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第二章 第四節 神との契約
1 遠足
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翌日は晴天であった。
「今日は色々と忙しく、早めに持って行かせていただくことになりました。冷めてしまってもおいしくいただけるような何かを準備していただけませんか」
ミーヤは料理人にそう頼み、朝食後割と早くに以前カースに行った時の、色々なものをはさんだパンをトーヤに届けた。
「お、これはいいな。あの時のやつだ。うまかったよなあ」
フェイを連れてのカース行き、小さなフェイには続けて走るのはつらかろうとダルが言い出して途中の休憩でお弁当を広げたのだった。
もしかしたら、フェイのことを知った料理人がそのことを思い出して作ってくれたのではなかろうか。なんとなくミーヤはそう思っていた。
「はい、楽しかったですね」
少しさびしそうにミーヤが言う。まさか、それからわずかの日にこのようなことになるなど誰も思っていなかった。
「ちょうどいい、これ持って遠足行ってくる」
「はい、お気をつけて」
そのままミーヤは奥宮に出向き、トーヤは1人部屋に残って様子を見ていた。
廊下に出て前の宮の中を少し歩いてみる。
「あれは」
リルが忙しそうに何かを抱えてパタパタと早足で歩いていくのを見つけた。常ならばあのように足音を立てるなどありえないことだ。それだけ慌ただしいということだろう。
「よお、忙しそうだな」
「あ……」
そう声を上げたが、急いで跪いた。
「よお、やめてくれよ、そんなことしなくていいってば」
「いえ、そういうわけには……何かご用でしょうか?」
相変わらずそっけない。
「いやな、ちょっとフェイに会いに行こうと思うんで、ミーヤさんにそう伝えておいてくれねえか? 今朝もろくに話もしてねえし、部屋にいなかったら探すかも入れないんでな」
「承知しました、申し伝えておきます」
「あんたも忙しいのにすまないな。そんじゃお務めに励んでくれ」
「はい、ありがとうございます」
挨拶もそこそこにまたパタパタと行ってしまった。
「さて、ぼちぼち行ってみるかな」
今日は1人で墓所に行く。
考えてみれば初めてのことだ。
最初に来た時は神官とミーヤと3人、それからはミーヤと2人だ。
「2人きりは初めてだな、なあ第1夫人」
トーヤはそう言ってフェイの場所の前に座り込んだ。
ふところから弁当を取り出す。
「今日は花の代わりにこれだ。覚えてるか? うまかったよなあ」
フェイの前に置いて見つめる。
「まさか、こんなことになるとはなあ」
ぽつりとそう言ってしばらく黙り込んだ。
正直なところ、今でもうっかりフェイに話しかけてしまうことがあるぐらいだ。そして気がついて心臓を掴まれたような気がする。
「なんでいねえんだよ、なあフェイ……」
今もさびしさに慣れない。
短い間だけ一緒だった小さな子、自分を慕ってくれたかわいい子、それがこんなに大きい存在になるとは。
しばらくフェイと2人で色々と話をする。
「じゃあな、また来るからな。それまでお姉さん方と仲良くしてろよ」
そう言ってフェイの名のある木札をガシガシと、ずっとそうしていたようにかき回してからその場を離れた。
墓所から西へ向かう。
出る前に後ろを振り向き、誰もいないことを確認する。
もしもの時には「青い小鳥を探してた」と言うつもりではあるが、できるなら誰にも見つからない方がいい。
山沿いまで行き森まで入る。
そこでまた振り返る。
人の姿はない。
少し安心しながら北東に婉曲に曲がっていく。
「あれか」
しばらく歩くと洞窟の入口が見えてきた。
目的地に着くともう一度周囲を伺う。
やはり誰もいない。
ここにはほとんど誰も来ない、だからこそ多分長年誰にも知られずにこのままだったのだろう。
洞窟に入り、持ってきた手持ちランプに火をつける。
前にミーヤと一緒に入った時には足元が見える範囲までしか行けなかったが、今回はずっと奥まで進むのだ。
左手にランプを持ち、右手を壁に付く。
一歩、一歩、壁に手をつきながら足元を確認するように進む。
「落とし穴なんてもんはないと思うがな、っと」
そう考えてよくダルは1人で来てくれたよなあ、とありがたく思う。
「まあ、あいつがうかつだったってこともあるが」
一応そう付け加えて軽く笑うことも忘れなかった。
洞窟の中はおそらく年中一定の温度を保っているのだろう、秋の昼間のそこそこ快適な温度のままずっと奥まで進めた。
「どのぐらいあるんだろうな」
またダルの行動に感謝する。
本当にいいやつだ、最初に利用してやろうと決めた時もその人の良さに付け込むつもりではあったが、今となってはその人柄がありがたくてたまらない。トーヤのためにやってくれたことだ、そう思うと胸が熱くなる。
「しかしなあ、俺様も甘くなったもんだ……」
そう自嘲的にもつぶやく。
トーヤはずっと1人で生きてきた。故郷のミーヤたちのように大切にしてくれる人も確かにいたが、戦場に出るとそこでは1人だ。その場その場でかりそめの仲間たちもいるにはいたし、命を預け合ったこともある。
だが基本的には自分1人だ。いざとなれば自分1人の身を守ることを優先し、助けを求める「仲間」をあっさりと見捨てて逃げたこともある。それは相手も同じこと、恨んだり恨まれたりする筋合いのものではない。
そんなことを思いながらどのぐらい歩いただろう。
「ん、なんだ、明るい?」
少し先、進む方向に向いて左手の方にほんの少し、線のように明るい光が漏れている。
「あれか? ダルに教えてもらった入り口か?」
そう言いながらさらに近づいた時、
「遅かったな」
どこかで聞いたことのある声がそう言った。
「今日は色々と忙しく、早めに持って行かせていただくことになりました。冷めてしまってもおいしくいただけるような何かを準備していただけませんか」
ミーヤは料理人にそう頼み、朝食後割と早くに以前カースに行った時の、色々なものをはさんだパンをトーヤに届けた。
「お、これはいいな。あの時のやつだ。うまかったよなあ」
フェイを連れてのカース行き、小さなフェイには続けて走るのはつらかろうとダルが言い出して途中の休憩でお弁当を広げたのだった。
もしかしたら、フェイのことを知った料理人がそのことを思い出して作ってくれたのではなかろうか。なんとなくミーヤはそう思っていた。
「はい、楽しかったですね」
少しさびしそうにミーヤが言う。まさか、それからわずかの日にこのようなことになるなど誰も思っていなかった。
「ちょうどいい、これ持って遠足行ってくる」
「はい、お気をつけて」
そのままミーヤは奥宮に出向き、トーヤは1人部屋に残って様子を見ていた。
廊下に出て前の宮の中を少し歩いてみる。
「あれは」
リルが忙しそうに何かを抱えてパタパタと早足で歩いていくのを見つけた。常ならばあのように足音を立てるなどありえないことだ。それだけ慌ただしいということだろう。
「よお、忙しそうだな」
「あ……」
そう声を上げたが、急いで跪いた。
「よお、やめてくれよ、そんなことしなくていいってば」
「いえ、そういうわけには……何かご用でしょうか?」
相変わらずそっけない。
「いやな、ちょっとフェイに会いに行こうと思うんで、ミーヤさんにそう伝えておいてくれねえか? 今朝もろくに話もしてねえし、部屋にいなかったら探すかも入れないんでな」
「承知しました、申し伝えておきます」
「あんたも忙しいのにすまないな。そんじゃお務めに励んでくれ」
「はい、ありがとうございます」
挨拶もそこそこにまたパタパタと行ってしまった。
「さて、ぼちぼち行ってみるかな」
今日は1人で墓所に行く。
考えてみれば初めてのことだ。
最初に来た時は神官とミーヤと3人、それからはミーヤと2人だ。
「2人きりは初めてだな、なあ第1夫人」
トーヤはそう言ってフェイの場所の前に座り込んだ。
ふところから弁当を取り出す。
「今日は花の代わりにこれだ。覚えてるか? うまかったよなあ」
フェイの前に置いて見つめる。
「まさか、こんなことになるとはなあ」
ぽつりとそう言ってしばらく黙り込んだ。
正直なところ、今でもうっかりフェイに話しかけてしまうことがあるぐらいだ。そして気がついて心臓を掴まれたような気がする。
「なんでいねえんだよ、なあフェイ……」
今もさびしさに慣れない。
短い間だけ一緒だった小さな子、自分を慕ってくれたかわいい子、それがこんなに大きい存在になるとは。
しばらくフェイと2人で色々と話をする。
「じゃあな、また来るからな。それまでお姉さん方と仲良くしてろよ」
そう言ってフェイの名のある木札をガシガシと、ずっとそうしていたようにかき回してからその場を離れた。
墓所から西へ向かう。
出る前に後ろを振り向き、誰もいないことを確認する。
もしもの時には「青い小鳥を探してた」と言うつもりではあるが、できるなら誰にも見つからない方がいい。
山沿いまで行き森まで入る。
そこでまた振り返る。
人の姿はない。
少し安心しながら北東に婉曲に曲がっていく。
「あれか」
しばらく歩くと洞窟の入口が見えてきた。
目的地に着くともう一度周囲を伺う。
やはり誰もいない。
ここにはほとんど誰も来ない、だからこそ多分長年誰にも知られずにこのままだったのだろう。
洞窟に入り、持ってきた手持ちランプに火をつける。
前にミーヤと一緒に入った時には足元が見える範囲までしか行けなかったが、今回はずっと奥まで進むのだ。
左手にランプを持ち、右手を壁に付く。
一歩、一歩、壁に手をつきながら足元を確認するように進む。
「落とし穴なんてもんはないと思うがな、っと」
そう考えてよくダルは1人で来てくれたよなあ、とありがたく思う。
「まあ、あいつがうかつだったってこともあるが」
一応そう付け加えて軽く笑うことも忘れなかった。
洞窟の中はおそらく年中一定の温度を保っているのだろう、秋の昼間のそこそこ快適な温度のままずっと奥まで進めた。
「どのぐらいあるんだろうな」
またダルの行動に感謝する。
本当にいいやつだ、最初に利用してやろうと決めた時もその人の良さに付け込むつもりではあったが、今となってはその人柄がありがたくてたまらない。トーヤのためにやってくれたことだ、そう思うと胸が熱くなる。
「しかしなあ、俺様も甘くなったもんだ……」
そう自嘲的にもつぶやく。
トーヤはずっと1人で生きてきた。故郷のミーヤたちのように大切にしてくれる人も確かにいたが、戦場に出るとそこでは1人だ。その場その場でかりそめの仲間たちもいるにはいたし、命を預け合ったこともある。
だが基本的には自分1人だ。いざとなれば自分1人の身を守ることを優先し、助けを求める「仲間」をあっさりと見捨てて逃げたこともある。それは相手も同じこと、恨んだり恨まれたりする筋合いのものではない。
そんなことを思いながらどのぐらい歩いただろう。
「ん、なんだ、明るい?」
少し先、進む方向に向いて左手の方にほんの少し、線のように明るい光が漏れている。
「あれか? ダルに教えてもらった入り口か?」
そう言いながらさらに近づいた時、
「遅かったな」
どこかで聞いたことのある声がそう言った。
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