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第6章 死の海を往く超弩級豪華客船(アーク・ロイヤル) ~処女喪失と3Pの波濤~
轟け、愛の主砲(ラブバスター)! ~水着の戦乙女と、沈みゆく四天王~
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翌朝。
港町ポート・ブルーの桟橋には早朝から多くの住民が集まっていた。
彼らの視線の先には朝日に照らされて白く輝く巨大な影――超弩級魔法装甲クルーザー『アーク・ロイヤル』が鎮座している。
「行くぞ、みんな!出航だ!」
最上層のブリッジ(操舵室)。
キャプテンシートに座った僕、相田ミナトが号令をかける。
「「「了解ッ!♡」」」
船内放送を通じて、各配置についたヒロインたちの頼もしい返事が返ってきた。
グオォォォォォン……!
腹の底に響く重厚な汽笛と共に全長200メートルの巨体が動き出す。
スクリューが回転し、白い波を巻き上げて船は滑るように港を離れた。
「うおぉぉぉぉっ!動いたぞ!」
「行けぇぇぇ!頼んだぞーっ!」
桟橋の人々が帽子を振り歓声を上げる。
絶望に閉ざされていた海への道が、今開かれようとしていた。
僕たちは順調に沖へと進んだ。
波は穏やかで船の揺れはほとんど感じない。
最新のスタビライザーと、莉奈の【浄化】エネルギーによる波消し効果のおかげだ。
だがその平穏は長くは続かなかった。
『警告。前方より高質量の魔力反応接近!』
レーダー担当の牧野樹里(まきの じゅり)の声が響く。
空が急に暗転し黒い雲が垂れ込める。
美しい青色だった海面がどす黒く濁り始めた。
ザバァァァァァァッ!!!
海が割れ山のような巨大な影が浮上した。
ぬらりと光る赤黒い皮膚、建物を薙ぎ払えるほどの太さを持つ無数の触手。
そして船を見下ろす巨大な単眼。
魔王軍四天王・水魔将軍(すいましょうぐん)クラーケン。
『人間風情が……我が海を渡れると思うてか!』
脳に直接響く重苦しい念話。
その圧倒的なプレッシャーに、普通の冒険者なら即座に発狂していただろう。
だが、僕たちは違う。
『愚かな……海の藻屑となるがいい。出でよ、海の亡者たち!』
クラーケンの号令と共に周囲の海面からボロボロの船が次々と浮上した。
ゴーストシップの船団だ。
その数50隻以上。
甲板にはスケルトンの海賊たちが群がり、錆びた大砲をこちらに向けている。
「うわっ、数が多いわ!」
日向莉央(ひなた りお)の声。
「ふっ、雑魚が何匹集まろうと無駄だ」
僕はコンソールを操作した。
「アーク・ロイヤルの性能、見せてやる。……対艦防御システム、起動!」
船体側面のスリットが開き無数の副砲と魔導機銃が展開された。
ダダダダダダダダッ!!! チュドォォォォォン!!!
一斉射撃。
光の弾幕がゴーストシップを襲う。
「ギャアアアッ!」
亡霊たちの悲鳴と共に幽霊船が次々と木っ端微塵に粉砕されていく。
狙いを定める必要すらない。
オート照準で近づく敵を片っ端から消し炭にしていくのだ。
まさに無双。
「すっごーい!ゲームみたい!」
「これなら掃除の手間も省けますね!」
樹里と篠原真美(しのはら まみ)がモニターを見ながらはしゃぐ。
わずか数分で幽霊船団は海の藻屑へと還った。
『な、なんだその火力は……!?ただの客船ではないのか!?』
クラーケンが焦りの色を見せる。
『ええい、小癪な!ならば我自ら沈めてくれる!』
激昂したクラーケンがうねる触手を振り上げた。
その一本一本がアーク・ロイヤルをへし折るほどの質量を持っている。
「来るぞ!総員、迎撃戦闘(バトル・モード)!」
「任せて!」
甲板に飛び出したのは際どい水着姿の二人の戦乙女だ。
「行くよ、美鈴!」
「おうネ!」
莉央はハイレグの競泳水着、美鈴は露出度の高い中華風ビキニ。
二人は【身体強化】で加速し、迫りくる触手へと跳躍した。
「【ソニック・インパクト】!」
ドゴォォォン!
莉央の回し蹴りが直径数メートルの触手を真っ二つに断ち切る。
「ふんッ!【破岩拳】!」
バゴォォォン!
美鈴の拳が触手の肉を弾けさせ、青い血しぶきが舞う。
水着から溢れそうな胸とお尻を揺らしながら二人は甲板を駆け回り、触手の嵐を次々と撃退していく。
『おのれ……ちょこまかと!これならどうだ!』
クラーケンが口を大きく開けどす黒い液体を噴射した。
猛毒のインクだ。
触れれば鋼鉄さえも溶かす死の雨。
「させないよッ!」
船内から相崎莉奈(あいざき りな)の声が響く。
「【絶対浄化障壁(ピュア・フィールド)・展開】!」
ブォンッ!
船全体を覆う金色のバリアが輝きを増した。
ジュワワワワッ……!
降り注いだ毒インクはバリアに触れた瞬間無害な水へと浄化され蒸発していく。
『なっ!?我が猛毒が効かぬだと!?』
「ふふーん!相田くんの愛液で満たされたウチのバリアは無敵なんだからねっ!♡」
莉奈がブリッジでVサインを決める。
昨夜の大量中出しがこの鉄壁の防御を生んでいるのだ。
「今だよ、くるみ!
「了解っ!【捕縛アンカー&ネット】発射ぁ!」
江藤くるみ(えとう くるみ)がトリガーを引く。
船首から巨大なピンク色の光の網が射出された。
シュルルルルッ!
それは生き物のように広がりクラーケンの本体に絡みついた。
『ぬおおっ!?なんだこの糸は!切れん、魔力が吸われる!?』
「アタシの【魔糸】は、暴れるほど食い込むんだよ!……ボンデージみたいでしょ?♡」
くるみは巨大な怪物が縛り上げられる様を見てうっとりと頬を染める。
「動きが止まった!ののか!」
「……捉えた」
マストの上に立つ滝川ののか。
彼女は愛用の弓を引き絞り矢に全魔力を込めた。
スキル【必中(ホークアイ)】。
彼女の視界の中でクラーケンの巨大な単眼の中心に赤い照準が重なる。
「【流星穿ち(メテオ・スナイプ)】!」
ヒュンッ!!!
放たれた矢は流星となり一直線に怪物の目を貫いた。
『グギャアアアアアアアアッ!!!』
クラーケンが苦痛にのたうち回る。
「みんな、ナイスだ!とどめを刺す!」
僕はメインコンソールの安全装置を解除した。
赤いボタンが明滅する。
「カレン、エネルギー充填のサポートを!」
「了解!届け、私の歌!『ラブ・シンフォニー』!」
星奈歌恋(ほしな かれん)が船内ステージで歌い出す。
その歌声に乗せて、ヒロインたち全員のLP(ラブ・ポイント)が主砲へと集束していく。
莉央の情熱、美鈴の献身、清花の信頼、莉奈の純情、くるみの倒錯。 すべての愛が混ざり合い、ピンク色と金色に輝く極大のエネルギーとなる。
『貴様ら……一体、何者だ……!?』
「ただの、愛し合う家族だよ!」
僕は叫びトリガーを押し込んだ。
「喰らえ!これが僕たちの愛の力だ!【ラブバスターキャノン】ッ!!!」
ズキュゥゥゥゥゥンッ!!!!!
船首が割れ極太の光線が放たれた。
それは一直線に海を裂き、空間すら歪めながらクラーケンへと殺到した。
『ば、馬鹿な……!このような力が……愛だとォォォッ!?』
光の中で水魔将軍の巨体が崩壊していく。
『グオォォッ……!覚えておれ……次は「地魔将軍」が……貴様らを……押し潰す……だろ……う……』
断末魔の捨て台詞を残しクラーケンは光の粒子となって消滅した。
ドォォォォォン……!
余波で海面が大きく揺れたがアーク・ロイヤルはビクともしない。
やがて黒い雲が散り、眩しい太陽が顔を出した。
浄化された海は見たこともないほど澄んだエメラルドグリーンに輝いていた。
「……勝った」
「勝ったぁーっ!」
船内が歓喜に包まれる。
「すごい!本当に四天王を倒しちゃった!」
「相田くん、最強ネ!」
みんながブリッジになだれ込み、僕にもみくちゃに抱きついた。
柔らかい感触、甘い香り、そして勝利の熱気。
僕は彼女たちに埋もれながら最高の達成感を味わっていた。
***
その夜。
甲板の『聖水インフィニティ・プール』サイドで盛大な祝勝会が開かれた。
「かんぱーいッ!♡」
水着姿のヒロインたちがグラスを掲げる。
テーブルには莉奈の【浄化】で美味しくなった魔物の肉のバーベキューや、真美が作った特製スイーツが並んでいる。
プールはライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「ぷはぁっ!勝利の美酒は最高ネ!」
美鈴が早くも顔を赤くして僕に絡みついてくる。
その水着は激戦で少しズレておりポロリ寸前だ。
「ちょ、美鈴、見えてるって!」
「ん~?相田くんなら見てもいいヨ♡……ていうか、吸う?」
「こらこら!」
「ねえ相田くん、今日のウチ頑張ったでしょ?」
莉奈が背後から抱きつき豊満な胸を押し付けてくる。
「あのバリア、相田くんの精子パワーのおかげなんだよ?……また補充してくれるよね?♡」
耳元で囁かれる甘い誘惑。
「アタシも!アタシの網、すごかったでしょ?」
くるみも逆サイドから腕を絡める。
「次はもっとエッチな拘束具、作るから……実験台になってね♡」
「みんな相田くんにくっつきすぎ!」
莉央がプールから上がってくる。
「私だって活躍したもん!ねえ相田くん、オイル塗って?筋肉が張っちゃって……」
彼女は僕の前で四つん這いになり、テラテラと光るお尻を突き出した。
「ここ、重点的にお願い♡」
まさに酒池肉林。
酔いが回った彼女たちのスキンシップは過激さを増し、あちこちでエロハプニングが勃発していた。
プールの中で抱き合う二人、デッキチェアで重なる影。
そして、その輪の外でまだ未経験の3人――ののか、樹里、真美が、顔を赤らめて見ていた。
「……やっぱ、すごいね」
ののかが呟く。
「あの主砲……私たちの『想い』もいつかあそこに乗るのかな」
「きっとなりますよ……!」
彼女たちの瞳にも決意の光が宿っていた。
僕はデッキの手すりに寄りかかり夜空を見上げた。
隣には清花が静かに並んでいた。
「……いい船ね」
「ああ。最高の船だ」
僕は手元のモニターを見た。
『星詠みの羅針盤』が海の彼方を指し示している。
「魔王城のある大陸はこの先だ。……でも、少し遠回りしてもいいかもしれないな」
「そうね。……せっかくの『ハネムーン』だもの。楽しまなきゃ損よ」
清花が僕の手を握る。
ここから先は誰にも邪魔されない大海原。
揺れる船内、狭いキャビン、そして開放的なプールでのエロティックな日常が待っている。
次の敵が現れるまで、僕たちはこの豪華客船で愛と欲望の航海を存分に楽しむことにしよう。
「さて、と」
僕は振り返り、酔っ払って誘惑してくる美女たちの群れに飛び込んだ。
「今夜は、朝までお祝いだ!」
「「「イェーイッ!♡」」」
アーク・ロイヤルは月明かりの下希望と愛液の航跡を描いて進んでいく。
僕たちの冒険はまだまだ終わらない。
港町ポート・ブルーの桟橋には早朝から多くの住民が集まっていた。
彼らの視線の先には朝日に照らされて白く輝く巨大な影――超弩級魔法装甲クルーザー『アーク・ロイヤル』が鎮座している。
「行くぞ、みんな!出航だ!」
最上層のブリッジ(操舵室)。
キャプテンシートに座った僕、相田ミナトが号令をかける。
「「「了解ッ!♡」」」
船内放送を通じて、各配置についたヒロインたちの頼もしい返事が返ってきた。
グオォォォォォン……!
腹の底に響く重厚な汽笛と共に全長200メートルの巨体が動き出す。
スクリューが回転し、白い波を巻き上げて船は滑るように港を離れた。
「うおぉぉぉぉっ!動いたぞ!」
「行けぇぇぇ!頼んだぞーっ!」
桟橋の人々が帽子を振り歓声を上げる。
絶望に閉ざされていた海への道が、今開かれようとしていた。
僕たちは順調に沖へと進んだ。
波は穏やかで船の揺れはほとんど感じない。
最新のスタビライザーと、莉奈の【浄化】エネルギーによる波消し効果のおかげだ。
だがその平穏は長くは続かなかった。
『警告。前方より高質量の魔力反応接近!』
レーダー担当の牧野樹里(まきの じゅり)の声が響く。
空が急に暗転し黒い雲が垂れ込める。
美しい青色だった海面がどす黒く濁り始めた。
ザバァァァァァァッ!!!
海が割れ山のような巨大な影が浮上した。
ぬらりと光る赤黒い皮膚、建物を薙ぎ払えるほどの太さを持つ無数の触手。
そして船を見下ろす巨大な単眼。
魔王軍四天王・水魔将軍(すいましょうぐん)クラーケン。
『人間風情が……我が海を渡れると思うてか!』
脳に直接響く重苦しい念話。
その圧倒的なプレッシャーに、普通の冒険者なら即座に発狂していただろう。
だが、僕たちは違う。
『愚かな……海の藻屑となるがいい。出でよ、海の亡者たち!』
クラーケンの号令と共に周囲の海面からボロボロの船が次々と浮上した。
ゴーストシップの船団だ。
その数50隻以上。
甲板にはスケルトンの海賊たちが群がり、錆びた大砲をこちらに向けている。
「うわっ、数が多いわ!」
日向莉央(ひなた りお)の声。
「ふっ、雑魚が何匹集まろうと無駄だ」
僕はコンソールを操作した。
「アーク・ロイヤルの性能、見せてやる。……対艦防御システム、起動!」
船体側面のスリットが開き無数の副砲と魔導機銃が展開された。
ダダダダダダダダッ!!! チュドォォォォォン!!!
一斉射撃。
光の弾幕がゴーストシップを襲う。
「ギャアアアッ!」
亡霊たちの悲鳴と共に幽霊船が次々と木っ端微塵に粉砕されていく。
狙いを定める必要すらない。
オート照準で近づく敵を片っ端から消し炭にしていくのだ。
まさに無双。
「すっごーい!ゲームみたい!」
「これなら掃除の手間も省けますね!」
樹里と篠原真美(しのはら まみ)がモニターを見ながらはしゃぐ。
わずか数分で幽霊船団は海の藻屑へと還った。
『な、なんだその火力は……!?ただの客船ではないのか!?』
クラーケンが焦りの色を見せる。
『ええい、小癪な!ならば我自ら沈めてくれる!』
激昂したクラーケンがうねる触手を振り上げた。
その一本一本がアーク・ロイヤルをへし折るほどの質量を持っている。
「来るぞ!総員、迎撃戦闘(バトル・モード)!」
「任せて!」
甲板に飛び出したのは際どい水着姿の二人の戦乙女だ。
「行くよ、美鈴!」
「おうネ!」
莉央はハイレグの競泳水着、美鈴は露出度の高い中華風ビキニ。
二人は【身体強化】で加速し、迫りくる触手へと跳躍した。
「【ソニック・インパクト】!」
ドゴォォォン!
莉央の回し蹴りが直径数メートルの触手を真っ二つに断ち切る。
「ふんッ!【破岩拳】!」
バゴォォォン!
美鈴の拳が触手の肉を弾けさせ、青い血しぶきが舞う。
水着から溢れそうな胸とお尻を揺らしながら二人は甲板を駆け回り、触手の嵐を次々と撃退していく。
『おのれ……ちょこまかと!これならどうだ!』
クラーケンが口を大きく開けどす黒い液体を噴射した。
猛毒のインクだ。
触れれば鋼鉄さえも溶かす死の雨。
「させないよッ!」
船内から相崎莉奈(あいざき りな)の声が響く。
「【絶対浄化障壁(ピュア・フィールド)・展開】!」
ブォンッ!
船全体を覆う金色のバリアが輝きを増した。
ジュワワワワッ……!
降り注いだ毒インクはバリアに触れた瞬間無害な水へと浄化され蒸発していく。
『なっ!?我が猛毒が効かぬだと!?』
「ふふーん!相田くんの愛液で満たされたウチのバリアは無敵なんだからねっ!♡」
莉奈がブリッジでVサインを決める。
昨夜の大量中出しがこの鉄壁の防御を生んでいるのだ。
「今だよ、くるみ!
「了解っ!【捕縛アンカー&ネット】発射ぁ!」
江藤くるみ(えとう くるみ)がトリガーを引く。
船首から巨大なピンク色の光の網が射出された。
シュルルルルッ!
それは生き物のように広がりクラーケンの本体に絡みついた。
『ぬおおっ!?なんだこの糸は!切れん、魔力が吸われる!?』
「アタシの【魔糸】は、暴れるほど食い込むんだよ!……ボンデージみたいでしょ?♡」
くるみは巨大な怪物が縛り上げられる様を見てうっとりと頬を染める。
「動きが止まった!ののか!」
「……捉えた」
マストの上に立つ滝川ののか。
彼女は愛用の弓を引き絞り矢に全魔力を込めた。
スキル【必中(ホークアイ)】。
彼女の視界の中でクラーケンの巨大な単眼の中心に赤い照準が重なる。
「【流星穿ち(メテオ・スナイプ)】!」
ヒュンッ!!!
放たれた矢は流星となり一直線に怪物の目を貫いた。
『グギャアアアアアアアアッ!!!』
クラーケンが苦痛にのたうち回る。
「みんな、ナイスだ!とどめを刺す!」
僕はメインコンソールの安全装置を解除した。
赤いボタンが明滅する。
「カレン、エネルギー充填のサポートを!」
「了解!届け、私の歌!『ラブ・シンフォニー』!」
星奈歌恋(ほしな かれん)が船内ステージで歌い出す。
その歌声に乗せて、ヒロインたち全員のLP(ラブ・ポイント)が主砲へと集束していく。
莉央の情熱、美鈴の献身、清花の信頼、莉奈の純情、くるみの倒錯。 すべての愛が混ざり合い、ピンク色と金色に輝く極大のエネルギーとなる。
『貴様ら……一体、何者だ……!?』
「ただの、愛し合う家族だよ!」
僕は叫びトリガーを押し込んだ。
「喰らえ!これが僕たちの愛の力だ!【ラブバスターキャノン】ッ!!!」
ズキュゥゥゥゥゥンッ!!!!!
船首が割れ極太の光線が放たれた。
それは一直線に海を裂き、空間すら歪めながらクラーケンへと殺到した。
『ば、馬鹿な……!このような力が……愛だとォォォッ!?』
光の中で水魔将軍の巨体が崩壊していく。
『グオォォッ……!覚えておれ……次は「地魔将軍」が……貴様らを……押し潰す……だろ……う……』
断末魔の捨て台詞を残しクラーケンは光の粒子となって消滅した。
ドォォォォォン……!
余波で海面が大きく揺れたがアーク・ロイヤルはビクともしない。
やがて黒い雲が散り、眩しい太陽が顔を出した。
浄化された海は見たこともないほど澄んだエメラルドグリーンに輝いていた。
「……勝った」
「勝ったぁーっ!」
船内が歓喜に包まれる。
「すごい!本当に四天王を倒しちゃった!」
「相田くん、最強ネ!」
みんながブリッジになだれ込み、僕にもみくちゃに抱きついた。
柔らかい感触、甘い香り、そして勝利の熱気。
僕は彼女たちに埋もれながら最高の達成感を味わっていた。
***
その夜。
甲板の『聖水インフィニティ・プール』サイドで盛大な祝勝会が開かれた。
「かんぱーいッ!♡」
水着姿のヒロインたちがグラスを掲げる。
テーブルには莉奈の【浄化】で美味しくなった魔物の肉のバーベキューや、真美が作った特製スイーツが並んでいる。
プールはライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「ぷはぁっ!勝利の美酒は最高ネ!」
美鈴が早くも顔を赤くして僕に絡みついてくる。
その水着は激戦で少しズレておりポロリ寸前だ。
「ちょ、美鈴、見えてるって!」
「ん~?相田くんなら見てもいいヨ♡……ていうか、吸う?」
「こらこら!」
「ねえ相田くん、今日のウチ頑張ったでしょ?」
莉奈が背後から抱きつき豊満な胸を押し付けてくる。
「あのバリア、相田くんの精子パワーのおかげなんだよ?……また補充してくれるよね?♡」
耳元で囁かれる甘い誘惑。
「アタシも!アタシの網、すごかったでしょ?」
くるみも逆サイドから腕を絡める。
「次はもっとエッチな拘束具、作るから……実験台になってね♡」
「みんな相田くんにくっつきすぎ!」
莉央がプールから上がってくる。
「私だって活躍したもん!ねえ相田くん、オイル塗って?筋肉が張っちゃって……」
彼女は僕の前で四つん這いになり、テラテラと光るお尻を突き出した。
「ここ、重点的にお願い♡」
まさに酒池肉林。
酔いが回った彼女たちのスキンシップは過激さを増し、あちこちでエロハプニングが勃発していた。
プールの中で抱き合う二人、デッキチェアで重なる影。
そして、その輪の外でまだ未経験の3人――ののか、樹里、真美が、顔を赤らめて見ていた。
「……やっぱ、すごいね」
ののかが呟く。
「あの主砲……私たちの『想い』もいつかあそこに乗るのかな」
「きっとなりますよ……!」
彼女たちの瞳にも決意の光が宿っていた。
僕はデッキの手すりに寄りかかり夜空を見上げた。
隣には清花が静かに並んでいた。
「……いい船ね」
「ああ。最高の船だ」
僕は手元のモニターを見た。
『星詠みの羅針盤』が海の彼方を指し示している。
「魔王城のある大陸はこの先だ。……でも、少し遠回りしてもいいかもしれないな」
「そうね。……せっかくの『ハネムーン』だもの。楽しまなきゃ損よ」
清花が僕の手を握る。
ここから先は誰にも邪魔されない大海原。
揺れる船内、狭いキャビン、そして開放的なプールでのエロティックな日常が待っている。
次の敵が現れるまで、僕たちはこの豪華客船で愛と欲望の航海を存分に楽しむことにしよう。
「さて、と」
僕は振り返り、酔っ払って誘惑してくる美女たちの群れに飛び込んだ。
「今夜は、朝までお祝いだ!」
「「「イェーイッ!♡」」」
アーク・ロイヤルは月明かりの下希望と愛液の航跡を描いて進んでいく。
僕たちの冒険はまだまだ終わらない。
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