SCHOOL OF OUT

EVARS

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朝の準備

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    薄暗い部屋の中でパソコンの明かりが薄っすらとある男の顔のみを照らしている。
「ちっ。ミスった。」
   どうやらオンラインゲームをしているらしい。
   彼の名前は拓真。
   頭はよく運動神経もいいのだが無職でゲームオタクである。
「お兄ちゃん？ご飯できたよ。」
   彼女は拓真の妹名前は真弓で家事の全般をしていて高校生であるが意外としっかりしていてどちらかというと運動系女子だ。
「あぁ真弓。わかった。先食べてていいぞ？」
「うん。わかった。」
   そう言うと真弓は下に降りていき拓真も行こうとするとパソコンにメールが届いた。
   差出人は昔の友人で今は中学の教師をやっているらしい。
   とりあえずメールを開いて読み上げた。
「はぁ？！」
   少しして下に降りていき台所に向かうと朝のご飯に合うおかずなどが置いってあった。
「うまそうだな～。」
「ありがとう！お兄ちゃん。」

   それからご飯も食べ終わりそれから真弓は学校に向かった。
   ピーンポーン
   家のチャイムがなった。
「はーい。いまでまぁ‥す。」
「よっ！久しぶり！」
   ‥‥ガチャ。
「おいっ！閉めんなよ！マジで！開けて！お願いだから！」
「どーぞ。」
   家に入れてリビングに案内をした。
「にしても家綺麗だな～。」
   こいつは春木。
   拓真の昔ながらの友人。
「妹が綺麗にしてくれているからな。で、何の用だ？」
「メールを見ただろ？」
「ふざけるな。俺に‥‥教師をやれって言うのか？！やだ！」
   拓真は完全拒否してる。
   すると春木は懐から茶封筒を取り更に中にある紙を取り出した。
「お前に拒否権はねーぞ。」
   すると、その紙に書いてある文章を読み始めた。
「うちの馬鹿息子を働かせてやってください。   拓真の母より。」
   ニヤニヤしてやがる。
   拓真の両親は世界の何処にでも行く両親なんだ。
   しかも、母親と父親は権力などが思いっきりある拓真は子供の頃から逆らえなかった。
「あともう一つ、拓真～逆らったらわかるわよね～✨だとさ。」
「あぁ～もう！わかったよやりゃあいいんだろ！」

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