【完結】±Days

空月

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EXTRA(番外編)

【季節ネタ】UWD ぷらす。

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(※UWDの終わりの方の会話別バージョン)



 「そういえばそうですね。バレンタインは主にレンリが強敵過ぎますし」

 「……?」

 「その反応からすると、無欲の勝利っていうやつなのかな。僕も来年はレンリを見習ってスタンダードでシンプルな贈り物にしようかなあ」

 「ああ、ギャップ萌えとかいうのもあるそうですし。そうですね、たまには私も趣向を変えてみますか」

 「いや待てミスミ。なんでギャップ萌えとかそんな俗語知ってんの」

 「色々私も勉強してるんですよ」

 「何の勉強かはあえて聞かないでおいてやる。あんた意外に俗っぽいものに抵抗無いよね。見た目真逆だけど」

 「真逆って何ですか。褒めてると取りますよ?」

 「まああんたたちの見た目がことごとくいいのは認めてる。各種取り揃えております的な感じで」

 「売り物みたいな表現しないでくれるかな。傷つくから」

 「カンナは意外に繊細だよね!」

 「それはどういう意図の言葉なのかなユズ」

 「え、オレ怒らせるようなこと言った!?」

 「意外に鋭い――っていうか他人見てるよねユズは。まあ半分くらいは動物的勘っぽいけど。ついでに八割は余計な一言になっちゃってるけど」

 「八割ってそこまで!?」

 「しかも自覚ないとか……」

 「そんな哀れまれるレベルなの……!?」

 「と、まあ半分冗談半分本気な戯言は置いておいて」

 「え、半分は本気――っていうかどれが冗談で本気で戯言っ!?」

 「本日のお土産はこちら。ごくごくフツーのアイスボックスクッキーです。わかってると思うが素人作だから味に期待はするなよ」

 「いちいち念押ししないでも君の料理の腕は知ってるよ」

 「一応付け加えますけど、いい意味で、ですよ?」

 「やったクッキー! 大事に食べます!! ……ってオレもしかしてスルーされたっ?」

 「間違いなくスルーされてるのに『もしかして』とか言っちゃうのがユズだよね。……あれ、なんか皿が空になってるんだけどレンリもしかして今の間に全部食べた?」

 「……独り占め、は、してない」

 「いやそれはさっきまで他の奴らも食べてたから知ってるけど。んじゃ、第二弾のタルト持ってくるから待ってて。お茶おかわりいる?」

 「ああ、手伝いますよ。ご馳走になってばかりなのも心苦しいですし」

 「いや今日の茶葉提供だけで十分だったんだけど。まあいいや、なら合いそうなお茶選んでよ」

 「わかりました」

 「じゃあ、その間にテーブル片付けとこうかな。ほら、ユズも手伝って」

 「わかった! レンリが持ってきたケーキはどうするー? 最後に食べる?」

 「どうせあんたら夕食まで居座るつもりだろうし、食後でいいんじゃない」

 「まあまあ、食事作りの手伝いはしますから」

 「むしろそれは当然だからな? ――レンリもそれでいい?」

 「……うん」

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