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2話・トラックステーション
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■トラックステーション
目覚めた俺はこの状況に一瞬驚いたが、いびきをかきながら俺を抱いて寝ている清水さんの顔を間近に見て、なんだか俺も安心して、むしろ逞しい体に寄り添えてることが幸せで、分厚い胸板にまた顔を押し込め、そのまま寝ているふりを続けた。清水さんの体温越しに寝息と心音が聞こえる。今まで感じたことのない安心感だった。
しばらく寝たふりをしていたら、ふと清水さんが目を覚ました。清水さんも起きた瞬間、少しこの状況に驚いた風だったが、すぐにまたぎゅっと俺を抱きしめてくれた。寝ていたふりをしていた俺だったが、清水さんに抱きしめられ、思わず抱きしめ返してしまった。
「起きてる?」
清水さんが小さな声で尋ねた。
「はい、起きてます。」
そう答えて清水さんの胸に顔を埋めた。
「そっか。」
そう言って清水さんはもう一度俺を抱きしめ返した。何をするでもなく、俺たちはしばらく抱きしめ合っていた。
「仕事のない時でいいから、今日みたいに仕事手伝ってくれないか?」
「はい。俺も手伝いたいです。・・・手伝ったあとはこうやって甘えていいですか・・・。」
「おう。いいとも。甘えろ。」
「ありがとうございます・・・。」
「困った時は俺に言えよ。親父さんの代わりにはならないかもだけど。」
「嬉しいです。俺、清水さんの嫁になりたいです。」
俺の言葉に清水さんは少し驚いていた。俺の顔をびっくりした目で見つめていた。しばらく見つめ合っていたが、ぐっと俺の顔を両手で掴み
「・・・そうか。じゃあ・・・俺の嫁になれ。」
そう言ってキスされた。激しいキスだった。図太い腕に掴まれたら抵抗しても完全に無理だったが、俺はむしろ抵抗などしていなかった。さっきよりも強く抱きしめられ、俺たちはむさぼるようにキスし続けた。お互い作業着のまま抱き合っていたが、厚手の生地の上からも二人とも勃起しているのがわかった。このままキスしていたら、ずっとキリがないなと思った瞬間、俺の腹の虫が大きく鳴った。
グウウウウウ。
あまりに大きな音だったので思わず二人は見つめ合い、我慢し切れず笑い出してしまった。二人で大笑いした。
「ゴウはほんと可愛いな!なんて可愛いんや。」
そう言って清水さんは大笑いしていた。
「そりゃ腹が減るよな!よしそろそろ飯にしよ!」
「そうですね。」
俺は照れながら清水さんとトラックを降りた。トラックステーションはすっかり暗くなっていて、食堂の明かりだけが俺たちを呼んでいた。思い出し笑いしながら食堂に入り、清水さんはカツカレーを、俺はカツ丼を注文した。食べてる間、ずっと清水さんはニヤニヤしていた。
「なんですか?ニヤニヤして。」
「いや、まさかこんな日が来るんやなーって思って。昔はガキだったお前が、いつの間にか男になってて、まさか俺の嫁になるって言い出だすなんて。」
「・・・もしかしてやっぱだめですか?」
「だめじゃないさ。むしろ嬉しい。ただ、俺はいい男じゃないから困らせそうやけどな。」
「・・・困ってもいいです。俺は清水さんに昔から可愛がられてるのが嬉しかったから。多分今後もずっとそうです。」
「こんなアホな男でも?」
「アホじゃないです。かっこいいっす・・・。」
「そっか!ありがとな。たまにアホな事するかもやけどヨロシクな。」
清水さんは苦笑いしていた。
晩飯を食べ終えトラックに戻り、清水さんはナビを俺の家までのルートで入力した。
トラックが走り出すと清水さんはすぐ後部座席に移り
「こっち来い。」
と俺の手を引いた。言われたまま俺も後部座席に移って、また清水さんの腕に抱かれた。トラックステーションから俺の家までは十五分くらいだったが、時々キスして甘えながら家路についた。楽しい時間はなんでこんなに短く感じるのだろう。すぐ家に着いてしまった。
「ほら、着いたぞ。」
俺の頭を撫でながら清水さんが言った。
「・・・まだ離れたくないです。」
「確かにな。・・・ここもこんなだもんな。」
清水さんが俺の股間をぎゅっと握った。
「若いからむっちゃ元気だな。」
そう言って俺の股間をさすり始めた。
「だめです、そんなしたら出ちゃいます。」
「何?もう出るのか?だったら出してやるから。」
清水さんは俺の作業着のチャックをおろし、俺のちんぽを引っ張り出した。キスをしながら清水さんは俺の勃起したちんぽをシゴいてくれた。あまりに興奮しすぎて俺はすぐ射精してしまった。
「イク!イキます!」
俺の精子は勢いよく飛んで、作業着の首元まで飛んでいた。
射精が終わるまで清水さんはずっと俺にキスしてくれてて、出し終えたら
「むっちゃ飛んでるやん。」
と笑いながら、もう一度キスをしてくれた。
「作業着、すぐ洗えよ。」
そう言って笑っていた。
「すみません・・・。」
「すみませんじゃねーよ。ありがとうだろ?」
「・・・はい。ありがとうございます。」
ファスナーを上げながら俺は答えた。
「スッキリしたか?」
「・・・はい、色々と。」
「そうか、そりゃ良かった!これから手伝ってもらった時にはここまでがセットかな?」
「・・・・だったら嬉しいです・・・。」
清水さんは大笑いした。
「ゴウは素直でいいな!可愛いからもっと可愛がってやるよ。またヨロシクな!」
俺の頭をぐりぐり撫でて、またキスをしてくれた。
「今日はほんと色々ありがとうございました。・・・明日も特になんもないんで、仕事手伝えそうだったら言ってください・・・。」
照れながらそう言うと清水さんは満面の笑顔で、
「わかった明日もヨロシクな!朝の八時に迎えにくるよ。いい?」
「はい!わかりました!じゃあまた明日。」
「おう、明日な!」
俺はトラックを降りて手を振った。清水さんも手を振り返して、トラックは去って行った。とても衝撃的な一日だった。もしかしたらずっと前からこうなる事が決まっていたような気がする・・・。
そしてその日から、俺と清水さんの長い「関係」が始まった。
目覚めた俺はこの状況に一瞬驚いたが、いびきをかきながら俺を抱いて寝ている清水さんの顔を間近に見て、なんだか俺も安心して、むしろ逞しい体に寄り添えてることが幸せで、分厚い胸板にまた顔を押し込め、そのまま寝ているふりを続けた。清水さんの体温越しに寝息と心音が聞こえる。今まで感じたことのない安心感だった。
しばらく寝たふりをしていたら、ふと清水さんが目を覚ました。清水さんも起きた瞬間、少しこの状況に驚いた風だったが、すぐにまたぎゅっと俺を抱きしめてくれた。寝ていたふりをしていた俺だったが、清水さんに抱きしめられ、思わず抱きしめ返してしまった。
「起きてる?」
清水さんが小さな声で尋ねた。
「はい、起きてます。」
そう答えて清水さんの胸に顔を埋めた。
「そっか。」
そう言って清水さんはもう一度俺を抱きしめ返した。何をするでもなく、俺たちはしばらく抱きしめ合っていた。
「仕事のない時でいいから、今日みたいに仕事手伝ってくれないか?」
「はい。俺も手伝いたいです。・・・手伝ったあとはこうやって甘えていいですか・・・。」
「おう。いいとも。甘えろ。」
「ありがとうございます・・・。」
「困った時は俺に言えよ。親父さんの代わりにはならないかもだけど。」
「嬉しいです。俺、清水さんの嫁になりたいです。」
俺の言葉に清水さんは少し驚いていた。俺の顔をびっくりした目で見つめていた。しばらく見つめ合っていたが、ぐっと俺の顔を両手で掴み
「・・・そうか。じゃあ・・・俺の嫁になれ。」
そう言ってキスされた。激しいキスだった。図太い腕に掴まれたら抵抗しても完全に無理だったが、俺はむしろ抵抗などしていなかった。さっきよりも強く抱きしめられ、俺たちはむさぼるようにキスし続けた。お互い作業着のまま抱き合っていたが、厚手の生地の上からも二人とも勃起しているのがわかった。このままキスしていたら、ずっとキリがないなと思った瞬間、俺の腹の虫が大きく鳴った。
グウウウウウ。
あまりに大きな音だったので思わず二人は見つめ合い、我慢し切れず笑い出してしまった。二人で大笑いした。
「ゴウはほんと可愛いな!なんて可愛いんや。」
そう言って清水さんは大笑いしていた。
「そりゃ腹が減るよな!よしそろそろ飯にしよ!」
「そうですね。」
俺は照れながら清水さんとトラックを降りた。トラックステーションはすっかり暗くなっていて、食堂の明かりだけが俺たちを呼んでいた。思い出し笑いしながら食堂に入り、清水さんはカツカレーを、俺はカツ丼を注文した。食べてる間、ずっと清水さんはニヤニヤしていた。
「なんですか?ニヤニヤして。」
「いや、まさかこんな日が来るんやなーって思って。昔はガキだったお前が、いつの間にか男になってて、まさか俺の嫁になるって言い出だすなんて。」
「・・・もしかしてやっぱだめですか?」
「だめじゃないさ。むしろ嬉しい。ただ、俺はいい男じゃないから困らせそうやけどな。」
「・・・困ってもいいです。俺は清水さんに昔から可愛がられてるのが嬉しかったから。多分今後もずっとそうです。」
「こんなアホな男でも?」
「アホじゃないです。かっこいいっす・・・。」
「そっか!ありがとな。たまにアホな事するかもやけどヨロシクな。」
清水さんは苦笑いしていた。
晩飯を食べ終えトラックに戻り、清水さんはナビを俺の家までのルートで入力した。
トラックが走り出すと清水さんはすぐ後部座席に移り
「こっち来い。」
と俺の手を引いた。言われたまま俺も後部座席に移って、また清水さんの腕に抱かれた。トラックステーションから俺の家までは十五分くらいだったが、時々キスして甘えながら家路についた。楽しい時間はなんでこんなに短く感じるのだろう。すぐ家に着いてしまった。
「ほら、着いたぞ。」
俺の頭を撫でながら清水さんが言った。
「・・・まだ離れたくないです。」
「確かにな。・・・ここもこんなだもんな。」
清水さんが俺の股間をぎゅっと握った。
「若いからむっちゃ元気だな。」
そう言って俺の股間をさすり始めた。
「だめです、そんなしたら出ちゃいます。」
「何?もう出るのか?だったら出してやるから。」
清水さんは俺の作業着のチャックをおろし、俺のちんぽを引っ張り出した。キスをしながら清水さんは俺の勃起したちんぽをシゴいてくれた。あまりに興奮しすぎて俺はすぐ射精してしまった。
「イク!イキます!」
俺の精子は勢いよく飛んで、作業着の首元まで飛んでいた。
射精が終わるまで清水さんはずっと俺にキスしてくれてて、出し終えたら
「むっちゃ飛んでるやん。」
と笑いながら、もう一度キスをしてくれた。
「作業着、すぐ洗えよ。」
そう言って笑っていた。
「すみません・・・。」
「すみませんじゃねーよ。ありがとうだろ?」
「・・・はい。ありがとうございます。」
ファスナーを上げながら俺は答えた。
「スッキリしたか?」
「・・・はい、色々と。」
「そうか、そりゃ良かった!これから手伝ってもらった時にはここまでがセットかな?」
「・・・・だったら嬉しいです・・・。」
清水さんは大笑いした。
「ゴウは素直でいいな!可愛いからもっと可愛がってやるよ。またヨロシクな!」
俺の頭をぐりぐり撫でて、またキスをしてくれた。
「今日はほんと色々ありがとうございました。・・・明日も特になんもないんで、仕事手伝えそうだったら言ってください・・・。」
照れながらそう言うと清水さんは満面の笑顔で、
「わかった明日もヨロシクな!朝の八時に迎えにくるよ。いい?」
「はい!わかりました!じゃあまた明日。」
「おう、明日な!」
俺はトラックを降りて手を振った。清水さんも手を振り返して、トラックは去って行った。とても衝撃的な一日だった。もしかしたらずっと前からこうなる事が決まっていたような気がする・・・。
そしてその日から、俺と清水さんの長い「関係」が始まった。
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