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兵士長プルタスその4
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足を刺されて、止血をしている、兵士長の、目が、こちらに向いてくる前に、カーオルと話さなければ…
「どういうことだ?」
「ああ。それにしても、さっきから変なんだが、俺が、パンチを繰り出すと…1、2と…でも、そのあとに『3発目』が繰り出されているんだ」
「………」
「おかしいよな、言ってること、わからないよな…俺は、1、2としか打っていない…だが、そのあとに『3発目』がでて、それが、兵士長にヒットしだしてるんだよ。兵士長も、違和感に気づき始めている。その前にケリをつけないと、2階の拡張世界の戦いで、変になっちまったかなぁ」
「(ハッ!)…まさか、あの執事が言っていた…そうだ、カーオルよ。ポケットに、あの石は、入ってるよな?」
「あ、ああ。そのまま入れっぱなしだぜ。ん、まさか…」
「そうだ、きっと…あの石を入れられ、そして、拡張世界という、あのボンタの『想いの具現化』の攻撃で、我々は襲われた。それにプラス、テクノロジーも混ざっていたんだろうが」
「確かに、俺は、格闘バカだから、パンチのスピードを上げたい、や、キックのスピードを上げたい等、訓練しながら、妄想に浸っていたことは、ある。それが、叶ってしまっていると!?ま、まじか…」
「いいねぇ~、君ィィ、そうだ~~、一気にお友達が、増えそうだぁ。さぁ、君もかかっておいで。私に気配を感じさせずに、突き刺すなんて…こんなぁ!!屈辱は、ないぃぃ!!」
兵士長も、まるで荒波のように気分の波が激しいようだ。
[タッタッタッタ!!(突進中の音)]
猛ダッシュで、カーオルに襲いかかる。
「この超合金の頭突きで頭から星を出せ!!食らえ~~!!」
「来いよ!!うぉぉぉぉ!!!」
カーオルも白目を向きながらジャンプをして海老のように体を反らせて頭突きの体勢で迎え撃つ。
ゴンッッッ!!!
頭突きの瞬間、二人とも一瞬意識が飛びそうな表情をして、だがお互い足で踏ん張り倒れずに…その後、額から、血を流したのは兵士長の方だった…
「く、くそっ!!ならば食らえぃ!私のこの世の美の象徴とも言えるべき右の拳を!!」
「(ここだ!!)ここで、全身の神経を避けることだけに集中するんだ!!攻撃は『三発目のパンチに任せるぜ!!うぉぉぉぉ!!!強く!想えぇぇぇ!!!」
グガン!!!……
……カーオルは、無理な体勢で、仰向けに倒れるように、攻撃を避けたが、見事…『三発目のパンチ』は、兵士長の眉間をとらえた……
「ぐわぁぁぁ!!!」
かなり吹っ飛ばされていく、凄まじい、拳だ、想いの強さか…
ドタッッッッ!ズサササ……
兵士長は、地面にうつ伏せのまま倒れ込んだ。
「な、何だ、やはり、2階の、拡張世界をクリアした何かと関係あるのか…く,、くそ、動けない、コ、コーヒーが、俺の、コーヒー!飲めない、うっ…」
兵士長は、動かなくなった。見事、カーオルの失神KO勝ちと言ったところだ…
「バ、バカな!! おーーい!どうなってんだよ~!!プルタス様~!!」
外野の受刑者達がざわめきたつ。
よし、これでようやく、四階の町長ボンタの所へ行ける、ん…
「ぐ、ぐが、くそ、ちくしょう!」
兵士長、失神とまでは、いかなかったか。
「まだ、お前らは、友達になってねぇ。友達になりたいだろぉ?だったら、俺様に殺されるしかないんだぉ?それに、福兵士長のジャミアの奴も俺になかなか、なびかねえ、俺の女になりゃあよぉ…もっといい思いをできるのによぉ…やはり、真の友達にするしかないかなぁ…グハハハ!」
その瞬間、私の中で、寒気と憎悪が、ほとばしった。生命の防衛本能(ジャミアへの)が、働いたのか、気付いたら、私は、うつ伏せで寝ていた兵士長の後頭部を、全力の右拳で打ちつけた。地面は、血が赤色にキャンバスを描いていった。幸い、その場面はカーオルに見られずにすんだ…簡単に言えば、キレたということだが、カーオルの後頭部を傷つけてしまった時とは違う気分、感覚、この男は止めてしかるべき、よかったんだ、これで…自分に言い聞かせた。
「カーオル、大丈夫か、立てるか?」
「おう、よ。まだ、余力は、残っているぜ…これからが、真の本番じゃねえか。、町長をお仕置きだ。兵士長は、失神したか?ハグして許そう、てな、事しても、なんかちょっと、な。まあ、ある意味ありがとよ…お前のような強い奴と戦えてよ…それと『想いの具現化』か…ターケンの場合は、どんなのが、出るんだろうな」
「(許す心…か)不確かなものに期待はできない…それに、今は、町長粛清を…で、頭がいっぱいだ。いくぞ!カーオル!」
「おお!!!」
「どういうことだ?」
「ああ。それにしても、さっきから変なんだが、俺が、パンチを繰り出すと…1、2と…でも、そのあとに『3発目』が繰り出されているんだ」
「………」
「おかしいよな、言ってること、わからないよな…俺は、1、2としか打っていない…だが、そのあとに『3発目』がでて、それが、兵士長にヒットしだしてるんだよ。兵士長も、違和感に気づき始めている。その前にケリをつけないと、2階の拡張世界の戦いで、変になっちまったかなぁ」
「(ハッ!)…まさか、あの執事が言っていた…そうだ、カーオルよ。ポケットに、あの石は、入ってるよな?」
「あ、ああ。そのまま入れっぱなしだぜ。ん、まさか…」
「そうだ、きっと…あの石を入れられ、そして、拡張世界という、あのボンタの『想いの具現化』の攻撃で、我々は襲われた。それにプラス、テクノロジーも混ざっていたんだろうが」
「確かに、俺は、格闘バカだから、パンチのスピードを上げたい、や、キックのスピードを上げたい等、訓練しながら、妄想に浸っていたことは、ある。それが、叶ってしまっていると!?ま、まじか…」
「いいねぇ~、君ィィ、そうだ~~、一気にお友達が、増えそうだぁ。さぁ、君もかかっておいで。私に気配を感じさせずに、突き刺すなんて…こんなぁ!!屈辱は、ないぃぃ!!」
兵士長も、まるで荒波のように気分の波が激しいようだ。
[タッタッタッタ!!(突進中の音)]
猛ダッシュで、カーオルに襲いかかる。
「この超合金の頭突きで頭から星を出せ!!食らえ~~!!」
「来いよ!!うぉぉぉぉ!!!」
カーオルも白目を向きながらジャンプをして海老のように体を反らせて頭突きの体勢で迎え撃つ。
ゴンッッッ!!!
頭突きの瞬間、二人とも一瞬意識が飛びそうな表情をして、だがお互い足で踏ん張り倒れずに…その後、額から、血を流したのは兵士長の方だった…
「く、くそっ!!ならば食らえぃ!私のこの世の美の象徴とも言えるべき右の拳を!!」
「(ここだ!!)ここで、全身の神経を避けることだけに集中するんだ!!攻撃は『三発目のパンチに任せるぜ!!うぉぉぉぉ!!!強く!想えぇぇぇ!!!」
グガン!!!……
……カーオルは、無理な体勢で、仰向けに倒れるように、攻撃を避けたが、見事…『三発目のパンチ』は、兵士長の眉間をとらえた……
「ぐわぁぁぁ!!!」
かなり吹っ飛ばされていく、凄まじい、拳だ、想いの強さか…
ドタッッッッ!ズサササ……
兵士長は、地面にうつ伏せのまま倒れ込んだ。
「な、何だ、やはり、2階の、拡張世界をクリアした何かと関係あるのか…く,、くそ、動けない、コ、コーヒーが、俺の、コーヒー!飲めない、うっ…」
兵士長は、動かなくなった。見事、カーオルの失神KO勝ちと言ったところだ…
「バ、バカな!! おーーい!どうなってんだよ~!!プルタス様~!!」
外野の受刑者達がざわめきたつ。
よし、これでようやく、四階の町長ボンタの所へ行ける、ん…
「ぐ、ぐが、くそ、ちくしょう!」
兵士長、失神とまでは、いかなかったか。
「まだ、お前らは、友達になってねぇ。友達になりたいだろぉ?だったら、俺様に殺されるしかないんだぉ?それに、福兵士長のジャミアの奴も俺になかなか、なびかねえ、俺の女になりゃあよぉ…もっといい思いをできるのによぉ…やはり、真の友達にするしかないかなぁ…グハハハ!」
その瞬間、私の中で、寒気と憎悪が、ほとばしった。生命の防衛本能(ジャミアへの)が、働いたのか、気付いたら、私は、うつ伏せで寝ていた兵士長の後頭部を、全力の右拳で打ちつけた。地面は、血が赤色にキャンバスを描いていった。幸い、その場面はカーオルに見られずにすんだ…簡単に言えば、キレたということだが、カーオルの後頭部を傷つけてしまった時とは違う気分、感覚、この男は止めてしかるべき、よかったんだ、これで…自分に言い聞かせた。
「カーオル、大丈夫か、立てるか?」
「おう、よ。まだ、余力は、残っているぜ…これからが、真の本番じゃねえか。、町長をお仕置きだ。兵士長は、失神したか?ハグして許そう、てな、事しても、なんかちょっと、な。まあ、ある意味ありがとよ…お前のような強い奴と戦えてよ…それと『想いの具現化』か…ターケンの場合は、どんなのが、出るんだろうな」
「(許す心…か)不確かなものに期待はできない…それに、今は、町長粛清を…で、頭がいっぱいだ。いくぞ!カーオル!」
「おお!!!」
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