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7.うち来る?
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俺は毎朝ヨアに挨拶をし、先に帰るなよと釘を刺し、それでもそそくさと帰ろうとする彼を引き留めて連行し、家まで送っている。されるがままの彼を不思議に思うものの、考えるのを放棄しているのだろう。毎日散歩させる飼い主の気分だ。
俺たちの関係はまもなくクラス中に知れ渡った。大して親密になった記憶もないのに、剣術の授業でペアを組む時は、ヨアに友人が出来たと思ったのか嬉々として先生が僕を指名して組ませるほどだ。ヨアもヨアで身長の差がある先生ではやりにくかったのだろう。表情に変化はないが明らかに動きが生き生きして俺を毎回ボッコボコにしていた。日々俺に好き勝手されている憂さ晴らしの気もしなくないが。気付いたら地面とお友達、なんてこともザラだ・・・。
土だらけで大の字になる俺を見下ろしたミケーレとオルフェンは複雑な心境を吐露する。
「毎回吹っ飛ばされているのを見ると、君が高貴な身の上だということを忘れそうになるよ・・・」
はいそうですか。
それからひと月が経ち、変化が訪れた。
ヨアの送迎馬車が来るようになったのだ。父上がヨアの父親、ダスクウェルに話をつけたらしい。少し寂しく感じるが、仲が深まった実感もなく、少し返事はしてくれるようになったがまだまだ能面のままなので、彼も付き纏われなくなって清々していることだろう。まぁ、父上がついでに彼を近々家に招待することも話してくれたそうなので、お誘いについてはスムーズにいきそうだ。
当初は俺が誘って、ヨアが家の許可を得て、という流れの予定だったが、(自分より身分の高い家柄の子供を招待するときはこの手順がマストだ)子供だけでは介入できない家庭事情を鑑みて、先に親同士で話を通してくれたわけだ、ありがとう父上。まぁ、元はと言えば父上が言い出したことだしね。それくらいはやってもらわないと。
「・・・と言うわけで。明後日来れる?ウチに。」
教室の机と椅子に窮屈そうに収まる体躯を正面から見下ろして若干偉そうに話しかけたが。
「・・・別に、特に用もない。」
顔を合わせる事なく返答があったが。予定が無いから了承したって解釈でいいよな?
◇◇◇
ヨアへの招待を報告した直後の我が家は大騒動だった。以前のランバートは陰キャ寄りで社交的でも無かったようで、友人を家に招くなど初めてのことらしい。
誕生日パーティでもやるのかとツッコミたくなるほどの張り切りぶりで、ウェイトンは常勤の使用人九名全員を招集して玄関の装飾、ランバートの部屋の模様替え、茶菓子の手配等を指示していた。
「あの~…一緒に剣の打ち合いしたり、勉強したりするだけなんだけど…?」
小学生の頃なんて、公園でボール遊びするか、ゲーム機揃っていればそれで十分だったんだけど。いつもより頬に張りのあるウェイトンはとんでもございませんと首をゆっくり振った。
「ぼっちゃまの初めてのご友人のご招待、ましてやそのお相手が武爵位フィアラルド家のご子息とあらば、無礼のないよう精一杯のもてなしを準備しなければなりません。」
「ふーーん。」
貴族ってほんとにめんど・・・大変なんだな。
ご招待当日。玄関で立ち尽くすヨアと母上、兄上、使用人達が並んで対面している図が面白ろくて笑いそうになるのを堪え、彼を紹介しようと片手を上げた時。
「本日はご招待いただきありがとうございます。ヨアゼルン=フィアラルドです。クラスメイトのランバート君にはいつもお世話になっています。」
と、スラスラと本人の口から挨拶の言葉が出た。ちゃんと喋れるじゃん、仏頂面だけど。
家族がにこやかに自己紹介している間、学校内とは対照的な態度の彼に更に緩みそうな口元を引き締め、自分の部屋へ招き入れた。
窓側の勉強机とは別に、部屋の中央に長方形のオーク材を連想させる木目の美しいテーブルに二脚の椅子が横並びに仕舞われている。昨日、急遽手配された家具達だ。
俺は集中力を高めると言われている香りのアロマが炊かれた部屋の中で腕組みをした。
「友人のよしみで、学年トップのこのランバート様が、君に試験攻略法を授けよう!」
初日いきなり勉強など味気ないことこの上ないが、実際じゃあ何して遊びましょうかと、沈黙が流れるだけなのは目に見えているのでこれでいいんだ。勉強のことは事前に伝えていたし、ヨアも特に反発もないようなので、早速俺は自分のノートを取り出してテーブルの上に広げ彼を座らせる。
この学園…いや、国の教育方針で教科書は生徒らに配布することを推奨していない。教師だけが持つもので、授業での口頭での説明や板書された内容を元に自分なりのノートもとい教科書を作り上げるのである。初等部から何と高難度な指針を押し付けるんだと最初は思ったものだが、口を動かしてばかりで余り板書をしない教師も居るため、生徒たちの集中力は凄まじく向上し、質疑応答も盛んに行われている。また、自分でノートを作るということは、自らで要点を掴む分析力と理解力が養われる。
一方で、最初からその流れに乗り遅れると隣の奴のように落ちぶれる(ように見える)生徒も出てくるわけで。
「俺のノートは、書いたことそのまんま試験に出ちゃった系の超レアアイテムだ。今までの授業の分は、これ書き写して良いから、貸すよ。ただし一週間で全て書き写せ。そして今日はそんな過去の履修を振り返ることはしない。各教科ごとにまとめるポイントを教えてやる。
・・・まずは歴史からいくか。あの禿頭は、重要なポイントに入ると必ず、板書の手を止めてこちらを振り返る。とてもわかりやすいからな。後は年表を丸暗記しておけば問題ないし、歴史書なんて諸説あっても大まかな時代の流れはどの書籍も似たような内容だから、禿頭が言ってることそのまんま書かれてる本を見つけるのも一つの手だ。もっと細かく点と点が繋がって興味深く吸収できる。
・・・算数は、おすすめの『数式の基本問題集~初級編~』を紹介していたが先生自ら答え言ってるようなもんだろ?あれをひたすら解けば誰でも満点取れる。式の成り立ちが理解できないなら、教えてやる。・・・国語はな・・・」
各教科ごとに攻略法…いや必勝法をざっくり伝授し終えると、気付けば小一時間が過ぎていた。子供の集中力なんてこれくらいで切れてしまうだろう。ノートを閉じ次はどうしようかと考えあぐねていると、タイミングよくノック音がしたのでメイドのキルティの入室を許可した。
「ランバート様、この後剣技の練習をなさると伺いましたので、ヨアゼルン様のお召し物をお持ちしました。」
「ん。適当に置いといて。」
立ち去るキルティを目で見送って、今後の予定を何もわかっていないヨアに向き直る。
「初日だしな。勉強の方は今日はこれくらいにしとこうぜ。頭を動かしたら、次は体動かしたくなるよな?いいか、ヨア。俺はお前の勉学の師となる。そしてお前は俺の剣術の師となる。お前の強さの秘訣を教えてもらおう。」
そうして各々この部屋で着替えているのだが、体を動かす授業前はいつも隅っこで体操着に着替えるヨアなので、こんなに間近で裸体を見るのは初めてだった。肌着もセットで置かれているので、それごと着替えてもらうわけだが、俺は彼の背中に斜めに走る火傷のような痕や塞がってはいるが深く抉られたであろう切り傷、他にも細かい傷跡が多数目に入り唖然とした。
「ヨア、その身体の傷…」
「・・・昔、森の中で遭難した時にできたものだ。今はもう何ともない。」
「そっか。」
それ以上は聞くなと少し怯えた目でこちらを見据えるものだから、本当に遭難して魔物か何かに襲われてトラウマになっているのか、それとも他に何か隠しているのか分からなかった。ただその初めて見せる、深海色の瞳が底に沈むようにゆらゆらと光彩を断つ様が脳裏に焼き付いて離れなかった。
◇◇◇
カンッ、カンッと高めの鈍い音が庭に響く。木製の剣を持った子供2人が間合いを詰めて互いの隙を作り出す。
「感覚でやっているから上手く教えられない」
とヨアが天才児らしい発言をするので、ならば俺の速さに合わせて動いてもらうことにした。目で追える速さに調節してもらい、彼の動きを真似するほか方法がなかったからだ。だが、案外これは自分に合っていた。言語化され教示されても中々自分の動きに落とし込めなかったり、構えや型を組み合わせた応用編はまだ先生も教える段階ではないと基礎を重点的に教わるからだ。
「単純に筋力が足りてない。」こんなことも言われムッとしたが、素直に彼の筋力と素早さを上げるトレーニング方法を聞くことにした。
俺たちの関係はまもなくクラス中に知れ渡った。大して親密になった記憶もないのに、剣術の授業でペアを組む時は、ヨアに友人が出来たと思ったのか嬉々として先生が僕を指名して組ませるほどだ。ヨアもヨアで身長の差がある先生ではやりにくかったのだろう。表情に変化はないが明らかに動きが生き生きして俺を毎回ボッコボコにしていた。日々俺に好き勝手されている憂さ晴らしの気もしなくないが。気付いたら地面とお友達、なんてこともザラだ・・・。
土だらけで大の字になる俺を見下ろしたミケーレとオルフェンは複雑な心境を吐露する。
「毎回吹っ飛ばされているのを見ると、君が高貴な身の上だということを忘れそうになるよ・・・」
はいそうですか。
それからひと月が経ち、変化が訪れた。
ヨアの送迎馬車が来るようになったのだ。父上がヨアの父親、ダスクウェルに話をつけたらしい。少し寂しく感じるが、仲が深まった実感もなく、少し返事はしてくれるようになったがまだまだ能面のままなので、彼も付き纏われなくなって清々していることだろう。まぁ、父上がついでに彼を近々家に招待することも話してくれたそうなので、お誘いについてはスムーズにいきそうだ。
当初は俺が誘って、ヨアが家の許可を得て、という流れの予定だったが、(自分より身分の高い家柄の子供を招待するときはこの手順がマストだ)子供だけでは介入できない家庭事情を鑑みて、先に親同士で話を通してくれたわけだ、ありがとう父上。まぁ、元はと言えば父上が言い出したことだしね。それくらいはやってもらわないと。
「・・・と言うわけで。明後日来れる?ウチに。」
教室の机と椅子に窮屈そうに収まる体躯を正面から見下ろして若干偉そうに話しかけたが。
「・・・別に、特に用もない。」
顔を合わせる事なく返答があったが。予定が無いから了承したって解釈でいいよな?
◇◇◇
ヨアへの招待を報告した直後の我が家は大騒動だった。以前のランバートは陰キャ寄りで社交的でも無かったようで、友人を家に招くなど初めてのことらしい。
誕生日パーティでもやるのかとツッコミたくなるほどの張り切りぶりで、ウェイトンは常勤の使用人九名全員を招集して玄関の装飾、ランバートの部屋の模様替え、茶菓子の手配等を指示していた。
「あの~…一緒に剣の打ち合いしたり、勉強したりするだけなんだけど…?」
小学生の頃なんて、公園でボール遊びするか、ゲーム機揃っていればそれで十分だったんだけど。いつもより頬に張りのあるウェイトンはとんでもございませんと首をゆっくり振った。
「ぼっちゃまの初めてのご友人のご招待、ましてやそのお相手が武爵位フィアラルド家のご子息とあらば、無礼のないよう精一杯のもてなしを準備しなければなりません。」
「ふーーん。」
貴族ってほんとにめんど・・・大変なんだな。
ご招待当日。玄関で立ち尽くすヨアと母上、兄上、使用人達が並んで対面している図が面白ろくて笑いそうになるのを堪え、彼を紹介しようと片手を上げた時。
「本日はご招待いただきありがとうございます。ヨアゼルン=フィアラルドです。クラスメイトのランバート君にはいつもお世話になっています。」
と、スラスラと本人の口から挨拶の言葉が出た。ちゃんと喋れるじゃん、仏頂面だけど。
家族がにこやかに自己紹介している間、学校内とは対照的な態度の彼に更に緩みそうな口元を引き締め、自分の部屋へ招き入れた。
窓側の勉強机とは別に、部屋の中央に長方形のオーク材を連想させる木目の美しいテーブルに二脚の椅子が横並びに仕舞われている。昨日、急遽手配された家具達だ。
俺は集中力を高めると言われている香りのアロマが炊かれた部屋の中で腕組みをした。
「友人のよしみで、学年トップのこのランバート様が、君に試験攻略法を授けよう!」
初日いきなり勉強など味気ないことこの上ないが、実際じゃあ何して遊びましょうかと、沈黙が流れるだけなのは目に見えているのでこれでいいんだ。勉強のことは事前に伝えていたし、ヨアも特に反発もないようなので、早速俺は自分のノートを取り出してテーブルの上に広げ彼を座らせる。
この学園…いや、国の教育方針で教科書は生徒らに配布することを推奨していない。教師だけが持つもので、授業での口頭での説明や板書された内容を元に自分なりのノートもとい教科書を作り上げるのである。初等部から何と高難度な指針を押し付けるんだと最初は思ったものだが、口を動かしてばかりで余り板書をしない教師も居るため、生徒たちの集中力は凄まじく向上し、質疑応答も盛んに行われている。また、自分でノートを作るということは、自らで要点を掴む分析力と理解力が養われる。
一方で、最初からその流れに乗り遅れると隣の奴のように落ちぶれる(ように見える)生徒も出てくるわけで。
「俺のノートは、書いたことそのまんま試験に出ちゃった系の超レアアイテムだ。今までの授業の分は、これ書き写して良いから、貸すよ。ただし一週間で全て書き写せ。そして今日はそんな過去の履修を振り返ることはしない。各教科ごとにまとめるポイントを教えてやる。
・・・まずは歴史からいくか。あの禿頭は、重要なポイントに入ると必ず、板書の手を止めてこちらを振り返る。とてもわかりやすいからな。後は年表を丸暗記しておけば問題ないし、歴史書なんて諸説あっても大まかな時代の流れはどの書籍も似たような内容だから、禿頭が言ってることそのまんま書かれてる本を見つけるのも一つの手だ。もっと細かく点と点が繋がって興味深く吸収できる。
・・・算数は、おすすめの『数式の基本問題集~初級編~』を紹介していたが先生自ら答え言ってるようなもんだろ?あれをひたすら解けば誰でも満点取れる。式の成り立ちが理解できないなら、教えてやる。・・・国語はな・・・」
各教科ごとに攻略法…いや必勝法をざっくり伝授し終えると、気付けば小一時間が過ぎていた。子供の集中力なんてこれくらいで切れてしまうだろう。ノートを閉じ次はどうしようかと考えあぐねていると、タイミングよくノック音がしたのでメイドのキルティの入室を許可した。
「ランバート様、この後剣技の練習をなさると伺いましたので、ヨアゼルン様のお召し物をお持ちしました。」
「ん。適当に置いといて。」
立ち去るキルティを目で見送って、今後の予定を何もわかっていないヨアに向き直る。
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そうして各々この部屋で着替えているのだが、体を動かす授業前はいつも隅っこで体操着に着替えるヨアなので、こんなに間近で裸体を見るのは初めてだった。肌着もセットで置かれているので、それごと着替えてもらうわけだが、俺は彼の背中に斜めに走る火傷のような痕や塞がってはいるが深く抉られたであろう切り傷、他にも細かい傷跡が多数目に入り唖然とした。
「ヨア、その身体の傷…」
「・・・昔、森の中で遭難した時にできたものだ。今はもう何ともない。」
「そっか。」
それ以上は聞くなと少し怯えた目でこちらを見据えるものだから、本当に遭難して魔物か何かに襲われてトラウマになっているのか、それとも他に何か隠しているのか分からなかった。ただその初めて見せる、深海色の瞳が底に沈むようにゆらゆらと光彩を断つ様が脳裏に焼き付いて離れなかった。
◇◇◇
カンッ、カンッと高めの鈍い音が庭に響く。木製の剣を持った子供2人が間合いを詰めて互いの隙を作り出す。
「感覚でやっているから上手く教えられない」
とヨアが天才児らしい発言をするので、ならば俺の速さに合わせて動いてもらうことにした。目で追える速さに調節してもらい、彼の動きを真似するほか方法がなかったからだ。だが、案外これは自分に合っていた。言語化され教示されても中々自分の動きに落とし込めなかったり、構えや型を組み合わせた応用編はまだ先生も教える段階ではないと基礎を重点的に教わるからだ。
「単純に筋力が足りてない。」こんなことも言われムッとしたが、素直に彼の筋力と素早さを上げるトレーニング方法を聞くことにした。
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