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episode3.過去の話
3話-⑧
それが日に日に確信へと変わっていき、穏やかな時間はいつの間にか自然と消滅していった。
始まりも終わりもとても穏やかで。別れることを悔やむ暇すらなかった。
失って初めての痛みも特になく。そのうち付き合っていたことすら、忘れてしまうほどであった…。
どこかですれ違えば普通に話せたし、その後も暫くの間は友人として接していたりもした。
次第にそんな機会も減っていき、胸の違和感の答えを埋めるべくSNSをやり始め、埋まらない寂しさは増していき、今ようやく仲間を見つけられたところだ。
そんな俺が女のあれこれを分かるはずがない。
俺が唯一、心から信頼できる友は茜ちゃんだけだ。
空白の時間がある分、綾香のことなんてもっと分かるはずがない。
「ごめん。緊張とか恥ずかしさのあまり、思わず逃げちゃった。
でももう逃げない。ちゃんと言う」
綾香は一度深呼吸をしてから、喋り始めた。
「美咲、あなたのことがまだ好きなの。私ともう一度、やり直してほしい」
俺と綾香が…?そんなの有り得ない。もうとっくの昔に終わったことだ。
それに俺には……今………。
「ごめん。綾香の気持ちに応えることはできない。俺、今、好きな人がいるんだ」
あの子以上に良い子なんていないし、いつしか惹かれていた。
他の人には持っていない穏やかな心と笑顔。一緒に居てとても落ち着く。俺にとってひだまりのような存在だ。
今思えば、初めて会った時から俺は恋に落ちていたのかもしれない。
きっかけはヲタク友達が欲しかったことから始まったが、今は友達以上の関係になりたいと思っている。
だから、綾香の気持ちに応えることはできないし、今の俺の心の中に入り込む余地すらない。
「知ってる。茜ちゃんでしょ?」
……え?それじゃ、何故、俺に告白してきたんだ?コイツは…。
「バレてたの?俺、そんなに分かりやすかった?」
「うん。かなり分かりやすかった。見てたら分かるくらいに」
そんなに俺、分かりやすかったのか。茜ちゃんにバレていないか、不安になってきた。
「大丈夫。本人にはバレてないから。あの子鈍感だし」
綾香に本心を見抜かれたことよりも、思わず茜ちゃんにバレていないことに安心した。
「だ、だよな。それならよかった…ははは……」
危ねー。バレてなくてよかった。内心、とても焦っていた。
確かに綾香の言う通り、茜ちゃんは鈍感だ。俺以上に恋愛事に疎そうだ。
でも、美人で性格もいいから、今までモテてきたはず…。
あんな絵に描いたような良い子に優しくなんかされたら、男はイチコロだ。
所詮、男なんて美人で優しい子に弱いんだ。
もし、茜ちゃんの経験人数がえげつなかったとしても、俺は彼女を受け入れられる自信がある。
しかし、あの様子から察するにそこまで多くはないはず…。
とはいえども、絶対に彼氏がいたことはあると思う。彼氏がいたことがなかったら逆に驚く。
もう俺、めちゃくちゃ好きじゃん。茜ちゃんのこと…。
自覚したのは最近。なかなか連絡がこなくて、モヤモヤしていた理由が分かった時に初めて気持ちを自覚することができた。
だからこの間、去り際に意地悪なことをしてみた。俺のことを意識してほしいと思ったから。
あれで意識してもらえなかったら、俺は茜ちゃんの中で男として眼中にないということになる。
その場合はまた一からアプローチの方法を変えればいいだけの話だ。
「で、茜ちゃんにはいつ告白するの?」
「は?今ここで聞くか普通…」
「いいじゃない、別に。フラれると分かってて、前に進むために告白した傷心中の私が少しくらい嫌がらせくらいしても」
綾香は強いなと思った。フラれると分かってて告白するのって、相当勇気が必要なことだと思う。
「…分からん。告白は…まだ……」
「…はぁ?告白しないつもりなの?」
「いつかは…する。今はまだそんな余裕すらなくて。自覚したの最近だし」
「へー。どこが好きなの?」
コイツ…。フラれたことをダシにして、俺のことをからかって楽しんでるな……。
コイツに彼氏ができた時は、同じようにからかってやることに決めた。
「一緒に居るととても穏やかな気持ちになれて、落ち着くんだ。
俺が腐男子だってことを知っても、離れずに傍に居てくれた。
おまけに美人だし。初めて会った時、凄くドキドキした。
だってこんな可愛い子とずっとメッセージのやり取りをしていたんだって思ったら、つい…」
最初は俺のことを女性だと思っている彼女にガッカリされるのが怖くて、会うのを避けていた。
SNSの中だけで留めておけば、同性同士ということにできるから。
しかし、いつしか限界が訪れる予感はしていた。
誘ってくれたのは茜ちゃんからだったが、俺だって本当はずっと茜ちゃんに会いたいと思っていた。
でも、俺は男だ。会ってはならないと理性がそう囁いた。
会ってしまえば、幻滅されてしまう。せっかくできた友達を失ってしまう。
だけど、もしかしたら、茜ちゃんなら俺が腐男子であることを受け入れてもらえる可能性だってあるかもしれない。
あの子は俺が男だからって、離れていったりはしない。
問題は俺がずっと男であることを黙っていたことだ。黙っていたことは、騙していたことと何ら変わらない。
そのことで責められても、俺は否定することはできない。
それでも会いたい。一目見てみたいだけなんだ。彼女が本当の俺を受け入れてくれるのか、試してみたくなった。
実際、会ってみたら最初は驚かれた。無視された時はショックを受けたが…。
でも、茜ちゃんは俺のことをすぐに受け入れてくれた。一緒にコラボカフェにも参加してくれた。
今まで当たり前に手に入れたかったものを、一気に手にすることができた。
茜ちゃんは俺に日常を与えてくれた人だ。一緒に居て楽しいし、とても温かな気持ちになれる。
好きにならないわけがない。唯一、俺に普通に接してくれた人だから。
こんな良い子に惚れない男なんて、男として廃ってるか、ゲイのどちらかだ。
「つまり、最初から見た目が好みだったってことね」
ご最もすぎて否定できない。そう。茜ちゃんは俺の好みのドストライクだったのであった…。
「まぁ、そうとも言うな…」
「あんた分かりやすいわね。ああいう綺麗めな子が好きなのね」
「そうだな。お前とは正反対の…な」
綾香だって充分に可愛い。ただ、コイツの場合は量産型だし、何よりあざとい。
昔はそういうテンプレで可愛い女の子が大好きだった。これでも一応、夢見る男子高校だった。
しかし、綾香の身勝手な行動により、夢はぶち壊されて、可愛い女の子に対して警戒心を抱くようになったが…。
まぁ、その分中身を見て人を好きになれるようになったので、そういう点では綾香に感謝している。
「「まぁ、そうとも言うな…」
「あんた分かりやすいわね。ああいう綺麗めな子が好きなのね」
「そうだな。お前とは正反対の…な」
綾香だって充分に可愛い。ただ、コイツの場合は量産型だし、何よりあざとい。
昔はそういうテンプレで可愛い女の子が大好きだった。これでも一応、夢見る男子高校だった。
しかし、綾香の身勝手な行動により、夢はぶち壊されて、可愛い女の子に対して警戒心を抱くようになったが…。
まぁ、その分中身を見て人を好きになれるようになったので、そういう点では綾香に感謝している。
「一々比較しないでよ。まぁ、確かにあの子は私とは正反対ですけど…」
どうやら気にしているみたいだ。今の俺が何を言っても慰めにしかならないが、綾香だって茜ちゃんに劣らず、充分可愛い。
俺は綾香の好意を受け入れることはできないが、コイツが本気を出せばその辺の男なんて簡単に落とせるであろう。
量産型が苦手な男もいるが、可愛い人が多いので、そこまで気にしない男も多いだろう。
気にする男は大抵、過去に何かあったか、個性的な女が好きかのどちらかに決まっている。
俺が一番苦手なのは、清楚の皮を被った魔性の女だがな…。
「ごめん。まさかお前とこんなふうに話せるようになるとは思ってなくて、調子乗った」
俺が謝ると、綾香の顔は一気に真っ赤になっていき、綾香は自分の手で顔を隠した。
「…うん。別に大丈夫。そこまではっきり言われると、変に期待しないで済むし、逆にすっきりするから」
綾香はきっとずっと苦しんでいたんだと思う。
俺もずっと苦しかった。いつか忘れる日が訪れるかもしれないなんて思っていたが、まさかこんなふうに巡り会う日がくるなんて想像すらしていなかった。
俺も綾香も前に進めたのだと思うと、茜ちゃんには感謝だ。
今の俺達なら友人として上手くやっていけそうだ。
「私決めた。あんたの恋を応援する。
私をフッたんだから、あんたは絶対に成功させなさいよ」
「あぁ。絶対に幸せになるよ」
「あと、たまには私も呼んでね。基本、二人で構わないけど、私だって友達が欲しいんだから…ね」
そんなのコイツに言われる前から薄々気づいていた。
あの時、綾香は茜ちゃんの連絡先も聞いていたから。
「茜ちゃんにそう伝えておくよ。きっと喜ぶと思うぜ」
そんなこんなで、俺達は無事に仲直りすることができ、仲間が増えたのであった。
俺が茜ちゃんに告白するのはまだ当分先になりそうだが、いつか茜ちゃんが俺の彼女として隣を歩いてくれていたらいいなと思った。
始まりも終わりもとても穏やかで。別れることを悔やむ暇すらなかった。
失って初めての痛みも特になく。そのうち付き合っていたことすら、忘れてしまうほどであった…。
どこかですれ違えば普通に話せたし、その後も暫くの間は友人として接していたりもした。
次第にそんな機会も減っていき、胸の違和感の答えを埋めるべくSNSをやり始め、埋まらない寂しさは増していき、今ようやく仲間を見つけられたところだ。
そんな俺が女のあれこれを分かるはずがない。
俺が唯一、心から信頼できる友は茜ちゃんだけだ。
空白の時間がある分、綾香のことなんてもっと分かるはずがない。
「ごめん。緊張とか恥ずかしさのあまり、思わず逃げちゃった。
でももう逃げない。ちゃんと言う」
綾香は一度深呼吸をしてから、喋り始めた。
「美咲、あなたのことがまだ好きなの。私ともう一度、やり直してほしい」
俺と綾香が…?そんなの有り得ない。もうとっくの昔に終わったことだ。
それに俺には……今………。
「ごめん。綾香の気持ちに応えることはできない。俺、今、好きな人がいるんだ」
あの子以上に良い子なんていないし、いつしか惹かれていた。
他の人には持っていない穏やかな心と笑顔。一緒に居てとても落ち着く。俺にとってひだまりのような存在だ。
今思えば、初めて会った時から俺は恋に落ちていたのかもしれない。
きっかけはヲタク友達が欲しかったことから始まったが、今は友達以上の関係になりたいと思っている。
だから、綾香の気持ちに応えることはできないし、今の俺の心の中に入り込む余地すらない。
「知ってる。茜ちゃんでしょ?」
……え?それじゃ、何故、俺に告白してきたんだ?コイツは…。
「バレてたの?俺、そんなに分かりやすかった?」
「うん。かなり分かりやすかった。見てたら分かるくらいに」
そんなに俺、分かりやすかったのか。茜ちゃんにバレていないか、不安になってきた。
「大丈夫。本人にはバレてないから。あの子鈍感だし」
綾香に本心を見抜かれたことよりも、思わず茜ちゃんにバレていないことに安心した。
「だ、だよな。それならよかった…ははは……」
危ねー。バレてなくてよかった。内心、とても焦っていた。
確かに綾香の言う通り、茜ちゃんは鈍感だ。俺以上に恋愛事に疎そうだ。
でも、美人で性格もいいから、今までモテてきたはず…。
あんな絵に描いたような良い子に優しくなんかされたら、男はイチコロだ。
所詮、男なんて美人で優しい子に弱いんだ。
もし、茜ちゃんの経験人数がえげつなかったとしても、俺は彼女を受け入れられる自信がある。
しかし、あの様子から察するにそこまで多くはないはず…。
とはいえども、絶対に彼氏がいたことはあると思う。彼氏がいたことがなかったら逆に驚く。
もう俺、めちゃくちゃ好きじゃん。茜ちゃんのこと…。
自覚したのは最近。なかなか連絡がこなくて、モヤモヤしていた理由が分かった時に初めて気持ちを自覚することができた。
だからこの間、去り際に意地悪なことをしてみた。俺のことを意識してほしいと思ったから。
あれで意識してもらえなかったら、俺は茜ちゃんの中で男として眼中にないということになる。
その場合はまた一からアプローチの方法を変えればいいだけの話だ。
「で、茜ちゃんにはいつ告白するの?」
「は?今ここで聞くか普通…」
「いいじゃない、別に。フラれると分かってて、前に進むために告白した傷心中の私が少しくらい嫌がらせくらいしても」
綾香は強いなと思った。フラれると分かってて告白するのって、相当勇気が必要なことだと思う。
「…分からん。告白は…まだ……」
「…はぁ?告白しないつもりなの?」
「いつかは…する。今はまだそんな余裕すらなくて。自覚したの最近だし」
「へー。どこが好きなの?」
コイツ…。フラれたことをダシにして、俺のことをからかって楽しんでるな……。
コイツに彼氏ができた時は、同じようにからかってやることに決めた。
「一緒に居るととても穏やかな気持ちになれて、落ち着くんだ。
俺が腐男子だってことを知っても、離れずに傍に居てくれた。
おまけに美人だし。初めて会った時、凄くドキドキした。
だってこんな可愛い子とずっとメッセージのやり取りをしていたんだって思ったら、つい…」
最初は俺のことを女性だと思っている彼女にガッカリされるのが怖くて、会うのを避けていた。
SNSの中だけで留めておけば、同性同士ということにできるから。
しかし、いつしか限界が訪れる予感はしていた。
誘ってくれたのは茜ちゃんからだったが、俺だって本当はずっと茜ちゃんに会いたいと思っていた。
でも、俺は男だ。会ってはならないと理性がそう囁いた。
会ってしまえば、幻滅されてしまう。せっかくできた友達を失ってしまう。
だけど、もしかしたら、茜ちゃんなら俺が腐男子であることを受け入れてもらえる可能性だってあるかもしれない。
あの子は俺が男だからって、離れていったりはしない。
問題は俺がずっと男であることを黙っていたことだ。黙っていたことは、騙していたことと何ら変わらない。
そのことで責められても、俺は否定することはできない。
それでも会いたい。一目見てみたいだけなんだ。彼女が本当の俺を受け入れてくれるのか、試してみたくなった。
実際、会ってみたら最初は驚かれた。無視された時はショックを受けたが…。
でも、茜ちゃんは俺のことをすぐに受け入れてくれた。一緒にコラボカフェにも参加してくれた。
今まで当たり前に手に入れたかったものを、一気に手にすることができた。
茜ちゃんは俺に日常を与えてくれた人だ。一緒に居て楽しいし、とても温かな気持ちになれる。
好きにならないわけがない。唯一、俺に普通に接してくれた人だから。
こんな良い子に惚れない男なんて、男として廃ってるか、ゲイのどちらかだ。
「つまり、最初から見た目が好みだったってことね」
ご最もすぎて否定できない。そう。茜ちゃんは俺の好みのドストライクだったのであった…。
「まぁ、そうとも言うな…」
「あんた分かりやすいわね。ああいう綺麗めな子が好きなのね」
「そうだな。お前とは正反対の…な」
綾香だって充分に可愛い。ただ、コイツの場合は量産型だし、何よりあざとい。
昔はそういうテンプレで可愛い女の子が大好きだった。これでも一応、夢見る男子高校だった。
しかし、綾香の身勝手な行動により、夢はぶち壊されて、可愛い女の子に対して警戒心を抱くようになったが…。
まぁ、その分中身を見て人を好きになれるようになったので、そういう点では綾香に感謝している。
「「まぁ、そうとも言うな…」
「あんた分かりやすいわね。ああいう綺麗めな子が好きなのね」
「そうだな。お前とは正反対の…な」
綾香だって充分に可愛い。ただ、コイツの場合は量産型だし、何よりあざとい。
昔はそういうテンプレで可愛い女の子が大好きだった。これでも一応、夢見る男子高校だった。
しかし、綾香の身勝手な行動により、夢はぶち壊されて、可愛い女の子に対して警戒心を抱くようになったが…。
まぁ、その分中身を見て人を好きになれるようになったので、そういう点では綾香に感謝している。
「一々比較しないでよ。まぁ、確かにあの子は私とは正反対ですけど…」
どうやら気にしているみたいだ。今の俺が何を言っても慰めにしかならないが、綾香だって茜ちゃんに劣らず、充分可愛い。
俺は綾香の好意を受け入れることはできないが、コイツが本気を出せばその辺の男なんて簡単に落とせるであろう。
量産型が苦手な男もいるが、可愛い人が多いので、そこまで気にしない男も多いだろう。
気にする男は大抵、過去に何かあったか、個性的な女が好きかのどちらかに決まっている。
俺が一番苦手なのは、清楚の皮を被った魔性の女だがな…。
「ごめん。まさかお前とこんなふうに話せるようになるとは思ってなくて、調子乗った」
俺が謝ると、綾香の顔は一気に真っ赤になっていき、綾香は自分の手で顔を隠した。
「…うん。別に大丈夫。そこまではっきり言われると、変に期待しないで済むし、逆にすっきりするから」
綾香はきっとずっと苦しんでいたんだと思う。
俺もずっと苦しかった。いつか忘れる日が訪れるかもしれないなんて思っていたが、まさかこんなふうに巡り会う日がくるなんて想像すらしていなかった。
俺も綾香も前に進めたのだと思うと、茜ちゃんには感謝だ。
今の俺達なら友人として上手くやっていけそうだ。
「私決めた。あんたの恋を応援する。
私をフッたんだから、あんたは絶対に成功させなさいよ」
「あぁ。絶対に幸せになるよ」
「あと、たまには私も呼んでね。基本、二人で構わないけど、私だって友達が欲しいんだから…ね」
そんなのコイツに言われる前から薄々気づいていた。
あの時、綾香は茜ちゃんの連絡先も聞いていたから。
「茜ちゃんにそう伝えておくよ。きっと喜ぶと思うぜ」
そんなこんなで、俺達は無事に仲直りすることができ、仲間が増えたのであった。
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