここは二回目の……行かなければ。役目を、果たしてきますわ、リーチェ。私達ここでお別れね、仲良くなれなかったことだけが残念でしたわ、でもそれもきっとこの世界の運命ね」
シルビアが可憐な……いや、無感情な笑みを浮かべ、涙を一滴だけ零し、俺を突き飛ばす。
突き飛ばした瞬間、闇がリボン状にシルビアを包み込み、シルビアを覆い隠したと思えば、手がぬっと現れリボンを自らシルビアは引き裂く。
リボンが引き裂かれて姿を顕わにしたシルビアの格好は変わっていた、赤いドレスに身を包む、ゲームのパッケージでよく見かけた敵キャラのものとなっていた。
瞳は既に片目が赤く輝き、手元には水晶付きの杖を手にして、本を片手に持っている。
男のもとへさっさか向かい、男が手にしていたピュアクリスタルを、シルビアは掴みとる。
吐息のような溜息をつき、男をシルビアは睨み付けた様子だった。
男は恭しい一礼をシルビアへ。
「赤きピュアクリスタルの魔王よ、ようこそ我が庭へ」
「さっさと参りましょう、メビウス。思い出させてくれて有難う」
「赤き我が魔王よ、それはいかんな。
貴様の願いは確かに叶った、だが俺様の願いはかなっていない」
「こうすればいいのね」
シルビアは赤いピュアクリスタルを手にしてから宙へ投げ祈る――すると、世界中に赤いピュアクリスタルから光が走り、遠くから微かに魔物の声が聞こえるようになる。
魔物を生み出したのか、呼び寄せたのかは判らないが、世界は混乱に満ちそうではある。
「まだまだ魔物の数が足りん、やはりあいつらのピュアクリスタルを手に入れねばな。絶望の声を聞かねば、我が力はあがらぬもののようだ」
「なら早くして、顔を合わせたくありませんの」
あれ、こんなシーンあったけか……確かにシルビアが闇落ちまでは、おなじなんだが違和感だ。
顔見知りのような雰囲気を醸し出して二人だけで話を進めていく。
俺の視線に気付いたメビウスと呼ばれた男が、両手を仰々しく広げる。
「貴様らよ、親愛なる馬鹿馬鹿しいほどに反吐が出るクリスタルたち。
貴様らの持つピュアクリスタルを、寄越すといい」
「シルビア様、どうされたのですか!」
キャロラインが動揺し、困ったように呼びかけるとシルビアは何かを思いついたように、キャロラインへ笑顔を向けて、視線は俺へ流し目を寄越した。
「どうもしません、ねぇ、キャロライン様。私、リーチェが好きよ。だから、貴方には絶対にあげたくないの。メビウスは、世界征服を手伝えばリーチェは私にくれるのよ。
だから、私はメビウスの、そこの銀髪の味方よ。もう……学園にも戻らない。ピュアクリスタルを集めれば世界征服できて、望みは叶いますの」
何が起きている?
俺が見たことない展開が混じっている。
シルビアが世界を把握しているうえに、口調やら視線は俺に説明しているようだった。
だから邪魔をするなと。
この世界は確かにここから、学園モードとRPGモードがあり、RPGモードではシルビアが完全に悪役だし、お邪魔キャラだが。
システム説明は、ピュアソムリエの仕事だ。
ピュア連呼シーン爆笑していたから、覚えている。
なのに、説明になりきれない説明を、シルビアがするなんて!
「さあ、メビウス、早く始末して」
風格は、魔王そのものだ。
メビウスは愉快そうに、面妖な表情をしているだろう俺に笑いかける。
「不思議そうな顔をしているな、ピュアエリクサー」
俺、エリクサーなのかい! というつっこみをわく気力すら起きない。
やたらと眠そうな表情のメビウスは、俺に話しかけているという意味合いで指さしてくれた。わかりやすうい。
「そりゃ状況が……分からんが、シルビアがお前に拐われそうなのは、分かるよ」
「簡単だ、彼女は聡明で賢く思い出すなり手足となった、忘却した貴様は愚かだということだ、さあピュアエリクサーは置くとして。最たる愛のキャロラインよ、此方へこい。ともに、世界を制そう、我が名はメビウス。お前の運命だ」
「何が運命なものか、全然分からないよ!シルビア様を返して」
「シルビアを返してもよいが、リーチェを取られても良いのか? 貴様とて、そのバカな面が好きだろう、俺様には憎らしいがな? 俺様からの提案は、ただ一人にしか与えられぬ。
乙女達よ、そこの生きた復活薬を手にしたくば、俺様に忠誠を誓え。
復活薬を助けられるのは、俺様だけだ。復活薬は、使用した後にくれてやる」
「なあ、待ってくれ、なんで俺があんた次第なんだよ!」
「キャロラインの神、いやこの世界の神か。そいつに関係するのが貴様であるかぎり変わらぬ方程式だ。うるさい薬だな、少しずつ黙らせてやるか!」
質問ばかりで苛ついたらしいメビウスが、ぱちりと指を鳴らすと先程の人食い花が、むくりと起き上がる。
怒れる人食い花は、まっさきに俺を襲ってきたが、先にディスタードが蔓を切り裂いた。
「何がなんだか解らないがね、これだけは言えるよ。
人は物じゃないし、リーチェ君は復活剤とやらじゃなく、人間だ!
所有者を決めるのは、いささか変だな!」
ディスタードの言葉にメビウスは目を眇めて、驚嘆の色を瞳に宿したが、残忍に笑い、ディスタードを蔓で拘束する。
「シルビア?!」
シルビアは叫ぶと身体をがくがくさせ、空で顔を押さえる。
「シルビアに何をした?!」
「姫――いや、我が女王は今、過去を見ておいでだ、ピュアクリスタルを貰う御礼代わりにな」
シルビアの胸から宝石が生まれ、それは黒マントの男の手元に飛んでいく。
シルビアは下ろされるなり倒れ、一瞬意識を失っていたが、俺が駆け寄り頬を叩くと。
俺の顔を見るなり泣き始めた。ぽろぽろと涙を零し、まだ茫然としている。すぐに俺の顔を見て、俺の頬をぺたぺた触れ存在を確認するとほっとしていた。
「リーチェ………? っリーチェが生きてる!! リーチェ、ここは」
普段のよそよそしいシルビアは消え、瞬けば辺りをきょろきょろしてから、銀髪に気付くと一人微苦笑を浮かべた。
「そう、そういうことでしたの。私、忘れていたのね」
「シルビア! どうした、大丈夫か?!」
「ああ……ここは二回目の……行かなければ。役目を、果たしてきますわ、リーチェ。私達ここでお別れね、仲良くなれなかったことだけが残念でしたわ、でもそれもきっとこの世界の運命ね」
シルビアが可憐な……いや、無感情な笑みを浮かべ、涙を一滴だけ零し、俺を突き飛ばす。
突き飛ばした瞬間、闇がリボン状にシルビアを包み込み、シルビアを覆い隠したと思えば、手がぬっと現れリボンを自らシルビアは引き裂く。
リボンが引き裂かれて姿を顕わにしたシルビアの格好は変わっていた、赤いドレスに身を包む、ゲームのパッケージでよく見かけた敵キャラのものとなっていた。
瞳は既に片目が赤く輝き、手元には水晶付きの杖を手にして、本を片手に持っている。
男のもとへさっさか向かい、男が手にしていたピュアクリスタルを、シルビアは掴みとる。
吐息のような溜息をつき、男をシルビアは睨み付けた様子だった。
男は恭しい一礼をシルビアへ。
「赤きピュアクリスタルの魔王よ、ようこそ我が庭へ」
「さっさと参りましょう、メビウス。思い出させてくれて有難う」
「赤き我が魔王よ、それはいかんな。
貴様の願いは確かに叶った、だが俺様の願いはかなっていない」
「こうすればいいのね」
シルビアは赤いピュアクリスタルを手にしてから宙へ投げ祈る――すると、世界中に赤いピュアクリスタルから光が走り、遠くから微かに魔物の声が聞こえるようになる。
魔物を生み出したのか、呼び寄せたのかは判らないが、世界は混乱に満ちそうではある。
「まだまだ魔物の数が足りん、やはりあいつらのピュアクリスタルを手に入れねばな。絶望の声を聞かねば、我が力はあがらぬもののようだ」
「なら早くして、顔を合わせたくありませんの」
あれ、こんなシーンあったけか……確かにシルビアが闇落ちまでは、おなじなんだが違和感だ。
顔見知りのような雰囲気を醸し出して二人だけで話を進めていく。
俺の視線に気付いたメビウスと呼ばれた男が、両手を仰々しく広げる。
「貴様らよ、親愛なる馬鹿馬鹿しいほどに反吐が出るクリスタルたち。
貴様らの持つピュアクリスタルを、寄越すといい」
「シルビア様、どうされたのですか!」
キャロラインが動揺し、困ったように呼びかけるとシルビアは何かを思いついたように、キャロラインへ笑顔を向けて、視線は俺へ流し目を寄越した。
「どうもしません、ねぇ、キャロライン様。私、リーチェが好きよ。だから、貴方には絶対にあげたくないの。メビウスは、世界征服を手伝えばリーチェは私にくれるのよ。
だから、私はメビウスの、そこの銀髪の味方よ。もう……学園にも戻らない。ピュアクリスタルを集めれば世界征服できて、望みは叶いますの」
何が起きている?
俺が見たことない展開が混じっている。
シルビアが世界を把握しているうえに、口調やら視線は俺に説明しているようだった。
だから邪魔をするなと。
この世界は確かにここから、学園モードとRPGモードがあり、RPGモードではシルビアが完全に悪役だし、お邪魔キャラだが。
システム説明は、ピュアソムリエの仕事だ。
ピュア連呼シーン爆笑していたから、覚えている。
なのに、説明になりきれない説明を、シルビアがするなんて!
「さあ、メビウス、早く始末して」
風格は、魔王そのものだ。
メビウスは愉快そうに、面妖な表情をしているだろう俺に笑いかける。
「不思議そうな顔をしているな、ピュアエリクサー」
俺、エリクサーなのかい! というつっこみをわく気力すら起きない。
やたらと眠そうな表情のメビウスは、俺に話しかけているという意味合いで指さしてくれた。わかりやすうい。
「そりゃ状況が……分からんが、シルビアがお前に拐われそうなのは、分かるよ」
「簡単だ、彼女は聡明で賢く思い出すなり手足となった、忘却した貴様は愚かだということだ、さあピュアエリクサーは置くとして。最たる愛のキャロラインよ、此方へこい。ともに、世界を制そう、我が名はメビウス。お前の運命だ」
「何が運命なものか、全然分からないよ!シルビア様を返して」
「シルビアを返してもよいが、リーチェを取られても良いのか? 貴様とて、そのバカな面が好きだろう、俺様には憎らしいがな? 俺様からの提案は、ただ一人にしか与えられぬ。
乙女達よ、そこの生きた復活薬を手にしたくば、俺様に忠誠を誓え。
復活薬を助けられるのは、俺様だけだ。復活薬は、使用した後にくれてやる」
「なあ、待ってくれ、なんで俺があんた次第なんだよ!」
「キャロラインの神、いやこの世界の神か。そいつに関係するのが貴様であるかぎり変わらぬ方程式だ。うるさい薬だな、少しずつ黙らせてやるか!」
質問ばかりで苛ついたらしいメビウスが、ぱちりと指を鳴らすと先程の人食い花が、むくりと起き上がる。
怒れる人食い花は、まっさきに俺を襲ってきたが、先にディスタードが蔓を切り裂いた。
「何がなんだか解らないがね、これだけは言えるよ。
人は物じゃないし、リーチェ君は復活剤とやらじゃなく、人間だ!
所有者を決めるのは、いささか変だな!」
ディスタードの言葉にメビウスは目を眇めて、驚嘆の色を瞳に宿したが、残忍に笑い、ディスタードを蔓で拘束する。
0
あなたにおすすめの小説
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる