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第2部 バララセ東部 ~密林の巨鳥と水竜の島
第113話 突然の別れ
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町からすこし離れたところにその空き家はあった。
元々は美しい装飾がほどこされた豪華な館だったみたいだけれど、今は荒れ果てていた。
空き家のそばまでイーアを案内すると、ンワラデの部下はすぐに逃げるように帰っていった。
『なんだか、おばけやしきみたいだね』
荒れ果てた館の入り口で、イーアはひとりごとのように、いつもいっしょにいる青いチルランに言った。
青いチルランは、ふわふわと飛んで館を見ると、すぐにおびえた様子でイーアのカバンの中に入っていった。
チルランがおびえるのもわかる。この館はなんだか不気味だった。精霊の気配はしない。でも、何か、普通の家とは違う感じがした。
『まったくですねぇ。不気味です』
カゲの声が聞こえた。いつのまにかまたカゲが勝手にでてきてイーアのそばに立っていた。
動く黒い影を見ながらイーアは言った。
『カゲがいると、なんだか怖くなくなるかも。カゲがおばけみたいだからかな?』
『そうですか? 私、おばけみたいに見えますか? えぇ。実はちょっと似ているんです。思い出したんですよ。イーアさん。私、実は……』
イーアはカゲの話を聞きながら、開きっぱなしのドアから空き家の中に入っていった。
「ユウリ? オッペン?」
イーアは広い玄関で呼んでみたけれど、返事はない。でも、物音がする。
イーアは音がするほうへむかって、きしむ廊下を歩いていった。後ろからついてきながら、カゲが言った。
『私、実はすでに死んでいるんです』
イーアは驚いておもわずふりかえった。
『えぇ!? 死んでるの!? ……あ、でも、亡霊タイプの精霊っているもんね。カゲは亡霊タイプの精霊なの?』
精霊にはおばけみたいな存在のものもいる。
だから納得して、イーアはまた歩き出し、近くにあった半開きのドアを押して、その部屋の中に入った。
中には何もない。開きっぱなしの窓から入ってくる風に揺られて、壊れかけた棚の上から垂れ下がった飾りが、棚にぶつかって音をたてていただけだった。
カゲはイーアの横で言った。
『いえ、精霊とは、ちょっと違うんです。思い出したんですよ。私が誰だったのか。私はメラフィスの……』
その直後、イーアは背後に気配を感じた。
振り返ろうとした時、イーアは、鋼鉄が自分の胸から突き出るのを見た。
燃えるような痛みとともに体から力が抜け、視界はぼやけ何も見えなくなった。
イーアの意識が消える直前、男がつぶやく声が聞こえた。
「まさか……これはミリアの……。ミリアの子か。そうか。俺はまたこの手で……」
・・・
少女の心臓を貫いた血まみれの手を抜き、白装束の魔導師アンドルは、呆然と足もとに転がる死にゆく少女を見ていた。
しかし、近づく気配を感じ取り、アンドルは少女のカバンを手に取り姿を消した。
イーアの危機には駆けつけるつもりで見守り続けていたふたり、ガリとティトが、ほぼ同時に部屋の中に出現した。
ティトは消えていくギルフレイ卿に襲いかかったが、すでに敵は転移を終えた後で、鋭い爪は壁を引き裂いただけだった。
ティトが振り返った時、床に倒れたイーアの傍でひざをついたガリが死を告げた。
『手遅れだ。死んでいる』
黄金色の獣はほえるように言った。
『バカなことをいうな! イーアは死んでない!』
ガリは淡々と言った。
『心臓がつぶされ、魂はここにない』
『イーアが死ねば、おれにはわかる! イーアは生きている!』
ティトが反論した時、玄関の方から少年の声が聞こえた。
「イーア! イーア! いたら返事をして!」
イーアの『友契の書』を拾いひろげて見ながら、ガリはすばやく言った。
『たしかに契約は消えていない。だとしても魂はここにない。ひとまずこの体は俺が保管する。ホスルッドの弟子が来る。おまえは早く行け』
廊下を歩く音が近づいてきて、部屋の入り口にユウリの姿があらわれた。
その時には、ティトはすでに姿を消していた。
「イーア……?」
イーアの死体を凝視する少年の蒼白な顔を一瞥し、ガリは無言で弟子の遺体とともに転移した。
ひとり室内に取り残されたユウリは、時が停止したように動きをとめていたが、やがて崩れ落ちるように膝をついた。
倒れかけて前についた両手がまだあたたかい血だまりに浸った。
喉から嗚咽をもらすように声が出た。
「イーア……? イーア……」
見たのはほんの数秒でも、心臓を貫かれたイーアの死体が目の奥に焼きついていた。
赤く染まった両の手のひらを見つめたユウリは、倒れるように前につんのめり、両手で自分の顔をおさえた。
そのまま気を失いたかったけれど、できなかった。
ユウリは赤く血で染まった顔をあげた。
「イーア。君を殺したやつを、ぼくは絶対に、絶対に、ゆるさない」
何を犠牲にしても。
愛を捧げるための覚悟は、復讐を遂げるための覚悟に変わった。
・・・
イーアは何もない暗闇の中にいた。何も感じない。何も見えない。
ただ、暗闇の中に、カゲの呪文のような声だけがぐるぐると聞こえ続けていた。
(カゲ……? ここはどこ……? わたしは……どうなっちゃったの……?)
やがてカゲの呪文がとまり、そして、最後にカゲの声が聞こえた。
『イーアさん。短い間でしたが、あなたにお会いできてよかった。この世界にはあなたが必要です。さようなら。いずれまた、別の私があなたにお会いする時まで』
(カゲ……? さよなら? どこに……)
そこで、イーアの意識はとぎれた。
・・・
苦しい。吐き気がする。体が重たくて指一つ動かせそうにない。
ひたすら苦しさと重たさを感じながら、イーアは横たわっていた。
やがて、ゆっくりと、イーアは重たい瞼を開いた。
かすれた視界に、見たことのない天井が見えた。天井にまで美しい装飾がほどこされている。
(ここ、どこ……?)
体を起こそうとしたけれど、身体は指一本動かない。吐き気と頭痛が激しすぎて、もういっそ死んでしまいたいくらいな気分だった。
だけど、ずっとがんばっていると、ようやく、指が一本ずつ動くようになった。
それから、ものすごく長い時間をかけて、イーアは腕を動かし、とてもやわらかい手触りのよい布団の上に手を置いた。
(なにが起こったんだっけ? えっと……誰かに後ろから刺されて……。そのケガで、身体が動かないのかな?)
激しいめまいと頭痛と吐き気が続く。だけど、徐々に体はなんとか動くようになってきた。イーアは全力でがんばって、上半身を起こした。
(うぅ……)
とたんにものすごい頭痛とめまいと吐き気で、イーアは頭を前のめりに落とした。
(ぐあいわるっ……!)
こんなに辛いのは生まれて初めてだ。昔、高熱が出た時だって、こんなに辛くはなかった。
苦しさに耐えていると、突然、ドアが開く音がした。
直後、色んな物が落ちる激しい音がした。
イーアはがんばって頭を動かし、そちらを見ようとした。
床におぼん、金属のたらいやタオルが散乱していて、その向こうに、メイド服姿の女性がいる。その人は、まるで幽霊でも見たような顔をしていて、それから、叫び声をあげて、走っていった。
「ぼっちゃまが! ぼっちゃまが!」と叫んでいるように聞こえた。
(ぼっちゃま?)
イーアがぼんやりとした頭で頭痛と吐き気にたえていると、廊下を走る音が聞こえてきた。
メイド服の人と、それからとてもきれいな洋服を着た貴婦人がひとり部屋に入ってきた。
貴婦人は、イーアの方を見たきり、床に倒れこんでしまい、メイドに体を支えられていた。貴婦人は涙を流しながら、「アラム、アラム……」とつぶやき続けていた。
さらに廊下から男の人の声が聞こえた。
「アラムおぼっちゃまが目を覚まされた! 急ぎ、お館様に伝令を!」
(アラム? 誰?)
イーアが事態を理解できたのは、それから何時間も経った後だった。
1時間くらい、泣いて喜ぶ貴婦人とメイドたちに囲まれていたイーアは、もう一度眠って、次に目覚めた後、ようやく立ち上がれるようになっていた。
そして、その部屋の壁にかかっていた鏡を見ておどろいた。
そこに映っていたのは、やせ細った、お化けのように青白い顔の少年だった。年齢こそイーアと近いけれど、青い瞳、透けるように白い肌、薄い金色の髪。どこにもイーアの面影がない。
(金髪の男の子になっちゃった? なんで!?)
よくわからないけれど、イーアは今、アラムという少年の体の中にいるらしい。
翌日。この館の主が訪れた。
「今日、お父上がお帰りになられますよ」と教えられていたので、たくさんの足音が廊下から聞こえた時、イーアはアラムの父がやってきたのだとわかった。
イーアはベッドから降りてアラムの両親を迎えようと思った。状況はよくわからないけれど、イーアはアラムではないけれど、アラムの両親はアラムの元気な姿を見たいはずだ。
ドアが開き、人々が入ってきた。
こちらを見るその男を見て、イーアの心臓はとまりかけた。
アラムのお母さんである貴婦人は、再び泣いていた。泣きながら、その男に語りかけていた。
「アンドル様。ついに、神への祈りが届きました。アラムが、アラムが目を覚ましたのです」
立ち尽くし、こちらを見ていた男は、ギルフレイ卿だった。
第二部 終
元々は美しい装飾がほどこされた豪華な館だったみたいだけれど、今は荒れ果てていた。
空き家のそばまでイーアを案内すると、ンワラデの部下はすぐに逃げるように帰っていった。
『なんだか、おばけやしきみたいだね』
荒れ果てた館の入り口で、イーアはひとりごとのように、いつもいっしょにいる青いチルランに言った。
青いチルランは、ふわふわと飛んで館を見ると、すぐにおびえた様子でイーアのカバンの中に入っていった。
チルランがおびえるのもわかる。この館はなんだか不気味だった。精霊の気配はしない。でも、何か、普通の家とは違う感じがした。
『まったくですねぇ。不気味です』
カゲの声が聞こえた。いつのまにかまたカゲが勝手にでてきてイーアのそばに立っていた。
動く黒い影を見ながらイーアは言った。
『カゲがいると、なんだか怖くなくなるかも。カゲがおばけみたいだからかな?』
『そうですか? 私、おばけみたいに見えますか? えぇ。実はちょっと似ているんです。思い出したんですよ。イーアさん。私、実は……』
イーアはカゲの話を聞きながら、開きっぱなしのドアから空き家の中に入っていった。
「ユウリ? オッペン?」
イーアは広い玄関で呼んでみたけれど、返事はない。でも、物音がする。
イーアは音がするほうへむかって、きしむ廊下を歩いていった。後ろからついてきながら、カゲが言った。
『私、実はすでに死んでいるんです』
イーアは驚いておもわずふりかえった。
『えぇ!? 死んでるの!? ……あ、でも、亡霊タイプの精霊っているもんね。カゲは亡霊タイプの精霊なの?』
精霊にはおばけみたいな存在のものもいる。
だから納得して、イーアはまた歩き出し、近くにあった半開きのドアを押して、その部屋の中に入った。
中には何もない。開きっぱなしの窓から入ってくる風に揺られて、壊れかけた棚の上から垂れ下がった飾りが、棚にぶつかって音をたてていただけだった。
カゲはイーアの横で言った。
『いえ、精霊とは、ちょっと違うんです。思い出したんですよ。私が誰だったのか。私はメラフィスの……』
その直後、イーアは背後に気配を感じた。
振り返ろうとした時、イーアは、鋼鉄が自分の胸から突き出るのを見た。
燃えるような痛みとともに体から力が抜け、視界はぼやけ何も見えなくなった。
イーアの意識が消える直前、男がつぶやく声が聞こえた。
「まさか……これはミリアの……。ミリアの子か。そうか。俺はまたこの手で……」
・・・
少女の心臓を貫いた血まみれの手を抜き、白装束の魔導師アンドルは、呆然と足もとに転がる死にゆく少女を見ていた。
しかし、近づく気配を感じ取り、アンドルは少女のカバンを手に取り姿を消した。
イーアの危機には駆けつけるつもりで見守り続けていたふたり、ガリとティトが、ほぼ同時に部屋の中に出現した。
ティトは消えていくギルフレイ卿に襲いかかったが、すでに敵は転移を終えた後で、鋭い爪は壁を引き裂いただけだった。
ティトが振り返った時、床に倒れたイーアの傍でひざをついたガリが死を告げた。
『手遅れだ。死んでいる』
黄金色の獣はほえるように言った。
『バカなことをいうな! イーアは死んでない!』
ガリは淡々と言った。
『心臓がつぶされ、魂はここにない』
『イーアが死ねば、おれにはわかる! イーアは生きている!』
ティトが反論した時、玄関の方から少年の声が聞こえた。
「イーア! イーア! いたら返事をして!」
イーアの『友契の書』を拾いひろげて見ながら、ガリはすばやく言った。
『たしかに契約は消えていない。だとしても魂はここにない。ひとまずこの体は俺が保管する。ホスルッドの弟子が来る。おまえは早く行け』
廊下を歩く音が近づいてきて、部屋の入り口にユウリの姿があらわれた。
その時には、ティトはすでに姿を消していた。
「イーア……?」
イーアの死体を凝視する少年の蒼白な顔を一瞥し、ガリは無言で弟子の遺体とともに転移した。
ひとり室内に取り残されたユウリは、時が停止したように動きをとめていたが、やがて崩れ落ちるように膝をついた。
倒れかけて前についた両手がまだあたたかい血だまりに浸った。
喉から嗚咽をもらすように声が出た。
「イーア……? イーア……」
見たのはほんの数秒でも、心臓を貫かれたイーアの死体が目の奥に焼きついていた。
赤く染まった両の手のひらを見つめたユウリは、倒れるように前につんのめり、両手で自分の顔をおさえた。
そのまま気を失いたかったけれど、できなかった。
ユウリは赤く血で染まった顔をあげた。
「イーア。君を殺したやつを、ぼくは絶対に、絶対に、ゆるさない」
何を犠牲にしても。
愛を捧げるための覚悟は、復讐を遂げるための覚悟に変わった。
・・・
イーアは何もない暗闇の中にいた。何も感じない。何も見えない。
ただ、暗闇の中に、カゲの呪文のような声だけがぐるぐると聞こえ続けていた。
(カゲ……? ここはどこ……? わたしは……どうなっちゃったの……?)
やがてカゲの呪文がとまり、そして、最後にカゲの声が聞こえた。
『イーアさん。短い間でしたが、あなたにお会いできてよかった。この世界にはあなたが必要です。さようなら。いずれまた、別の私があなたにお会いする時まで』
(カゲ……? さよなら? どこに……)
そこで、イーアの意識はとぎれた。
・・・
苦しい。吐き気がする。体が重たくて指一つ動かせそうにない。
ひたすら苦しさと重たさを感じながら、イーアは横たわっていた。
やがて、ゆっくりと、イーアは重たい瞼を開いた。
かすれた視界に、見たことのない天井が見えた。天井にまで美しい装飾がほどこされている。
(ここ、どこ……?)
体を起こそうとしたけれど、身体は指一本動かない。吐き気と頭痛が激しすぎて、もういっそ死んでしまいたいくらいな気分だった。
だけど、ずっとがんばっていると、ようやく、指が一本ずつ動くようになった。
それから、ものすごく長い時間をかけて、イーアは腕を動かし、とてもやわらかい手触りのよい布団の上に手を置いた。
(なにが起こったんだっけ? えっと……誰かに後ろから刺されて……。そのケガで、身体が動かないのかな?)
激しいめまいと頭痛と吐き気が続く。だけど、徐々に体はなんとか動くようになってきた。イーアは全力でがんばって、上半身を起こした。
(うぅ……)
とたんにものすごい頭痛とめまいと吐き気で、イーアは頭を前のめりに落とした。
(ぐあいわるっ……!)
こんなに辛いのは生まれて初めてだ。昔、高熱が出た時だって、こんなに辛くはなかった。
苦しさに耐えていると、突然、ドアが開く音がした。
直後、色んな物が落ちる激しい音がした。
イーアはがんばって頭を動かし、そちらを見ようとした。
床におぼん、金属のたらいやタオルが散乱していて、その向こうに、メイド服姿の女性がいる。その人は、まるで幽霊でも見たような顔をしていて、それから、叫び声をあげて、走っていった。
「ぼっちゃまが! ぼっちゃまが!」と叫んでいるように聞こえた。
(ぼっちゃま?)
イーアがぼんやりとした頭で頭痛と吐き気にたえていると、廊下を走る音が聞こえてきた。
メイド服の人と、それからとてもきれいな洋服を着た貴婦人がひとり部屋に入ってきた。
貴婦人は、イーアの方を見たきり、床に倒れこんでしまい、メイドに体を支えられていた。貴婦人は涙を流しながら、「アラム、アラム……」とつぶやき続けていた。
さらに廊下から男の人の声が聞こえた。
「アラムおぼっちゃまが目を覚まされた! 急ぎ、お館様に伝令を!」
(アラム? 誰?)
イーアが事態を理解できたのは、それから何時間も経った後だった。
1時間くらい、泣いて喜ぶ貴婦人とメイドたちに囲まれていたイーアは、もう一度眠って、次に目覚めた後、ようやく立ち上がれるようになっていた。
そして、その部屋の壁にかかっていた鏡を見ておどろいた。
そこに映っていたのは、やせ細った、お化けのように青白い顔の少年だった。年齢こそイーアと近いけれど、青い瞳、透けるように白い肌、薄い金色の髪。どこにもイーアの面影がない。
(金髪の男の子になっちゃった? なんで!?)
よくわからないけれど、イーアは今、アラムという少年の体の中にいるらしい。
翌日。この館の主が訪れた。
「今日、お父上がお帰りになられますよ」と教えられていたので、たくさんの足音が廊下から聞こえた時、イーアはアラムの父がやってきたのだとわかった。
イーアはベッドから降りてアラムの両親を迎えようと思った。状況はよくわからないけれど、イーアはアラムではないけれど、アラムの両親はアラムの元気な姿を見たいはずだ。
ドアが開き、人々が入ってきた。
こちらを見るその男を見て、イーアの心臓はとまりかけた。
アラムのお母さんである貴婦人は、再び泣いていた。泣きながら、その男に語りかけていた。
「アンドル様。ついに、神への祈りが届きました。アラムが、アラムが目を覚ましたのです」
立ち尽くし、こちらを見ていた男は、ギルフレイ卿だった。
第二部 終
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