君を忘れない ありがとう

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君を忘れない

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これはただ、大事なあの子に対しての思いを綴っただけだ、ただ、少し心が楽になったからいや、まだ完全に回復したわけではないが、忘れないうちに思い出に綴って置きたいのだ、時が経てば今覚えてることも大抵忘れてしまう
その子は来たばかりのときは隠れていたりして探すのが大変だった、けれど、その分探して探して探し当てた、私が泣いてるときはそばによってきてくれた。「大丈夫?」と言われてるように感じた、そうはいってはいなかったが
落ち込んでるときは必ずそばに来てくれた、寝ていても私が泣いてたら必ず飛んできてくれた、何年も何年も過ごした、けれど終わりとは唐突に来るものだとわかった、
前の日の夜になぜかその子が何も言わずに私のそばで考え事していた、少し、考えたあとになにか思ったのか、その場を離れ少し離れた場所にめずらしくその日は私と寝てくれなかった、不思議に思ってしまった、なぜだろ?と次の朝私はバタバタしてしまった、寝坊したせいもあった、けれど、その日の昼‥脳震盪おこして危ないという連絡が入った 抜けられなかったどうしても抜けられない日だったのだ悔しかった
なによりも大事な子なのに、危ないというのに、すぐに駆けつけられない自分が憎かった、なんとか早く終わらせて、スマホを見てみた‥間に合うとおもった‥けれど‥急いで向かってる最中に‥命を落とした‥間に合わなかった死に目に会えなかった悔しかった憎かった情けなかった
死んだあとの姿を見るのが辛かった。
誰にも涙を見せずに少し隠れて泣いた、
ただ、辛かった悲しかったというより、心にぽっかり穴が開いたみたいだった、【もう一人の自分】が消えたみたいだった、そのくらい大切な存在だった。
みんなの前ではずっと気丈に振るっていたけれど、やりすぎてしまった、あの日からうまく笑えない、けれど、笑う。落ち込んでてもあの子にとっていいことではないから。
まだ、ふと思い出すと心がえぐられるように辛いけれど、忘れたくないから書きまくる。
辛いとその全てを封印してしまうかもしれないから、ただ、これはあの子が私にとってかけがえない子だったのだ、死とは唐突にやってくる死に目にも会えないかもしれない。脳震盪起こる前日私に何かを伝えてくれたのにそれに気づいてやれなかった、後悔ばかりしかないけれど、そればっかり、くやいても仕方ないと思っている。けれど、ある人の言葉でずっとひっかかってる「死んでしまうのは仕方ない」それはわかるが言葉に出すものほどなのだろうか?と私は思ってしまった。確かに【生きているものは】誰しも死を訪れてしまうのはわかるけれど、仕方ないはすごく引っかかる
私はあの子の存在がなによりも心の救いだった。
焼くときも周りは泣いていた、私は泣いてはいけないとふと思ってしまった、涙を堪えた
いや、むりやり泣かなかった。
けれど思いだすといまでも涙がでそうになる誤魔化してるがまだ、心の穴が消えない、寂しくて仕方ない。
けれど前に進むしかない、ただあの子に対して言いたいことは1つだ
ありがとう、キミを忘れないよ
だけだ、ただあの子に対して綴っただけだから文章も変なところおおいだろう。
ただ、残しておきたいのだ。あの子がこの世に存在したんだよという何かを
だからみんなに言いたいことは一つだ
あたり前は一瞬で壊されるから今いる大好きな人あなたのためにそばにいてくれる人をよくみて、よく過ごして、会話して、あぁ、良かったという日々を送って欲しい。
私みたいにもし、あのときすぐにでも病院つれていけばよかったという後悔はしないでほしい
では、あの子に対してのメッセージも終わったので‥書き終えるとしよう‥‥。
では次の作品がでるまで またね。
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みんなの感想(1件)

t
2022.10.22 t

この小説は創作ではなく、著者様自身が実際に体験されたことをモチーフにしたものですよね?
詩的な表現を控え、その分自分の気持ちを込めたのが、文章の端々から伝わってきました。
…それはきっと読者だけでなく、天国のその子(ワンちゃん?)にも伝わっていると思います。
どうしても悲しくなってしまう時は仕方ないけれど、著者様が笑っていることが、天国のその子にとっては何よりも嬉しいことだと思います。
なので、たまに思い出す時は悲しむのではなく、その子との楽しかった思い出を思い出してみて下さい。
切なく、それでいてどこか前を向けるような…素敵なドキュメンタリーをありがとうございました。(長々と失礼いたしました。)

鴉
2022.10.30

感想をしてくれてありがとうございます!
はい、私の実体験ですね!
心強いコメントありがとうございます。私も徐々にこのコメントを胸にいい思い出として前を向いていこうと思っています。
数ある中からこちらの作品を見つけていただき感謝します(_ _)

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