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18.世間体を取っ払って
「では、どんどん意見を出してくれたまえ。我が二年一組の文化祭出し物について」
体育大会が終わったと思ったら、さっそく文化祭。ここ聖天坂高校は全体の半分ほどが四年制大学に進学む、そこそこの進学校である。三年生に配慮して、夏休みが明けたらすぐに文化祭が開催される。
「はい!」
何人もの手が挙がった。教卓からザッと見回した柳が微笑んだ。
「まずは、佐藤くんの意見を聞こう」
「映画上映がいいと思います」
「さすが佐藤くんだ。いいね、高校生らしい瑞々しい青春映画を」
「任侠映画がいいと思います!」
遮ったよ。そして立ち上がったよ、颯太。しばし、笑顔を張り付けていた柳が、黙って黒板に『任侠映画』と書いた。
「他に、意見のある人」
「はい!」
クレープ屋、焼きそば屋、たこやき屋、劇、ダンス、お化け屋敷、フォトスポットなどなど、どんどん意見が出るばかりでまとまる気配はない。
――別に、なんでもいいな。なるべく楽そうなやつといえば、たこ焼きか。いや、フォトスポットは事前に作るのは面倒だが、当日はやることがない。フォトスポットに一票入れよ。
「はい!」
「高崎くん」
「デカ盛り屋!」
「何のだい?」
「何でもデカいの。何でも全部デカ盛りの店!」
やるとしたって、お前は食う方ではなく、作る方になるんだが。柳に指摘された明翔の背中が、シュンと丸まる。
「コンセプトカフェがいいと思います。男子が女装して、メイド喫茶!」
ゆりか。隠れBL大好きさんが変なことを言い出した。
「え~、女装とかキツいわ~。恥っず~」
西郷がヘラヘラと笑う。まんざらでもなさそうだが、誰もお前の女装など見たくない。
「女子はどうするんだい?」
「キッチンを担当します」
「男女で役割を決めるのは世間体が良くない。やるなら、女子もメイドをやってもらわないと」
「えっ。高崎くんと並んでメイド……。女子は執事をやります。男女逆転を楽しんでもらうカフェなら、世間体は大丈夫だよね。執事とメイドの、コンセプトカフェ!」
おもしろそうー、と女子から賛同の声が上がる。執事とメイドならば、わざわざ女装しなくてもお前らがメイドやればいいじゃん。
西郷と淀橋がヒソヒソと話し合っている。「明翔」と発音されたのを俺の耳はしかとキャッチした。
「さんせーい!」
「俺も! 女装してメイドやりたいでーす!」
西郷と淀橋がそろって手を挙げる。
「反対! お前ら、明翔に女装させたいだけだろ!」
「なんで反対なんだよ。明翔のメイド姿、呂久村は見たくねえの?」
「見たいよ。けど」
明翔がキラキラと輝く目で振り返った。え、待って。
「はい! 俺も賛成!」
「では、コンセプトカフェに賛成の人、手を挙げて。確実に半数を超えているね。執事とメイドのコンセプトカフェに決定!」
まじか。
明翔の女装なんか、見てるだけでドキドキしそうなんだけど。
いや、男子の賛成票はおそらく明翔の女装が見たいだけだから、明翔がやらないと言えば、違う出し物に変わるはず。
「明翔。明翔」
話し合いは続いているが、コソッと明翔の背中をつつく。
「ねえ、深月。メイド服ってどんなんだろうね」
「ワクワクしてんじゃねえよ。ものすっごいミニスカート履かされるかもしれないんだぞ。今なら間に合う、反対に回れ」
「えー、俺、足にまだまだ筋肉ついてんだよね。マッサージとかして、夏休みの間に細くしとかねえと」
「やる気を出すな。明翔、はじめ俺が女だと思い込んでたら怒ったじゃん。女装なんか、ほんとは嫌だろ?」
「深月が見たいメイドになれるように、ダイエットがんばるぞー!」
うおっ。笑顔がまぶしい……!
……俺が見たいメイドなんて、そのまんまのお前だよ……。
俺のために、女と間違われるの嫌なのに、こんなやる気出してるんだ、明翔。
窓際には、西日が差し込む放課後。ゆりの机の上に、BLらしき漫画単行本が置かれている。また誰かに貸してたのだろうか。
手に取って、パラパラとめくってみる。
よくある、図書館で同じ本を取るヤツね。あ、ちょっと違った。主人公が小さいから、デカい方の男が取ってやってるんだ。仲良くなるけど、ケンカして、好きなくせに意地張って。
『やっぱりおかしいよ、男同士で』
『世間体とか取っ払った、本当の気持ちが知りたいんだ』
……世間体……って、なんだっけ。柳も言ってた気がするけど、意味はハッキリ知らねえ。
「え! 深月?!」
「おーい、深月!」
右からゆり、左から明翔。明翔?!
慌ててパンと本を閉じ、ゆりへと押し付ける。
「何読んでたの?」
「読んでない! これはゆりの本だから!」
「ちがっ、これは、流行ってるから回ってきただけで」
「ゆりー! 漫画返しといた! 神! ゆりが貸してくれる漫画全部神!」
「どこでそんな神漫画いっぱい見つけるんだろうね、さあ、帰ろうか、明翔」
顔を真っ赤にするゆりの席を離れる。
「購買寄っておにぎりとメロンパン買ってこー」
「ダイエットするんじゃなかったのかよ」
「明日からするから、今日は最後の食いまくりチートデー」
ユニフォーム姿のサッカー部が押しかけていて、購買が混んでいる。
「俺、ここで待ってるわ」
「うん!」
スマホを出して、検索してみる。
世間体とか取っ払った、本当の気持ち……明翔も、知りたいと思ってたり、するんだろーか。
世間体、と。
『世間でどんな風に見られるのか気にすること』……気になるだろ、そりゃ。
……でも。
それは、明翔だって同じなんじゃ……。
だけど、明翔は己の気持ちに己が責任を持って、俺に伝えてくれた。
男だ女だ言うのはナンセンス。そうは言ってもなあ……。
『BL』と検索してみる。あらゆる漫画サイトを押しのけ、一番上にブログがある。『BLの考察』。
考察、か。考察くらいなら、見てみてもいいか。
すげえ整理されていて、見やすいブログだ。BLの定義、BL漫画小説レビュー、私の理想のBL、とBLが付かないカテゴリーなどない。
『一緒にいて楽しい、信頼して託せる、彼のためなら苦手なことでもがんばれる、彼を守りたい。そんな気持ちが芽生えたら、BLの始まりなのです。』
え。
「深月! お待たせ!」
「お、おう」
スマホをポッケに突っ込む。
「見てこれ! 焼きそばパンが半額になってたから、四つ買い占めたの。お得ー」
「半額でも四つも買ったらおにぎりとメロンパンより金かかってんじゃん」
「あ! たしかに!」
「あはは! まじで食いもん絡むとIQ下がるな、明翔は」
待って。
明翔と一緒にいて、今まさに楽しいんだけど。
明翔なら五組野郎を抜かすと信頼しきって、リレーのバトン託したけど。
明翔が明太マヨ好きだから、おにぎりならできるかと思って苦手てかやったこともない料理がんばったけど。
明翔がヤンキーに絡まれた時、ヤンキーの腕つかんで守ったけど。お礼にウィウィもらっちゃった。
「俺の初恋を奪ったんだから、責任取ってよ」
初恋の責任……。
家に帰り、デレを肩に乗せつつ、スマホを手に取る。
さっき見つけたブログを開き、コメント欄に
『どうすれば初恋の責任を取れますか』
と書き込んだ。
そして、びっくりした。
俺、BLブログに何コメントしてんの?!
慌ててスワイプして、ブラウザを消した。
体育大会が終わったと思ったら、さっそく文化祭。ここ聖天坂高校は全体の半分ほどが四年制大学に進学む、そこそこの進学校である。三年生に配慮して、夏休みが明けたらすぐに文化祭が開催される。
「はい!」
何人もの手が挙がった。教卓からザッと見回した柳が微笑んだ。
「まずは、佐藤くんの意見を聞こう」
「映画上映がいいと思います」
「さすが佐藤くんだ。いいね、高校生らしい瑞々しい青春映画を」
「任侠映画がいいと思います!」
遮ったよ。そして立ち上がったよ、颯太。しばし、笑顔を張り付けていた柳が、黙って黒板に『任侠映画』と書いた。
「他に、意見のある人」
「はい!」
クレープ屋、焼きそば屋、たこやき屋、劇、ダンス、お化け屋敷、フォトスポットなどなど、どんどん意見が出るばかりでまとまる気配はない。
――別に、なんでもいいな。なるべく楽そうなやつといえば、たこ焼きか。いや、フォトスポットは事前に作るのは面倒だが、当日はやることがない。フォトスポットに一票入れよ。
「はい!」
「高崎くん」
「デカ盛り屋!」
「何のだい?」
「何でもデカいの。何でも全部デカ盛りの店!」
やるとしたって、お前は食う方ではなく、作る方になるんだが。柳に指摘された明翔の背中が、シュンと丸まる。
「コンセプトカフェがいいと思います。男子が女装して、メイド喫茶!」
ゆりか。隠れBL大好きさんが変なことを言い出した。
「え~、女装とかキツいわ~。恥っず~」
西郷がヘラヘラと笑う。まんざらでもなさそうだが、誰もお前の女装など見たくない。
「女子はどうするんだい?」
「キッチンを担当します」
「男女で役割を決めるのは世間体が良くない。やるなら、女子もメイドをやってもらわないと」
「えっ。高崎くんと並んでメイド……。女子は執事をやります。男女逆転を楽しんでもらうカフェなら、世間体は大丈夫だよね。執事とメイドの、コンセプトカフェ!」
おもしろそうー、と女子から賛同の声が上がる。執事とメイドならば、わざわざ女装しなくてもお前らがメイドやればいいじゃん。
西郷と淀橋がヒソヒソと話し合っている。「明翔」と発音されたのを俺の耳はしかとキャッチした。
「さんせーい!」
「俺も! 女装してメイドやりたいでーす!」
西郷と淀橋がそろって手を挙げる。
「反対! お前ら、明翔に女装させたいだけだろ!」
「なんで反対なんだよ。明翔のメイド姿、呂久村は見たくねえの?」
「見たいよ。けど」
明翔がキラキラと輝く目で振り返った。え、待って。
「はい! 俺も賛成!」
「では、コンセプトカフェに賛成の人、手を挙げて。確実に半数を超えているね。執事とメイドのコンセプトカフェに決定!」
まじか。
明翔の女装なんか、見てるだけでドキドキしそうなんだけど。
いや、男子の賛成票はおそらく明翔の女装が見たいだけだから、明翔がやらないと言えば、違う出し物に変わるはず。
「明翔。明翔」
話し合いは続いているが、コソッと明翔の背中をつつく。
「ねえ、深月。メイド服ってどんなんだろうね」
「ワクワクしてんじゃねえよ。ものすっごいミニスカート履かされるかもしれないんだぞ。今なら間に合う、反対に回れ」
「えー、俺、足にまだまだ筋肉ついてんだよね。マッサージとかして、夏休みの間に細くしとかねえと」
「やる気を出すな。明翔、はじめ俺が女だと思い込んでたら怒ったじゃん。女装なんか、ほんとは嫌だろ?」
「深月が見たいメイドになれるように、ダイエットがんばるぞー!」
うおっ。笑顔がまぶしい……!
……俺が見たいメイドなんて、そのまんまのお前だよ……。
俺のために、女と間違われるの嫌なのに、こんなやる気出してるんだ、明翔。
窓際には、西日が差し込む放課後。ゆりの机の上に、BLらしき漫画単行本が置かれている。また誰かに貸してたのだろうか。
手に取って、パラパラとめくってみる。
よくある、図書館で同じ本を取るヤツね。あ、ちょっと違った。主人公が小さいから、デカい方の男が取ってやってるんだ。仲良くなるけど、ケンカして、好きなくせに意地張って。
『やっぱりおかしいよ、男同士で』
『世間体とか取っ払った、本当の気持ちが知りたいんだ』
……世間体……って、なんだっけ。柳も言ってた気がするけど、意味はハッキリ知らねえ。
「え! 深月?!」
「おーい、深月!」
右からゆり、左から明翔。明翔?!
慌ててパンと本を閉じ、ゆりへと押し付ける。
「何読んでたの?」
「読んでない! これはゆりの本だから!」
「ちがっ、これは、流行ってるから回ってきただけで」
「ゆりー! 漫画返しといた! 神! ゆりが貸してくれる漫画全部神!」
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顔を真っ赤にするゆりの席を離れる。
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ユニフォーム姿のサッカー部が押しかけていて、購買が混んでいる。
「俺、ここで待ってるわ」
「うん!」
スマホを出して、検索してみる。
世間体とか取っ払った、本当の気持ち……明翔も、知りたいと思ってたり、するんだろーか。
世間体、と。
『世間でどんな風に見られるのか気にすること』……気になるだろ、そりゃ。
……でも。
それは、明翔だって同じなんじゃ……。
だけど、明翔は己の気持ちに己が責任を持って、俺に伝えてくれた。
男だ女だ言うのはナンセンス。そうは言ってもなあ……。
『BL』と検索してみる。あらゆる漫画サイトを押しのけ、一番上にブログがある。『BLの考察』。
考察、か。考察くらいなら、見てみてもいいか。
すげえ整理されていて、見やすいブログだ。BLの定義、BL漫画小説レビュー、私の理想のBL、とBLが付かないカテゴリーなどない。
『一緒にいて楽しい、信頼して託せる、彼のためなら苦手なことでもがんばれる、彼を守りたい。そんな気持ちが芽生えたら、BLの始まりなのです。』
え。
「深月! お待たせ!」
「お、おう」
スマホをポッケに突っ込む。
「見てこれ! 焼きそばパンが半額になってたから、四つ買い占めたの。お得ー」
「半額でも四つも買ったらおにぎりとメロンパンより金かかってんじゃん」
「あ! たしかに!」
「あはは! まじで食いもん絡むとIQ下がるな、明翔は」
待って。
明翔と一緒にいて、今まさに楽しいんだけど。
明翔なら五組野郎を抜かすと信頼しきって、リレーのバトン託したけど。
明翔が明太マヨ好きだから、おにぎりならできるかと思って苦手てかやったこともない料理がんばったけど。
明翔がヤンキーに絡まれた時、ヤンキーの腕つかんで守ったけど。お礼にウィウィもらっちゃった。
「俺の初恋を奪ったんだから、責任取ってよ」
初恋の責任……。
家に帰り、デレを肩に乗せつつ、スマホを手に取る。
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