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本編
81.ジョーカー
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本来なら霧ヶ谷さんのこの症状が出るのはまだ早い。いや正確に言うなら霧ヶ谷先輩ルートを選んだ場合にしか発現しないこと、そして主人公誘拐事件が起こらなければ始まらないことだ。
『ねー、文君。なんでユーザーから霧ヶ谷先輩が陽星様って呼ばれてるか分かる?かく言う私も陽星様信者!あの不安定なところが良いんだよね~♡愛に満たされさせた~いっ』
そう語っていた彼女の声を思い出した。こんなことで彼女の声を思い出すなんて···それだけ何度も言われた言葉だったんだろうな。
霧ヶ谷陽星は深く関われば関わる程に成長する、二重人格のヤンデレ×サイコパス系攻略者だ。そして細かいことを言えば、一度関わってしまったら適度に好感度調整をしないと他ルート攻略時に干渉してくるジョーカー的なキャラクター。
あぁ、覚えてるよ。俺だって細かいシナリオは覚えてなくたって、一応は全ルート攻略した男だぞ?毎度目指したルートを邪魔してくる···でも憎めないこの存在。
そこが愛すべき存在なんだ、って彼女が力説してた。
愛すべきかは置いとくとしてもこの発作的なものを落ちつかせる唯一の方法は自分を認識させること。それもスキンシップありきでだ。このゲームの“スキンシップ”が何であるかは言わなくても分かるだろう。しかし症状が出始めて直ぐなら額を合わせるだけでも効果はある。
···愛に飢えた存在、か。
「先輩の大切なものが盗まれちゃったんですね」
コクコク頷く霧ヶ谷先輩。誰だ、これを可愛いなんて言った奴は!その通りだ。千秋や楼透に感じるのと似たような守ってあげたくなる感じがある。陽星様信者なるものはこのギャップにやられたんだろう。
小豆親子の襲撃で盗まれたのは霧ヶ谷先輩が昨夜寝ずに作成した武器──精密な義手や義足を製作する際に使われる人用の素材だがそれに特殊な素材と魔法式を組み込んでいるため耐熱性が高く対美園燈夜用の魔道具だったらしい。
「···オレなんかに、ごめん」
「俺なんかって言わないでください。それに···」
霧ヶ谷さんの魔道具が盗まれた目的は──。
そう考えたくなくて言葉を詰まらせてしまった。···足止め出来なくてごめんなさい、その言葉が喉につっかえて出てこなかった。
「律花、そろそろ行かないと」
「霧ヶ谷もショックが大きいと思うが先に律花を病院に連れていきたい。他に何かあれば、煌紀や千秋に伝えておけ」
「···ん」
そしてまた先輩に抱えられ馬車乗り場へと急ぐ。俺の体調と言うが、あるのは目眩くらいで思っていたよりそんなにダメージは感じられない。
「先輩···先輩も怪我──」
「俺は落雷による麻痺があったくらいだ、今はもう痺れも残っていないがな。事前にあの場を狙われるだろうことは知っていた。だからどう乱入されるか予想出来ていた、問題ない」
「俺重いと思うけど···」
「お前がしっかり掴まっていてくれるなら負担にならない」
つまり抱えて運ぶことはやめないらしい。
悶々としながら着いた馬車乗り場、兄貴と先輩そして俺が乗り込み出発した。軽い目眩を感じて目を閉じると馬車の揺れが眠気を誘ってくる。···病院、着いて···俺が大丈夫って分かったら···兄貴も安心してくれる···かな······?
♢♢♢♢♢ ♢♢♢♢♢ ♢♢♢♢♢
「燈夜」
「···なんですか?」
「いい加減にしろ」
何をいい加減にすればいいのか。この人はいつも主語が足りない。
でも、自分自身分かっている。
フェスタ襲撃があって、予想外の人物が現れて、僕自身も冷静でいられなかった。そして律花にはおかしな態度をとってしまっていたというのに、この子は警戒心がないのか僕の肩に頭を預けて寝てしまっている。いや···警戒心の前に、兄として慕われているんだろう。実の弟を恋愛対象として見てしまっている僕の気持ちとしては複雑なものがあるのだけど···。
「ずっと···僕が律花を守らないとって···」
律花は弱くて強くないから。
大切な弟だから。
···そう思ってた。
でも実際はそうじゃなくて律花は強い。
心も、そしてその秘めた潜在能力からくる戦闘力も。
「······一人で」
「一人で無理するなって···。一人でやろうとするなって···あの日律花は言ってくれた···それがどれだけ僕を救ってくれたか···」
「···そう、言ってくれてたのに僕は焦って──」
「······そのうち僕なんか必要ないって言われたら、そう思ったら怖くて、お兄ちゃんなんて要らないって言われたら···僕は······もう」
そう思われないように出来るお兄ちゃんを演じていたかった。だけど、律花は日々成長していていつの間にか苦手な魔法も扱えるようになって······それが嬉しく思うのと同時に寂しくなって···今回の計画は確かに前回の敗北もあって失敗すれば危ないものだった···けど今回の襲撃は小豆親子二人のみで、早期に撤退するという情報があったから抑えられると思った。フェスタの開催中であれば予想外の出来事にも対応出来る強者達が学園の見学にも来るし、警備も厚くなる。だから可能だと踏んだんだ···けど、結果は違った···小豆大福の工作の方が一枚上手だった。煌紀を含めた生徒会の足止め、そして魔道具による連絡ツールのジャミング、誤情報を流しエイド・権藤田を含む歴戦の強者たちの意識をフェスタから逸らし戦力を分散させた。今日の敗因は自分の力······自分の能力を過信していた僕のエゴだったんだ。
「それは本人が起きてる時にいってやれ、ブラコン」
「···先輩には分かりませんよ」
「あぁ、俺が兄の気持ちを知らないように律花も伝えられないとお前の考えてることなんて分からないだろうな」
言わないと、伝わらない···。それは分かっているけど言ってしまえば···きっと律花は僕のこと幻滅する。こんなカッコ悪い兄なんて要らないと──。
「言いたくはないが、律花はお前に似ている」
「はい?···兄弟なんですから当たり前でしょう」
「···はぁ、そうやって変なとこで鈍感になるのも瓜二つだ。···律花自身は気づいていないだろうがお前に似て律花も大概ブラコンだからな。お前が悩んでいることは絶対に起きないと言い切ってやろう。厳島の名を賭けてもいいぞ?」
律花が···ブラコン···?先輩は冗談を言うのが苦手らしい。こんなことで家名の名まで賭けて···、馬鹿らしいとはこの事を指すのだろう。自信に満ちた表情でどうするか問いかけてくるのは流石に気色が悪い。
「先輩は──」
「諦めてはいない。だからと言って無理を強いるつもりも、お前たち兄弟に害を成す気もない。···俺は律花が幸せになってくれるなら······それでいい」
そう言われてしまえば何も言えない。
僕だって律花の幸せが···律花が笑顔になってくれることが、僕にとっての幸せでもあるのだから···。ただ···その幸せを与える相手が僕であれるなら···そう強く願う。
♢♢♢♢♢ ♢♢♢♢♢ ♢♢♢♢♢
「あ、目ぇ覚めたみたいやね。発熱もないし、今回は軽度の魔力枯渇···ってとこやな~。今日は体が疲れて寝てしもうたんやと思うけど、律花君が段々と適応出来てるようで良かったわぁ···他何か心配なことある?」
ぼーっとしてた意識がハッキリする。目の前には満星さんが俺の心音を聴いていた。そして後ろに兄貴が座って俺の服を捲っていて···、聴診器が離れた瞬間に自分で服を下ろした。
「何で起こしてくれなかった!?」
「何度も起こしたけど起きなかったんだよ」
「そーそー、で起こすのも可哀想やし燈夜君に手伝って貰ってたんや。寝ぼけて兄ちゃんに抱きついて可愛い寝言まで言ってたでぇ?」
······穴があったら入りたい。
馬車の中でうとうとしていた自覚はあるがまさか寝落ちしてしまうとは···。隣に座っていたのは兄貴だし、兄貴も怪我してたのに負担になったんじゃ···。
「兄貴は!?」
「心配せんでええで、お兄ちゃんの怪我は左手首と肩に軽い捻挫だけや。他はなんともなかった。癖にならんようにしばらくは安静、ってとこやな!」
恐らく団吾に掴まれ喰われそうになった時に負ったんだろう。兄貴は手首に巻かれた包帯を見ると、兄貴はなんともないと言うように手をヒラヒラと振った。本当に骨折とか、内蔵とかがやられてなくて良かった。それでも心配で下手に動かさないようにしつつ触れて確認していると「律花、少し擽ったいよ」と兄貴は身じろいだ。
「で、話聞かせてもらたけど···焔サン生きとったてほんま?」
兄貴の怪我の具合も確認でき、一息ついたところで満星さんの口から出たその言葉。まだあれから数時間と経っていないはずだ。
「んー、なんで知っとるかってのは一言でいったら五家の権力。あとはよく出来た親戚の子、てとこやな」
なるほど···俺たちが病院へ向かうのに連絡してくれたのは会長だ。だからその時に簡単に状況と出来事を伝えておいてくれたのだろう。後から聞いた話だが、行方不明になってから見つかった父の片腕を父のものであると断定したのは満星さんで、その断面と腐敗の状態から亡くなったものとされていた。
その父が生きていて···魔神化した状態で実の息子である兄を襲った奴らに加担したのだから。
「ま、ってことで五家緊急招集。場所は定期会議とちゃうから今んところ浅霧さんとこで予定しとる。また詳細分かったら燈夜クンに連絡するから準備だけしとってな~」
『ねー、文君。なんでユーザーから霧ヶ谷先輩が陽星様って呼ばれてるか分かる?かく言う私も陽星様信者!あの不安定なところが良いんだよね~♡愛に満たされさせた~いっ』
そう語っていた彼女の声を思い出した。こんなことで彼女の声を思い出すなんて···それだけ何度も言われた言葉だったんだろうな。
霧ヶ谷陽星は深く関われば関わる程に成長する、二重人格のヤンデレ×サイコパス系攻略者だ。そして細かいことを言えば、一度関わってしまったら適度に好感度調整をしないと他ルート攻略時に干渉してくるジョーカー的なキャラクター。
あぁ、覚えてるよ。俺だって細かいシナリオは覚えてなくたって、一応は全ルート攻略した男だぞ?毎度目指したルートを邪魔してくる···でも憎めないこの存在。
そこが愛すべき存在なんだ、って彼女が力説してた。
愛すべきかは置いとくとしてもこの発作的なものを落ちつかせる唯一の方法は自分を認識させること。それもスキンシップありきでだ。このゲームの“スキンシップ”が何であるかは言わなくても分かるだろう。しかし症状が出始めて直ぐなら額を合わせるだけでも効果はある。
···愛に飢えた存在、か。
「先輩の大切なものが盗まれちゃったんですね」
コクコク頷く霧ヶ谷先輩。誰だ、これを可愛いなんて言った奴は!その通りだ。千秋や楼透に感じるのと似たような守ってあげたくなる感じがある。陽星様信者なるものはこのギャップにやられたんだろう。
小豆親子の襲撃で盗まれたのは霧ヶ谷先輩が昨夜寝ずに作成した武器──精密な義手や義足を製作する際に使われる人用の素材だがそれに特殊な素材と魔法式を組み込んでいるため耐熱性が高く対美園燈夜用の魔道具だったらしい。
「···オレなんかに、ごめん」
「俺なんかって言わないでください。それに···」
霧ヶ谷さんの魔道具が盗まれた目的は──。
そう考えたくなくて言葉を詰まらせてしまった。···足止め出来なくてごめんなさい、その言葉が喉につっかえて出てこなかった。
「律花、そろそろ行かないと」
「霧ヶ谷もショックが大きいと思うが先に律花を病院に連れていきたい。他に何かあれば、煌紀や千秋に伝えておけ」
「···ん」
そしてまた先輩に抱えられ馬車乗り場へと急ぐ。俺の体調と言うが、あるのは目眩くらいで思っていたよりそんなにダメージは感じられない。
「先輩···先輩も怪我──」
「俺は落雷による麻痺があったくらいだ、今はもう痺れも残っていないがな。事前にあの場を狙われるだろうことは知っていた。だからどう乱入されるか予想出来ていた、問題ない」
「俺重いと思うけど···」
「お前がしっかり掴まっていてくれるなら負担にならない」
つまり抱えて運ぶことはやめないらしい。
悶々としながら着いた馬車乗り場、兄貴と先輩そして俺が乗り込み出発した。軽い目眩を感じて目を閉じると馬車の揺れが眠気を誘ってくる。···病院、着いて···俺が大丈夫って分かったら···兄貴も安心してくれる···かな······?
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「燈夜」
「···なんですか?」
「いい加減にしろ」
何をいい加減にすればいいのか。この人はいつも主語が足りない。
でも、自分自身分かっている。
フェスタ襲撃があって、予想外の人物が現れて、僕自身も冷静でいられなかった。そして律花にはおかしな態度をとってしまっていたというのに、この子は警戒心がないのか僕の肩に頭を預けて寝てしまっている。いや···警戒心の前に、兄として慕われているんだろう。実の弟を恋愛対象として見てしまっている僕の気持ちとしては複雑なものがあるのだけど···。
「ずっと···僕が律花を守らないとって···」
律花は弱くて強くないから。
大切な弟だから。
···そう思ってた。
でも実際はそうじゃなくて律花は強い。
心も、そしてその秘めた潜在能力からくる戦闘力も。
「······一人で」
「一人で無理するなって···。一人でやろうとするなって···あの日律花は言ってくれた···それがどれだけ僕を救ってくれたか···」
「···そう、言ってくれてたのに僕は焦って──」
「······そのうち僕なんか必要ないって言われたら、そう思ったら怖くて、お兄ちゃんなんて要らないって言われたら···僕は······もう」
そう思われないように出来るお兄ちゃんを演じていたかった。だけど、律花は日々成長していていつの間にか苦手な魔法も扱えるようになって······それが嬉しく思うのと同時に寂しくなって···今回の計画は確かに前回の敗北もあって失敗すれば危ないものだった···けど今回の襲撃は小豆親子二人のみで、早期に撤退するという情報があったから抑えられると思った。フェスタの開催中であれば予想外の出来事にも対応出来る強者達が学園の見学にも来るし、警備も厚くなる。だから可能だと踏んだんだ···けど、結果は違った···小豆大福の工作の方が一枚上手だった。煌紀を含めた生徒会の足止め、そして魔道具による連絡ツールのジャミング、誤情報を流しエイド・権藤田を含む歴戦の強者たちの意識をフェスタから逸らし戦力を分散させた。今日の敗因は自分の力······自分の能力を過信していた僕のエゴだったんだ。
「それは本人が起きてる時にいってやれ、ブラコン」
「···先輩には分かりませんよ」
「あぁ、俺が兄の気持ちを知らないように律花も伝えられないとお前の考えてることなんて分からないだろうな」
言わないと、伝わらない···。それは分かっているけど言ってしまえば···きっと律花は僕のこと幻滅する。こんなカッコ悪い兄なんて要らないと──。
「言いたくはないが、律花はお前に似ている」
「はい?···兄弟なんですから当たり前でしょう」
「···はぁ、そうやって変なとこで鈍感になるのも瓜二つだ。···律花自身は気づいていないだろうがお前に似て律花も大概ブラコンだからな。お前が悩んでいることは絶対に起きないと言い切ってやろう。厳島の名を賭けてもいいぞ?」
律花が···ブラコン···?先輩は冗談を言うのが苦手らしい。こんなことで家名の名まで賭けて···、馬鹿らしいとはこの事を指すのだろう。自信に満ちた表情でどうするか問いかけてくるのは流石に気色が悪い。
「先輩は──」
「諦めてはいない。だからと言って無理を強いるつもりも、お前たち兄弟に害を成す気もない。···俺は律花が幸せになってくれるなら······それでいい」
そう言われてしまえば何も言えない。
僕だって律花の幸せが···律花が笑顔になってくれることが、僕にとっての幸せでもあるのだから···。ただ···その幸せを与える相手が僕であれるなら···そう強く願う。
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「あ、目ぇ覚めたみたいやね。発熱もないし、今回は軽度の魔力枯渇···ってとこやな~。今日は体が疲れて寝てしもうたんやと思うけど、律花君が段々と適応出来てるようで良かったわぁ···他何か心配なことある?」
ぼーっとしてた意識がハッキリする。目の前には満星さんが俺の心音を聴いていた。そして後ろに兄貴が座って俺の服を捲っていて···、聴診器が離れた瞬間に自分で服を下ろした。
「何で起こしてくれなかった!?」
「何度も起こしたけど起きなかったんだよ」
「そーそー、で起こすのも可哀想やし燈夜君に手伝って貰ってたんや。寝ぼけて兄ちゃんに抱きついて可愛い寝言まで言ってたでぇ?」
······穴があったら入りたい。
馬車の中でうとうとしていた自覚はあるがまさか寝落ちしてしまうとは···。隣に座っていたのは兄貴だし、兄貴も怪我してたのに負担になったんじゃ···。
「兄貴は!?」
「心配せんでええで、お兄ちゃんの怪我は左手首と肩に軽い捻挫だけや。他はなんともなかった。癖にならんようにしばらくは安静、ってとこやな!」
恐らく団吾に掴まれ喰われそうになった時に負ったんだろう。兄貴は手首に巻かれた包帯を見ると、兄貴はなんともないと言うように手をヒラヒラと振った。本当に骨折とか、内蔵とかがやられてなくて良かった。それでも心配で下手に動かさないようにしつつ触れて確認していると「律花、少し擽ったいよ」と兄貴は身じろいだ。
「で、話聞かせてもらたけど···焔サン生きとったてほんま?」
兄貴の怪我の具合も確認でき、一息ついたところで満星さんの口から出たその言葉。まだあれから数時間と経っていないはずだ。
「んー、なんで知っとるかってのは一言でいったら五家の権力。あとはよく出来た親戚の子、てとこやな」
なるほど···俺たちが病院へ向かうのに連絡してくれたのは会長だ。だからその時に簡単に状況と出来事を伝えておいてくれたのだろう。後から聞いた話だが、行方不明になってから見つかった父の片腕を父のものであると断定したのは満星さんで、その断面と腐敗の状態から亡くなったものとされていた。
その父が生きていて···魔神化した状態で実の息子である兄を襲った奴らに加担したのだから。
「ま、ってことで五家緊急招集。場所は定期会議とちゃうから今んところ浅霧さんとこで予定しとる。また詳細分かったら燈夜クンに連絡するから準備だけしとってな~」
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