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風呂場では物凄く牽制してきた京極様だけど、その後はまた部下思いに戻っていた。
「陸、ストレッチをしておかないと、明日筋肉痛で動けなくなるぞ。」
なんておっしゃる。
とりあえず、ベッドの上でストレッチをしていると、千葉さんが笑っていった。
「それ、単純に伸ばしてるだけだぞ。」
「陸、補助してやる」
そう言って京極様がストレッチを手伝ってくれた。くれたのだが……痛い!ほぼプロレス技何だけど!
こ、こういうのって痛気持ちいい位が良いんじゃなかったっけ?
「いっ」
「あっ」
「うゔ……」
「んあ!」
悲鳴しか出ないんだけど!
「きょ、京極様、痛いです~」
半泣きで京極様を見る。
「…………」
めっちゃ怖い目で俺を見てる。どうせ根性がないですよ!京極様が再びプロレスを再開する。無視ですか!
「ん~!」
「ぃう!」
「ひっ」
「も、もう、むりぃ~」
京極様がクツクツと喉奥で笑っている。いや、笑う所じゃ無いです。ねこに甚振られるネズミってこんな感じですか!?
「もっと鳴け」
いやいや、すでに泣いてます!
「お、お願いします、京極様……」
ジッと目をみていうと、ゴクリと唾を飲む音がした。
「…………うつ伏せになれ。揉みほぐしてやる」
「…………」
まだ、続けるんですか。
でも、否とは言わせない雰囲気がある。
大人しくうつ伏せになると、ヤワヤワとマッサージしてくれた。
あ、これ気持ちいい……
「どうだ?陸」
「ん…気持ちいいです…」
寝落ちしそう。
時折、ツボ押しが入ってその度にビクンと体震える。
「んあ!」
宥めるようにさわさわ……
「ん…」
天国ぅ
甘い纏わりつく香り……
「陸、気持ちいいか?」
「はい……昇天しそう……」
ホント、とけちゃいそう……。いかん、よだれが……横向きにしている顔からよだれが、つっと流れる
「ぁう!」
激痛のツボがあるのかは知らんが、突然痛みが走って飛び起きた。
「い、痛いっす、京極様」
「猪瀬」
「……かしこまりました」
え?阿吽の呼吸?何を了承したの?俺の抗議は無視?
京極様はそのまま部屋を出ていかれた。
「??ええっと?俺、何か失礼な事をしてしまった?あ、いや、京極様にマッサージしてもらう時点で終わってる?」
「「「………」」」
皆が何とも言えない顔をする
「え?何?俺、京極様追いかけてて謝罪すべき?何処いったの?」
「…………五月蠅い五月蠅い五月蠅い!いいか!貴嗣様は神にも等しきαなんだよ!それをそれを想像さすな!」
猪瀬さんがキレる。
神にも等しきαを想像、創造?させるな?意味がわからん。
「……とりあえず、夕飯は一時間ずらす。それまでは各自自由にしていろ。青島はこの部屋で待機」
猪瀬さんがはぁーとため息をついた後に言った。これは、逆らわないほうがよさそうだ。
「了解です。宮下、ゲームしようよ」
ベッドの上をポンポンとすると
「お前のベッドは問題だろう!!」
「失礼な!そんなに寝汗かいてないわ!」
「「そういう問題じゃねぇ!」」
いっせいに怒鳴られで首を竦めた。
「じゃあ、宮下んとこでいいや」
「青島、ベッドの上で遊ぶ事が問題なんだ。マナー違反だぞ」
「……わかりました」
このメンバーは時々、マナーとかいいだす。無礼講とか言いつつ、何かあるとマナー違反と繰り返すんだよな。
とりあえず、ソファに移動する。ぼんぼんとソファを叩いて宮下を誘う。ため息を着いてやつが来た。
ふわりと宮下のコロンが香る。
「なぁ、宮下、お前の使っているコロン、どこの?ボートで下ってるときもいい感じだった。あんだけ水没してんのに落ちない香水って凄くね?」
「え?」
宮下が顔を引き攣らせた
「あ、青島、俺の香水わかるの?」
「?鼻は良い方だぞ」
「そ、そうか…。」
「…………因みに宮下は、どんな匂いのコロンだ?」
「ライム?とか?柑橘系の何かスッキリして安心感がある」
「…………千葉や俺も付けているんだが、宮下のコロンが一番好きなのか?」
「え?二人では全くわかんないな。宮下と京極様がつけ過ぎなんだよ」
「そ、そうか、貴嗣様のコロンはつけ過ぎか」
「そうなんじゃない?水没してもタールみたいに纏わりつく感じの甘ったるい匂い。脂ギトギトラーメン。宮下はラーメン酢みたいだよな。スッキリする。」
「「「…………」」」
「……これ、俺、生き残れるのか?」
「…………青島!」
「ハイ!!」
猪瀬さんに怒鳴られて敬礼してしまう
「今の話は誰にもするな!いいな!」
「…………猪瀬」
千葉さんが、何かを言いかけてやめた。
なんだ?
これがそんな重要な話か?
ゾワリ
嫌な、嫌な予感がする………。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇郎系ラーメンの油の匂いに甘みがプラスされたら、どんな匂いになるのでしょうか!?
「陸、ストレッチをしておかないと、明日筋肉痛で動けなくなるぞ。」
なんておっしゃる。
とりあえず、ベッドの上でストレッチをしていると、千葉さんが笑っていった。
「それ、単純に伸ばしてるだけだぞ。」
「陸、補助してやる」
そう言って京極様がストレッチを手伝ってくれた。くれたのだが……痛い!ほぼプロレス技何だけど!
こ、こういうのって痛気持ちいい位が良いんじゃなかったっけ?
「いっ」
「あっ」
「うゔ……」
「んあ!」
悲鳴しか出ないんだけど!
「きょ、京極様、痛いです~」
半泣きで京極様を見る。
「…………」
めっちゃ怖い目で俺を見てる。どうせ根性がないですよ!京極様が再びプロレスを再開する。無視ですか!
「ん~!」
「ぃう!」
「ひっ」
「も、もう、むりぃ~」
京極様がクツクツと喉奥で笑っている。いや、笑う所じゃ無いです。ねこに甚振られるネズミってこんな感じですか!?
「もっと鳴け」
いやいや、すでに泣いてます!
「お、お願いします、京極様……」
ジッと目をみていうと、ゴクリと唾を飲む音がした。
「…………うつ伏せになれ。揉みほぐしてやる」
「…………」
まだ、続けるんですか。
でも、否とは言わせない雰囲気がある。
大人しくうつ伏せになると、ヤワヤワとマッサージしてくれた。
あ、これ気持ちいい……
「どうだ?陸」
「ん…気持ちいいです…」
寝落ちしそう。
時折、ツボ押しが入ってその度にビクンと体震える。
「んあ!」
宥めるようにさわさわ……
「ん…」
天国ぅ
甘い纏わりつく香り……
「陸、気持ちいいか?」
「はい……昇天しそう……」
ホント、とけちゃいそう……。いかん、よだれが……横向きにしている顔からよだれが、つっと流れる
「ぁう!」
激痛のツボがあるのかは知らんが、突然痛みが走って飛び起きた。
「い、痛いっす、京極様」
「猪瀬」
「……かしこまりました」
え?阿吽の呼吸?何を了承したの?俺の抗議は無視?
京極様はそのまま部屋を出ていかれた。
「??ええっと?俺、何か失礼な事をしてしまった?あ、いや、京極様にマッサージしてもらう時点で終わってる?」
「「「………」」」
皆が何とも言えない顔をする
「え?何?俺、京極様追いかけてて謝罪すべき?何処いったの?」
「…………五月蠅い五月蠅い五月蠅い!いいか!貴嗣様は神にも等しきαなんだよ!それをそれを想像さすな!」
猪瀬さんがキレる。
神にも等しきαを想像、創造?させるな?意味がわからん。
「……とりあえず、夕飯は一時間ずらす。それまでは各自自由にしていろ。青島はこの部屋で待機」
猪瀬さんがはぁーとため息をついた後に言った。これは、逆らわないほうがよさそうだ。
「了解です。宮下、ゲームしようよ」
ベッドの上をポンポンとすると
「お前のベッドは問題だろう!!」
「失礼な!そんなに寝汗かいてないわ!」
「「そういう問題じゃねぇ!」」
いっせいに怒鳴られで首を竦めた。
「じゃあ、宮下んとこでいいや」
「青島、ベッドの上で遊ぶ事が問題なんだ。マナー違反だぞ」
「……わかりました」
このメンバーは時々、マナーとかいいだす。無礼講とか言いつつ、何かあるとマナー違反と繰り返すんだよな。
とりあえず、ソファに移動する。ぼんぼんとソファを叩いて宮下を誘う。ため息を着いてやつが来た。
ふわりと宮下のコロンが香る。
「なぁ、宮下、お前の使っているコロン、どこの?ボートで下ってるときもいい感じだった。あんだけ水没してんのに落ちない香水って凄くね?」
「え?」
宮下が顔を引き攣らせた
「あ、青島、俺の香水わかるの?」
「?鼻は良い方だぞ」
「そ、そうか…。」
「…………因みに宮下は、どんな匂いのコロンだ?」
「ライム?とか?柑橘系の何かスッキリして安心感がある」
「…………千葉や俺も付けているんだが、宮下のコロンが一番好きなのか?」
「え?二人では全くわかんないな。宮下と京極様がつけ過ぎなんだよ」
「そ、そうか、貴嗣様のコロンはつけ過ぎか」
「そうなんじゃない?水没してもタールみたいに纏わりつく感じの甘ったるい匂い。脂ギトギトラーメン。宮下はラーメン酢みたいだよな。スッキリする。」
「「「…………」」」
「……これ、俺、生き残れるのか?」
「…………青島!」
「ハイ!!」
猪瀬さんに怒鳴られて敬礼してしまう
「今の話は誰にもするな!いいな!」
「…………猪瀬」
千葉さんが、何かを言いかけてやめた。
なんだ?
これがそんな重要な話か?
ゾワリ
嫌な、嫌な予感がする………。
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〇郎系ラーメンの油の匂いに甘みがプラスされたら、どんな匂いになるのでしょうか!?
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