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22話・愛の巣
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◼️愛の巣
会員制ガレージは清水さんの名義で作られていた。そして結果的に俺に譲られたようなもんだった。さすがに清水さんのポケットマネーというわけではなく、清水さんの名前を使って、会社の経理部の入れ知恵から特別融資を受け、それを資金にしたそうだ。融資の返済はガレージ専用アプリのサブスクから充てられ会社の経費から使われるのは俺の月給だけ。ガレージに引っ越すまでは、俺は契約社員扱いだったが、それも気がつけば清水さんの部署の正規社員に引き込まれてて、俺は安定して暮らしていけるようになっていた。
そしてできたこのガレージは清水さんと俺の「愛の巣」。俺は清水さんの嫁としてこのガレージを守っていくつもりだ。
本格運営が始まってから、このガレージは清水さんを中心とする「業界」に便利に使われている。港から程よく離れていて、昼夜を問わず働く男たちの「秘密の場所」として重宝されているみたい。元々横のつながりが強い業界なので、お互いにこの場所の「秘密」を守れている節もあり、寝泊まりできる所が少ない湾岸部での貴重なオアシスみたいになっている。だんだんガレージを利用する人数も増えてきたので、個室用のコンテナを増設しようかって話もすでに出てるくらいだ。
俺はというと、相変わらず清水さんに抱かれるのを待ち侘びている毎日。もちろんガレージのメンテや、時々頼まれるトラックの修理、性欲強めの男たちの性処理係が毎日の仕事だが、ここを利用している野郎たちはみんな俺と清水さんのことを理解してくれてる人たちばかりで、清水さんが来る日は俺と清水さんの時間を優先させてくれている。もちろん、種壺として廻される日もあるけど、清水さんと二人っきりで過ごすことが最近増えてきたように思う。
最近は俺以外にも「種壺役」をかって出てくれる者も多いし、中には俺の仕事を手伝ってくれる優しいヤツもいる。みんなここで性欲を発散してストレス解消しているから、ガレージの存続をきっと願っているのだろう。
昨夜の大部屋は大人数で賑わっていた。個室も埋まっていて、それでもサシでヤリたい野郎たちは自分たちのトラックの中でヤッていた。俺は時々メッセでお誘いあった何人かとは相手したけど、それよか管理が忙しかったからみんなが気持ちよくヤレるように気を配っていた。その後に清水さんが来てくれたから、結局は事務所奥の自分の部屋で清水さんと過ごし、散々掘られて三発種付けられ、いつものように種マンにプラグをされた。プラグされた後、ヘロヘロになった俺にキスをして清水さんは自宅に帰って行ったけど、俺はそのまま全裸で寝てしまい、起きてみるとあんなに大量に中出しされた精液は完全吸収してしまったようだった。おかげで寝覚めは最高。起きてコンテナの方へ見回りに行ってみると、例の優しいヤツがタオルの片付けとかしていてくれた。
今後も俺はずっとこのガレージに居続けるのだろう。どこか旅行とか、高級な外食とか、おしゃれな服とか、そんなことはあんまりできないだろうけど、俺にとってはそんなのどうでもいいこと。このガレージが一番の宝物。一応このガレージを建てたことで出来てしまった清水さん名義の融資額がそこそこあるから、その負債がチャラになるまでは頑張って存続させなければ。清水さんは「そんなの俺の勝手で作ったもんだから気にせんでええ。」って言ってるけど、俺としてはそういうことも出来ない。ガレージの経費をしょっ引いて計算したら十五年くらいで採算が取れそうだし、俺が三十代後半くらいまで維持できればこのガレージは本当の意味で俺の「愛の巣」になる。
それまでに俺はあと何十回、何百回清水さんと子作りできるだろう。借金完済できているであろうアラフォーになっても俺は清水さんに愛されていたい。超絶倫な清水さんを満足させてあげられる嫁で居続けたいと思っている。
今夜も仕事帰りの清水さんが会いに来てくれる予定。今日は何発種付けてもらえるのかな。何回ケツイキさせられるのかな。いっぱいトコロテンしちゃうんだろうな。そんな妄想をしながら今日も俺は湾岸の男たちのために会員制ガレージを準備する。時々不定期に鳴る掲示板モニターの通知音を聞きながら、俺の幸せな一日が今日も始まる。
会員制ガレージは清水さんの名義で作られていた。そして結果的に俺に譲られたようなもんだった。さすがに清水さんのポケットマネーというわけではなく、清水さんの名前を使って、会社の経理部の入れ知恵から特別融資を受け、それを資金にしたそうだ。融資の返済はガレージ専用アプリのサブスクから充てられ会社の経費から使われるのは俺の月給だけ。ガレージに引っ越すまでは、俺は契約社員扱いだったが、それも気がつけば清水さんの部署の正規社員に引き込まれてて、俺は安定して暮らしていけるようになっていた。
そしてできたこのガレージは清水さんと俺の「愛の巣」。俺は清水さんの嫁としてこのガレージを守っていくつもりだ。
本格運営が始まってから、このガレージは清水さんを中心とする「業界」に便利に使われている。港から程よく離れていて、昼夜を問わず働く男たちの「秘密の場所」として重宝されているみたい。元々横のつながりが強い業界なので、お互いにこの場所の「秘密」を守れている節もあり、寝泊まりできる所が少ない湾岸部での貴重なオアシスみたいになっている。だんだんガレージを利用する人数も増えてきたので、個室用のコンテナを増設しようかって話もすでに出てるくらいだ。
俺はというと、相変わらず清水さんに抱かれるのを待ち侘びている毎日。もちろんガレージのメンテや、時々頼まれるトラックの修理、性欲強めの男たちの性処理係が毎日の仕事だが、ここを利用している野郎たちはみんな俺と清水さんのことを理解してくれてる人たちばかりで、清水さんが来る日は俺と清水さんの時間を優先させてくれている。もちろん、種壺として廻される日もあるけど、清水さんと二人っきりで過ごすことが最近増えてきたように思う。
最近は俺以外にも「種壺役」をかって出てくれる者も多いし、中には俺の仕事を手伝ってくれる優しいヤツもいる。みんなここで性欲を発散してストレス解消しているから、ガレージの存続をきっと願っているのだろう。
昨夜の大部屋は大人数で賑わっていた。個室も埋まっていて、それでもサシでヤリたい野郎たちは自分たちのトラックの中でヤッていた。俺は時々メッセでお誘いあった何人かとは相手したけど、それよか管理が忙しかったからみんなが気持ちよくヤレるように気を配っていた。その後に清水さんが来てくれたから、結局は事務所奥の自分の部屋で清水さんと過ごし、散々掘られて三発種付けられ、いつものように種マンにプラグをされた。プラグされた後、ヘロヘロになった俺にキスをして清水さんは自宅に帰って行ったけど、俺はそのまま全裸で寝てしまい、起きてみるとあんなに大量に中出しされた精液は完全吸収してしまったようだった。おかげで寝覚めは最高。起きてコンテナの方へ見回りに行ってみると、例の優しいヤツがタオルの片付けとかしていてくれた。
今後も俺はずっとこのガレージに居続けるのだろう。どこか旅行とか、高級な外食とか、おしゃれな服とか、そんなことはあんまりできないだろうけど、俺にとってはそんなのどうでもいいこと。このガレージが一番の宝物。一応このガレージを建てたことで出来てしまった清水さん名義の融資額がそこそこあるから、その負債がチャラになるまでは頑張って存続させなければ。清水さんは「そんなの俺の勝手で作ったもんだから気にせんでええ。」って言ってるけど、俺としてはそういうことも出来ない。ガレージの経費をしょっ引いて計算したら十五年くらいで採算が取れそうだし、俺が三十代後半くらいまで維持できればこのガレージは本当の意味で俺の「愛の巣」になる。
それまでに俺はあと何十回、何百回清水さんと子作りできるだろう。借金完済できているであろうアラフォーになっても俺は清水さんに愛されていたい。超絶倫な清水さんを満足させてあげられる嫁で居続けたいと思っている。
今夜も仕事帰りの清水さんが会いに来てくれる予定。今日は何発種付けてもらえるのかな。何回ケツイキさせられるのかな。いっぱいトコロテンしちゃうんだろうな。そんな妄想をしながら今日も俺は湾岸の男たちのために会員制ガレージを準備する。時々不定期に鳴る掲示板モニターの通知音を聞きながら、俺の幸せな一日が今日も始まる。
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