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第1章
偽りの婚約
しおりを挟む「エリクサーを使ったんです」
そう打ち明けると、エルム様とシャルル卿は限界まで目を見開いた。
後ろにいるシオウが身じろぐ音が聞こえたが、口を挟む気はないようだ。
2人が復活するまで約1分、私は目を逸らさず待ち続ける。
するとエルム様が震える唇で声を発した。
「…エリクサーとは、王室でも所蔵しているか怪しい…古代の、聖遺物だぞ…?」
だよねえ。まあゲームってそういうとこあるよね。
存在すら怪しいお宝がログインボーナスで貰えたりして、ね。
「…でも、それくらいしか手段は無いか…まだ持っているか?」
「はい。これが最後です」
シオウ相手のように、全てを言う事はできない。
せめてと思い、エリクサーを2つ取り出した。
「これは、師匠よりいただいた物です。彼女は消える直前に私に託しました…」
「……………」
エルム様は腕を組み、右手で顎を触り思考している。
エリクサーを手に取り…目の高さに持ってきて揺らし、蓋を開けて匂いを嗅いでみて。
シャルル卿は指先でつんつん突ついている。そんな危険物みたいに扱わなくても…。
彼はエリクサーを、私をどうするのだろうか。本当に信じていいのだろうか。
でも…王室に目を付けられた以上、逃げるか正面からぶつかるしかない。
エルム様の対応如何によっては、シオウを連れて国を出よう…心の中で決意した。
「……よし。父上にも協力を仰ぐ」
予想外の言葉に、「えっ」と呆けた声が出てしまった。
公爵様を巻き込むの…?なんで?
「いいか、この場の全員俺の言う通りに動け。
まずセレスト、お前は…これから俺の婚約者として振る舞ってもらう」
「は…はいいっ!?」
どうしてそうなった!?そもそも私は平民で…ああ、不可能ではないのか。
天才と呼ばれるエルム様…彼を凌駕する私は、生まれた家など関係無い。
「俺に他人の魔力が視えるというのは、父も知っている。
まず俺が…町でセレストと出会い、一目で俺以上の魔法使いだと見抜いた。
交流を重ねていくうちに好意を抱き、告白。
セレストも受け入れ、口約束だが婚約までした…いいな?」
いいな?と言われましても。その後の計画によっては迂闊に賛同できない。
「そして、その…俺がお前を溺愛し、公爵家に代々伝わる秘宝、エリクサーを譲渡した。
…嫌だろうけど、今はこれ以上の案は出ない…」
エルム様は首まで真っ赤にして顔を逸らした。
なるほど…少し読めたぞ。
だから公爵様を巻き込むのか。話を合わせてもらわないと。
側から見れば、幼い息子が好きな女の子に家宝を貢ぐ…うーんスケールでかい。
「そ、それで…シオウは俺がセレストに付けた護衛。
シャルルはいつも通り、ただ話を合わせろ。何か質問は?」
「はい」
真っ先に手を挙げたのはシオウだった。
「公爵様は納得されますか?」
「…公爵家ともなれば、王家でも所持していない宝を隠していても不思議ではない。
数百年間伝わっており、出所は不明…それ以上は王室でも探れないはずだ。
それにセレストの師匠…その者はもう、いないんだよな?」
「…はい。どれだけ願おうとも、2度と顔を合わせる事は叶いません」
それでも、眞凛は私の中にいる。
お願い…どうか見守っていて。
彼女を思い出し、俯いてしまった私の頭に…大きくて温かい手が乗せられた。
顔を上げれば、シオウが穏やかに微笑んでいる…。
ありがとう、と言おうとした瞬間。
エルム様が立ち上がり、その手を払った?
「…これからはそういうのもやめろ。彼女は曲がりなりにも、公子の婚約者なんだからな!」
そして私の頭をわしゃわしゃ撫でる。
…何これ可愛い。
「ふふっ…」
「!…その師匠が健在であれば、追及される事もあるだろうが。いない以上、父上もお前の話を信じるしかない。
勝手に素行調査をされるとは思うのだが…大丈夫か?」
ああ…私がティアニー家出身だと知られるかもしれないな。
でも、何も後ろ暗い事はない。焦るのは伯爵だし…どうぞご随意に。
シオウも公爵家で保護してもらえれば、伯爵は何も手出しできない。
ただブロウラン家を巻き込んで…本当に申し訳ない。
「(多少無理があるが…筋は通っている。まあ何かあったら、セレスト様を連れて逃げればいいか)わかりました、俺はこれ以上口を出しません」
シオウは一応納得して下がった。
「よし、早速だが今から公爵家に行くぞ」
「い…いまからっ!?」
「そうだ、善は急げ。急げばドレスも間に合う…」
「まま待った!」
ドレスを買ってもらうなんて、そこまではさせられない!
ダッシュで寝室に行き、ボックスの確認。えーとえーと…これだ!
「お待たせしました」
「セレス…っ!?」
それは…エルムルートで、ルージュが着たドレス。
水色のふんわりとしたプリンセスラインで、レースが幾重にもあしらわれている。
小さな宝石が散りばめられ、胸元にはエメラルドが存在を主張している。
「これで閣下への謁見は大丈夫ですか?ただヘアセットが…エルム様?」
「……………」
何も言わないと思ったら、服を握り締めて…頬を紅潮させて私を見つめている。
…まさか、見惚れてる?
私レベルの令嬢なんて…社交界にはゴロゴロいるだろうに。
彼は私の頬に手を伸ばし、愛おしそうに撫でた…。
これはちょっと、照れるな。胸がドキドキしてる…聞かれなきゃいいけど…。
「……それで充分だ。頭は…アクセサリーで誤魔化そう。行くぞ」
「あ、はい…」
腕を差し出されたので、そっと重ねて歩き出す。
手…大きいなあ。エルム様も男の子なんだな…そう実感させられる。
エルム様の舟に4人なんとか乗り、私もサポートしながら空を飛ぶ。
そのまま町に入り…宝石店に寄り。
もっと安いのでいい!と言っているのに聞いてくれず。
ダイヤモンドの髪飾りを購入…店員さんに付けてもらった。
「素敵です、お嬢様!」
「まるで天使様みたい…」
鏡を見せられ、ほう… と声を漏らしてしまった。
確かにいい宝石に引っ張られて、それなりの美少女に見えるな。
ガッツポーズを決めたり、マッスルポーズを取ってみる。うん、可愛い!
「(その変な動きが無ければ、完璧な令嬢だな…)ここからは馬車で行く。シャルルが話を通してある、両親も待っているはずだ」
「はい…」
いつの間に豪奢な馬車が用意され、それに乗り込み出発!
私、エルム様が並び、向かいにシオウだ。
「それから、今後俺をエルムと呼べ」
「え。それは…ちょっと…」
「お前は!俺の…大好きな婚約者なんだから!呼べと言ったら呼べ!!」
その勢いに圧され、エルムと呼んでみる。
彼は嬉しそうに顔を綻ばせた…まあいいか!!
前回は門までだった公爵家。今度は中まで入る…私は今、公子様の婚約者なんだ。
背筋を伸ばし、決して俯くな。足取りを確かに、相手が誰であろうと怯んではいけない!
先にエルムが降り、私に手を伸ばす。
ドレスをつまんで優雅に降りる。玄関には使用人が揃っており、皆私に興味津々そうだ。
そこへ公爵夫妻と思われる男女が近寄ってきた。
よし…!エルムに視線を送ると、こくんと頷いた。
「父上、母上。こちらがさっき言った俺の婚約者…セレストだ」
「公爵閣下、夫人両名におかれましてはご機嫌麗しく。
わたくしはセレスト・レインブルーと申します。高貴な方々に拝謁させていただき、恐悦至極に存じます」
「あ…ああ。顔を上げなさい、続きは中でしようか」
「ありがとうございます」
令嬢時代、散々練習したカーテシーを披露した。
よっしゃー掴みは成功!と顔には一切出さずに心の中で小躍りする。
うわ…外観から想像はしていたが、豪華な屋敷だな~。
てか夜なのに、なんでこんなに明るいの?この世界に電気は無いぞ。
ん…あの壁にあるのって、夜行石!?
魔法で加工された物で、電球の代わりに使えるんだ。いくらするんだろう…魔導具の店にも売ってなかったのに。
応接間まで通され、お高そうなカップに高級そうなお茶が淹れられる。
そっと一口…美味しゅうございます。
まず夫妻は自己紹介をしてくれた。
閣下はエドワード様、夫人はリンダ様。こっちもシオウを紹介して…と。
「さて…父上。シャルルとシオウ、家令以外は下げてください」
「ああ。皆聞いたな?呼ばれるまで下がりなさい」
はい。と3人が出て行った。ここからは内緒話のお時間だ。
「父上、時間も無いので簡潔に説明します。
彼女が殿下を癒したのは、これによるものです」
エルムは色々すっ飛ばし、エリクサーを2つ置いた。
夫妻と初老の家令さんは「何これ?」の目。
「エリクサーです。セレストの師匠が持っていたものですが、これは公爵家の秘宝という事にしてください」
「「待って待って待って」」
いくらなんでも端折りすぎだわ。
私とシャルル卿で経緯を説明した。
「…事情は分かった。これは一応鑑定に出すが…確かに。公爵家の所蔵としておいた方がよさそうだ。
だが、この2つはどうするのだ?」
ありがたい事に、公爵様は私達の計画に賛同してくれた。
色々と修正する必要はありそうだが、大まかな流れは問題なさそうだ。
エリクサーの今後については、あらかじめエルム様と決めてある。
「1つは公爵家に献上させていただきます。もう1つは…王室に」
「…成る程。君はそれでいいんだね?」
「はい。わたくしには余る物です」
まだ90個以上あるし…ね。
ん…?なんか視線を感じると思ったら、夫人が超ニコニコと私を見ている?
にっこりと笑い返せば、きゃーきゃー楽しそう?
「あなた、エルムのお嫁さんよ!こんなに可愛い子を連れてきて…やるじゃないの!」
「は…母上ぇ…。
婚約は、計画の為の嘘だと言ったじゃないですか…」
「何言ってるの、嘘から真になる事もあるのよ!
ねえあなた、真実味を持たせる為にも正式に文書にしてしまいましょ!」
「まあ…そうだな。
レインブルー嬢。君の保護者は?」
「……両親はいません。保護者…そこのシオウが近い存在でしょうか」
シオウはスッと頭を下げた。彼自身も成人したてだけど、大人には違いない。
「…失礼ではあるが、出自を聞いてもいいか?」
うーん。どうせ徹底的に調べれば分かる事だし。
よし、言っちゃおう。
「わたくしの本当の名はセレスト・ティアニー。これより東側にあるティアニー伯爵家の娘にございます」
「…え?いや、あの家の娘は…失踪したと…」
公爵は言葉を切り、家令に新聞を持ってくるよう指示。
時間が掛かるだろうから、その間話を続ける。
大体シオウに言ったのと同じ内容だが。
公爵家はみるみる顔を険しくした。
「…ファルマー。伯爵はどのような反応を見せた?」
「はい。
お嬢様に渡されたドレスの切れ端を見せ、「これ以上何も見つからなかった。周囲には血痕が残されており、衣類まで全て獣に喰われたのだろう」…と報告をしました。
すると伯爵様は喜びを抑えられない表情で「そうか、それは残念だ」と仰い、私に何度も他言無用と念を押して帰されました」
…そっか。本当に残念でした、ピンピンしてま……ひいっ!?
な…!?公爵家の面々が、全身からどす黒いオーラ撒き散らしてる!?ついに私にも見えるようになったか…じゃなくて!
「どうなさったのですか…?」
「どうもこうも…っ!
いや…お前は伯爵家を離れられて、幸せなんだったな…」
「はい!毎日が充実して楽しいです。
今日はシオウと釣り対決をしたんですよ。私の勝ちでしたが!」
「だってセレスト様、なんかすげー銛使ってたじゃん~…」
私は努めて明るく、いかに森暮らしが楽しいか語る。
シオウも合わせてくれたお陰で…どうにか平和な空気が戻ってきた。
そこへ家令が、2枚の新聞を持って部屋に入る。
「お待たせ致しました。そちらが去年の…こちらは今年の春の記事です」
テーブルに置かれた新聞を、全員で覗き込む。
私の姿絵を見て、エルムが本物と何度も見比べた。
「誰だこれ?本物の方がずっと可愛いじゃないか」
何言ってんのこの人?急に褒めるやん。
私だって…格好いい男の子にそう言われては、顔に熱が集中してしまう。
「…そうか。全て伯爵の自作自演…最初から捜索する気などなかったのだな」
「ええ。…わたくしは本当に大丈夫です、強がりではありません。
ですから…泣かないで、エルム」
「泣いてなんか…」
「じゃあこれはなんですか?」
彼の頬を撫で、濡れた指先を見せる。
本当に気付いていなかったようで、驚きながら袖で乱暴に拭った。
こんなに優しい旦那様なら、いいかもね?
彼と将来結婚…嘘の話だったが、少しだけ前向きに受け止めてみようかな。
「セレストさん…辛かったわね。
どうかこれから、私の事を母だと思ってくれないかしら?貴女には素敵なお母様がいると、分かってはいるけれど…」
夫人は目に涙を溜めて…私の前に膝を突き、優しく抱き締めてくれた。
温かい…お母様を思い出し、私も涙腺が緩む…。
「…はい。ありがとう…ございます」
私も夫人の背に手を回し応えた。
お母様…生まれた時からずっと私を守っていてくれて、ありがとう。
…さようなら。
この日は泊まっていくよう言われ、恐縮しながらも甘えます。
「あ、シオウ。お前はこっちだ」
「はい?」
シオウはシャルル卿に連れて行かれた?
大丈夫だ…というエルムを信じよう。
「う、うお…」
キラキラ~…と文字が見えそうな、広くて調度品もお高そうな部屋…!ここ私が使うの!?
「はいお嬢様。誠心誠意、お仕えさせていただきます」
「ぴょ?」
何故超笑顔のメイドさんが5人いる。いや…お世話とかいいから、着替えも自分で…。
「本日のネグリジェはこちらでいかがですか?」
「わあ可愛い!……この家、お子さんはエルムだけですよね?
なんで私のサイズぴったりな女の子の服があるんです?」
「お嬢様がお屋敷にいらしてすぐ、ご用意しました!」
流石、仕事早い!!
……ひえー!!服を剥ぎ取られ、お風呂に投入され、全身擦られ…。
なんかいい匂いのする香油を使われ、やっと終わったぁ…。
「ふぇ~…こういうの久しぶり、疲れたあ…」
いつも露天風呂(仮)で適当に済ませて、タオルで拭いてはい終わり!だった。
お嬢様っぽい生活…忘れてたなあ。
「お嬢様、お飲み物いかがですか?」
「ありがとうございます。
あの…待遇が良すぎでは?私は平民…」
「お嬢様はエルム坊っちゃんの婚約者様ですもの!
それより私達に敬語は不要です、もっと楽になさって!」
ほら、ほら!と言わんばかりに両手をくいくいするメイド。
うーん…深く考えんのやめよ!
ジュースを飲んで寛いでいたら、扉をノックされた。
さっきからハイテンションのメイド…シャディが出る。
「お嬢様、シオウ卿がお見えです」
「通して…卿?」
なんで?そう呼ぶのは私だけじゃ…と思っていたら。
「……どう、似合う?」
「お……おおぉ…!」
シオウが…公爵家の騎士の鎧を着ている…!
指で赤く染まった頬を掻き、照れながら私の前に立った。
「何々、どうしたの!?似合うよ、格好いい!!」
「そっかな~…俺格好いい~?もっと言って~!」
彼は両手を頭の後ろに持って行き、たはー!と言いながら全身をくねらせた。
「俺がセレストにつけた護衛、という演技だろう。
折角なので騎士団に入れたんだ」
「エルム!でもそんな、簡単に…?」
「簡単じゃないですよ。シオウ卿は僕含む、騎士団の過半数に勝利したんですから」
続いて入って来たエルムとシャルル卿。
彼らが言うには…即席入団試験として、シオウの腕を実戦形式で見る事にした。
シオウは少ない魔力を巧みに扱い、剣に炎を纏わせたりして戦うらしい。
そうでなくとも剣術だけで相当な実力者で…満場一致で入団が決まったとか。
この国の騎士は、貴族がなるものが当たり前。
平民は余程幸運に恵まれるか…王の目に留まるレベルの腕がなきゃなれないのだ。
「ありがとうセレスト様。きみのお陰で…憧れだった騎士にまでなれた」
「ふふ…どういたしまして。憧れてたんだ?」
「もちろん!騎士ってのは男の子のヒーローだからなー!
…セレスト・レインブルー様。何度でも言わせてくれ。
俺シオウ・ファルマーは…この命を懸けて、貴女の全てをお守りする」
彼は膝を突き、私の手を取り口付けをした。
うん…本当におめでとう、シオウ卿!
シオウはこれまで通り、私と一緒に過ごす事になる。
給料は公爵家で払うって言うけど…いいのかなあ?
エルムと結婚するって、ただの演技なのに。
破談になったら…シオウともお別れ…?私の騎士なのにぃ…。
「ん?そん時ゃ騎士を辞めるよ。俺にとって、セレスト様の騎士である事が何より重要なんだから」
…憧れより、私を選んでくれるんだ。そっか…。
「あの日…伯爵に雇われて、森に来た傭兵さんがあなたでよかった」
「…俺も、きみに出会えてよかった。出来ればずっと…誰よりも側にいたいくらい…」
「そこまで!!俺の婚約者だって言ってるだろうが!!!」
おっと、怒り顔のエルムが私達の間に身体を滑り込ませた。
相変わらず寂しんぼめ、このこの!
でも…シオウが騎士になれたのは、エルムのお陰。
「ありがとう、エルム!」
彼の両手を取って、満面の笑みでお礼を言った。
このありがとうには沢山意味が込められているので、どうしても伝えたかった。
エルムはじわじわと頬を染めて…。
「おっ、おやすみ!!!」
バンザイの形で飛び上がり、部屋を走って出て行った。残された大人達は微笑ましげに背中を見送る。
あの女子への免疫の無さ…本当に心配になってきたなあ。
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