ニートの逆襲〜俺がただのニートから魔王と呼ばれるまで〜

芝桜

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魔界編 第1章

第4話 和田の逆襲

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「し、しばらくぶりだなアクツ公爵」

「そうだな。領内でずいぶんと威勢がいいみたいじゃないかルシオン? 」

 俺はやたら長いテーブルの下座に座り、引きつった顔をしているルシオンへからかうようにそう答えた。


 ここはローエンシュラム領都にある城の広間。

 俺がルシオンとの会食を希望したことから、目の前には大量の料理が並べられている。見た目は美味しそうだが、さっきから俺の前にある料理からのみ危機察知スキルが発動しまくっている。それほど強い反応ではないことから、命に関わる毒ではなく遅効性の麻痺毒か何かが入ってるんだろう。

 恐らく俺から夕食を一緒にと誘ったことに警戒して、万が一の時に備えて仕込んでおいたんだろう。まあ想定の範囲内だ。あとでルシオンに食わせてやろう。

「あ、悪魔との戦いの後だからな。怯える領民を安心させるためにやむなくだ」

「ふーん。悪魔との戦いねぇ……」

 俺はルシオンの隣で余裕の表情で座っている、やたら煽情的なドレスを着た美女を見ながらそう答えた。

 その女性はオレンジ色の短い髪をしており、大きな胸が半分は見えそうなほど胸元が開いた真っ黒なドレスを身に纏っている。身長はルリアより高めで、恐らく175かそこらはありそうだ。顔は異常に整っており、ショートカットの髪型やドレスの色も相まって女豹のような雰囲気を漂わせている。

 彼女からはルリアと同じ魔力を感じる。つまりサキュバスだな。それに先ほどから食事をテーブルに並べているメイドの女性や、壁際に立つ執事たちからも同じ魔力を感じる。その数7人。メイドが5人と執事が2人だ。

 なるほど。ローエンシュラム家は完全に掌握されてるってことか。

 俺は美形揃いのメイドと執事を眺めながら、短期間でよくここまで食い込んだもんだと感心していた。


 今から数時間ほど前。俺は和田に帝国領に来るように命令してから、シャワーから出て来たルリアを連れゲートで帝国領に戻った。そしてルリアにインキュバスを呼び出してもらいサクッと捕らえ魂を縛ったあと、不機嫌そうな和田と合流して小型飛空艇に乗りローエンシュラム領へと向かった。

 インキュバスを隷属させたことにルリアが驚いていたけど、命を取らないって約束だからな。隷属させないとは言っていない。というか魅了を使える者を領内で自由にさせるわけないだろうに。

 そんな訳で俺の説明に渋々納得したルリアと、諦めた表情の2人のインキュバス。そしてサキュバスの存在を教え機嫌の直った和田と共に、ローエンシュラム領に到着した。

 領地に入るとローエンシュラム軍の飛空艦の誘導に従い、領都内の飛空場に着陸させられた。そしてビビりまくってるルシオンの兵に案内され、城にある広間に通されたわけだ。

 広間はまるで舞踏会場のように広く、恐らく即席で設置されたのだろう。どう見ても50人くらいは座れる長いテーブルが設置されていた。普通の貴族の屋敷にあるテーブルの3倍の長さだ。こっちは4人だと事前に伝えていたにも関わらずこんなテーブルを用意するとはな。

 そして俺は一番奥の上座に座らせられ、30分ほど待つとルシオンが女性と共に現れ入口がすぐ後ろにある下座に腰掛けた。俺の隣には魔人の姿のルリアが、背後には人間の女性姿の和田とインキュバスを立たせている。

 この席次は爵位的に間違いではないんだが、入口横にはスイスで見かけたルシオンの取り巻きのうち15人が軽装だが剣を腰に差し立っているし、外には大量の魔力反応がある。恐らく俺が何か無茶な命令をしようとした時に、配下の者を盾にしてすぐに逃げれるようにするためだろう。どんだけ警戒してんだよ。


「初めましてアクツ公爵様。私はこの度ルシオン様の正妻となりましたバルバラ・ローエンシュラムと申します。アクツ様におかれましては、妹のルリアを可愛がって頂けているようでありがとうございます」

「ああ……とても魅力的な女性でもう夢中になっているよ」

 やはり彼女がバルバラか。ここに案内される前にインキュバスに報告に行かせたから、俺がルリアに隷属したと思っているはずだ。だからこその余裕の表情なんだろう。

 しかしルシオンの正妻か。確かルシオンはローエンシュラム侯爵になる時に、処刑された当主の妹を娶って正妻にしたはずだ。それにより生き残った者や領民の反発も和らぎ、反乱など起こらず統治が上手くいっていたはず。それなのにルシオンは愛人だけじゃなく、その女性も捨てたってことか? そんな事をしたらいつ反乱が起こってもおかしくないぞ? それがわからないほど馬鹿じゃないとは思っていたが……

 それだけどっぷり籠絡されてるってことか。

「それは良かったです。ところでルリア? どの段階なのかしら? 」

 バルバラは俺にニコリと微笑んだあと、俺の隣に座るルリアへと話しかけた。

「そ、それはもう最後までキッチリよ。その証拠にほら」

 ルリアは緊張しているのか上擦った声でバルバラに答えたあと、魔人の姿からサキュバスの姿へと戻った。

 俺はそれを涼しい顔で眺めていた。

「……信じられないわ。いいところ第二段階の手前くらいだと思っていたのに」

 バルバラはかなり驚いた顔でルリアと俺の顔を見ている。広間にいる同族のメイドや執事。そしてルシオンを初め入口に立っている取り巻きたちもだ。

 しかしルシオンの取り巻きは驚きこそすれ騒いではいない。悪魔が目の前にいるのにだ。つまりメイドのサキュバスに籠絡されてるってことか。たった5人のサキュバスに15人が籠絡されるとか……いくら取り巻きがSランク程度とはいえチョロすぎじゃないか?

「こ、この姿を見て動じないのが証拠よ。もう完全に隷属したわ」

「確かにそうみたいね。あのルリアが初めての任務で、帝国中で恐れられているドラゴンと死霊を操る男をこんなに簡単に隷属させるなんて……いつまでも子供だと思っていた認識を改めるべきね。よくやったわルリア。みんなも私の妹を祝福してあげて」

 バルバラがメイドや執事たちにそう告げると、彼らは盛大な拍手をした。

 そんな仲間からの祝福に、ルリアはテーブルの下で拳を膝の上で握りしめ下を向いて震えていた。

「ククク、なんだ。アクツ公爵もサキュバスの魅力には勝てなかったか。いい女だよな? この味を知っちまったらもう魔人の女なんか抱けやしねえ。今までの女は女なんかじゃなかったって思い知らされたぜ」

「そ、そうか……」

 俺は背後から感じる和田の発する殺気にルシオンの未来を確信した。

「ウフフ、これでこの世界はサキュバス族の物ね。ルリア、まずはアクツに魔人の王を討ち魔界の門を開けるように命令しなさい」

「……無理よお姉様。そんなことできないわ」

 バルバラの言葉にルリアは下を向いたまま申し訳なさそうに答える。

「?? なんでよ。ヴィヴィアーヌ様が来られる前にこの世界を征服する計画だったでしょ? 貴女が提案したんじゃない。だったら隷属させたアクツにドラゴンとゾンビを使って魔人の王を討たせなさい」

「だから無理なのお姉様。だって……隷属したのは私なんですもの」

「!? な、なにを言って……」

 なんだ。もう終わりか。タイミングはルリアに一任してたけど、罪悪感に耐えられなくなったか。個人的にはもう少し隷属するほどの魅了に掛かったルシオンを観察したかったけど仕方ないか。

『滅魔』

 俺は目を見開き驚いているバルバラと、俺たち以外のこの広間にいる者全員にスキルを放った。

「「「「「うぐっ……」」」」」

 それによりルシオンとバルバラはテーブルに突っ伏し、他の者はその場に倒れた。

「まあそういうことだ。ルリアと後ろのインキュバスは俺に隷属した。ミイラ取りがミイラになったってやつだ」

「あ……なに……これ……力が……ま、まさか……ルリア……裏切った……の」

「ごめんなさいお姉様にみんな。みんなの命を救うためにはこうするしかなかったの。それだけアクツは化け物なのよ。魔王様ですら敵わないくらいに」

 机に突っ伏しながらも信じられないと言った表情でルリアを見つめるバルバラに対し、ルリアは泣きそうな顔でそう告げた。

 その横で俺はルリアに化け物と言われたことにちょっとショックを受けていた。

 いや別に言われ慣れてはいるんだけどさ。一度は肌を合わせた美女に言われるとクルものがあるよな。

「ま……魔王様よりこの男が強いと言うの? 」

「どうだろうな。でも見ただろ俺の能力。俺は一瞬でお前らの体内の魔力を吸収することができる。もちろん魔石からもな。それがドラゴン相手でも同じだ。そしてこうして隷属させることもな」

 俺はそう言って空間収納の腕輪から聖剣を取り出し、広間にいるバルバラを初めサキュバスとインキュバス全員に魂縛のスキルを発動した。

「な、なにこの黒い霧は!? えっ? 胸に……あぐっ……ああああ! 」

「魂を縛られたの。アクツの命令に背くと死んだ方がマシというほどの苦しみが襲いかかってくるわ。お願い。お姉様もみんなもアクツに従って」

「そういうことだ。命令だ。俺たちに危害を与えることを禁じる。俺の命令に絶対服従することを命じる」

「れ、隷属ですって!? そ、そんなこと……できるはずが! ル、ルシオン様! 外の兵にアクツを殺させて! 早……あぐうぅぅぅぅ! 」

 バルバラは俺の忠告を無視しルシオンに命じるが、魂を縛られ苦悶の声を上げた。

 やっぱ経験しなきゃわかんないもんだよな。でもルシオンに命令する時に一瞬目が赤く光って魔力がルシオンに流れるのを感じることができた。ルシオンたちがサキュバスの存在を許容していたことから隷属すると普段は思考を洗脳され、何かを強制する時はその都度魅了を掛けながら命令するって感じか。なるほど。勉強になるな。

「わ、わかった……ぐああぁぁぁ! 」

「なにしてんだよお前……」

 俺はバルバラの命令に従おうとして、胸を押さえのたうち回っているルシオンを見下ろしながら呆れた。

 お前はとっくに俺に隷属してるだろ。それを忘れて何の疑問も持たずにバルバラに従うとか。洗脳されるとそういう思考も働かなくなるのか? いや、ルシオンが馬鹿なだけだな。

「無駄だバルバラ。ルシオンもその取り巻きもとっくの昔に俺に隷属している。早く取り消さないとその苦しみはずっと続くぞ」

「ぐぅぅ……そ……そん……な……と、取り消し……ます」

「本当にごめんなさいお姉様……ううっ……」

 悪かったなルリア。これも家族のためだ。耐えてくれ。

 自分のせいで身内が苦しむ姿に涙するルリアに心の中でそう詫びた。

 しかしそんな空気を無視するかのように、後ろで立っていた和田が床で転げ回っているルシオンの元へと歩み寄りその顔を踏みつけた。

「あははは! いいザマねルシオン。サキュバスなんかに隷属させられて、皇帝を討つ片棒を担ごうとするとはね。全部録画したわ。皇帝に見せたらどうなるかしらね? 」

「ぐっ……だ、誰だお前は……人族の女など知らんぞ」

「さあ誰かしらね。貴方とそこのサキュバスが地獄に落ちるのを望んでいる者であることは確かよ。ふふふ……あはははは! 」

「ぐっ……がっ! やめ……やめろ」

「和田。その辺にしとけって。ルシオンは後で好きにしていいから」

 俺はルシオンの頭を何度も蹴り飛ばし踏みつける和田を止めた。

 早く帰りたいんだよ。今夜はシーナとリズの日だし。

「わかったわよ。ほら、そこのサキュバス。早くルシオンの魅了を解きなさい。でなきゃ四肢を切り取るわよ」

「ヒッ! わ、わかったわ! 解く! 解くから! 」

 剣を抜き言葉より先に振りかぶる和田に、バルバラは顔を青ざめさせながら従った。

「本当に解いたの? あんまり変わったようには見えないんだけど」

「大丈夫じゃないか? ルシオンの目が一瞬赤く光ったし」

「そう、ならいいわ。じゃあ阿久津、私は残るからその女を連れてって」

「残るって……残ってどうするんだよ」

 俺はルシオンの服の襟を掴み、どこかに連れて行こうとする和田に首を傾げた。

「ベッドで復讐するだけよ。本当はその女もどうにかしたいけど約束だから我慢するわ。そうそう、ルシオンへの命令権も私にちょうだい」

「あ、ああ……」

 俺は顔は笑っているが、目が笑ってない和田に言われるがままにルシオンに和田のいうことを聞くように命令した。

「な、なんなんだお前は! 俺様はお前のことなんか知らないぞ! ア、アクツ公爵! なぜ命令権を与えるんだ! この女の目は正気じゃない! やめろ! 取り消せ! 」

「黙りなさい! すぐに思い出させてあげるわ。サキュバスじゃ与えられないような、一生忘れられないほどの苦痛と快感を与えながらね」

「ま、まあそういう事だ。自業自得と諦めろ。ああ、和田。俺の料理に多分麻痺系の毒が入ってるからルシオンに食わせてやれ。しばらく大人しくなるぞ」

 ルシオンを引きずり俺の後ろにある扉へと向かう和田に、すれ違いざまにそう教えてあげた。

「私の友達の阿久津に毒を仕込むとはいい度胸ね。いいわ、食べさせておく」

「ヒッ!? 知らない! 俺は入れてない! 」

 ん? ルシオンが入れたんじゃないのか? 

 バルバラかな? だとしたらルリアが完全に俺を隷属していないと見て、その手助けとして強力な精力剤でも仕込んだか? どちらにしろ和田の手助けになるか。

 俺は扉の奥へと消えていく二人を眺めながらそんなことを考えていた。

「さて、家に帰るかな」

 俺はそう言って倒れたサキュバスとインキュバスに魔力を少し戻し、ゲートキーを取り出しデビルキャッスルの甲板に繋いだ。

 そして怯えるバルバラとその仲間たちに門を潜るように命令し、入口で立っていたルシオンの取り巻きに和田を守ることと、広間に誰も入れないようにと命令した。

 とりあえずこれで俺の周辺は安全だな。帝城に入り込んだのは後回しにして、ルリアとバルバラたちからサキュバス族のことを色々と聞き出すとするか。

 確かサキュバス族は吸血鬼かなんかが送ってきたとかナンシーが言ってたな。なんとか取り込めないかな。取り込みたいな。是非取り込んで楽園を……じゃなくて魔界侵攻時の偵察部隊として運用したい。

 和田は例外として、幻影大隊は基本女性を口説いて潜入するからな。そこに男も落として潜入でき、しかも隷属までしてのける部隊がいれば完璧だと思うんだ。

 そう、魔王討伐の大義のためにサキュバス族を支配下に置くべきなんだ。決して私欲のためじゃない。だから俺は全力で彼女たちを取り込まないといけないんだ。

 そんなことを考えながら俺は暗い顔をしているルリアの肩を抱き、門を潜り桜島へと帰るのだった。
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