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第7章 新生活
4、洋装店へ
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夕飯も食べ終わって、辻さんのお宅から帰ることになった、望月アグリでございます。
帰る時、辻さんが駅まで送ると言ったら、ヨウスケさんが嫌に勘繰りました。
「どうして?」
「だって、親しい友人夫婦と夜風に吹かれたいじゃないか。」
「辻くんは、いつもキザなことを言うね」
どうやら辻さんの言い回しでヨウスケさんも納得したようです。
三人で歩いていると、洋装店が見えてきました。
私は堪えきれず、またショーウィンドウのワンピースに走りかけていってしまいました。
「そうなの?」
辻さんが声をかけてきました。
「そうです、これです。」
遠くから、のんびり歩いていたヨウスケさんがやってきました。
「アグリ、またワンピース見て。」
「見てるだけなんです。」
「うちの家計じゃ買えないよ。」
すると、辻さんが助け舟を出してくれました。
「なあ、ものも見物、店に入ってみよう。」
引きづられるように、三人でお店に入りました。
なんと言うことでしょう。
もう、素敵な洋服がマネキンに着せられて、飾られてるじゃないですか。
うっとりとした気分になりました。
「お嬢様、何かお気に召すものがありますか?」
ハッと思いました。
「あ、私のことですか?」
「そうです。お若い方ですね。」
美人の店員さんです。
「先ほど、お店の前でワンピース、ご覧になってましたね。」
「あ、バレてましたか?」
「あそこまで見ていただくと、こちらも嬉しいですよ。」
「夢中になってしまって。」
「じゃあ、きてみますか?」
「あ、でも私、全然帰るお金持ってきてなくて。」
「大丈夫です。辻様のお連れ様ですから、着るだけでもいいですよ。」
辻さん、すごいです。お店に入るだけでもこんなことになるなんて。
私はワンピースを着ました。
感動してしまいました。
「おお、アグリさん似合うね。」
辻さんがおっしゃってくれました。
「アグリ、買わないって言っただろ。」
ヨウスケさん、試着だけなんです。
恥ずかしくて、何も言えなくて。。。
「店員さん、こちら包んでください。」
辻さんがおっしゃいました。
「え、辻さん、着るだけじゃ?」
「気に入ったのなら、出産のプレゼント。」
それを聞いたお姉さんが
「あら、女学生じゃないんですか?」
「ああ、あの年齢はそうなんですけど、結婚して子供もいまして。」
「大変お似合いでしたよ。大切にしてくださいね。お子様がいてもパーティーとか。」
ヨウスケさんは臍を曲げたのか、店の端っこにいました。
私は嬉しい気持ちで、まだこのお店で過ごすのでした。
と言うことで、今日はこの辺りで失礼します。お粗末様でした。
帰る時、辻さんが駅まで送ると言ったら、ヨウスケさんが嫌に勘繰りました。
「どうして?」
「だって、親しい友人夫婦と夜風に吹かれたいじゃないか。」
「辻くんは、いつもキザなことを言うね」
どうやら辻さんの言い回しでヨウスケさんも納得したようです。
三人で歩いていると、洋装店が見えてきました。
私は堪えきれず、またショーウィンドウのワンピースに走りかけていってしまいました。
「そうなの?」
辻さんが声をかけてきました。
「そうです、これです。」
遠くから、のんびり歩いていたヨウスケさんがやってきました。
「アグリ、またワンピース見て。」
「見てるだけなんです。」
「うちの家計じゃ買えないよ。」
すると、辻さんが助け舟を出してくれました。
「なあ、ものも見物、店に入ってみよう。」
引きづられるように、三人でお店に入りました。
なんと言うことでしょう。
もう、素敵な洋服がマネキンに着せられて、飾られてるじゃないですか。
うっとりとした気分になりました。
「お嬢様、何かお気に召すものがありますか?」
ハッと思いました。
「あ、私のことですか?」
「そうです。お若い方ですね。」
美人の店員さんです。
「先ほど、お店の前でワンピース、ご覧になってましたね。」
「あ、バレてましたか?」
「あそこまで見ていただくと、こちらも嬉しいですよ。」
「夢中になってしまって。」
「じゃあ、きてみますか?」
「あ、でも私、全然帰るお金持ってきてなくて。」
「大丈夫です。辻様のお連れ様ですから、着るだけでもいいですよ。」
辻さん、すごいです。お店に入るだけでもこんなことになるなんて。
私はワンピースを着ました。
感動してしまいました。
「おお、アグリさん似合うね。」
辻さんがおっしゃってくれました。
「アグリ、買わないって言っただろ。」
ヨウスケさん、試着だけなんです。
恥ずかしくて、何も言えなくて。。。
「店員さん、こちら包んでください。」
辻さんがおっしゃいました。
「え、辻さん、着るだけじゃ?」
「気に入ったのなら、出産のプレゼント。」
それを聞いたお姉さんが
「あら、女学生じゃないんですか?」
「ああ、あの年齢はそうなんですけど、結婚して子供もいまして。」
「大変お似合いでしたよ。大切にしてくださいね。お子様がいてもパーティーとか。」
ヨウスケさんは臍を曲げたのか、店の端っこにいました。
私は嬉しい気持ちで、まだこのお店で過ごすのでした。
と言うことで、今日はこの辺りで失礼します。お粗末様でした。
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