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思わず赤面して、
でも、別に恥ずかしがる事なんて無い…のか?
と思い至って、僕はアヤさんに頷いてみせた。
だってアヤさんと僕だもんな。
別に驚いた事は驚いたんだけど、謝られても許さないぞって程では全くないしね。
でも人と接触する事に抵抗がありまくりな僕が、裸で抱っこなんてされちゃったんだから、そりゃ混乱し過ぎておかしな思考にも陥るってもんなんだよ。
と内心では言い訳しておいた。
うん。でも、これで僕としては納得がいったから、まぁいいや。うん。
「ねぇイツキ、見て見て、これ凄くない?」
唐突に声を掛けられ、棒立ちしていた僕が正気に返って見ると、大量の白い泡を身体に盛り付けたアヤさんが「ふふん」とポーズを決めていた。
…………この人、一体何を始めたんだろうマジで…
僕はドッと精神的な疲れが出て溜息を吐くと、アヤさんは満面の笑みで口を開いた。
「これが生前のDカップバストだよ。アンダーバストは仕方ないとして、だいたいこんな感じだったんだけど、どうかな?凄くない?」
ええ、凄いです。
凄いですが……
人様には決して見せられない変態臭さです。アヤさん!
世界に三人しかいない勇者様がやってはいけない感じ満載です。
ドン引きで見詰めていると、アヤさんが両手に泡を山盛りに持って僕の胸にくっ付けた。
「フッ、これでイツキも私と同じだ!」
「何するんですかッ!?」
「思いっ切り引かれたから仕返しに」
「なッ……」
「これで二人ともDカップだね。あ、でもイツキはお尻もペッタンコだから、お尻も盛っとかないとね」
あんまりな大人気ない仕打ちにプルプルしていると、アヤさんは楽しそうに笑いながら、更に泡を山盛り両手で掻き集め始めた。
「アヤさんだってペッタンコじゃないですか」
「今の私は男だから、そこは仕方ないよ」
「じゃあアヤさんも盛って下さい」
「いいよ。じゃあ出来たら見せ合いっこね?」
こうして僕達はくだらない事をガチでやり始め、アヤさんと僕は数分後にはスイカップとメロンカップの真っ白な泡まみれボディになっていたのだった。
「アヤさんズルです!魔法はズルです!」
「何言ってんの!魔法使わなきゃスイカップなんか、重力に負けてタレちゃうに決まってるじゃないか!」
「僕なんかお尻がタレてきちゃったのに…」
「メロンを維持するのに頑張り過ぎてるからだよ」
アヤさんにそう言われ、お互いに何となく見詰め合う。
「「…………」」
次の瞬間、僕達はお腹を抱えて大笑いして、泡風呂に飛び込んだ。
「も、イツキってばオッパイもお尻もタレまくってるんだもん!」
「仕方ないじゃないですか!でもアヤさん、凄い事になってましたよ」
「うん。これこそボン・キュッ・ボンって感じだったでしょ?」
「はい!」
二人して、物凄くバカみたいな事を真剣になってやって…
でも僕は誰かとこんな風に楽しくてくだらない遊びをした事なんてなかったから、もう楽しくて楽しくて、いつの間にかアヤさんとたくさん話が出来ていた事に気付いていなかった。
でも、別に恥ずかしがる事なんて無い…のか?
と思い至って、僕はアヤさんに頷いてみせた。
だってアヤさんと僕だもんな。
別に驚いた事は驚いたんだけど、謝られても許さないぞって程では全くないしね。
でも人と接触する事に抵抗がありまくりな僕が、裸で抱っこなんてされちゃったんだから、そりゃ混乱し過ぎておかしな思考にも陥るってもんなんだよ。
と内心では言い訳しておいた。
うん。でも、これで僕としては納得がいったから、まぁいいや。うん。
「ねぇイツキ、見て見て、これ凄くない?」
唐突に声を掛けられ、棒立ちしていた僕が正気に返って見ると、大量の白い泡を身体に盛り付けたアヤさんが「ふふん」とポーズを決めていた。
…………この人、一体何を始めたんだろうマジで…
僕はドッと精神的な疲れが出て溜息を吐くと、アヤさんは満面の笑みで口を開いた。
「これが生前のDカップバストだよ。アンダーバストは仕方ないとして、だいたいこんな感じだったんだけど、どうかな?凄くない?」
ええ、凄いです。
凄いですが……
人様には決して見せられない変態臭さです。アヤさん!
世界に三人しかいない勇者様がやってはいけない感じ満載です。
ドン引きで見詰めていると、アヤさんが両手に泡を山盛りに持って僕の胸にくっ付けた。
「フッ、これでイツキも私と同じだ!」
「何するんですかッ!?」
「思いっ切り引かれたから仕返しに」
「なッ……」
「これで二人ともDカップだね。あ、でもイツキはお尻もペッタンコだから、お尻も盛っとかないとね」
あんまりな大人気ない仕打ちにプルプルしていると、アヤさんは楽しそうに笑いながら、更に泡を山盛り両手で掻き集め始めた。
「アヤさんだってペッタンコじゃないですか」
「今の私は男だから、そこは仕方ないよ」
「じゃあアヤさんも盛って下さい」
「いいよ。じゃあ出来たら見せ合いっこね?」
こうして僕達はくだらない事をガチでやり始め、アヤさんと僕は数分後にはスイカップとメロンカップの真っ白な泡まみれボディになっていたのだった。
「アヤさんズルです!魔法はズルです!」
「何言ってんの!魔法使わなきゃスイカップなんか、重力に負けてタレちゃうに決まってるじゃないか!」
「僕なんかお尻がタレてきちゃったのに…」
「メロンを維持するのに頑張り過ぎてるからだよ」
アヤさんにそう言われ、お互いに何となく見詰め合う。
「「…………」」
次の瞬間、僕達はお腹を抱えて大笑いして、泡風呂に飛び込んだ。
「も、イツキってばオッパイもお尻もタレまくってるんだもん!」
「仕方ないじゃないですか!でもアヤさん、凄い事になってましたよ」
「うん。これこそボン・キュッ・ボンって感じだったでしょ?」
「はい!」
二人して、物凄くバカみたいな事を真剣になってやって…
でも僕は誰かとこんな風に楽しくてくだらない遊びをした事なんてなかったから、もう楽しくて楽しくて、いつの間にかアヤさんとたくさん話が出来ていた事に気付いていなかった。
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