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1その3
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ホワイトチャペル地区にあってピーター氏の行きつけだというパブに案内されるまでの街路においても、建物の外壁には港のそれと同じく金色の配管が張り巡らされていた。
港からここまで、細い路地を通る自動車は少ないものの、目抜き通りに出れば随分な数の自動車が行ったり来たりするのを目にした。ピーター氏いわく、コマーシャル・ロードと呼ばれる通りでは、一週間ほど前に大きな交通事故が起きていて、そうした事故は倫敦においては珍しくもないらしい。
して、到着したのは今にも崩れそうなおんぼろパブであった。そこでは、サンドウィッチとアルトン・エールとを、追加のチップも兼ねて御馳走する。店の外観とは裏腹にこれがいかにも美味そうで、ピーター氏は「これがたった三ペンスなんだ」と嬉しそうに頬張っていた。
倫敦の物価は分からないが、軽食と酒とを頂いて三ペンスは破格らしい。自身はトースト一枚で質素に済ませた千早も、次があればもう少し欲を出して良さそうだ。飲料水は存外に高いし、酒の一杯くらい問題あるまい。
ピーター氏とは、店を出たところで別れた。
世話好きの操縦士が言うには、おんぼろパブはホワイトチャペル地区の隅に位置しているようで、ここから南にほど近い大通りを、西に少し行けばロンドン塔が見え、その向こうはセント・ポール大聖堂の鎮座するシティ・オブ・ロンドンだという。
往来にも自動車の姿が見えてはいるが、観察するにはどれもこれもが速過ぎる。近付くだけで危険極まるというものだ。今は、シティへ行くより他に当てもない。
千早が早速とばかりに歩き出したところ突然、後ろから近付いてきた誰かに、右の手首を掴まれた。
「あなた東洋人ね!」
イーストエンドの治安が劣悪だということは既に知っている。反射的に投げ飛ばしそうになるのを、しかし聞こえてきた声音に思い止まった。鈴を鳴らしたような声は年若い少女の物で、酷い怪我を負わせる恐れがある以上、手荒なことは出来ないと思ったのだ。
とはいえあまり油断もできない。振り返る前に左手を、腰に差した刀の柄にそっと静かに添える。
「ねぇ、東洋人! この珍妙なコートはジャパニーズ・ジャケットよね! ロンドンはジャポネズリーが流行りなのだけれど極東の実物を見るのは初めてだわ! それと……」
嬉々とした声音が、不意に平坦になる。「サムライソードは、さながらハンマーみたいなカミソリだと聞いて知っていてよ。どうか、物騒な代物からは手を放して欲しいものね。あまり警戒されると怖いわ、オー・サムライ・サン? あ、投げ飛ばさないでね」
投げようとしていたことにまで気付くとなると、少女は、武道に多少の心得があるに違いない。荒事は避けるべきと判断して千早は、刀に添えた手を放した。そのまま呼吸を整えていると、クスリと小さく笑う声がする。
「乱暴をしないでくれて、ありがとう。ハーフ・クリノリンを穿いているから、転ばされるだけでもスカートの中が全部見えてしまうのよ」
そうして千早を放した少女は、明るいプラチナブロンドの髪を腰のあたりで揺らしながら、踊るような足取りで彼の前に立った。
楚々とした、花のような少女だった。
レースの手袋という身成からして、中産階級かそれ以上であることはまず間違いないだろう。羽織り直しているショールなども、おそらくは流行りのカシミヤ生地で、手の込んだ刺繍が細やかである。
少女を包む印象的な緑色はたしか前世紀の一時期にとても流行した色で、花緑青あるいはパリスグリーンと言っただろうか。レースを絞った白い花の咲くボンネットは可愛らしく、綺麗なエメラルドグリーンのスカートは、丈の短いクリノリンを下に着込んでいるおかげか、風でも吹いたかのように、ふわりと軽やかに揺れている。そうした動きにあわせて、華奢なくるぶしと細いふくらはぎが、裾の下に束の間覗くと、それに気付いたらしい少女は、スカートを押さえて、それから千早をじっとりと睨め上げた。
たぶん、恥ずかしかったのだろう。
八重桜を思わせる桜色をした大きな瞳は、今は少しばかり不機嫌そうに細められているし、頬にも朱が差している。加えて、透けるような白い肌を晒している腕の、先では、握られた小さな手がスカートの生地に皺を作っていた。そうした仕草はどこか子供のようですらあって、事実、コルセットで締め付けているにしては、胸の膨らみが、少なくとも見た目にはほとんど感じられない。
目鼻立の整った容貌からして、第一印象は十六から十八歳くらいかと思ったものだがこの様子では、あるいは十代前半ということもあるだろうか。ここまでに見てきた英国人が軒並み背が高かったという点からも、この少女は小さく華奢で、それら大人達とは異なっている。
とはいえ今の千早には、倫敦の裕福な家庭の御令嬢に声を掛けられるだけの、心当たりなどひとつとして無い。面倒事の予感がするのも、そう考えれば致し方のないことだろう。
「ええと……自分が、何か?」
そう訊ねたところ千早の手を取った少女は更に、そこに五本の指を揃えて重ねて、彼の指の先を両掌で包み込むようにして握ると、縋るような上目遣いをする。
「お願い。あなたって背も低いし、見た感じの年齢もきっとわたしと大差ないでしょう? だから、分かってくれると思うの――」
その先は、少女が早口になってしまってほとんど聞き取れなかった。けれど、上気した瞳で、何をか必死に伝えようとしているのだけは、理解できた。辛うじて「来て欲しい」と言っていたのは分かったから、千早をどこかへと案内したいのだろう。
はたして、付いて行って良いものか……。
冷静に考えれば、答えはノー。ろくに知りもしない土地での軽率なふるまいは論外だ。しかし、少女の一生懸命な様子を見ていると、そうした判断は酷く薄情なことのように思えてしまって……まあ、要するに庇護欲をそそられたのだ。
今も、千早がなかなか動こうとしないと見るや、困ったふうにも泣きそうなようにもとれる表情になって、そこに切実な心情を窺わせる少女には、憐憫を覚えずにはいられない。
「来ては……くれないの、ですか?」
このような少女をきっと、可憐と言うのだろう。不安に揺れる捨て犬のような眼は、やはり庇護欲と共に哀れをも誘う。もはや、後ろから近付いて千早の手を掴んだ時の、余裕のある態度などがまるで嘘のようだ。思えばいかな良家の淑女とて年端もいかなければ、これが年相応なのかもしれない。
「こ、これでも……ですか?」
唇をきゅっと引き結んで思い詰めたらしい少女は、やや強引に千早の手を引いて、彼女自身の胸元へと押し付ける。触れてようやく分かるささやかな膨らみは、少女が初めて使う「女の武器」なのだろう。しなを作ってみせている彼女の、顔は、羞恥で真っ赤になっていて、慣れていないことはもちろん無理をしているだろうこともハッキリと分かった。
流石に、もう見ていられなかった。
「分かった、分かったから。どこにでも付いて行くから」
「ほ、本当に?」
少女が、目をパチクリさせた。「本当に……嘘じゃ、ない? 途中で気が変わったなんて言わない?」
「言わない、そんなこと言わないから。だから手を……だね」
「ダメよ! あなたが逃げちゃう」
少女は、せっかく捉まえた千早のことを余程逃がしたくないらしい。掴んだ手を彼女の小さな膨らみに押し付けたまま、まるで放そうとしない。
「あなたが逃げたらわたし、きっとどこかの路地とか道端で倒れて動けなくなって、そのまま翌日の朝には川面に浮くことになるんですから」
「う、浮くって? テムズ川に?」
それは、少女が必死なのも当然の事情だった。して、やはりと言うべきか千早は、随分と厄介なことに巻き込まれてしまったらしい。
「そ。運が良ければきっとノーウッド辺りに土葬だけど、そんなのって大差ないでしょう? わたしを哀れに思ってくれるなら……」
「思うよ。それは不憫なことだよね。ただ……、だね」
事情はどうあれ、ため息は出てしまうのだ。「白昼堂々と女の子の胸を触ったまま、往来を歩くわけにはいかないから、さ……」
この手を、どうにかしてほしい。既に周囲の視線が痛いのだ。
「へ? あぁっ……! もう、やだ。こんな……」
耳まで赤くなって俯いた少女は、押し黙ると千早の手を引いて歩き出した。
顔を会わせるのが気まずいらしく、振り返る素振りすら見せないまま、少女は、通りを抜けてそれから大通りを横断し、横道に逸れ、狭い路地を縫うようにして抜けて、そうして出た通りを横断すると、次はまたぞろ路地の迷路へと入り込んで、どんどん突き進んでいく。
その間も手は硬く握られたままで、放してくれる気は微塵もないようだった。
港からここまで、細い路地を通る自動車は少ないものの、目抜き通りに出れば随分な数の自動車が行ったり来たりするのを目にした。ピーター氏いわく、コマーシャル・ロードと呼ばれる通りでは、一週間ほど前に大きな交通事故が起きていて、そうした事故は倫敦においては珍しくもないらしい。
して、到着したのは今にも崩れそうなおんぼろパブであった。そこでは、サンドウィッチとアルトン・エールとを、追加のチップも兼ねて御馳走する。店の外観とは裏腹にこれがいかにも美味そうで、ピーター氏は「これがたった三ペンスなんだ」と嬉しそうに頬張っていた。
倫敦の物価は分からないが、軽食と酒とを頂いて三ペンスは破格らしい。自身はトースト一枚で質素に済ませた千早も、次があればもう少し欲を出して良さそうだ。飲料水は存外に高いし、酒の一杯くらい問題あるまい。
ピーター氏とは、店を出たところで別れた。
世話好きの操縦士が言うには、おんぼろパブはホワイトチャペル地区の隅に位置しているようで、ここから南にほど近い大通りを、西に少し行けばロンドン塔が見え、その向こうはセント・ポール大聖堂の鎮座するシティ・オブ・ロンドンだという。
往来にも自動車の姿が見えてはいるが、観察するにはどれもこれもが速過ぎる。近付くだけで危険極まるというものだ。今は、シティへ行くより他に当てもない。
千早が早速とばかりに歩き出したところ突然、後ろから近付いてきた誰かに、右の手首を掴まれた。
「あなた東洋人ね!」
イーストエンドの治安が劣悪だということは既に知っている。反射的に投げ飛ばしそうになるのを、しかし聞こえてきた声音に思い止まった。鈴を鳴らしたような声は年若い少女の物で、酷い怪我を負わせる恐れがある以上、手荒なことは出来ないと思ったのだ。
とはいえあまり油断もできない。振り返る前に左手を、腰に差した刀の柄にそっと静かに添える。
「ねぇ、東洋人! この珍妙なコートはジャパニーズ・ジャケットよね! ロンドンはジャポネズリーが流行りなのだけれど極東の実物を見るのは初めてだわ! それと……」
嬉々とした声音が、不意に平坦になる。「サムライソードは、さながらハンマーみたいなカミソリだと聞いて知っていてよ。どうか、物騒な代物からは手を放して欲しいものね。あまり警戒されると怖いわ、オー・サムライ・サン? あ、投げ飛ばさないでね」
投げようとしていたことにまで気付くとなると、少女は、武道に多少の心得があるに違いない。荒事は避けるべきと判断して千早は、刀に添えた手を放した。そのまま呼吸を整えていると、クスリと小さく笑う声がする。
「乱暴をしないでくれて、ありがとう。ハーフ・クリノリンを穿いているから、転ばされるだけでもスカートの中が全部見えてしまうのよ」
そうして千早を放した少女は、明るいプラチナブロンドの髪を腰のあたりで揺らしながら、踊るような足取りで彼の前に立った。
楚々とした、花のような少女だった。
レースの手袋という身成からして、中産階級かそれ以上であることはまず間違いないだろう。羽織り直しているショールなども、おそらくは流行りのカシミヤ生地で、手の込んだ刺繍が細やかである。
少女を包む印象的な緑色はたしか前世紀の一時期にとても流行した色で、花緑青あるいはパリスグリーンと言っただろうか。レースを絞った白い花の咲くボンネットは可愛らしく、綺麗なエメラルドグリーンのスカートは、丈の短いクリノリンを下に着込んでいるおかげか、風でも吹いたかのように、ふわりと軽やかに揺れている。そうした動きにあわせて、華奢なくるぶしと細いふくらはぎが、裾の下に束の間覗くと、それに気付いたらしい少女は、スカートを押さえて、それから千早をじっとりと睨め上げた。
たぶん、恥ずかしかったのだろう。
八重桜を思わせる桜色をした大きな瞳は、今は少しばかり不機嫌そうに細められているし、頬にも朱が差している。加えて、透けるような白い肌を晒している腕の、先では、握られた小さな手がスカートの生地に皺を作っていた。そうした仕草はどこか子供のようですらあって、事実、コルセットで締め付けているにしては、胸の膨らみが、少なくとも見た目にはほとんど感じられない。
目鼻立の整った容貌からして、第一印象は十六から十八歳くらいかと思ったものだがこの様子では、あるいは十代前半ということもあるだろうか。ここまでに見てきた英国人が軒並み背が高かったという点からも、この少女は小さく華奢で、それら大人達とは異なっている。
とはいえ今の千早には、倫敦の裕福な家庭の御令嬢に声を掛けられるだけの、心当たりなどひとつとして無い。面倒事の予感がするのも、そう考えれば致し方のないことだろう。
「ええと……自分が、何か?」
そう訊ねたところ千早の手を取った少女は更に、そこに五本の指を揃えて重ねて、彼の指の先を両掌で包み込むようにして握ると、縋るような上目遣いをする。
「お願い。あなたって背も低いし、見た感じの年齢もきっとわたしと大差ないでしょう? だから、分かってくれると思うの――」
その先は、少女が早口になってしまってほとんど聞き取れなかった。けれど、上気した瞳で、何をか必死に伝えようとしているのだけは、理解できた。辛うじて「来て欲しい」と言っていたのは分かったから、千早をどこかへと案内したいのだろう。
はたして、付いて行って良いものか……。
冷静に考えれば、答えはノー。ろくに知りもしない土地での軽率なふるまいは論外だ。しかし、少女の一生懸命な様子を見ていると、そうした判断は酷く薄情なことのように思えてしまって……まあ、要するに庇護欲をそそられたのだ。
今も、千早がなかなか動こうとしないと見るや、困ったふうにも泣きそうなようにもとれる表情になって、そこに切実な心情を窺わせる少女には、憐憫を覚えずにはいられない。
「来ては……くれないの、ですか?」
このような少女をきっと、可憐と言うのだろう。不安に揺れる捨て犬のような眼は、やはり庇護欲と共に哀れをも誘う。もはや、後ろから近付いて千早の手を掴んだ時の、余裕のある態度などがまるで嘘のようだ。思えばいかな良家の淑女とて年端もいかなければ、これが年相応なのかもしれない。
「こ、これでも……ですか?」
唇をきゅっと引き結んで思い詰めたらしい少女は、やや強引に千早の手を引いて、彼女自身の胸元へと押し付ける。触れてようやく分かるささやかな膨らみは、少女が初めて使う「女の武器」なのだろう。しなを作ってみせている彼女の、顔は、羞恥で真っ赤になっていて、慣れていないことはもちろん無理をしているだろうこともハッキリと分かった。
流石に、もう見ていられなかった。
「分かった、分かったから。どこにでも付いて行くから」
「ほ、本当に?」
少女が、目をパチクリさせた。「本当に……嘘じゃ、ない? 途中で気が変わったなんて言わない?」
「言わない、そんなこと言わないから。だから手を……だね」
「ダメよ! あなたが逃げちゃう」
少女は、せっかく捉まえた千早のことを余程逃がしたくないらしい。掴んだ手を彼女の小さな膨らみに押し付けたまま、まるで放そうとしない。
「あなたが逃げたらわたし、きっとどこかの路地とか道端で倒れて動けなくなって、そのまま翌日の朝には川面に浮くことになるんですから」
「う、浮くって? テムズ川に?」
それは、少女が必死なのも当然の事情だった。して、やはりと言うべきか千早は、随分と厄介なことに巻き込まれてしまったらしい。
「そ。運が良ければきっとノーウッド辺りに土葬だけど、そんなのって大差ないでしょう? わたしを哀れに思ってくれるなら……」
「思うよ。それは不憫なことだよね。ただ……、だね」
事情はどうあれ、ため息は出てしまうのだ。「白昼堂々と女の子の胸を触ったまま、往来を歩くわけにはいかないから、さ……」
この手を、どうにかしてほしい。既に周囲の視線が痛いのだ。
「へ? あぁっ……! もう、やだ。こんな……」
耳まで赤くなって俯いた少女は、押し黙ると千早の手を引いて歩き出した。
顔を会わせるのが気まずいらしく、振り返る素振りすら見せないまま、少女は、通りを抜けてそれから大通りを横断し、横道に逸れ、狭い路地を縫うようにして抜けて、そうして出た通りを横断すると、次はまたぞろ路地の迷路へと入り込んで、どんどん突き進んでいく。
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