ドクハラとセカンドオピニオン

認認家族

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我はゴットなり!

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白内障の手術をする事になった。
二泊三日の手術

白内障の手術は日帰りが多い。けれどここは入院する
その方が安心でしょ?との事。

『君みたいなド近眼はさっさと手術するといいよ~。便利になるから!』
掛かり付け医にそう言われた。
う~ん。
私は注射が苦手だ。
どれくらい苦手かと言うと、貧血検査の注射で貧血起こして倒れる位。因みに、検査結果に貧血の匕の字すら無かった(笑)。
『50になったから保険適用で受けれるしね!高額療養費で両目8万円位で受けれちゃうし!お得だよ~』
掛かり付け医にそう言われて、お得に弱い私は『はぁい』と2つ返事で手術を決意。
………なお、友人達には「ピュアピュアちゃん」とか、「身ぐるみ剥がされそう」とか、「世の中には優しい顔した詐欺師とかいっぱいいるんだからね~?」とか「ポストクラブにだけは行くな、自己破産の未来しかない」とまで言われる事もあることを追記しておく。

紹介されて行った病院で話がサクサクと進んでいく。
でも、保険適用かどうかはちゃんと確認しないと。
「先生、私、自覚症状無いんですけど白内障なんですか?健康保険適用にならないならもう少し待とうかと……」
おずおずというと、医者がにっこり笑った
「あ、大丈夫です。なっていだきますから。」
え?
ぇえ~!?
ふ、不正ですか!?こんな大病院で!?
ドン引きだ!
「冗談です」
医者ジョーク、一般人には分かりづらいんだよ!
「50過ぎれば程度の差はあれど、皆白内障にはなってますから」
そう言って、機器で私の目を診る
「安心して下さい、白内障ですよ」
……
『安心して下さい、履いてますよ!』と同じ位、なんて返して良いのかわからん…。

ともあれ、慣れた様相で片目の手術入院と進んでいく

「う~ん、緊張しないでね~。力抜いてね」
……目をチクチク縫われて緊張しない人いるんてすか?
「顕微鏡の光見てて下さいね~」

…ぶっちゃけ痛くはない。ないが、プツンプツンと針?が通される感覚が痛い気持ちにさせんのよ!
ついつい視線が逃げそうになる
「順調だから安心して下さいね」
……なんて返して良いのかわからんて……

さて、翌日は右目の手術。
これまた、すんなり?終了してちゃっちゃと退院
途中に
「目が、目がぁあああ……!」
byムスカ大佐
「見える……!(笑)」
バイバイムスカ大佐
となった事も追記しておく。
驚愕の新世界。
マスクしててもメガネが曇らない。何故ならメガネが無いから。
ラーメン食べてもメガネが曇らない。何故ならメガネが無いから。
湯船に浸かってもスマホが見える。何故ならメガネが無いから曇らない。
目が良い人ってこんな生活送っていたのね~!?

1週間後に再度診察。
医者が呟く
「完璧だ…。」
うっとりと私のを診る。
……
「素晴らしい」
ほぅ…ため息をついて熱の籠った目で私のをみる。
…………………

コホン
医者が軽く咳払いした。
「経過は順調です。紹介状書くので、掛かり付け医の所に1週間以内に行って下さい。必ず1週間以内に行って下さいね」
「はい。お世話になりました」
経過、順調でもまた来週病院行かなきゃいけないのか。念押しされた。感染症とか、色々あるのだろう。やっぱり手術って大変だ……

掛かり付け医の所へ翌週行った。
診察しながら、医者が呟く
「完璧だ…。素晴らしい」
……
「これこそ、彼なんだよ!見たかこれこそ我が◯◯大の力…!」
………
え~と?

コホン
医者が軽く咳払いした。
「で、どう?メガネ無しの生活は?」
「びっくりしました。目の良い人ってこんな快適な生活送ってたんですね!新世界って感じデス!」
ホント、これ。
よく、日本に生まれただけでも宝くじを当てたようなものだと言うけれど、実感はない。
同じように、視力良く生まれただけでも宝くじを当ててると思うが多分実感はしてない人が多いんだろうな。
私は生まれつき視力が悪い。コンタクト着用時を除き、メガネ無しの素顔を見た事はない。何故なら、裸眼でモノを見ようとすると数cmまで近づかなければならない。鏡なんて目しか映らない距離になる。
『眼球』というが私の目玉は球体では無くイチヂク型だ。だから、緑内障のリスクも高いし、何より金銭的に不都合が生じてる。幼稚園の時からメガネだからメガネ代だけで100万円は使っているだろう。
目が良い人は、そんな額にならないよ~と思ったに違いない。だが、強近眼はレンズ超薄型にしないと瓶底メガネになる。そして超薄型レンズは一枚1万円は超える。ゾフとかが出る前はメガネ一本に7~万円かかっていた。風呂や温泉にもメガネが必須だから2~3年で傷む…。しかも超薄型レンズにしても大きいフレームはNGだ。レンズは凹なのでフレームが大きい程端が厚くなる。メガネ先輩みたいなメガネにすると超薄型レンズでさえ、2cmを超える…。
話がそれたが、視力の良い人は金銭的にもQOLにおいても恵まれている。
その感動を医者に伝えると
「そうでしょ、そうでしょ!もう、患者さん皆から感謝されるんだよね~!しかも、僕が頼むから執刀医が彼なんだよ!新人ホヤホヤじゃなくてこの彼なんだよ!術後も皆良好でホントに感謝されるんだ~!もう~眼医者って神様だって思わない!?」
……
あ~、うん。
ここまで陶酔出来る方は神ではない。

コホン
医者が軽く咳払いした。
「目薬も足りているはずだから、次は一ヶ月後にきてね~」
……え?
1週間以内に絶対行けと言われたのに?薬に変更も何もなし?

ついでに実家に寄る。
同じ手術をした母に報告すると笑われた
「私の時は、1週間後、一ヶ月後も手術医さんに診てもらって、その後、掛かり付け医だったわよ」
………
「よっぽど上手く手術が出来たのね。1週間過ぎると治っちゃって手術の出来の良さが伝わらないから、絶対って言ったんだよ。掛かり付け医の後輩だから、『ほらほら。俺はこんなに上手く手術できるんだぜ~』って先輩に自慢したかったのね。自信作って事」

………
………私は人間ですが!
いやいや待ってくれよ。
掛かり付け医とは言うが、実家の側なので片道2時間かかってんのよ?
診察待ちも1時間以上よ?
「まあ、自慢したい位手術が成功しているって事だし、太鼓判を押されたって事で。先生の自信作よ」

……
………
我は神なり

自己陶酔するのは神じゃない。見てみてみて~、こんなに上手くできたんだよ!と自慢するのは人間だ

自信作だ~!って必要もないのに診察させるのはやっぱり神。人の都合なんてどうでもいいのだ。

眼科医は神なり!

……なわけあるかいっ!













~~~~~~~~~~~~~~~~
白内障の手術ですが、50歳からは健康保険適用で受けれます。
ただ、術後を快適に感じるかは人それぞれだと思います。
濁った水晶体をとって人工のレンズに切り替えるという事は、ICLと違い、ある一点にしか焦点が合わないという事になります。私は、33cmの所にあわせました。他の距離のものを見るにはメガネが必要になります。そしてそのメガネをかけたら、33cmの所は見えなくなります。
今まで、メガネをかけていれば近くも遠くも見えていたのに、一切のピント合わせが出来なくなりました。
このため、遠近両用、中近両用のメガネが必要になりました。
この為、手術については私のようにお得に釣られるのでは無く熟考して下さい。
今の私の目に点数をつけるなら40点といったところでしょうか。
視力1.2の20代が100点
視力1.2の60歳が75点(老眼で細かい文字が見えない。白内障も始まってる)
視力0.0?の50歳は15点、術後は30点,
手術前に戻れるとしたら……う~ん、するかしないか悩むなぁ。
当時はメガネが一本で良かったし、遠近両用メガネは酔うし、悩むなぁ。
ただ、今20代にもどったらICLはしているかもなぁ…

ご利用は計画的に(笑)
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