華麗なる月が出る頃に

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出会い

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僕の名前はアーニー・・・まぁどこにでもいる普通の10歳児の少し生意気な子供だ。お父さんとお母さんがいる普通の幸せな家庭・・・だった。
アーニー「今日も沢山服よごしちやったなぁ」ドロドロの服を見ながら手にはサッカーボールを持っていた、もう夕暮れということもあり僕はお腹ペコペコだった、少し早足で家につこうとする
アーニー「ふふふん」鼻歌歌いながら家に向かっていると一人のフードをかぶった人とすれ違った、どこか嫌な感じがした、
アーニー「・・・・今のなんだったんだろう」不思議になったが、お腹が鳴ってしまい急いで気にせずに家に帰ることにした
『ガチャ』珍しくドアが空いていた不用心だなぁと思いながら家に入ることにした
アーニー「ただい・・うっ!?」血の匂いが鼻の奥まで入ってきた、けれど我慢して奥に進むことにした、
アーニー「お母さん、すごい血の匂いするんだけど・・・・」文句を言おうとリビングに向かったら悲惨な光景が広がっていた
血まみれの母、父が倒れていたまるでホラー映画のようだった信じられない光景で体が拒否反応起こしたのかその場で足から崩れ落ちて嘔吐してしまった。
アーニー「う、あ、おぇ・・」目の前光景を信じたくなかった、なぜ家族が殺されているのか意味が分からなかった父も母も厳しく優しい人だったなのになぜなぜなぜ
アーニー「ァァァァァア!!」悲しくも自分の叫び声しか聞こえない、大粒の涙がこぼれ落ちて床が濡れていくのを感じた、そこまでしても目の前の両親は一切の反応すらない
そこで僕の意識は途切れた_________


ここはどこだろう?すごくふわふわしていて気持ちいい場所だ、不思議な感覚だ
アーニー『あ!お母さん!お父さん!』両親をみつけ、駆け寄ろうとすると、足がツルに絡まりそれ以上進めなかった、両親はとても悲しそうな顔をしていた
母『・・・ごめんね』そういうと後ろを向き遠くへ歩き進めた
アーニー『お母さん!!!お父さん!!!』そう叫ぶと同時に夢から覚めた
アーニー「・・ん」気がづくと知らないベットにいり知らない天井があった《ガバッ》と掛け布団を手ではいとり床に落とす、それと同時に起き上がった
アーニー「ここは・・・」戸惑っているとドアが《ガチャ》と開いた、つい構えてしまう
?「やっと起きたか」そう声かけてきた
アーニー「誰だ、ここは何処だ」少し怯えながら聞いてみるとその少年ぽい人は軽くため息付きながら頭をポリポリとかく
?「質問が多いやつだな」そう答える少年は少し目つきの悪い人のようにも感じた
アーニー「な、なに」体を少し震わせる
?「君みたいなオドオドしたやつ大嫌いなんだよ」鋭い口調で返され、ビクッとしてしまうするとその少年の後ろからすこし年いった声が聞こてくる
?「こらこら・・・ポール君、彼は一般人なんだ、そう圧力をかけるではない」そういって少年の頭を軽くコツンと叩く
ポール「いってぇ・・・ビルさんに言われなくても 分かってるよ」その少年の顔はすこし不機嫌そうにビルさんと言われてる人の顔を見ながら答えていた、
ビル「なら、説明もなしに最初から圧力をかけるのはやめなさい」諭すかのようにもう一度返す、その言葉と同時にポールと呼ばれてる少年は黙ってしまうその少年が黙ると《コツンコツン》と足音を立てながら僕の方に向かってきた
アーニー「・・・・・・」固まって見てることしか出来なかった何言われるかこわった、僕にとっては二人共得体のしれない
ビル「・・・君のことは守ってくれと頼まれていたんだよ」そう静かに答えるのだ、僕は全くそれの意味が分からなかった守ってくれとは??何故何故何故何故何故???そう頭に繰り返されるばかりだ
ビル「・・・事前に君の母・・父に助け求められていたんだ・・駆けつけるのが遅くて手遅れになっていたんだ」そう淡々と繰り返すばかり、僕の気持ちを無視して勝手に話を進めるそんなこと言われても〔はい、そうです〕で納得出来るはずがないもっと意味が分からなかった
アーニー「おじさんだれなんだよ!!僕のお母さん、お父さんとなんの知り合いなんだよ!」感情だけで怒り手元にあった枕をビルと呼ばれている人の顔面にぶつける
ポール「貴様っ!!!」その少年は僕に襲いかかろうとしたがそのビルという人が止める
ビル「・・・昔の友人だよ」そう悲しそうに答える、もっと意味分からなかったあの優しい両親にこんな゛人達゛と仲良いなんて意味分からない
アーニー「でてけ!でてけ!みんなでてけ!」大粒の涙あふれ出しながらいる二人にそうさけぶ、ビルと呼ばれてる人はふぅ・・と一息つきながら少年を連れて部屋を出ていく
意味分からない本当に訳が分からなすぎる、急にそんなこと言われても信じられるはずがないそもそもなんなんだよここは!なんでこんな目に合うんだよ!
アーニー「お母さんとお父さんが何をしたっていうんだよ・・・」あまりにも理不尽差に恨むほどだそれから数分後くらいだろう 綺麗な女の人が入ってきたのだ
アーニー「・・・だれ」そう問いかけると
カミラ「私の名前はカミラよさっきのビルが失礼したわね」そう返すその手元には食事みたいなのを持っていた僕はそれを警戒する
カミラ「・・そう固くならないです毒なんて入ってないし殺すならとうのまえに殺してるわ」心の中をよんでるかのように即座に答える
食事を僕の手元におき ベットにかるく座ると
カミラさんは思い出に浸る用に語る
カミラ「貴方のお母さん・・・゛メアリー゛とは親友だったのよあの人は美しく強い人でね」と語り始める、また意味がわからないお母さんと親友?そんな人聞いたことがない
アーニー「そもそもなんで貴方達となんか」そう答えると、カミラさんはふふっと笑う
カミラ「・・・私達は暗殺者・・そして貴方のご両親もプロの暗殺者なのよ、この事実からは逃れられない」そう僕に言い聞かせるかのように答える
アーニー「それと、両親が殺されたことになんの関係があるんだよ!!!」まだ怒りがフツフツと湧き上がる、カミラさんはそんな僕の言葉を刺すようにがんっと僕の首を左手で掴む
カミラ「あんたら両親はほっとけばいいものの、絶対に知られてはいけない秘密を探りあてた、そのせいで命を狙われることになったその証拠をあんたに託したと聞いた」目つきが変わりさっきのカミラさんとは大違いだったまるで本気で殺しに来てるかのような気迫だった
その力はどんどん強くなる
アーニー「う、うぐっ・・・」息苦しくなり意識が遠のくそれと同時にか「やめろ!!!」という青年の声が聞こえる
?「おい!カミラさんやめろ!」無理矢理僕から剥ぎ取る
カミラ「・・・・マイク君」正気に戻ったかのようにハッとする
マイク「すまなかった・・俺の名前はマイクだ、アーニーというらしいな宜しくな」そう爽やかに答える
アーニー「ゴホッ・・なんなんだよ、勝手に連れてきて殺されかけるって!意味が分からねぇよ!!」そうその青年に対しても怒鳴ると
青年はポリポリと首をかく
マイク「うーん・・・簡単に言うとアーニー・・お前は命を狙われてるんだよ」その言葉に尚更混乱した、何故命を狙われなきゃ行けないのかますます、わからなくなった
アーニー「意味が分からない・・・・」そう言葉を漏らす、けれど僕の両親殺しは序盤に過ぎなかったことをまだ知らなかった
この世界の闇はもっと深いのだと・・・思い知ることになるのだ。
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