275 / 353
第三章 第四節 死と恐怖
9 誰かの手
しおりを挟む
ぐったりと倒れてしまったシャンタル。冷え切った体を温めねばとキリエがミーヤに声をかける。
「ミーヤ、まだ動けないのは分かりますがシャンタルを見ていてください。タオルを持ってきます。おまえもそのままでは風邪をひく、しばらく待っていてください」
「はい……」
ようやく返事をできるようになったミーヤがシャンタルの横に座る。
口元に手を当てるとちゃんと息をしていてホッとする。
キリエが戻ってくる前にと、シャンタルの濡れた上着を脱がせる。このままでは風邪どころか肺炎になってしまう。まだ力が入りにくい指でやっとボタンを外し、肌に張り付いた絹の上着を脱がせて下着姿にする。氷のように冷え切っている。そこへタオルを持ったキリエが戻ってきた。
「大丈夫です、もうお手伝いできます」
水を飲んだことでまだ頭の芯がガンガンする。真っ青な顔をしながらそう言ってキリエを手伝い、タオルで包んだシャンタルを寝室へと運ぶ。まだ子どもではあるがもう10歳、しかも長い髪も下着も水を吸っているので一層重く感じるその体を2人でやっと寝台の横にあるソファのような椅子に座らせる。
「上にもタオルを敷きます、少し待ってください」
キリエが大量のタオルを寝台の上に広げ、その上に乗せたシャンタルの下着まで脱がせて乾いたタオルで包む。その上からさらに羽根布団を何枚も重ね、隙間ができないように体に沿わせて押さえていく。
「おまえも早く拭いてきなさい」
「はい」
キリエに渡されたタオルを受け取ると侍女部屋で乾いた服に着替える。
「何が起こったの……」
そこまでを終えてやっとそう言うことができた。
急いで寝室に戻るとキリエがシャンタルの体をさすりながら声をかけているところだった。
「シャンタル、大丈夫ですか。お気をしっかりお持ちください、シャンタル……」
「キリエ様……」
ミーヤが近付き声をかける。
「キリエ様も濡れていらっしゃいます。交代いたしますのでどうぞお着替えを、どうぞ……」
「おまえはもう大丈夫なのですか?」
「はい、大丈夫です」
「無茶なことを……驚かさないでください、いいですね」
口ではそう叱りながらも、その目はミーヤに対する慈しみに満ちていた。
キリエは自分も着替えを済ますと下働きの者を呼んで応接を片付けさせた。
侍女たちには何があっても呼ぶまで入るなと言いつけてあったが、惨状を目にして呼ばれた清掃係の者たちが驚いて動きを止める。
「大丈夫です。桶を倒して水がこぼれただけです。シャンタルは少し水をかぶられたので今寝室でお休みいただいていますが、冬のことでもありますし念の為です」
いつもの侍女頭の顔で指示を与え、部屋は元の静けさを取り戻した。
寝室ではミーヤがシャンタルの体をさすり続けていた。少しずつ体が熱を取り戻している。顔色も次第に血色を取り戻してきた。後は意識が戻りさえすれば……
まもなくシャンタルが薄く目を開けた。
「シャンタル、ご無事ですか?シャンタル、分かりますか?」
声をかけるとしっかりとミーヤを見て、
「ミーヤ?」
「はい、さようでございます」
分かってくれたことに安堵とする。
「水が……」
シャンタルがまたそう口にする。
「水がどうなさいました?」
「水が、冷たいの、息ができないの……」
「大丈夫ですよ、シャンタルはちゃんとこうして息をしてらっしゃいます」
「そうなの?」
「はい」
「あれは何?怖かった……」
「おそらく夢をご覧になったのかと」
「夢?」
「はい」
シャンタルは「夢の中から水が」と言っていた。おそらくそうなのだろう。あれがトーヤも見た例の夢なのだろう。ミーヤはそう思って答えた。
夢だと言われ、シャンタルが安心したように少しだけ体の力を抜く。
「溺れた」ことでマユリアの仮面が剥がれたような、だが昨日よりは大人になったような話し方になっている。今のこの方のこれが本来のお姿なのだろうとミーヤは思った。
「あの人は誰?」
「あの人?」
「誰かがシャンタルの手を掴んで水の中に引っ張ったの……」
「え?」
「その人が手を引っ張ったからシャンタルは水の中で息ができなくなったの……」
誰のことだろう。シャンタルの夢の中に誰がいたと言うのだろう。
「どんな方でした?」
「男の、人?多分……」
「男性……」
シャンタルが知る「男性」はまだ限られている。今ミーヤが知るのはルギ、ダル、そして衛士の人たちだけのはずだ。
「あの人、怖い人……見たことがある……」
そう言って目をつぶり思い出そうとする。
「そう、見たことがあるの……」
目を開けてじっと天上を見つめる。
「怒ってたの……」
「怒っていた?」
「うん、シャンタルに怒ってたの……」
ミーヤは嫌な予感がした。シャンタルに、生き神に向かって怒る人間などこの国にはいないと言っていい。
「すごく怒って突き飛ばされたの……」
予感が当たろうとしている。そう感じた。
「そう、俺の体を使うな、そう言って突き飛ばしたの」
それは……
「顔、見たことがある……お庭にも、『お茶会』にもいた……名前、トーヤって……」
シャンタルが怖いと言ったその人はやはりトーヤであった。
「ミーヤ、まだ動けないのは分かりますがシャンタルを見ていてください。タオルを持ってきます。おまえもそのままでは風邪をひく、しばらく待っていてください」
「はい……」
ようやく返事をできるようになったミーヤがシャンタルの横に座る。
口元に手を当てるとちゃんと息をしていてホッとする。
キリエが戻ってくる前にと、シャンタルの濡れた上着を脱がせる。このままでは風邪どころか肺炎になってしまう。まだ力が入りにくい指でやっとボタンを外し、肌に張り付いた絹の上着を脱がせて下着姿にする。氷のように冷え切っている。そこへタオルを持ったキリエが戻ってきた。
「大丈夫です、もうお手伝いできます」
水を飲んだことでまだ頭の芯がガンガンする。真っ青な顔をしながらそう言ってキリエを手伝い、タオルで包んだシャンタルを寝室へと運ぶ。まだ子どもではあるがもう10歳、しかも長い髪も下着も水を吸っているので一層重く感じるその体を2人でやっと寝台の横にあるソファのような椅子に座らせる。
「上にもタオルを敷きます、少し待ってください」
キリエが大量のタオルを寝台の上に広げ、その上に乗せたシャンタルの下着まで脱がせて乾いたタオルで包む。その上からさらに羽根布団を何枚も重ね、隙間ができないように体に沿わせて押さえていく。
「おまえも早く拭いてきなさい」
「はい」
キリエに渡されたタオルを受け取ると侍女部屋で乾いた服に着替える。
「何が起こったの……」
そこまでを終えてやっとそう言うことができた。
急いで寝室に戻るとキリエがシャンタルの体をさすりながら声をかけているところだった。
「シャンタル、大丈夫ですか。お気をしっかりお持ちください、シャンタル……」
「キリエ様……」
ミーヤが近付き声をかける。
「キリエ様も濡れていらっしゃいます。交代いたしますのでどうぞお着替えを、どうぞ……」
「おまえはもう大丈夫なのですか?」
「はい、大丈夫です」
「無茶なことを……驚かさないでください、いいですね」
口ではそう叱りながらも、その目はミーヤに対する慈しみに満ちていた。
キリエは自分も着替えを済ますと下働きの者を呼んで応接を片付けさせた。
侍女たちには何があっても呼ぶまで入るなと言いつけてあったが、惨状を目にして呼ばれた清掃係の者たちが驚いて動きを止める。
「大丈夫です。桶を倒して水がこぼれただけです。シャンタルは少し水をかぶられたので今寝室でお休みいただいていますが、冬のことでもありますし念の為です」
いつもの侍女頭の顔で指示を与え、部屋は元の静けさを取り戻した。
寝室ではミーヤがシャンタルの体をさすり続けていた。少しずつ体が熱を取り戻している。顔色も次第に血色を取り戻してきた。後は意識が戻りさえすれば……
まもなくシャンタルが薄く目を開けた。
「シャンタル、ご無事ですか?シャンタル、分かりますか?」
声をかけるとしっかりとミーヤを見て、
「ミーヤ?」
「はい、さようでございます」
分かってくれたことに安堵とする。
「水が……」
シャンタルがまたそう口にする。
「水がどうなさいました?」
「水が、冷たいの、息ができないの……」
「大丈夫ですよ、シャンタルはちゃんとこうして息をしてらっしゃいます」
「そうなの?」
「はい」
「あれは何?怖かった……」
「おそらく夢をご覧になったのかと」
「夢?」
「はい」
シャンタルは「夢の中から水が」と言っていた。おそらくそうなのだろう。あれがトーヤも見た例の夢なのだろう。ミーヤはそう思って答えた。
夢だと言われ、シャンタルが安心したように少しだけ体の力を抜く。
「溺れた」ことでマユリアの仮面が剥がれたような、だが昨日よりは大人になったような話し方になっている。今のこの方のこれが本来のお姿なのだろうとミーヤは思った。
「あの人は誰?」
「あの人?」
「誰かがシャンタルの手を掴んで水の中に引っ張ったの……」
「え?」
「その人が手を引っ張ったからシャンタルは水の中で息ができなくなったの……」
誰のことだろう。シャンタルの夢の中に誰がいたと言うのだろう。
「どんな方でした?」
「男の、人?多分……」
「男性……」
シャンタルが知る「男性」はまだ限られている。今ミーヤが知るのはルギ、ダル、そして衛士の人たちだけのはずだ。
「あの人、怖い人……見たことがある……」
そう言って目をつぶり思い出そうとする。
「そう、見たことがあるの……」
目を開けてじっと天上を見つめる。
「怒ってたの……」
「怒っていた?」
「うん、シャンタルに怒ってたの……」
ミーヤは嫌な予感がした。シャンタルに、生き神に向かって怒る人間などこの国にはいないと言っていい。
「すごく怒って突き飛ばされたの……」
予感が当たろうとしている。そう感じた。
「そう、俺の体を使うな、そう言って突き飛ばしたの」
それは……
「顔、見たことがある……お庭にも、『お茶会』にもいた……名前、トーヤって……」
シャンタルが怖いと言ったその人はやはりトーヤであった。
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる