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11話
しおりを挟むまじで許さねぇリリーにあんな真似したやつ絶対見つけ出してやる
「ねぇ僕そいつ見つけたら生かしておく自信ないんだけど...」
「殺すのはダメだ、ただでさえ竜人族は減ってるんだ。生かしておかないと俺たちが悪者扱いだ」
「そんなやつ生きてる価値なくない?ねぇ見たでしょあのリリーの痣、あれ絶対顔も殴ってるよ」
「まぁだが殺さない程度にはやってもいいだろ」
「ライアンは優しいね、てか僕そいつ知ってる」
「あぁ俺もだ。まぁ竜人族の男の中では有名だろ、この国で1番美しいとされてる男だからな」
見つけた...
「なぁちょっときてくれるか?」
「あぁ?お前達ごとが俺に喋りかけていいと思ってんのか?」
「あぁ、俺たちの妻を傷つけたんだからな、いいのかこんな人目の多い所で騒ぎにっても...いくらお前でも竜人族に暴力を振るうことは犯罪だと知ってるはずだが?」
「フッ...そんな証拠がどこにあるんだよ」
「証拠なんて必要ねぇ、まぁお前は自分のことにしか興味がねぇから他人のことなんてしらねぇかもしれねぇが俺たちにかかれば証拠なんてなくてもお前を牢屋に入れることなんて難しくないんだぞ?」
「わかったらとっとと僕たちについてきて?」
「がはっ...おいてめぇら俺にこんなことしといてタダで済むと思ってんのか⁉︎」
「なに?死なないだけでもありがたいと思って欲しいんだけど?ねぇ一生喋れないようにその口切り落としてあげようか?」
「っ!!やめろっ!やめてくれ!」
「みてみてーライアン!こいつ今更命乞いしてるよ!」
「はっ滑稽だな...とりあえずこいつの腕は折っとくか」
「あ゛ぁぁぁぁ!悪かったから...許してくれ...」
こいつの手のせいでリリーは傷つけられた、ほんとは俺だってこんなやつ生かしておきたくない。だがリリーを犯罪者の妻にするわけにはいかねぇから...ごめんなリリーお前に辛い思いをさせて。もうお前に傷一つつけさせねぇから。
「あーあこいつの血で汚れちゃったよ、きったね」
「まぁしばらくは病院から出てこれないだろ、さっさとリリーの元に戻るぞ」
「了解!」
戻ってきたらレオとリリーが抱きしめあっていて、少し嫉妬はしたがリリーの表情が晴れているのを見るとそんな気持ちも吹っ飛んだ。
「リリーただいま」
「ノア、ライアン!おかえりなさい」
「ねぇリリーもうお見合い会場なんて行かないでしょ?さっさと婚約手続きを済ませて僕たちの家に帰ろ?」
「そうね...市役所に行こっか!」
あぁこれで俺たちはリリーとずっと一緒にいることができるんだ。最初はこんなとこ行きたくねぇって思ってたが、今では来てよかったって思えるな。
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