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連載六ヶ月記念SS
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☆☆まえがき☆☆
丁度半年前の6月18日に小説家になろうで連載開始した本作品。
ということでタイトル通り記念SS。
ただ、内容はちょいと胸糞悪いかなと。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「くそが!なんだって増えてやがる!」
やあ、俺はパスト!ピッチピチの九歳児!今日は飯を何とかするためにイノシシ狩りをしに森にやってきたんだけど、子供のイノシシを罠にはめて、さあ殺すぞってとこで、親御さんらしきつがいが、俺めがけて突進してきたんだ!
そして逃げてたら何故か増えて、今は六頭のイノシシに追いかけまわされています。
この世界のイノシシは、異様に小回りが利くので、森の中なぞ関係なく突っ走ってくる。
じゃあ木に登れ?
試そうか?
一斉に木に突進されて、折れて、落ちて、ズドンだぜ!
俺はとにかく全速力で突っ走った。
そして、ある地点までイノシシ共を誘導することに成功した。
「おっしゃああああ!!!死にさらせええええ!!!」
ある地点……でっかい落とし穴にまとめて落として、上から身体強化状態で御手製のデカハンマーでタコ殴りにする。
四個のデカハンマーと引き換えに、俺はイノシシ六頭の食料を手に入れた。
「おっも……」
当たり前か。
穴から一頭ずつ引きずり出して、血抜きと解体。
あーきっつい……。
つかこんなにいらねえんだよなぁ。
肉屋のおっちゃん、全部買ってくれっかな。
あれだったら定食屋にも持っていくか。
台車借りなきゃなぁ。
「めっちゃ売れたぜへへへ」
肉屋、定食屋、ギルドで五頭全部売れたおかげで、懐がアツアツだ。
ついでに、定食屋で焼き鳥定食もタダで食えたし、今日は最高ですな。
さあここは、一応我が家だ。
普通の木造一階建て。
一応と言ったのは、冒頭で言った通り、俺は完全に放置されているからだ。
もはやタダで泊まれる宿と化している家に入ると、居間で夕食中らしく、楽し気な笑い声がここまで響いてきた。
「楽しそうだねぇ」
居間の前を通り過ぎると、今世のお母様と一瞬目が合った。
が、瞬時に嫌悪感MAXな顔でこちらを睨み付けてきたため、慌てて立ち去る。
「ママ、どうしたの?」
「なんでもないわ」
「アレか?」
「アレ?」
「いい?レティスはアレに関わっちゃダメよ?」
アレて……。
別にいいけどさ。
自室に戻ってやることは、勉強だ。
それが終われば寝る。
約四日ぶりの布団だ。
いやあ、ペタンコだろうが地べたより全然いいね。
本当は森であと二泊するつもりだったんだけど、忘れてたんだよね。
今日、俺の誕生日だって。
誕生日に地べたで寝て終わるのはなんか嫌なのでな。
宿でも良かったが、まあなんとなく家に帰ることにした。
おっと忘れてた!
ギルドの受付の方々からケーキを頂いたんだった。
つかケーキ貰って思い出したんだよね。
誕生日のこと。
バッグから、茶色の箱を取り出す。
机に置いて箱を開けると、中からイチゴケーキのワンホール。
五号くらいあるかな。
いただきまーす!!
ケーキも食ったことだし、今度こそ寝るか。
おやすみー……。
☆☆あとがき☆☆
というわけで幼少期のパストのお話でした。
記念SSがこんなんでいいのかね
☆☆☆☆☆☆☆☆
丁度半年前の6月18日に小説家になろうで連載開始した本作品。
ということでタイトル通り記念SS。
ただ、内容はちょいと胸糞悪いかなと。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「くそが!なんだって増えてやがる!」
やあ、俺はパスト!ピッチピチの九歳児!今日は飯を何とかするためにイノシシ狩りをしに森にやってきたんだけど、子供のイノシシを罠にはめて、さあ殺すぞってとこで、親御さんらしきつがいが、俺めがけて突進してきたんだ!
そして逃げてたら何故か増えて、今は六頭のイノシシに追いかけまわされています。
この世界のイノシシは、異様に小回りが利くので、森の中なぞ関係なく突っ走ってくる。
じゃあ木に登れ?
試そうか?
一斉に木に突進されて、折れて、落ちて、ズドンだぜ!
俺はとにかく全速力で突っ走った。
そして、ある地点までイノシシ共を誘導することに成功した。
「おっしゃああああ!!!死にさらせええええ!!!」
ある地点……でっかい落とし穴にまとめて落として、上から身体強化状態で御手製のデカハンマーでタコ殴りにする。
四個のデカハンマーと引き換えに、俺はイノシシ六頭の食料を手に入れた。
「おっも……」
当たり前か。
穴から一頭ずつ引きずり出して、血抜きと解体。
あーきっつい……。
つかこんなにいらねえんだよなぁ。
肉屋のおっちゃん、全部買ってくれっかな。
あれだったら定食屋にも持っていくか。
台車借りなきゃなぁ。
「めっちゃ売れたぜへへへ」
肉屋、定食屋、ギルドで五頭全部売れたおかげで、懐がアツアツだ。
ついでに、定食屋で焼き鳥定食もタダで食えたし、今日は最高ですな。
さあここは、一応我が家だ。
普通の木造一階建て。
一応と言ったのは、冒頭で言った通り、俺は完全に放置されているからだ。
もはやタダで泊まれる宿と化している家に入ると、居間で夕食中らしく、楽し気な笑い声がここまで響いてきた。
「楽しそうだねぇ」
居間の前を通り過ぎると、今世のお母様と一瞬目が合った。
が、瞬時に嫌悪感MAXな顔でこちらを睨み付けてきたため、慌てて立ち去る。
「ママ、どうしたの?」
「なんでもないわ」
「アレか?」
「アレ?」
「いい?レティスはアレに関わっちゃダメよ?」
アレて……。
別にいいけどさ。
自室に戻ってやることは、勉強だ。
それが終われば寝る。
約四日ぶりの布団だ。
いやあ、ペタンコだろうが地べたより全然いいね。
本当は森であと二泊するつもりだったんだけど、忘れてたんだよね。
今日、俺の誕生日だって。
誕生日に地べたで寝て終わるのはなんか嫌なのでな。
宿でも良かったが、まあなんとなく家に帰ることにした。
おっと忘れてた!
ギルドの受付の方々からケーキを頂いたんだった。
つかケーキ貰って思い出したんだよね。
誕生日のこと。
バッグから、茶色の箱を取り出す。
机に置いて箱を開けると、中からイチゴケーキのワンホール。
五号くらいあるかな。
いただきまーす!!
ケーキも食ったことだし、今度こそ寝るか。
おやすみー……。
☆☆あとがき☆☆
というわけで幼少期のパストのお話でした。
記念SSがこんなんでいいのかね
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