大杉緑とは俺様だ(完結)

有住葉月

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第3章 新しい女性関係を構築する

13、ウェルカム、愛

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大杉緑とは俺のことである。
時代を作る男だから、みんなも恐縮しているかもしれない。
しかし、人の恋愛話を聞いていても、まあいいだろう。

俺は佐藤愛の弟と3人でディナーをすることを約束した。

まあ、この流れになったのは俺の実力であるが、上京する弟と会うタイミングを逃すわけにはいかない。
ということで、俺は佐藤愛の了承を得て、ディナーの予約をした。
もちろん、父やサチと行った店ではなく、以前顧客の男性と一緒にいった店だ。

俺はとても慎重になっていた。
そして、就業時間がきた。
「佐藤さん、弟さんとはどこで何時の約束?」
「上野で6時半です。」
「なら、7時に浅草で大丈夫かな?」
「はい。」

浅草の店を予約しておいた。諸君は浅草と聞いてちょっと、油断してると思った人もいるかな?
もう、桃は引っ越して浅草にはいないから、遭遇しない。安心してくれ。

すぐに時間はやってきた。
学生服を着た佐藤愛の弟は俺に大変恐縮していた。
「どうも、姉がすみません。聞いたら、お仕事で大変お世話になってるそうで。」
まあ、お仕事ではお世話になっていない。

「まあ、恐縮しないでくれ。ゆっくり夕飯を食べよう。」
店に入って、3人でフレンチを食べた。

「今日も大杉さんのところに泊めていただけるって。」
「俺は業平橋に住んでるから、ここからすぐだし、佐藤さん、ここでお別れで大丈夫か?」
「はい。あ、私も送ります。」

そうして、3人で俺の家にきた。
もしサチにあったとしても大丈夫だ。

そして、2人を部屋に招き入れた。

「わー、洋館のビルディングに2部屋なんてすごいですね。」
さすが、弟、わかってるじゃないか。
「こっちのリビングに布団を敷くから寝てくれよ。」
「ありがとうございます。」

実は3人とも酒を飲んでいた。
しかし、佐藤愛の弟は酒が弱いのか、布団を敷いたらすぐに寝た。

「ちょっと飲み直そうか?」
窓際の2人掛けのテーブルで2人でウイスキーを飲んだ。
「ちょっと、大杉さん、ペースが。」
「え?早いか?」
「私、帰らなくては。。。」

そう、俺はこのタイミングを狙っていた。
据え膳だよ。
酔い潰れちゃいけない。
佐藤愛の気持ちをちゃんと聞かなくては。
「なあ、佐藤さん。」
「はあい。」
「俺のこと、どう思ってる?」
「本当のこと、いう、と、好き、だと思い、ます。」

おおお。彼女からその言葉を引き出してしまった。

ということで、俺はベットまで佐藤愛をアテンドして交渉してしまったのである。

詳細はご想像にお任せする。

ということで今日はこの辺りで、さらばである。
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