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第二十五話 布越しのキス
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「酷いのよこの前。ソレイユが貴方を腹黒責めなんて言ったのよ。そのあと総攻めって語るのだからいやになっちゃう」
「いや、そもそも俺はホモじゃないですねお嬢」
「それは、そうだけど」
サリスにドレスの注文をしながら愚痴を聞いて貰う。
今はドレスの生地選び。生地を選んで型を選んで、あとはサリスのお勧めの職人に作って貰うの。
サリスはその仲介料が商売だ。
「そもそもお嬢俺がお嬢好きって忘れてますね!?」
「そんなわけないじゃない」
「あんなにときめいたのになー」
「サリス、それはそれこれはこれよ。貴方は最高の受けよ、自信をもって」
「お嬢、なにか勘違いしてませんか」
サリスは手にしていた生地を巻き上げ、妾の手をひとまとめに生地で絡めて頭上に留める。
サリスに驚いて見上げると腰を支えられ抱き寄せられる。
耳元にサリスの柔らかな甘い、低い声が擽ってぞくりとする。
「ねえお嬢。期待して、いいんですよね」
「……ばか」
「お嬢のばか、は照れたとき言うんですね。最近判ってきました。ねえお嬢。俺を妄想になんてあげないでくださいよ。貴方の手元で可愛がってくださいよ」
サリスは腰を離し妾の髪の毛にキスをするのだから、目を丸くした。
顔が紅くなる、熱が籠もる。瞳の色が間近で、情熱的な水色が近い。
ばっと頭が沸騰しそうになる。
「サリス!」
「駄目ですよお嬢。少しは意識してもらいます」
「そうはいってもキスはできないでしょ貴方!」
「お嬢。あのね。俺だってやるときはやるんですよ。でも、勢いじゃなくて。俺は貴方とは心が通じ合ってキスがしたいです」
「通じ合う、って」
「お互いに好きだと、口にしたときです。キスが欲しいなら、言ってご覧。俺が、好きだと聞きたいです」
「……いつものサリスじゃない」
「そうですよ、男は狼なんです。学びましたね、お嬢」
「……さ、りす」
「そんな切ない声をどうして貴方はするんです?」
絡め取られていた生地を解いたサリスはその生地を妾の唇にあてて、そこに重ねてサリスがキスをする。
妾は吃驚して、目を白黒させるけど、思わずサリスの衣服を握りしめて強請るような形になってしまう。
どうして。
どきどきするの。
どうして。
貴方のキスはこんなにやわらかななの。
どうして。
こんなに意地悪するの。
「お嬢。あと、五ヶ月ですね。結婚式」
「……意地悪よ」
「お嬢、許可はあるんです。あとは貴方のお心次第だ」
「サリス……どうして、妾なの」
「貴方だけが。俺を見つけてくれたからです」
「見つけた?」
「……ねえ、イデアローズ様。俺は貴族じゃないんです。でも。頑張ります。資金潤沢の金持ちになってみせます」
「……サリス」
「だから。俺を青田買いしません?」
どういう、こと。
と思案を巡らせていると、サリスは生地を妾からとって、妾にあてがう。
「良い色です。貴方に似合うのでドレスにしましょう、きっと今日のことを刻んでくれる」
「……ばか」
サリスは笑って生地をしまおうとすると、生地につまづいて転んでしまう。
そういうところよ。
貴方のそういうしまらないところが妾は好きなの。
かっこつけきれない、愛すべきばかなかんじが。
急にかっこいいひとの真似をするからそんな目に遭うのよ。
今までみたことないサリスで。
妾はどきどきと心臓が落ち着きそうにない。
*
サリスが帰って夜間遅くにアシュが帰ってくる。
いつもなら着替えたらそのままルルの家にいくはず。
だけど妾の浮かない顔に気付いたのか、アシュは話を聞いてくれた。
「どうしたんだね、私のお姫様」
「アシュ、あのね」
「うん、ゆっくり話してごらん」
「サリスを、どうおもう? 貴方、判っていたの? だからずっとすすめていたの?」
妾が問いかければアシュは目を丸くしてから、けらけらと笑い、お茶を淹れてくれた。暖かな急須から薫るお茶の匂いが心地良い。
「いいね素晴らしいね、推したい二人がくっつきそうだ」
「ちゃかさないで」
「ううん、ずっとね。サリスから殺されそうな目を向けられていたから、好意に気付かないのは無理だった。けど、問題は君だ」
「妾?」
「君の恋愛感――いや、君の自分自身への恋信号は壊れている」
「そんな……こと、ある、かも?」
「君は自分に興味ないし、自分を棄てることを厭わない。それを許さないのがサリスなら。なんて素晴らしいのだろうと思ったよ」
「でも、妾は……こわい」
「何が怖い、イデアローズ。君を笑う者か? サリスを見下すものか?」
「サリスからの、好きが、いつか消えること」
妾の言葉にアシュは気易く笑ってくれて、頭をぽんぽんと撫でてくれた。
「なら大丈夫だよイデアローズ。君は、あと少しだ。手放せなくなるまであとすこし。それが怖いのならもうすでに君は好きなんだ、サリスのことが」
「……うん、それは。否定できない」
恋をするなら。アシュのように素敵な恋をするならサリスがいい。
アシュと出会って妾は、アシュのようにたった一人を愛するのは素晴らしいと思ったし。
ルルと知り合って、ルルのように怖くても立ち向かうのはかっこいいなとおもった。
二人のように、恋をしてみたくなった。
そのとき浮かんだのはサリスだったの。
「どうしよう、妾、多分。サリスが好きよ」
「じゃああとは自分次第だ。決めるのも。婚約破棄も」
「ねえ。じゃあこうしない?」
アシュに提案した話は、アシュにとっては素晴らしい思いつきだったみたいで。
アシュはげらげらと笑いながら頷いた。
「そうだね、それならきっと。まわりも男に走るのも納得してくれる。君はなんて素晴らしい人なのだろう、ローズ」
「いや、そもそも俺はホモじゃないですねお嬢」
「それは、そうだけど」
サリスにドレスの注文をしながら愚痴を聞いて貰う。
今はドレスの生地選び。生地を選んで型を選んで、あとはサリスのお勧めの職人に作って貰うの。
サリスはその仲介料が商売だ。
「そもそもお嬢俺がお嬢好きって忘れてますね!?」
「そんなわけないじゃない」
「あんなにときめいたのになー」
「サリス、それはそれこれはこれよ。貴方は最高の受けよ、自信をもって」
「お嬢、なにか勘違いしてませんか」
サリスは手にしていた生地を巻き上げ、妾の手をひとまとめに生地で絡めて頭上に留める。
サリスに驚いて見上げると腰を支えられ抱き寄せられる。
耳元にサリスの柔らかな甘い、低い声が擽ってぞくりとする。
「ねえお嬢。期待して、いいんですよね」
「……ばか」
「お嬢のばか、は照れたとき言うんですね。最近判ってきました。ねえお嬢。俺を妄想になんてあげないでくださいよ。貴方の手元で可愛がってくださいよ」
サリスは腰を離し妾の髪の毛にキスをするのだから、目を丸くした。
顔が紅くなる、熱が籠もる。瞳の色が間近で、情熱的な水色が近い。
ばっと頭が沸騰しそうになる。
「サリス!」
「駄目ですよお嬢。少しは意識してもらいます」
「そうはいってもキスはできないでしょ貴方!」
「お嬢。あのね。俺だってやるときはやるんですよ。でも、勢いじゃなくて。俺は貴方とは心が通じ合ってキスがしたいです」
「通じ合う、って」
「お互いに好きだと、口にしたときです。キスが欲しいなら、言ってご覧。俺が、好きだと聞きたいです」
「……いつものサリスじゃない」
「そうですよ、男は狼なんです。学びましたね、お嬢」
「……さ、りす」
「そんな切ない声をどうして貴方はするんです?」
絡め取られていた生地を解いたサリスはその生地を妾の唇にあてて、そこに重ねてサリスがキスをする。
妾は吃驚して、目を白黒させるけど、思わずサリスの衣服を握りしめて強請るような形になってしまう。
どうして。
どきどきするの。
どうして。
貴方のキスはこんなにやわらかななの。
どうして。
こんなに意地悪するの。
「お嬢。あと、五ヶ月ですね。結婚式」
「……意地悪よ」
「お嬢、許可はあるんです。あとは貴方のお心次第だ」
「サリス……どうして、妾なの」
「貴方だけが。俺を見つけてくれたからです」
「見つけた?」
「……ねえ、イデアローズ様。俺は貴族じゃないんです。でも。頑張ります。資金潤沢の金持ちになってみせます」
「……サリス」
「だから。俺を青田買いしません?」
どういう、こと。
と思案を巡らせていると、サリスは生地を妾からとって、妾にあてがう。
「良い色です。貴方に似合うのでドレスにしましょう、きっと今日のことを刻んでくれる」
「……ばか」
サリスは笑って生地をしまおうとすると、生地につまづいて転んでしまう。
そういうところよ。
貴方のそういうしまらないところが妾は好きなの。
かっこつけきれない、愛すべきばかなかんじが。
急にかっこいいひとの真似をするからそんな目に遭うのよ。
今までみたことないサリスで。
妾はどきどきと心臓が落ち着きそうにない。
*
サリスが帰って夜間遅くにアシュが帰ってくる。
いつもなら着替えたらそのままルルの家にいくはず。
だけど妾の浮かない顔に気付いたのか、アシュは話を聞いてくれた。
「どうしたんだね、私のお姫様」
「アシュ、あのね」
「うん、ゆっくり話してごらん」
「サリスを、どうおもう? 貴方、判っていたの? だからずっとすすめていたの?」
妾が問いかければアシュは目を丸くしてから、けらけらと笑い、お茶を淹れてくれた。暖かな急須から薫るお茶の匂いが心地良い。
「いいね素晴らしいね、推したい二人がくっつきそうだ」
「ちゃかさないで」
「ううん、ずっとね。サリスから殺されそうな目を向けられていたから、好意に気付かないのは無理だった。けど、問題は君だ」
「妾?」
「君の恋愛感――いや、君の自分自身への恋信号は壊れている」
「そんな……こと、ある、かも?」
「君は自分に興味ないし、自分を棄てることを厭わない。それを許さないのがサリスなら。なんて素晴らしいのだろうと思ったよ」
「でも、妾は……こわい」
「何が怖い、イデアローズ。君を笑う者か? サリスを見下すものか?」
「サリスからの、好きが、いつか消えること」
妾の言葉にアシュは気易く笑ってくれて、頭をぽんぽんと撫でてくれた。
「なら大丈夫だよイデアローズ。君は、あと少しだ。手放せなくなるまであとすこし。それが怖いのならもうすでに君は好きなんだ、サリスのことが」
「……うん、それは。否定できない」
恋をするなら。アシュのように素敵な恋をするならサリスがいい。
アシュと出会って妾は、アシュのようにたった一人を愛するのは素晴らしいと思ったし。
ルルと知り合って、ルルのように怖くても立ち向かうのはかっこいいなとおもった。
二人のように、恋をしてみたくなった。
そのとき浮かんだのはサリスだったの。
「どうしよう、妾、多分。サリスが好きよ」
「じゃああとは自分次第だ。決めるのも。婚約破棄も」
「ねえ。じゃあこうしない?」
アシュに提案した話は、アシュにとっては素晴らしい思いつきだったみたいで。
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