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第三章 愛の確認
14、初めての文章書き〜恋文
しおりを挟むその夜、櫻は辻が言った、文章を書いてみるといいという言葉を思い返していた。
自分に雑誌に投稿できるような主張ができるような文章がかける用になるのだろうか。しかし、それは心の中で膨れ上がり、一度ランプを落とした櫻だったが、もう一度光をつけ、学校のまだ使っていないノオトを開いた。
今自分が書きたいもの。。。
それは、発表できることは今はないが、辻との自由恋愛であった。
綺麗な文章は書けないかもしれない。まずは渡せないかもしれないが、自分もラブレターを書いてみようと思った。
「先生へ
あなたに出会って、私の世界は色がつきました。白黒だったこの世界に外国の絵画のような色をつけてくれたのはあなたです。
あなたに包まれていると私はどうしても平常心を失ってし舞います。でも、それは嬉しさからきているのです。あなたに出会えて、自由恋愛という大きな扉を開いてみたら、そこは怖いけれどもワクワクする冒険者に私をしてくれました。冒険はまだ始まったばかりです。あなたのペースについていくのもやっとなのです。
でも、最初は戸惑ったけれども、先生との接吻は本当に私にとって頭の中を溶かす麻薬なのです。先生の西洋のタバコの匂いがするこの口付けは、私にはまだ背伸びかもしれない。でも、先生が私を求めてくれる限り、ずっと一緒にいたいのです。本当は毎日にでも接吻したいけれども、私には勇気がありません。この胸のドキドキをどう表現していいかもまだわかりません。でも、私の狭いこの世界での暮らしを広げてくれたたった一人の愛おしい人です。。
先生、私先生と一緒にずっといたいです。可能であれば、私も同じようにちゃんと職業婦人になって。外国にも行って色々と見たい。先生が教えてくれるフランス語から、私はいつもパリ旅行に行った気分になるのです。授業中聞こえてくる声は、まるで耳元で囁かれているようで、私には心地よく、それでいて向上心を上げてくれる必要不可欠なものです。
先生、何度も話しかけてしまいますね。本当は一日中抱き合っていたい。芝生の上で寝転びながらずっと接吻しながら抱き合っていたい。こんな私は不埒な人間なのでしょうか。愛ゆえのことでしょうか。
先生にとって大事と言ってくれるように、私にとって先生は、ふと舞い降りた天使のような存在です。神様なんて信じていなかったけれども、先生と出会って神様がいるんだって思いました。先生、私と一緒にいてください。私をもっと教育してください。
櫻」
思うままに書いてしまった。少しエロチックになってしまっている部分を自分でも恥ずかしいと思うが、言葉だけではなく、密着することで得られる愛情が二人を繋いでいることは確かなのだ。だから、櫻は思うままに書いてしまった。辻にいつかこの文章を読ませる時が来るのだろうか。しかし、書いてみると、難しい気持ちもあるが、とても晴れやかな気持ちになったのも本当の気持ちだった。職業婦人をしながら文筆もできたらイイなと櫻はおもった。
実際文章にすると、書いてみたいことが増えそうな予感がする。これからもっと溢れることを祈りながら、櫻はランプを消し、ベットに横になり眠りについた。
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