【R18】【拠点設営】で守る乙女達の尊厳 〜世界を救うのは聖剣じゃなくて、清潔なお風呂と愛し合う夜〜

のびすけ。

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第4章 完全なるハーレム、そして拠点は「移動要塞」となる

湯上がりの祝杯と、委員長の夜這い

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「それじゃあ、ダンジョン攻略完了と、無事の帰還を祝って……」 

僕が音頭を取ると、湯上がりで艶めく4人の美女たちがそれぞれのグラスを掲げた。

「「「かんぱーいッ!!♡」」」

カチャンッ! 
グラスが触れ合う軽快な音がログハウス風ヴィラのリビングに響き渡る。 

僕たちは、最深部から帰還した後泥のように眠る……ことはせず、興奮冷めやらぬまま「大宴会」へと突入していた。 
場所はヴィラに併設された「癒やしの湯処(スーパー銭湯)」の休憩処だ。 

畳敷きの広間にはちゃぶ台いっぱいにご馳走が並べられている。

「ぷはーっ!最高!お風呂上がりのビール、五臓六腑に染み渡るぅーっ!」 

日向莉央(ひなた りお)がジョッキに残った泡を口元につけながら豪快に声を上げた。 
彼女が飲んでいるのは拠点レベルアップによって解放された冷蔵庫に入っていた『プレミアム・モルツ(異世界ver)』だ。

「まさかお酒まであるなんて……相田くんのスキル、本当に至れり尽くせりネ」 

王美鈴(ワン・メイリン)は、陶器の猪口に入った『陳年紹興酒』をチビリとやりながら、頬を赤らめている。

「ほんとよね。カクテルまであるなんて……お店みたい」

星奈歌恋(ほしな かれん)の手にはカラフルな『カシスオレンジ』が握られている。
甘いお酒が彼女の可愛らしい雰囲気にぴったりだ。

「みんな、今日は本当にお疲れ様。……最高のパーティだったよ」

僕が労うと、彼女たちは照れくさそうにしかし誇らしげに笑った。

「えへへ、相田くんに褒められちゃった♡」
「当然アル。私たちは最強ネ!」

アルコールの回りは早かった。 
戦闘の疲れと、サウナでの「整い」による血行促進、そして何より「生きて帰れた」という安堵感が彼女たちの理性のタガを外していた。

「ねえねえ相田くん!こっち来てよぉ~」

莉央が僕の腕を引っ張り豊満な胸を押し付ける。

「莉央、飲みすぎだぞ」
「いーの!今日は無礼講だもん!ねえ、私の活躍すごかったでしょ?もっと褒めて?なでなでしてぇ~♡」 

彼女は完全に甘えん坊モードに入っていた。
普段のハキハキした体育会系はどこへやら、猫のように僕に擦り寄ってくる。

「ちょっと莉央!抜け駆け禁止よ!」

歌恋が反対側から抱きついてくる。

「相田くんは私のだもん!……あーんして?この唐揚げ食べさせてぇ♡」
「はいはい、あーん」
「ん~ッ♡ おいしぃ~!」

歌恋はとろんとした目で僕を見つめ口元の油を指で拭う仕草で誘惑してくる

 「……私も、混ぜるネ」

美鈴までがおぼつかない足取りで背後から抱きついてきた。

「美鈴!?」
「んふふ……相田くんの背中あったかいアル……。私の毒を抜いてくれた背中ネ……♡」

彼女は僕の首筋に顔を埋めスーハースーハーと匂いを嗅ぎ始めた。

「いい匂い……私のオスの匂い……」
「ちょ、美鈴さん!?キャラ崩壊してるわよ!」

一ノ瀬清花(いちのせ さやか)が慌てて止めようとするが美鈴の怪力には敵わない。

リビングは酒と美女とフェロモンが充満する酒池肉林の様相を呈していた。

「相田くん、好きぃ~♡」
「私もー!大好きー!」
「愛してるアルぅ……」

3人は代わる代わる僕にキスをし、体を密着させその体温と柔らかさを伝えてくる。 
彼女たちは知っているのだ。 

この平和で清潔な空間も、美味しいお酒も、すべて僕が提供しているということを。 
だからこそ、感謝と愛情と性欲がない交ぜになり本能のままに求めてくる。

だが、宴は長くは続かなかった。 
極限の緊張からの解放と急激なアルコール摂取。 

一時間もすると彼女たちの動きは鈍くなり――。

「んぅ……もう、飲めない……」
「むにゃ……相田くん……」
「……Zzz」

3人は折り重なるようにして畳の上で寝息を立て始めた。 
莉央はTシャツがめくれてお腹が丸出しだし、美鈴はチャイナドレスのスリットから太ももが露わになっている。
歌恋に至っては僕の膝を枕にして幸せそうに涎を垂らしていた。 
まさに、あられもない姿だ。

「……全滅、ね」

呆れたような、しかしどこか慈愛に満ちた声がした。
一ノ瀬清花だ。 

彼女の手には澄み切った日本酒『大吟醸』のグラスが握られている。

「清花は大丈夫なのか?」

僕が尋ねると彼女は涼しい顔でグラスを空けふわりと微笑んだ。

「ええ。私、お酒には強いみたいなの。……それに、誰かがしっかりしてないとこの子たちが風邪引いちゃうでしょ?」

彼女の顔はほんのり桜色に染まっているが瞳には理性の光が宿っている。 
クールビューティな委員長の本領発揮だ。

「手伝うわ、相田くん。みんなをベッドに運びましょう」
「悪いな、助かるよ」

僕たちは協力して酔い潰れた3人を女子部屋の二段ベッドへと運んだ。

「よいしょっと……莉央さん重い……筋肉のせいかしら」
「美鈴もだ。……でもいい体をしてる」
「もう、相田くんったら。役得ね」

3人に布団をかけ寝顔を確認する。 
彼女たちは夢の中でも幸せそうに笑っていた。

「……おやすみなさい、みんな」

清花が部屋の灯りを消し静かにドアを閉めた。

廊下に出ると深夜の静寂が戻ってきた。

「ありがとう清花。君のおかげで助かった」
「ううん。……当然のことをしただけよ」

彼女は少し俯き、もじもじと指先を合わせている

 「それじゃあ、僕も休むよ。おやすみ」
「……ええ。おやすみなさい」

僕は彼女に背を向け主寝室へと向かった。 
今日のボス戦、そして宴会。
長い一日だった。 
ベッドに倒れ込めば一瞬で眠れるだろう。 
そう思っていた。

部屋に入りダブルベッドの縁に腰掛けて、シャツのボタンを外していた時だった。 
コンコン。 

控えめな、しかし意志の籠もったノックの音がした。

「……?」 

こんな時間に誰だろう。
みんな寝ていたはずだ。

「はい」
「……私よ。清花です」
「清花? どうしたんだ、忘れ物でも……」 

ガチャリ。 
ドアが開くとそこには一ノ瀬清花が立っていた。 

彼女は先ほどの宴会の服――スウェット姿ではなく、湯上がりに着ていた薄手のネグリジェに着替えていた。 
薄い生地が廊下の明かりに透けて、体のラインを微かに浮かび上がらせている。 
長い黒髪を下ろし眼鏡を外した彼女はいつもの厳しい委員長とは別人のように儚く、そして妖艶だった。

「入っても……いいかしら?」
「あ、ああ。どうぞ」

彼女は部屋に入ると背手で静かにドアを閉めカチャリと鍵をかけた。 
密室。 
広すぎる主寝室に二人きり。

「……みんなは?」
「ぐっすり眠ってるわ。朝まで起きないと思う」

清花はゆっくりと僕に近づいてきた。 
その瞳は日本酒に酔ったせいか、それとも別の熱に浮かされているのか、とろりと潤んでいる。

「相田くん」

彼女はベッドの前に立ち僕を見下ろした

 「……不公平だと思わない?」
「え?」
「歌恋さん、莉央さん、そして美鈴さん。……みんな、相田くんと『繋がって』綺麗になった」 

彼女の声が震える。

「みんな幸せそうな顔で寝てるわ。……相田くんの夢を見てるのよ、きっと」

彼女は一歩また一歩と距離を詰める。

「私だけよ。まだ、何も知らないのは」
「清花……」
「私にだけまだ『していない』のは……不公平よ」

彼女は拗ねたように唇を尖らせた。
その表情は、いつもの彼女からは想像もつかないほど幼く無防備だ。

「君は……それでいいのか?周りに流されてるだけじゃ……」
「違う!」

彼女が強く否定する。

「流されてなんかいない。……私が、したいの」

彼女はその場に膝をつき、ベッドに座る僕の太ももに手を置いた。 
見上げくる瞳が射るように僕を捉える。

「今日のボス戦でわかったの。偽物の夢なんていらない。私は本物の相田くんに触れたいって」

彼女の手が熱く震えている。

「それに……相田くん、覚えてるでしょ?」
「何を?」
「……最初の日。森の中で私がお漏らししそうになったこと」
「っ!」
「それに、街の宿屋でも……トイレがなくて泣きそうになってた私を」 

彼女の顔がカァッと赤く染まる。 
恥辱の記憶。 
本来なら墓場まで持っていきたいほどの黒歴史。 
だが彼女はあえてそれを口にした。

「あんな……恥ずかしいところ。あんな情けない姿……」

彼女は僕の手を取り自分の胸に押し当てた。

「相田くんにだけは全部見られちゃった」
「清花、それは……不可抗力で……」
「ううん。見られたの。……私の一番守りたかった尊厳を相田くんは知ってる」

彼女は潤んだ瞳で僕を睨みつけるように、そして縋るように見つめた。

「責任……とってね?」
「え……」
「私の恥ずかしいところ全部知ってるんだから……。最後まで責任とってよ」

それはあまりにも理不尽で、けれど最高に愛おしい論理だった。 
彼女なりの精一杯の誘い文句。

「私の身体で……上書きしてほしいの。あのみじめな記憶を相田くんとの幸せな記憶で」

彼女は僕の手を導きネグリジェの裾へと滑り込ませた。

「……もう、我慢できないの」

触れた太ももは火傷しそうなほど熱かった。 
そして、下着の上からでもわかるほど湿っていた。

「清花……」
「お願い、相田くん。……私を女にして」

彼女の瞳から一筋の涙がこぼれ落ちる。 
それは悲しみの涙ではない。 
殻を破るための決別の涙だ。

「わかった。……責任、取るよ」

僕は彼女の肩を抱き寄せベッドへと引き上げた。

「君の全てを僕のものにする」
「……うん♡」

清花が初めて僕に見せる「雌」の顔で微笑んだ。 
聖女の仮面が剥がれ落ち、ただの恋する乙女がそこにいた。 
宴の後の静寂の中、最後の一人との契約が今まさに結ばれようとしていた。
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