【R18】俺だけの淫乱食堂~異世界で授かった官能スキルで女冒険者たちを虜にする~

のびすけ。

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最終章 俺だけの淫乱食堂~愛と絶頂で、世界を喰らえ~

魔王の哀しみと、還れぬ過去の幻影

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俺たちの愛の魔力によって浄化されたダンジョンの最深部。
そこに広がっていたのは、血と硝煙の匂いがするような禍々しい空間ではなかった。

まるで、忘れ去られた神殿のように、静かで、どこか物悲しい空気が漂う、広大なドーム状の空間。
天井には、地底湖の水面が蒼い光を放ち、壁には古代の紋様が静かに刻まれている。

そして、その中央。
黒水晶を削り出して作られたかのような、巨大な玉座に、一つの影が座っていた。
それは、禍々しい魔物ではなかった。

ただ静かに涙を流す、夜の闇をそのまま人の形にしたような、美しくも哀しい、魔王の魂の残滓。
俺は息を呑み、無意識に【鑑定】スキルを発動させていた。

<名前:???(アシュレイ・フォン・エルシオン)>
<種族:魔王(魂の残滓)>
<称号:世界を哀しませた男>
<状態:深い後悔、孤独、愛への渇望>
<願い:愛する者(妹)の魂の解放>

【鑑定】スキルが、その正体を暴き出す。
彼の名はアシュレイ。
かつて、この世界を恐怖で支配したとされる魔王。
だが、その本質は、ただ純粋な悪ではなかった。

彼は、ただ、愛する者を守りたかっただけなのだ。
不治の病に冒された最愛の妹を救うため、禁断の魔術に手を出し、その結果、強大すぎる力を得てしまった。
だが、その力は彼の制御を超え、妹を救うどころか、世界そのものを恐怖に陥れてしまったのだ。
玉座で流れる涙は、その後悔の念そのものだった。

「…よくぞ、ここまで来たな。我が愛の残滓を受け継ぐ者たちよ」

魔王の残滓が、静かに口を開いた。
その声は、絶望の淵から響いてくるように、深く、哀しかった。

「…お前にも、守りたいものが、あるのだろう?」

魔王の残滓が、俺に語りかける。
その哀しみに満ちた赤い瞳が、俺の心の奥底を見透かすように、じっと見つめてきた。
次の瞬間、俺の意識は、白い光に包まれた。

ーーーーー

気がつくと、俺は懐かしい定食屋の厨房に立っていた。
ジュウウウウッ、と豚肉の生姜焼きが鉄板の上で焼ける小気味よい音。
鼻腔をくすぐる、醤油と油の香ばしい匂い。

「おっちゃーん!いつもの!」
「あいよっ!」

カウンターの向こうでは、見慣れた常連客たちが、楽しそうに酒を酌み交わしている。
穏やかで、幸せだった、あの頃の日常。
戦いも、呪いも、ハーレムもない。
ただ、温かい飯と、客たちの笑顔があるだけの、平和な世界。

「さあ、還るがいい。お前が本当にいたかった場所へ…」

魔王の残滓の声が、脳内に直接響いてくる。
その甘い誘惑に、俺の心は一瞬、大きく揺らいだ。

ああ、そうだな。
俺は、ただの定食屋のおっさんだったんだ。
ここで、客のために飯を作って、たまにくだらない話をして笑い合って…。
そんな人生が、俺にはお似合いだったのかもしれない。

だが、俺の脳裏に浮かんだのは、五人の愛しい花嫁たちの、蕩けきった笑顔と喘ぎ声だった。
俺の名を呼び、俺の料理に舌鼓を打ち、俺の腕の中で快感に震える、あの愛おしい顔、顔、顔…。
俺は、魔王の幻影に向かって、力強く首を横に振った。

「悪いな。俺の居場所は、もうここじゃねえんだ」

俺がそう宣言した瞬間、懐かしい定食屋の幻影は、ガラスのように音を立てて砕け散った。

ーーーーー

だが、俺が現実に戻った時、隣にいたはずの五人の仲間たちの姿が、どこにもなかった。
代わりに、俺の周りには、五つの水晶のようなものが浮かんでいる。

その中には、それぞれが幸せそうな顔で、幻影の夢を見続ける、ルナ、シエル、リリー、ユミナ、そしてエリーゼの姿があった。

「貴様がその夢を拒むというのなら、貴様の愛する者たちに、永遠の夢を与えよう。貴様は、その夢を見守りながら、永遠の孤独を味わうがいい」

魔王の残滓は、俺と同じ絶望を味合わせようと、彼女たちを夢の世界に閉じ込めてしまったのだ。

「くそっ!」

俺は、エリーゼを閉じ込めている水晶に触れた。
彼女は、元魔王軍幹部。
魔王の残滓との親和性が最も高く、それだけ最も深い夢に囚われているはずだ。
俺が水晶に触れた瞬間、俺の意識もまた、彼女の夢の中へと引きずり込まれていった。

ーーーーー

そこは、荘厳で広大な、魔王城の玉座の間だった。
玉座には、かつてのエリーゼの主君であった、若き日の魔王アシュレイが座っている。
そして、その前には、エリーゼが誇らしげな顔で跪いていた。

「よくやった、エリーゼ。お前の働き、見事であったぞ」
「はっ!我が君のためなれば、この身、いつでも捧げる覚悟にございます!」

それは、彼女が最も輝いていた、そして最も帰りたかった過去の幻影。
俺の存在しない、彼女だけの幸せな世界。

「エリーゼ!」

俺が叫ぶと、彼女は驚いたように振り返った。
その赤い瞳には、一瞬、懐かしむような色が浮かんだが、すぐに冷たい光へと変わる。

「…アキトか。なぜ貴様がここにいる。ここは、貴様のような人間が足を踏み入れて良い場所ではない。去れ」
「嫌だと言ったら?」
「ならば、力ずくで排除するまでだ。我が忠誠は、永遠に魔王アシュレイ様に捧げられているのだからな!」

その言葉に、俺の中の何かが、ぷつりと切れた。

「…そうかよ。なら、あんたのその体と魂に、もう一度思い出させてやるしかねえようだな。あんたの忠誠が、快感が、その全てが、今、誰のものなのかをな!」

俺は、幻影の魔王が何かを言うより早く、エリーゼの体を力強く引き寄せ、その唇を乱暴に塞いだ。

「んんっ…!?むぐっ…!」

抵抗する彼女の体を玉座の間の巨大な柱に押し付け、俺は彼女のドレスを問答無用で引き裂いていく。

「や、やめろ!我が君の御前であるぞ!」

羞恥と怒りに、エリーゼの顔が真っ赤に染まる。
だが、俺の愛撫は止まらない。
俺はその白い首筋に牙を立てるように吸い付き、キスマークを刻みつけてやる。
そして、あらわになった豊満な乳房に、食らいつくようにしゃぶりついた。

「ひっ…!あ、あんっ…!だ、ダメだ、感じては…!我が君が見ておられるのに…!」

<いや…!ダメだ…!私は、アシュレイ様の、最も忠実な騎士なのだ…!こんな、人間に…!でも…!アキトの舌…!アキトの指…!私の体の、一番感じてしまう場所を、なんで…!ああっ、悔しいのに…体が、熱くなって…!>

俺の【鑑定】スキルは、彼女の性感帯を全てお見通しだ。
俺は乳首を弄りながら、同時に彼女の背中に指を這わせ、彼女が最も感じてしまう背骨の真ん中を、爪を立てるように、強く、なぞってやった。

「んぎゃあああああっ!」

エリーゼの体は、これまで聞いたこともないような絶叫を上げ、大きく弓なりにしなる。
その瞬間、彼女の瞳から理性の光が消え、快感に蕩けきった雌の顔になった。
俺はその隙を見逃さず、彼女のショーツを引き裂き、すでに蜜で濡れそぼっていた秘裂に、俺のペニスを一気に突き立てた。

「いぎっ…!あ、アキトぉ…!そんな、いきなり、奥まで…!」

夢の中でのセックス。
だが、その感触は、あまりにもリアルだった。
俺はエリーゼの腰をがっしりと掴むと、彼女の忠誠心を根こそぎ粉砕するように、激しく、深く、腰を突き続けた。

「あ、あんっ!あんっ!あああっ!ダメ、ダメだ、アキト!そんなに奥を突かれたら、私…!また、おかしくなってしまう…!」

<悔しい…!悔しい、悔しい、悔しい!我が君の幻影の前で、こんな、獣のように…!でも、気持ちいい…!アキトので突かれると、体の奥が、魂の芯が、痺れて、蕩けて…!ああ、もう、アシュレイ様、ごめんなさい…!私は、もう、この男の快感なしでは…!>

彼女の思考が、完全に俺の色に染まっていく。
俺は、彼女が絶頂を迎えようとするその瞬間に合わせて、ダメ押しとばかりに、その気高い子宮の奥に、俺の支配の証を叩きつけた。

「あああああああっ!で、でるぅ!アキトのでちゃううううっ!!」

エリーゼの体は激しく痙攣し、凄まじい量の潮を噴き上げた。
その潮の奔流が、彼女を囚えていた幻影の魔王城を、完全に洗い流していく。
俺は、俺の精液をその身に受け止め、絶頂の中で気を失った彼女を抱きしめながら、砕け散っていく夢の世界を見つめていた。

ーーーーー

腕の中で、完全に俺のものになったエリーゼの体温を感じながら、俺は意識を他の仲間たちへと向けた。
次に救い出すべきは、最も本能が強く、それゆえに瘴気の影響を真っ先に受けた、ルナだ。
俺は彼女の水晶へと意識を集中させ、その魂へと呼びかける。

「ルナ、今、助けに行く!」

ーーーーー

俺が引きずり込まれたのは、暗く、冷たい雨が降る森の中だった。
ルナは、ずぶ濡れになりながら、たった一人で木の下にうずくまっていた。
その黄金の瞳からは光が消え、絶望に濡れている。

「…やっぱり、そうなんだにゃ…。アキトは、私みたいなケダモノより、人間やエルフの方がいいんだにゃ…。私は、ただ力が強いだけで、可愛げもないし…いつか、こうやって捨てられるって、わかってた…」

その背中は、あまりにも小さく、寂しそうだった。
俺は、そんな彼女の背後から、そっと近づくと、その震える体を、雨ごと強く抱きしめてやった。

「にゃっ!?ア、アキト…!?」
「馬鹿なこと言ってんじゃねえよ、ルナ」

俺は、彼女の濡れた虎耳に、自分の唇を押し当てて囁いた。

「俺が、お前のその野性的なところが、どれだけ好きか知らねえのか?お前が、誰よりも強く、誰よりも真っ直ぐで、そして誰よりも愛らしいってこと、俺が一番よく知ってる。だから、俺がお前を捨てるなんてこと、天地がひっくり返ってもありえねえんだよ」
「…ほんと、か…にゃ…?」
「ああ、本当だ。だから、見せてくれよ、ルナ。お前の、本当の姿をな」

俺の言葉に、ルナの瞳に、再び野性的な光が灯った。
彼女は、俺の腕の中でくるりと向き直ると、まるで獲物に飛びかかる肉食獣のように、俺の唇を貪ってきた。

「んんっ…!アキトぉ…!」

雨が降りしきる森の中、俺たちは互いの体を貪り合った。
これは、彼女の不安を消し去るための、本能と本能のぶつけ合いだ。
俺はルナを近くの太い木に押し付けると、濡れて体に張り付いた彼女の服を、牙で食い千切るように引き裂いた。
そして、雨に濡れて艶めかしく輝く褐色の肌に、俺の舌と指で、愛の証を刻みつけていく。

「にゃあああっ!アキト、激しいにゃん!でも、もっと…!もっとめちゃくちゃにしてほしいにゃん!」

<アキト…!アキトが、こんな私を、好きだって言ってくれてる…!嬉しい…嬉しいにゃん!だったら、私も、アキトの全部を受け入れてやる!この体で、アキトをめちゃくちゃにして、アキトを私のものだって、分からせてやるにゃん!>

俺は、立ちバックの体勢で、彼女の蜜壺に、俺のペニスを一気に突き立てた。

「ひぎゃんっ!それぇ!アキトのそれ、大好きにゃん!」

雨音に負けないほどの、淫らな水音が森に響き渡る。
俺は彼女の豊かな尻を力強く掴むと、まるで杭を打つかのように、激しく、深く、腰を突き続けた。

「あ、あんっ!あんっ!あああっ!木の、幹が、背中に当たって…!アキトので、お腹の奥を突かれて…!どっちも、気持ちいいぃ!」

俺は、ピストンの合間に、彼女の尻尾の付け根を、指で強く、抉るように刺激してやる。

「んぎゃあああああああっ!そ、そこは、一番ダメなとこだって、言ってるにゃろおおおっ!」
ルナの体は激しく痙攣し、凄まじい量の潮を噴き上げた。
その生命力に満ちた奔流が、彼女を囚えていた幻影の森を、完全に洗い流していく。
俺は、砕け散っていく夢の世界の中で、彼女の野性的な子宮の奥に、永遠の愛を誓う精子を、たっぷりと注ぎ込んだ。

ーーーーー

次に、俺はシエルの水晶へと手を伸ばした。
彼女の心は、ガラス細工のように繊細だ。
優しく、丁寧に、救い出してやらなければ。

俺が迷い込んだのは、美しくも、どこか冷たい、エルフの壮麗な都だった。
シエルは、純白のドレスを身に纏い、同族であるエルフたちに囲まれていた。
だが、その表情は哀しみに満ちている。

「やはり、人の男と交わるなど、穢らわしい…」
「森の聖女も、地に堕ちたものだ…」

幻影のエルフたちが、氷のような言葉を彼女に投げつける。
そして、その中には、俺の姿もあった。
幻影の俺は、冷たい目でシエルを見下ろすと、こう言い放った。

「お前のような、か弱くてすぐに壊れてしまうエルフは、俺の旅にはもう必要ない。足手まといだ」
「そ、そんな…!アキト様…!」

シエルの青い瞳から、大粒の涙が零れ落ちる。

「ふざけたこと言ってんじゃねえよ、偽物の俺」

俺は、幻影の俺を睨みつけると、シエルの震える肩を、優しく抱き寄せた。

「お前は足手まといなんかじゃない。俺の、たった一人の、聖女様だ。お前が穢れてるなんて言う奴がいたら、俺がぶっ飛ばしてやる。お前のその純粋な魂も、俺との愛を知った淫らな体も、全部含めて、俺は愛してるんだからな」
「…アキト、さま…!」

俺の言葉に、シエルの瞳から、安堵の涙が溢れ出した。
俺は、彼女を抱きかかえると、魔法で作り出した、美しい花が咲き乱れるベッドの上へと、優しく横たえた。

「シエル…お前の全部、俺がもらうぞ」
「は、はい…!わたくしの全ては、アキト様のものです…!」

俺は、彼女の体を穢れから清めるように、その全身を、舌で、唇で、丁寧に浄化していく。
まるで聖水を口に含むかのように、彼女の体から滲み出る汗や愛液の一滴一滴を、味わい尽くす。

<ああ…アキト様…。汚れたわたくしを、こんなにも…神聖な儀式のように、愛してくださるのですね…。この温かさ、この優しさ…。これこそが、わたくしが求めていた、真実の愛…。もう、何も怖くありません。この身がどうなっても、アキト様と、共に…>

彼女の聖域は、俺の舌の愛撫だけで、何度も何度も清らかな潮を噴き上げた。
その涙で濡れた頬に、俺は優しく唇を重ねる。
そして、まるで教会で祈りを捧げるかのように、厳かに、そして深く、俺の分身を彼女の体と結合させた。

「あ…!アキト様の、愛が…わたくしの中に、満ちていきます…」

俺は、彼女の魂ごと抱きしめるように、ゆっくりと、そして優しく腰を動かし続けた。
シエルの体から放たれた清らかな光が、彼女を縛り付けていた幻影の都を、跡形もなく消し去っていった。

ーーーーー

続いて、リリーの水晶へ。
元気な彼女が、どんな夢に囚われているというんだ?
俺がたどり着いたのは、懐かしい冒険者ギルドのカウンターだった。

だが、その雰囲気は、どこかおかしい。
ルナ、シエル、エリーゼ、ユミナの四人は、英雄としてギルドの仲間たちに胴上げされている。
だが、リリーだけは、一人だけ、いつもの受付嬢の制服を着て、寂しそうにカウンターの内側に立っていた。
幻影の俺は、英雄である四人に囲まれ、リリーには目もくれない。
そして、こう言い放った。

「リリーは、やっぱり受付嬢がお似合いだよ。俺たちの戦いには、ついてこれないだろ?」
「…そんな…アキトさん…」

リリーの栗色の瞳が、哀しみに揺れる。

「冗談きついぜ、過去の俺」

俺は、カウンターを軽々と飛び越えると、リリーの体を、後ろから優しく抱きしめた。

「俺のパーティーに、お前がいないなんて考えられねえよ。お前のその太陽みたいな笑顔がなきゃ、俺たちの旅は始まらねえんだからな」
「アキト、さん…!」
「だから、見せてくれよ、リリー。お前が、ただの受付嬢じゃないってことをな!」

俺はそう言うと、彼女をカウンターの上に押し倒した。

「きゃっ!?こ、こんなところで…!みんな、見てます…!」
「いいじゃねえか、見せつけてやろうぜ。お前が、誰の女なのかをな!」

俺は、ギルド中の冒険者たちが見守る中、リリーの制服を剥ぎ取り、その豊満な乳房にしゃぶりついた。

<いやん!恥ずかしい!でも…!アキトさんが、あたしを選んでくれた…!あいつらじゃなくて、あたしだけを、こんなに求めてくれてる…!嬉しい!アキトさん、あたしの全部、めちゃくちゃにして!>

俺は、彼女の柔らかな体を心ゆくまで堪能すると、見せつけるように、その蜜壺に俺のペニスを突き立てた。

「あああああんっ!アキトさんの、おっきいので、奥まで突かれちゃってるぅ!」

リリーの元気な喘ぎ声が、ギルド中に響き渡る。
その声援を受け、俺はさらに激しく腰を動かし、最後は彼女の蕩けきった顔と豊かな胸の上に、俺の精液をぶちまけてやった。
その白い飛沫が、彼女が俺だけの女であることの、何よりの証だった。

ーーーーー

最後に、ユミナの水晶へ。
彼女が囚われていたのは、かつて軟禁されていた、あの薄暗い教会の私室だった。
幻影の仲間たちは、冷たい目で彼女を蔑んでいる。

「お前のせいで、私たちが苦労するんだ」
「呪われた王女め」

そして、幻影の俺は、彼女に背を向け、無慈悲に言い放った。

「俺は、お前を救うことなどできない」
「あ…あ…」

ユミナの体から、再び呪いの紋章が浮かび上がり始めていた。

「ふざけるな」

俺は、幻影の俺を殴り飛ばすと、絶望に震えるユミナを、強く、強く抱きしめた。

「お前のせいじゃない。俺が、お前を、絶対に救い出す。だから、俺を信じろ」

俺は、彼女を部屋の中央にあった祭壇の上へと横たえた。
かつて、彼女が苦しみの祈りを捧げた場所。
そこを、悦びの祭壇へと変えてやる。

「ユミナ、足を開け」

俺の命令口調に、彼女の体がびくりと震える。
だが、その瞳には、恐怖ではなく、絶対的な信頼と、そしてMの気質に目覚めた、甘い光が宿っていた。

<はい…アキト様…。わたくしは、罪人です…。ですから、どうか、この身を罰してください…。アキト様の、硬くて熱いもので、わたくしの罪を、この体ごと、浄化してくださいませ…>

俺は、彼女のその願いに応えるように、その聖なる体に、罰のように激しく、そして救いのように優しい、愛の鞭を打ち続けた。
彼女の体から噴き上がった聖なる潮が、呪われた教会の幻影を、完全に消し去っていった。

ーーーーー

気がつくと、俺たちは元のダンジョンの玉座の間に戻っていた。
俺の腕の中では、エリーゼが、ぜえぜえと荒い呼吸を繰り返しながら、恍惚とした表情で俺に体を預けている。

彼女を囚われていた水晶は砕け散り、他の四人の仲間たちも、無事に夢から覚めたようだった。
玉座に座る魔王の残滓は、怒り狂うでもなく、ただ静かに、俺たちを見つめていた。
その瞳には、ほんの少しだけ、羨むような色が浮かんでいるように見えた。
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