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第4章 新しい関係
6、姑トモヨとの関係
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望月アグリと申します。嫁姑関係というのはいつの世でも悩みの大きな点だと言われますが、私の場合はちょっと違っておりました。
さて、妊娠中のことをお話ししておりましたね。
姑のトモヨさんについてお話しします。
ある日、お姑さん(ここから先はお母様と書かせてください。)に呼ばれました。
「お母様、どうしました?」
「アグリ、もうお腹も結構大きくなってきたから、お買い物してないでしょう。」
「ああ、でも必要なものはすべていただいているので。」
「そうなのはいけないのよ。百貨店へ買い物に行きましょう。」
望月組の車に乗って、百貨店まで行きました。
「ねえ、お母様、私そんな欲しいものなんて。」
「買い物はね、買うだけじゃなくて、見るのもいいのよ。」
そう言って、いろいろな売り場を見ました。
ちょっと、歩きすぎて、私が腰を痛そうにしているのにお母様が気が付きました。
「あらアグリ、ごめんなさいね。上の階のレストランで休みましょう。」
百貨店のレストランは実は初めてでした。
「お母様、私初めてで。」
「ええんよ。好きなもの食べなさい。」
「何がいいのかもわからなくて。」
「じゃあ、私に任せて。」
入り口の給仕に注文を済ませると、窓側の席に座りました。
とても見晴らしのいい席でした。
「お母様、本当に群馬中が一望できますね。」
「そこがええんよ。でも、ここの食べ物も本当に美味しいのよ。」
しばらくすると、お母様の前にはあんみつ、私の前にはプリンアラモードというものが置かれました。
「お母様、プリン、なんちゃらってなんですか?」
「ああ、初めてなのよね。牛乳と卵で固めた西洋の羊羹みたいなものよ。」
口に含むと本当に美味しさが広がります。
「アグリ、あんたの体はあんただけじゃないんだから、美味しいもの食べて赤ん坊にもわけなさんね。」
多分、お腹の赤ちゃんも喜んでいたことでしょう。
「お母様、この味、ほんと美味しくて、一生忘れません。」
「そんな、たいそうな事してないのよ。ええんよ。」
私は、いい家に嫁いだと改めて思いました。
生涯を通して、ヨウスケさんよりお母様と一緒にいることが長くなることをこの時の私はまだ知る由もありませんでした。
今日はこの辺りで失礼します。お粗末様でした。
さて、妊娠中のことをお話ししておりましたね。
姑のトモヨさんについてお話しします。
ある日、お姑さん(ここから先はお母様と書かせてください。)に呼ばれました。
「お母様、どうしました?」
「アグリ、もうお腹も結構大きくなってきたから、お買い物してないでしょう。」
「ああ、でも必要なものはすべていただいているので。」
「そうなのはいけないのよ。百貨店へ買い物に行きましょう。」
望月組の車に乗って、百貨店まで行きました。
「ねえ、お母様、私そんな欲しいものなんて。」
「買い物はね、買うだけじゃなくて、見るのもいいのよ。」
そう言って、いろいろな売り場を見ました。
ちょっと、歩きすぎて、私が腰を痛そうにしているのにお母様が気が付きました。
「あらアグリ、ごめんなさいね。上の階のレストランで休みましょう。」
百貨店のレストランは実は初めてでした。
「お母様、私初めてで。」
「ええんよ。好きなもの食べなさい。」
「何がいいのかもわからなくて。」
「じゃあ、私に任せて。」
入り口の給仕に注文を済ませると、窓側の席に座りました。
とても見晴らしのいい席でした。
「お母様、本当に群馬中が一望できますね。」
「そこがええんよ。でも、ここの食べ物も本当に美味しいのよ。」
しばらくすると、お母様の前にはあんみつ、私の前にはプリンアラモードというものが置かれました。
「お母様、プリン、なんちゃらってなんですか?」
「ああ、初めてなのよね。牛乳と卵で固めた西洋の羊羹みたいなものよ。」
口に含むと本当に美味しさが広がります。
「アグリ、あんたの体はあんただけじゃないんだから、美味しいもの食べて赤ん坊にもわけなさんね。」
多分、お腹の赤ちゃんも喜んでいたことでしょう。
「お母様、この味、ほんと美味しくて、一生忘れません。」
「そんな、たいそうな事してないのよ。ええんよ。」
私は、いい家に嫁いだと改めて思いました。
生涯を通して、ヨウスケさんよりお母様と一緒にいることが長くなることをこの時の私はまだ知る由もありませんでした。
今日はこの辺りで失礼します。お粗末様でした。
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