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邂逅
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「ああ、その事については…いいか。カーオル、すまない…驚かないで聞いて欲しい…びっくりされると困るんだ。手榴弾は兵士さんに言ってからやると何かトラブルが起こると思い、こっそり紐を外して…カーオルの、ズボンのポッケ辺りに…付け、て…」
「え、ええ!!あっほんとだ!!(おっと、急に立つな!!俺)」
「ハィィッ!?いつの間にもう一人の奴に!」
「すまない、カーオル。私がジャミアと話をするしか、ないんだ…。町長を倒すためだ…」
「ククク、わかってるよ、お前は正しい事をするためには最善のことをやる男だとわかってる…まあ今回は内容が内容だが…これしかないんだろ…行けよ。ハッチの上に…」
「君タチィ~何勝手なことを~、ジャミア様に何と申し立てをすればいいんだ!!僕がタダでは、すまないだろ!!」
「…兵士さん、あなたがハッチを開けて、こう言え。捕らえた男の1人が、他の町の機密情報をつかんでいると、言っている、と。情報が情報なだけに、あなたレベルの権限を持っている人にしか話せない、1体1で、と…言うんだ、兵士さん!!聞くのを決めるのは副兵士長さんだ…あなたに害は一切ない。」
「く、わかったよ…早く、こいデカブツ、早く終わらせてえ!離れないでこいよ!ドカン!だからな!」
「?お、おい、ハッチ開けて何しようとしてる」
運転手が話しかけてきた。
「なーに!心配いらねえ!ジャミア様にこいつを痛めつけてもらおうと思ってよ!!」
[ガチャ ガッチャン!!](ハッチが開いた音)
「何だ…急に、何か用か…?」
「ジャ、ジャミア様!! おりいって失礼します!!ジャミア様に報告したいことがありまして。と、捕らえた男の1人が、他町の機密情報をつかんでいると、それを、ジャミア様にお話したいそうです。内容が内容なだけにジャミア様にだけお話ししたいと言っています…」
「ふーん…他町のねえ…その男は、この町の住人では、ないのか…? 中々、他の町への入国、出国は滅多にない街柄だから…その手の情報は、貴重では、ある…だがボンタ町長は他の街とは、交流には手を抜いていないから(そういう事に関してはな)敵対してる街も少ないはず。ほぼないはず(表向きには、な) とは、いえ興味は…ある。 いいだろう…その男をここのデッキ(甲板)に連れてこい!!」
「はっ、はい!! おい!!早く上がってこい!!ジャミア様がお待ちかねだ!!」
「よくやって、くれた、兵士さん、礼を言う。心配いらない、話をするだけだ。手錠も、ほら、つけた。自分で自分に…」
「(何、しようってんだ、、)
おい、くれぐれも粗相のないようにな!!」
「頼むぞターケン、待ってるぜ」
デッキ(甲板)の上に、男と女が2人、風も強くなってきた、、空も先ほどの青空が嘘のように真っ白になってきた…雲も1つも見れず… ヤシの木とサボテンと、そしてやや殺風景な…人気もなく、町並の中、戦車は突き進んで行く。
「身長178㎝ 体重66kgて、とこか。髪は黒髪ストレート、やや大きめの目の瞳の色も黒、唇は分厚め、フ…兵士になるにはややガタイがイマイチかな…もう一人(カーオル)は、兵士型の体型だけど… じゃ、早速だけど、他街の機密情報て何だい?」
「はい、正確に言うと機密情報というよりは、他街のこの街パワラに対して水面化で行われている、制圧作戦です…ご存知かと思われますが、今までの…この街パワラの横暴、理不尽極まりない行為の数々…それは、やはり他町の耳にも入り、噂にもなっています。あくまで他町とは世間体を意識して、交流していただけにすぎない…ボンタ町長には、それが見えていないと…今のは言い過ぎましたが…どちらにせよ、もはやプワラは他町から脅威と見なされています。今までのこの街内においての横暴ぶりをもし、他の街にも迫ってきたらと、警戒、戦闘準備態勢も始まっているでしょう」
「…それ、なのか…お前が私に報告する話というのは。機密情報でないのはもちろんのこと、只のお前の感想じゃないのか? ほとんどの街に軍事はある。備えあれば、憂いなしってやつだ。お前は…どこの街の生まれだ…?」
「生まれは、プワラ…。育ちは隣町のヤオピンです…。8歳位までパワラに住んでました。フフフ、覚えてますか私の事…」
ーージャミア…ー
「え、ええ!!あっほんとだ!!(おっと、急に立つな!!俺)」
「ハィィッ!?いつの間にもう一人の奴に!」
「すまない、カーオル。私がジャミアと話をするしか、ないんだ…。町長を倒すためだ…」
「ククク、わかってるよ、お前は正しい事をするためには最善のことをやる男だとわかってる…まあ今回は内容が内容だが…これしかないんだろ…行けよ。ハッチの上に…」
「君タチィ~何勝手なことを~、ジャミア様に何と申し立てをすればいいんだ!!僕がタダでは、すまないだろ!!」
「…兵士さん、あなたがハッチを開けて、こう言え。捕らえた男の1人が、他の町の機密情報をつかんでいると、言っている、と。情報が情報なだけに、あなたレベルの権限を持っている人にしか話せない、1体1で、と…言うんだ、兵士さん!!聞くのを決めるのは副兵士長さんだ…あなたに害は一切ない。」
「く、わかったよ…早く、こいデカブツ、早く終わらせてえ!離れないでこいよ!ドカン!だからな!」
「?お、おい、ハッチ開けて何しようとしてる」
運転手が話しかけてきた。
「なーに!心配いらねえ!ジャミア様にこいつを痛めつけてもらおうと思ってよ!!」
[ガチャ ガッチャン!!](ハッチが開いた音)
「何だ…急に、何か用か…?」
「ジャ、ジャミア様!! おりいって失礼します!!ジャミア様に報告したいことがありまして。と、捕らえた男の1人が、他町の機密情報をつかんでいると、それを、ジャミア様にお話したいそうです。内容が内容なだけにジャミア様にだけお話ししたいと言っています…」
「ふーん…他町のねえ…その男は、この町の住人では、ないのか…? 中々、他の町への入国、出国は滅多にない街柄だから…その手の情報は、貴重では、ある…だがボンタ町長は他の街とは、交流には手を抜いていないから(そういう事に関してはな)敵対してる街も少ないはず。ほぼないはず(表向きには、な) とは、いえ興味は…ある。 いいだろう…その男をここのデッキ(甲板)に連れてこい!!」
「はっ、はい!! おい!!早く上がってこい!!ジャミア様がお待ちかねだ!!」
「よくやって、くれた、兵士さん、礼を言う。心配いらない、話をするだけだ。手錠も、ほら、つけた。自分で自分に…」
「(何、しようってんだ、、)
おい、くれぐれも粗相のないようにな!!」
「頼むぞターケン、待ってるぜ」
デッキ(甲板)の上に、男と女が2人、風も強くなってきた、、空も先ほどの青空が嘘のように真っ白になってきた…雲も1つも見れず… ヤシの木とサボテンと、そしてやや殺風景な…人気もなく、町並の中、戦車は突き進んで行く。
「身長178㎝ 体重66kgて、とこか。髪は黒髪ストレート、やや大きめの目の瞳の色も黒、唇は分厚め、フ…兵士になるにはややガタイがイマイチかな…もう一人(カーオル)は、兵士型の体型だけど… じゃ、早速だけど、他街の機密情報て何だい?」
「はい、正確に言うと機密情報というよりは、他街のこの街パワラに対して水面化で行われている、制圧作戦です…ご存知かと思われますが、今までの…この街パワラの横暴、理不尽極まりない行為の数々…それは、やはり他町の耳にも入り、噂にもなっています。あくまで他町とは世間体を意識して、交流していただけにすぎない…ボンタ町長には、それが見えていないと…今のは言い過ぎましたが…どちらにせよ、もはやプワラは他町から脅威と見なされています。今までのこの街内においての横暴ぶりをもし、他の街にも迫ってきたらと、警戒、戦闘準備態勢も始まっているでしょう」
「…それ、なのか…お前が私に報告する話というのは。機密情報でないのはもちろんのこと、只のお前の感想じゃないのか? ほとんどの街に軍事はある。備えあれば、憂いなしってやつだ。お前は…どこの街の生まれだ…?」
「生まれは、プワラ…。育ちは隣町のヤオピンです…。8歳位までパワラに住んでました。フフフ、覚えてますか私の事…」
ーージャミア…ー
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