128 / 353
第二章 第四節 神との契約
6 捕縛
しおりを挟む
トーヤは走った。
どこへどう走ればいいかなど分からない、だが止まるわけにはいかない。
ルギも走るのは遅い方ではない、むしろ早い。だがトーヤはそれを上回る速度で距離を開けていく。
ケガの影響もある。あごの先をかすっただけとは言えそれなりに深さもあるらしく出血が止まらない、それが全く気にならないわけではない。
(とりあえず馬房だな)
どこへどう逃げるにしても馬は必要だ。
いつもカースへ行く時に乗っている馬のいる馬房が墓所の南東あたりにある。あそこまで行って馬に乗れば、そうして宮を飛び出せばなんとかなる……
「はずもねえかな……」
そう自嘲的に言いながら、なおも走る。
軽く後ろを振り向くとルギの姿はやや小さくなっている。
もしも、ここが戦場だったら、このまま振り切って自陣にまで逃げ込める自信はある。
だがここは戦場ではない。シャンタル宮、シャンタリオ、シャンタルの神域だ、いくら走っても敵の手の内と同じ。
それでも走り続けたら馬房が見えてきた。
「よし!」
なおも走って馬房を囲っている柵の中に走り込もうとしたその時、
「な!」
ルギと同じ服装をした衛士たちが数名、トーヤの行く手を阻んだ。
さすがにトーヤも足を緩める。
どうやら逃走するならここと読んで部下を待機させていたらしい。
「止まれ!」
1人が抜剣して構えた。
「……分かったよ、分かったってば……」
徐々に速度を落とす。
「手を上げろ!」
「了解……」
大人しく両手を上げる。
右手にはまだナイフを握っている。
「気をつけろ、ナイフ以外にも何か持っているかも知れん」
走りながらルギが叫んだ。
「持ってねえよそんなもん!このナイフで手一杯だよ!」
後ろからルギ、前には見たところ6名の衛士。
「だからな……」
「うわっ!」
トーヤに剣を向けていた衛士の左手、二の腕からいきなりナイフが生えた!
たまらず剣を取り落してナイフが刺さった部分を押さえる。
トーヤがナイフを投げつけたのだ。
「この!」
他の衛士たちが抜剣するより早く、トーヤはナイフが刺さり左手を押さえた衛士の体の重心が左に移ったその間まで走り込んでいた。
向かって左の剣を抜こうとしている衛士との間を通り抜けざま、その左足を左足で引っ掛ける。
「うわあっ!」
左側の衛士がバランスを崩して隣の衛士の上に倒れ込んだ。
右側の衛士が振り向いて追いかけようとするが、その時にはもう数歩先まで走り抜けていた。
が、トーヤが向かったその更に先にまだ数名の衛士がいて全員が剣を構えている。
ついにトーヤが足を止めた。
「待て!」
後ろからさっき追い越した衛士たちも取り囲んでくる。
そのさらに後ろからはルギが。
「降参……」
トーヤはそう言ってどさっと地面の上に腰をついた。
「隊長、血が!」
「たいちょお~?」
肩で息をしながらトーヤがめんどくさそうに左肩越しに後ろを見る。
「あんた、そんな偉そうな肩書だったのかよ」
「無礼な!シャンタル宮第一警護隊隊長だ!」
「だいいち~」
ケラケラとトーヤが笑った。
「いやあ、てっきりお供のおっさんかと思ったらたいちょう~」
そう言って笑い続けるトーヤを剣を構えた衛士たちが取り囲む。
「大丈夫だ、大したことはない」
そう言ってルギがあごを押さえるがその指の間から血が滴っている。
「たいしたことない~?まだ血が止まんねえのによ」
「無礼な!」
衛士の1人がトーヤの喉元に剣を突きつけた。
「やめろ」
ルギが声をかけ、すぐさま剣が引かれた。
「さてさて隊長、俺はこれからどうなるのかな?」
「とりあえず暴れられると厄介だ、縛らせてもらう」
「やれやれ、どうぞ」
地面にあぐらをかき、両手をあげる。
「縛れ」
「はっ!」
あっという間に後ろ手に縛り上げられてしまった。
「さあ、次はどうする?どこぞの柱に吊るすのか?」
「そんな野蛮なことはせん。気をつけて連れてこい」
「は!」
トーヤの四方を4人の衛士が取り囲んだ。
後方の衛士が縛った縄の端を握っている。
「かわいい小ネズミ1匹にえらい騒ぎだな」
「黙って歩け!」
「はいはい、わあったよ、大人しくしてますよ」
そうして馬房の横を通り過ぎ、前の宮の裏側に連れて行かれた。
いくつかある前の宮の建物と建物の間のような場所、ちょうど通路のような感じだ。
宮のあっちこっちを調べて回ったトーヤだが、ただの通り道としてしか使ったことはなかった。
「こっちだ」
柱の1本、飾りの一つもないそっけない柱のどこかを押すと隠し扉が開いた
「わ、なんだよこりゃ」
「黙って歩け!」
「分かったって」
大人しくその扉をくぐり暗い廊下に入る。
特にかび臭い空気とかではない。ということは常に出入りのある扉ということだ。
「どこだここは」
「黙って歩け」
「あんた、それしか言えねえのか?」
「黙って歩け……」
「はいはい、と……」
細い廊下に入り四方を囲んでいた衛士の隊列は崩れて前後に2人ずつの形になった。後ろにはルギもいる。
一行はしばらくまっすぐ歩いたが、やがて見えてきた階段を上がる。
「前の宮のどこかだってことは分かるんだけどなあ……」
「黙って歩け」
「ほんっと、それしか言わねえのな」
階段を上がり切ったところの扉を開ける。
「ここは……」
そこは見たことのある場所だった。
どこへどう走ればいいかなど分からない、だが止まるわけにはいかない。
ルギも走るのは遅い方ではない、むしろ早い。だがトーヤはそれを上回る速度で距離を開けていく。
ケガの影響もある。あごの先をかすっただけとは言えそれなりに深さもあるらしく出血が止まらない、それが全く気にならないわけではない。
(とりあえず馬房だな)
どこへどう逃げるにしても馬は必要だ。
いつもカースへ行く時に乗っている馬のいる馬房が墓所の南東あたりにある。あそこまで行って馬に乗れば、そうして宮を飛び出せばなんとかなる……
「はずもねえかな……」
そう自嘲的に言いながら、なおも走る。
軽く後ろを振り向くとルギの姿はやや小さくなっている。
もしも、ここが戦場だったら、このまま振り切って自陣にまで逃げ込める自信はある。
だがここは戦場ではない。シャンタル宮、シャンタリオ、シャンタルの神域だ、いくら走っても敵の手の内と同じ。
それでも走り続けたら馬房が見えてきた。
「よし!」
なおも走って馬房を囲っている柵の中に走り込もうとしたその時、
「な!」
ルギと同じ服装をした衛士たちが数名、トーヤの行く手を阻んだ。
さすがにトーヤも足を緩める。
どうやら逃走するならここと読んで部下を待機させていたらしい。
「止まれ!」
1人が抜剣して構えた。
「……分かったよ、分かったってば……」
徐々に速度を落とす。
「手を上げろ!」
「了解……」
大人しく両手を上げる。
右手にはまだナイフを握っている。
「気をつけろ、ナイフ以外にも何か持っているかも知れん」
走りながらルギが叫んだ。
「持ってねえよそんなもん!このナイフで手一杯だよ!」
後ろからルギ、前には見たところ6名の衛士。
「だからな……」
「うわっ!」
トーヤに剣を向けていた衛士の左手、二の腕からいきなりナイフが生えた!
たまらず剣を取り落してナイフが刺さった部分を押さえる。
トーヤがナイフを投げつけたのだ。
「この!」
他の衛士たちが抜剣するより早く、トーヤはナイフが刺さり左手を押さえた衛士の体の重心が左に移ったその間まで走り込んでいた。
向かって左の剣を抜こうとしている衛士との間を通り抜けざま、その左足を左足で引っ掛ける。
「うわあっ!」
左側の衛士がバランスを崩して隣の衛士の上に倒れ込んだ。
右側の衛士が振り向いて追いかけようとするが、その時にはもう数歩先まで走り抜けていた。
が、トーヤが向かったその更に先にまだ数名の衛士がいて全員が剣を構えている。
ついにトーヤが足を止めた。
「待て!」
後ろからさっき追い越した衛士たちも取り囲んでくる。
そのさらに後ろからはルギが。
「降参……」
トーヤはそう言ってどさっと地面の上に腰をついた。
「隊長、血が!」
「たいちょお~?」
肩で息をしながらトーヤがめんどくさそうに左肩越しに後ろを見る。
「あんた、そんな偉そうな肩書だったのかよ」
「無礼な!シャンタル宮第一警護隊隊長だ!」
「だいいち~」
ケラケラとトーヤが笑った。
「いやあ、てっきりお供のおっさんかと思ったらたいちょう~」
そう言って笑い続けるトーヤを剣を構えた衛士たちが取り囲む。
「大丈夫だ、大したことはない」
そう言ってルギがあごを押さえるがその指の間から血が滴っている。
「たいしたことない~?まだ血が止まんねえのによ」
「無礼な!」
衛士の1人がトーヤの喉元に剣を突きつけた。
「やめろ」
ルギが声をかけ、すぐさま剣が引かれた。
「さてさて隊長、俺はこれからどうなるのかな?」
「とりあえず暴れられると厄介だ、縛らせてもらう」
「やれやれ、どうぞ」
地面にあぐらをかき、両手をあげる。
「縛れ」
「はっ!」
あっという間に後ろ手に縛り上げられてしまった。
「さあ、次はどうする?どこぞの柱に吊るすのか?」
「そんな野蛮なことはせん。気をつけて連れてこい」
「は!」
トーヤの四方を4人の衛士が取り囲んだ。
後方の衛士が縛った縄の端を握っている。
「かわいい小ネズミ1匹にえらい騒ぎだな」
「黙って歩け!」
「はいはい、わあったよ、大人しくしてますよ」
そうして馬房の横を通り過ぎ、前の宮の裏側に連れて行かれた。
いくつかある前の宮の建物と建物の間のような場所、ちょうど通路のような感じだ。
宮のあっちこっちを調べて回ったトーヤだが、ただの通り道としてしか使ったことはなかった。
「こっちだ」
柱の1本、飾りの一つもないそっけない柱のどこかを押すと隠し扉が開いた
「わ、なんだよこりゃ」
「黙って歩け!」
「分かったって」
大人しくその扉をくぐり暗い廊下に入る。
特にかび臭い空気とかではない。ということは常に出入りのある扉ということだ。
「どこだここは」
「黙って歩け」
「あんた、それしか言えねえのか?」
「黙って歩け……」
「はいはい、と……」
細い廊下に入り四方を囲んでいた衛士の隊列は崩れて前後に2人ずつの形になった。後ろにはルギもいる。
一行はしばらくまっすぐ歩いたが、やがて見えてきた階段を上がる。
「前の宮のどこかだってことは分かるんだけどなあ……」
「黙って歩け」
「ほんっと、それしか言わねえのな」
階段を上がり切ったところの扉を開ける。
「ここは……」
そこは見たことのある場所だった。
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
廃城の泣き虫アデリー
今野綾
ファンタジー
領主の娘だったアデリーはある日家族を殺され育った領地から命からがら逃げ出した。辿り着いた先は廃城。ひとり、ふたりと住人が増える中、問題が次々とおこって…
表紙はフリー素材です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる