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第16話 好きなだけじゃダメ 2
しおりを挟む昇「俺と手組んでください」聡太「…断る」
昇「なんでですか!このままほっとくんですか?」聡太「わかってないなガキ 俺達が2人を引き離しでどうなる?それで弟君の気持ちが自分に向くと思うのか?それともただ引き離せばそれで満足なのか?」昇「そ、それは…っ俺はただ宮野が辛い思いして欲しくないだけですっ」聡太「…俺は修と高校の時からの付き合いだ会社も一緒 いつもそばでアイツを見てきた」昇「…俺だって…」聡太「俺は修が弟君の事好きなの知ってて付き合ったんだ」昇「えっ…なんで」聡太「まぁ、話すと長くなるけど、その時悟ったんだよ
追えば追うほど離れていくし、引き離なせば離すほど、思いは強くなってしまうって」
昇「な、何言ってるんですか…」聡太「俺は修に幸せになって貰いたい アイツの悲しむ顔はもう嫌ってほど見てきた だから俺はあいつが幸せである為ならなんだってする
そう、誓ったんだ」昇「…自分のものにならないのに…?」聡太「好きっていうのはそうゆうもんなんだよ」昇「…っ俺は…そんなの嫌だ…っ絶対に…っ!」バッ 飛び出して行く 聡太「…俺だっていいとは思わねーよ…」
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