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第3章 夫婦って
4、私としたことが
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望月アグリと申します。私の好きな食べ物って?うどんです。群馬には水沢うどんが有名で、よく食べておりました。もちろん、望月の家に嫁いだ後も。
ああ、まだお話が途中でしたね。
さて、翌朝目が覚めると、布団の中で寝ておりました。
しかし、浴衣が乱れております。
ああ、しまった。私としたことが。交渉してしまったようです。
覚えております。もちろん、騒いで止めることはできたのでしょうけど、私はそれはしませんでした。
「あ、たぬきちゃん、おはよ。」
「え。ああ、おはようございます。」
「ぼくさ、酔って帰っちゃって、たぬきちゃんにお手つきしちゃったよね。」
「はい。。。。」
「悪気はないしさ、この家のものは誰も知らないから君は気娘風にしてれば大丈夫だよ。」
「でも、これが子供ができてしまったら。」
「一回で子供ができたら、相当僕らは相性がいいよ。」
「え、そういうものなんですか?」
「そうそう、大丈夫だよ。後、机に5箇条置いてあって読んだよ。」
「どうですか?」
「実家に言わないのところ、君は望月の家に気に食わないことがあったら言っていいよ。」
「どうして?」
「これから暮らしていく家なんだから、気を使うことはないよ。僕は君の実家にはしゃしゃり出ないよ。」
「わかりました。じゃあ、この条件でいいんですね。」
「そうだね、そうしよう。」
ということで、私は第一箇条を破ってしまいましたが今後は気をつけるとして、契約をしたワケです。
「ねえ、今日から元気に学校に行くの?」
「はい。」
「もう、風紀委員も大丈夫だろうけど何かあったら僕がいるうちに言ってね。」
なんだか、最初の印象と違って頼りになるところがあると思いました。
その時、私はもうヨウスケさんに惹かれていたのかもしれません。
この前後で私はもう勇蔵さんのことなんて忘れてこの結婚が幸せなんじゃないかと思い出しました。
ぷかぷか浮かぶ風船のような人だけど、それは人を魅了してる一つかもしれないと。
ということで今日はこの辺りで失礼します。お粗末さまでした。
ああ、まだお話が途中でしたね。
さて、翌朝目が覚めると、布団の中で寝ておりました。
しかし、浴衣が乱れております。
ああ、しまった。私としたことが。交渉してしまったようです。
覚えております。もちろん、騒いで止めることはできたのでしょうけど、私はそれはしませんでした。
「あ、たぬきちゃん、おはよ。」
「え。ああ、おはようございます。」
「ぼくさ、酔って帰っちゃって、たぬきちゃんにお手つきしちゃったよね。」
「はい。。。。」
「悪気はないしさ、この家のものは誰も知らないから君は気娘風にしてれば大丈夫だよ。」
「でも、これが子供ができてしまったら。」
「一回で子供ができたら、相当僕らは相性がいいよ。」
「え、そういうものなんですか?」
「そうそう、大丈夫だよ。後、机に5箇条置いてあって読んだよ。」
「どうですか?」
「実家に言わないのところ、君は望月の家に気に食わないことがあったら言っていいよ。」
「どうして?」
「これから暮らしていく家なんだから、気を使うことはないよ。僕は君の実家にはしゃしゃり出ないよ。」
「わかりました。じゃあ、この条件でいいんですね。」
「そうだね、そうしよう。」
ということで、私は第一箇条を破ってしまいましたが今後は気をつけるとして、契約をしたワケです。
「ねえ、今日から元気に学校に行くの?」
「はい。」
「もう、風紀委員も大丈夫だろうけど何かあったら僕がいるうちに言ってね。」
なんだか、最初の印象と違って頼りになるところがあると思いました。
その時、私はもうヨウスケさんに惹かれていたのかもしれません。
この前後で私はもう勇蔵さんのことなんて忘れてこの結婚が幸せなんじゃないかと思い出しました。
ぷかぷか浮かぶ風船のような人だけど、それは人を魅了してる一つかもしれないと。
ということで今日はこの辺りで失礼します。お粗末さまでした。
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