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子爵令嬢と公爵の政略結婚
三男四男のお話
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「えぇ、えぇ、そうでしょうね。ジュラの旦那は伯爵家次男だったのが気が付いたら男爵家として家を興してますし、うちも母上が来てからあれこれうまく回っていますよ!」
まぁまぁ、買い被りですよ。私がしたことはそうたいしたことではありませんよ。どこのおうちでも奥方がやっていることですわ。
そもそももともと公爵家には力がありましたし、旦那様は一人でも何でもできましたから。私が頑張ったのは旦那様のご機嫌取りぐらいですわ。
「そもそも父のご機嫌を取るのが大変なんですが。まぁその結果が六人か……」
んっふふふ、げんなりした顔をしないでくださいな。旦那様そっくりの綺麗な瞳でじっとりと見つめられて、私はコロコロと笑う。
「あぁそうでしょうねぇ。ともかく母上やジュラがポコポコ産むもんですから、跡取り問題が深刻な高位貴族から熱烈なラブレターがいっぱいですよ」
血の濃さが原因なのだから、うちに求めないで他の子爵家でもいいと思うのだけれども。そう思いきれないのが高位貴族なんですわね。
それに実績があるところの方がいい。と言うことかしら。
次男の方も今三人目を妊娠中だそうだし、近年では珍しい人数よねぇ。三男のところももう生まれているし、四男は、どうだったかしら。
「ゼノのところは男の跡継ぎが生まれず娘が継いだので、その娘が男児を産んだということで領を上げてのお祭り騒ぎだそうですよ。
チノは奥方が隣国の第三王女だって知ったときはオレは卒倒しましたよ?!」
三男のお嫁さんは大きな漁港を持つ領主のお嬢様で、女は船に乗ると不吉だという迷信を蹴り飛ばして自ら船を出す女傑だそうですわ。
婿取りの挨拶を貰った時に、あの子ったら公爵家だって言ってなかったみたいで、あちらの御両親ともども真っ青になっていましたが、威勢のいい、気持ちのいいお嬢さんでしたわ。
あの子のおかげで我が家の食卓に魚が並ぶようになったんだったわね。
四男の方は、お隣の国も王家や上位貴族は血の濃さゆえの子供が生まれにくい問題が起きているようで、降嫁した第三王女の子を王家に迎えるかどうかとか言う話があるとか。ただそうするには、チノの実家が他国の公爵家と言う高位貴族なのがいろいろネックだそうで。
「男が生まれても女が生まれてもチノのところは面倒ごとの予感が!!」
長男が頭を抱える。
あらあらまぁまぁ、それは仕方がないわね。今からそんなことを考えても仕方ありませんよ。なるようにしかなりませんから。
「それもそうなんですがね。
はぁ、シアには王家からも縁談が来ていたんですが、もうこれ以上うちの家系図がややこしいことになるのは勘弁してほしいです」
あぁ、そう言えば弟のところに末っ子を養子にしたいって言う話がどこかの公爵家からあったとか聞きましたわね。
まぁまぁ、買い被りですよ。私がしたことはそうたいしたことではありませんよ。どこのおうちでも奥方がやっていることですわ。
そもそももともと公爵家には力がありましたし、旦那様は一人でも何でもできましたから。私が頑張ったのは旦那様のご機嫌取りぐらいですわ。
「そもそも父のご機嫌を取るのが大変なんですが。まぁその結果が六人か……」
んっふふふ、げんなりした顔をしないでくださいな。旦那様そっくりの綺麗な瞳でじっとりと見つめられて、私はコロコロと笑う。
「あぁそうでしょうねぇ。ともかく母上やジュラがポコポコ産むもんですから、跡取り問題が深刻な高位貴族から熱烈なラブレターがいっぱいですよ」
血の濃さが原因なのだから、うちに求めないで他の子爵家でもいいと思うのだけれども。そう思いきれないのが高位貴族なんですわね。
それに実績があるところの方がいい。と言うことかしら。
次男の方も今三人目を妊娠中だそうだし、近年では珍しい人数よねぇ。三男のところももう生まれているし、四男は、どうだったかしら。
「ゼノのところは男の跡継ぎが生まれず娘が継いだので、その娘が男児を産んだということで領を上げてのお祭り騒ぎだそうですよ。
チノは奥方が隣国の第三王女だって知ったときはオレは卒倒しましたよ?!」
三男のお嫁さんは大きな漁港を持つ領主のお嬢様で、女は船に乗ると不吉だという迷信を蹴り飛ばして自ら船を出す女傑だそうですわ。
婿取りの挨拶を貰った時に、あの子ったら公爵家だって言ってなかったみたいで、あちらの御両親ともども真っ青になっていましたが、威勢のいい、気持ちのいいお嬢さんでしたわ。
あの子のおかげで我が家の食卓に魚が並ぶようになったんだったわね。
四男の方は、お隣の国も王家や上位貴族は血の濃さゆえの子供が生まれにくい問題が起きているようで、降嫁した第三王女の子を王家に迎えるかどうかとか言う話があるとか。ただそうするには、チノの実家が他国の公爵家と言う高位貴族なのがいろいろネックだそうで。
「男が生まれても女が生まれてもチノのところは面倒ごとの予感が!!」
長男が頭を抱える。
あらあらまぁまぁ、それは仕方がないわね。今からそんなことを考えても仕方ありませんよ。なるようにしかなりませんから。
「それもそうなんですがね。
はぁ、シアには王家からも縁談が来ていたんですが、もうこれ以上うちの家系図がややこしいことになるのは勘弁してほしいです」
あぁ、そう言えば弟のところに末っ子を養子にしたいって言う話がどこかの公爵家からあったとか聞きましたわね。
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