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第四章
初日から……
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「ここがパストの家か」
「そうでーす」
ついに来てしまったか……。
我が家に先生が。
つか学長は何故許可を出したんだよ!
ご都合主義か!
「さあ私の部屋はどこだ?」
さあじゃねぇよ。
今更感あるけどなんでノリノリなんだよ。
遠慮くらいしてくれよ。
「こちらでーす」
アオが当たり前のように先生を門から中に入れる。
そこで、先生が止まって俺の方を振り返った。
「パスト、聞きたいことがある」
「なんですか?」
「この家、出るか?」
「は?」
「だからその……アレだよ」
「……アレ……?」
「いや、なんでもない」
なんだ?
アレってなんだ?
そして特に何もなく、今日から同居人が増えました。
家の中での役割分担等も終え、テーブルでティータイム。
お茶請けは先生が買ってきたクッキーだ。
「お前の家はなんというか時代遅れというか時代の先取りというか、妙な気分だよ」
「どゆことっすか?」
「洗濯なんて魔道具を使えばよかろう」
「高いっすもん。たかが生徒の分際で買えると思いますか?分割も無理ですからね」
「ならなぜ業務用のオーブンがあるんだ?確か今年発売の最新式のだよな」
「必要だからです」
いやぁ高かったけど買ってよかったよ。
最新式の魔道具で温度調節、上皿下皿、乾燥もできるし、何より業務用だからデカイってのがポイント高いよね。
「先生さん!」
何故か手をビシッと伸ばして元気よく先生を呼ぶアオ。
「アオちゃん、私の名前はクーテだ。是非名前で読んでくれ」
え?
クーテって言うの?
あ、そういえばそんな名前だったか。
「クーちゃんさん!」
「家族意外の人にクーちゃんと呼ばれたのは久しぶりだよ。さんも抜いてくれて構わない」
おお、なんか嬉しそうだ。
あれか。
クーちゃんなんてあだ名で呼ばれるような可愛らしい存在じゃなかったってことかな?
「クーちゃん!師匠が凄まじい強さと言ってました!手合わせしてください!」
「ほお?私と手合わせか。いいだろう。パスト、庭を借りるぞ」
「ご勝手にー」
戦闘バカ共が。
庭で向かい合っている二人。
俺は一応審判的な感じだ。
「アオー。全力でやっても勝てないから安心して胸を借りろよー」
「承知しましたー!」
「先生は死なない程度にボコちゃってください。あ、でも魔法を飛ばすのは無しで。身体強化まででお願いします」
「わかった。じゃあアオちゃん、どっからでもかかってきなさい」
そして二人は二メートルほど距離を開けて向かい合う。
俺も少し離れたところに椅子を出して座ってと。
「はいお互いに礼!」
「よろしくお願い致します!」
「よ、よろしく?パスト、これでいいのか?」
「問題ないでーすおーし、制限時間なし。降参か四肢全損した方の負けなー」
「は?!待てパスト!」
「では、はじめえ!!」
先にアオが一瞬で懐に入りながらの鳩尾に頭突きをかました。
が、
「待てと言ったろうが」
微動だにしてねぇよ。
そのままアオが突きや蹴りを連続で放っているのをあしらいながら俺に話しかけてきた。
「パスト、敗北条件の四肢全損はどういうことだ?」
「そのままですけど。つか先生、余所見しながらよく捌けますね」
「この程度なら問題ない。それより質問に答えろ」
「と言われましても、死なないなら治せますからね、俺。見てたでしょ。腕が治ったところ」
「……理解した。とりあえず敗北条件増やしておけ」
「なんでしょう」
「失神と身体が動かなくなった場合だ」
言いながら、アオの右中段回し蹴りを左手で掴んで、軸足を蹴りぬいてアオを倒す。
そのまま、鳩尾に踵落とし。
アオは失神した。
「……容赦ねぇ」
「四肢全損などという馬鹿な敗北条件よりよっぽどいいと思うがな」
どっちもどっちだと思うんだが……。
「てか、なんすかあの部分強化。一瞬だけかけた上とんでもない魔力密度だった気がするんですけど」
最後の踵落としの時、踵の先にだけ当たった瞬間だけ、身体強化をかけていた。
だが、そんな一点のみに一瞬だけ、強化をかけるなんてこと、普通はできないと思うんだが。
「なんだ、お前はできないのか。しょうがないなぁ」
そう言って近づいてくる先生。
イヤナヨカンガ。
「私が直々に教えてやろう。本当は三年生で習うんだからな?特別だからな?」
ああ、やっぱり。
それから、日が沈む直前まで、途中からは目が覚めたアオも加わり、先生から愛のこもった突きと蹴りをくらいまくりました。
「そうでーす」
ついに来てしまったか……。
我が家に先生が。
つか学長は何故許可を出したんだよ!
ご都合主義か!
「さあ私の部屋はどこだ?」
さあじゃねぇよ。
今更感あるけどなんでノリノリなんだよ。
遠慮くらいしてくれよ。
「こちらでーす」
アオが当たり前のように先生を門から中に入れる。
そこで、先生が止まって俺の方を振り返った。
「パスト、聞きたいことがある」
「なんですか?」
「この家、出るか?」
「は?」
「だからその……アレだよ」
「……アレ……?」
「いや、なんでもない」
なんだ?
アレってなんだ?
そして特に何もなく、今日から同居人が増えました。
家の中での役割分担等も終え、テーブルでティータイム。
お茶請けは先生が買ってきたクッキーだ。
「お前の家はなんというか時代遅れというか時代の先取りというか、妙な気分だよ」
「どゆことっすか?」
「洗濯なんて魔道具を使えばよかろう」
「高いっすもん。たかが生徒の分際で買えると思いますか?分割も無理ですからね」
「ならなぜ業務用のオーブンがあるんだ?確か今年発売の最新式のだよな」
「必要だからです」
いやぁ高かったけど買ってよかったよ。
最新式の魔道具で温度調節、上皿下皿、乾燥もできるし、何より業務用だからデカイってのがポイント高いよね。
「先生さん!」
何故か手をビシッと伸ばして元気よく先生を呼ぶアオ。
「アオちゃん、私の名前はクーテだ。是非名前で読んでくれ」
え?
クーテって言うの?
あ、そういえばそんな名前だったか。
「クーちゃんさん!」
「家族意外の人にクーちゃんと呼ばれたのは久しぶりだよ。さんも抜いてくれて構わない」
おお、なんか嬉しそうだ。
あれか。
クーちゃんなんてあだ名で呼ばれるような可愛らしい存在じゃなかったってことかな?
「クーちゃん!師匠が凄まじい強さと言ってました!手合わせしてください!」
「ほお?私と手合わせか。いいだろう。パスト、庭を借りるぞ」
「ご勝手にー」
戦闘バカ共が。
庭で向かい合っている二人。
俺は一応審判的な感じだ。
「アオー。全力でやっても勝てないから安心して胸を借りろよー」
「承知しましたー!」
「先生は死なない程度にボコちゃってください。あ、でも魔法を飛ばすのは無しで。身体強化まででお願いします」
「わかった。じゃあアオちゃん、どっからでもかかってきなさい」
そして二人は二メートルほど距離を開けて向かい合う。
俺も少し離れたところに椅子を出して座ってと。
「はいお互いに礼!」
「よろしくお願い致します!」
「よ、よろしく?パスト、これでいいのか?」
「問題ないでーすおーし、制限時間なし。降参か四肢全損した方の負けなー」
「は?!待てパスト!」
「では、はじめえ!!」
先にアオが一瞬で懐に入りながらの鳩尾に頭突きをかました。
が、
「待てと言ったろうが」
微動だにしてねぇよ。
そのままアオが突きや蹴りを連続で放っているのをあしらいながら俺に話しかけてきた。
「パスト、敗北条件の四肢全損はどういうことだ?」
「そのままですけど。つか先生、余所見しながらよく捌けますね」
「この程度なら問題ない。それより質問に答えろ」
「と言われましても、死なないなら治せますからね、俺。見てたでしょ。腕が治ったところ」
「……理解した。とりあえず敗北条件増やしておけ」
「なんでしょう」
「失神と身体が動かなくなった場合だ」
言いながら、アオの右中段回し蹴りを左手で掴んで、軸足を蹴りぬいてアオを倒す。
そのまま、鳩尾に踵落とし。
アオは失神した。
「……容赦ねぇ」
「四肢全損などという馬鹿な敗北条件よりよっぽどいいと思うがな」
どっちもどっちだと思うんだが……。
「てか、なんすかあの部分強化。一瞬だけかけた上とんでもない魔力密度だった気がするんですけど」
最後の踵落としの時、踵の先にだけ当たった瞬間だけ、身体強化をかけていた。
だが、そんな一点のみに一瞬だけ、強化をかけるなんてこと、普通はできないと思うんだが。
「なんだ、お前はできないのか。しょうがないなぁ」
そう言って近づいてくる先生。
イヤナヨカンガ。
「私が直々に教えてやろう。本当は三年生で習うんだからな?特別だからな?」
ああ、やっぱり。
それから、日が沈む直前まで、途中からは目が覚めたアオも加わり、先生から愛のこもった突きと蹴りをくらいまくりました。
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