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最終章 俺だけの淫乱食堂~愛と絶頂で、世界を喰らえ~
五色の愛!最後の晩餐と救済の儀式
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俺たちの絆の強さを目の当たりにした魔王の残滓は、怒りでも憎しみでもなく、ただ、深い、深い哀しみをその瞳に浮かべた。
「…そうか。それほどまでに、強いのか。愛というものは…」
その哀しみが極限に達した瞬間、玉座の間の空気が震えた。
「ならば、その愛ごと、我が哀しみで塗りつぶしてくれる…!」
魔王の残滓は、最後の力を振り絞って俺たちに襲いかかってきた。
それは、物理的な攻撃ではなかった。
純粋な哀しみ、絶望、後悔、孤独。
負の感情の奔流が、巨大な津波となって俺たちに押し寄せてくる。
「ぐっ…!」「きゃあっ!」「…アキト様…!」
ヒロインたちは、その魂を直接握り潰されるような激痛に、次々と膝をついた。
俺も、胸が張り裂けそうなほどの哀しみに、立っているのがやっとだった。
物理的な攻撃は、通用しない。
この哀しい魂を救う方法は、ただ一つ。
俺の料理と、愛だけだ。
俺は、押し寄せる絶望の波に耐えながら、叫んだ。
「お前たち!最後の晩餐だ!心して喰え!」
俺は、玉座の間の広々とした床に、【ストレージ】から愛用の調理器具一式を、叩きつけるように展開した。
こんな絶望のど真ん中で、料理を始める。
馬鹿げていると、誰かは笑うかもしれない。
だが、これこそが、俺の戦い方だ。
俺は、五人のヒロインたちのために、それぞれの好物を、これまでの旅の思い出と共に一皿に込めた、最後の【官能料理】を振る舞う。
ルナには、彼女の野生を解放する、大ぶりのスペアリブを甘辛い特製バーベキューソースで豪快に焼き上げた「デビルド・スペアリブ」。
シエルには、数種類の豆と野菜をハーブと共にじっくり煮込んだ、心と体に優しい「聖なる豆の煮込み(カスレ)」。
エリーゼには、真っ赤なトマトソースに唐辛子をふんだんに使い、パスタを悪魔の怒りのように辛く仕上げた「憤怒のアラビアータ」。
リリーには、ふわふわのスポンジにたっぷりの生クリームと旬の果物を挟んだ、甘くて幸せな味わいの「祝福のフルーツショートケーキ」。
そしてユミナには、鶏肉と野菜の旨味が溶け込んだ黄金色の出汁でご飯を炊き、仕上げに溶き卵でとじた、心安らぐ日本の味「おふくろの親子おじや」。
絶望の瘴気の中、俺が作る料理の芳醇な香りが、聖なる結界のように広がっていく。
苦しんでいたヒロインたちも、その香りに導かれるように、ふらつきながらも俺の元へと集まってきた。
それを食べた彼女たちの体から、これまでとは比較にならないほどの、愛と快楽のオーラが立ち上った。
絶望の哀しみは、至高の美味と快感によって、完全に中和されたのだ。
彼女たちの瞳には、もう恐怖の色はない。
ただ、俺への絶対的な愛と、これから始まる神聖な儀式への、歓喜の光だけが宿っていた。
「さあ、儀式を始めるぞ!」
俺のその言葉を合図に、五人の花嫁たちは、自らの衣服を脱ぎ捨て、聖なる祭壇へとその身を捧げた。
俺は、玉座の間の中心に仰向けになった。
俺の体を、五人の女神たちが、五芒星を描くように取り囲んでいく。
それは、打ち合わせなどしていない、魂が求めるままの神聖な布陣だった。
儀式の中心、聖なる杯として、俺のペニスを受け入れるのは、聖女ユミナ。
彼女は俺の上に跨ると、潤んだ碧眼で俺を見つめ、厳かに、そしてゆっくりと、俺の分身を自身の聖域へと導いていった。
「んんっ…!アキト様の、聖なる愛が…わたくしの中に…!」
熱く、濡れた膣壁が、俺の亀頭をちゅぷり、と吸い込む。
結合した瞬間、俺たちの体から、パチッと金色の火花が散った。
聖なる儀式の始まりの合図だ。
俺の頭上にはルナが覆い被さり、その唇で俺の唇を塞いだ。
それは、ただの口づけではない。
彼女の野性的で、力強い生命力そのものを、俺の魂に直接注ぎ込むための神聖な儀式だ。
「ん…ちゅ…アキト…私たちの全部、受け止めろにゃ…」
俺の右手はシエルが、左手はエリーゼが、それぞれ固く握りしめ、エルフの清らかな魔力と、魔族の気高い魔力が俺に流れ込んでくるのを感じる。
シエルの手は、まるで陽だまりのように温かく、俺の心を安らぎで満たす。
対してエリーゼの手は、ひんやりと冷たいが、その奥に秘められた情熱が、俺の闘争本能を掻き立てた。
そして、俺の足元では、リリーが俺の足の指を一本一本しゃぶりながら、太陽のように明るい生命力を送り込んできた。
五人の愛、五人の快感、五人の魔力が、俺の体を通して、ユミナへと注ぎ込まれていく。
「あ…あああっ!皆様の愛が…わたくしの中に…!アキト様の熱と混じり合って…!体が、光に…!」
ユミナの体が、神々しい黄金の光を放ち始めた。
それは、純粋な快感を、世界を救うための聖なる力へと変換している証拠だった。
他の四人も、ただ繋がっているだけではない。
彼女たちは、互いの体を求め合い、快感を高め合っていた。
ルナは、俺と口づけを交わしながら、空いている手でシエルの尖った耳を優しく撫でる。
「んっ…!ルナさん…!」
エリーゼは、俺の手を握りしめながら、リリーの豊かな乳房を、そのしなやかな指で揉みしだいていた。
「ひゃんっ!エリーゼさん、くすぐったい…!」
百合の花が咲き乱れるかのようなその光景は、あまりにも背徳的で、神々しかった。
快感の連鎖が、儀式の魔力を指数関数的に高めていく。
俺は、ユミナの腰を強く抱き寄せ、ゆっくりと、天を突くように腰を動かし始めた。
ぐぷり、と生々しい水音を立てて、俺のペニスが、彼女の子宮の最奥を優しく抉る。
「ひぅっ…!あ、アキト様…!すごい、です…!皆様の力が、わたくしのお腹の奥で、アキト様の愛と、一つに…!」
<ああ…!これが、世界を救うための交合…。わたくしの体の中で、皆の心が、愛が、一つになっていく…。なんて温かいの…。なんて、気持ちがいいの…。アキト様…わたくしは、この瞬間のために、聖女として生まれてきたのかもしれません…>
ユミナの神聖な法悦に、リリーがさらなる快感を加える。
彼女は俺の足元から這い上がってくると、俺とユミナの結合部分に、その柔らかな唇を寄せた。
そして、ユミナの聖なる丘の頂で、恥ずかしそうに顔を出すクリトリスを、ぺろりと、子猫のように舐め上げたのだ。
「ひぎゃあああああっ!?り、リリーさん!?そ、そこは…!」
「へへっ、ユミナさん、すごい濡れてるね!アキトさんだけじゃなくて、あたしも気持ちよくさせてあげる!」
聖女と元受付嬢の、背徳的な愛撫。
その光景に興奮したのか、ルナとエリーゼも、さらに官能のボルテージを上げていく。
「アキトぉ…!見てるだけで、私のお股も、もうびしょ濡れだにゃん!」
ルナは、俺の唇を解放すると、自らのスカートの中に手を滑り込ませ、自分のクリトリスをぐちゅぐちゅと弄り始めた。
「ふん…!我が君をこれほどまでに悦ばせるとは、なかなかやるな、小娘。だが、本番はこれからだ…!」
エリーゼも、自らの豊満な乳房を揉みしだき、硬く尖った乳首を指で弄び始める。
シエルだけは、清らかな表情を崩さず、ただ俺の手を握りしめ、その法悦の光景を目に焼き付けていた。
五人五様の快感が、渦を巻き、共鳴し、一つの巨大なエネルギーとなっていく。
玉座の間全体が、俺たちの愛の魔力で震え始めた。
「アキトぉ…!もう、我慢できないにゃん…!」
「アキト様…!わたくしたちの愛は、決して負けませんわ!」
「アキト様…!我が魂ごと、お受け取りください!」
「アキトさん!あたしたちの全部、受け止めてー!」
「アキト様…!まいります…!」
彼女たちの心が、完全に一つになった。
俺は、ユミナの腰を強く抱き寄せ、最後の合図を送る。
「いくぞ、お前たち!世界を、俺たちの愛で満たしてやる!」
「「「「「いっけえええええええええええええっ!!!」」」」」
俺の絶叫と共に、俺はユミナの子宮の奥深くに、俺の全ての精液を注ぎ込んだ。
それは、ただの精子ではない。
五人の愛と快感を凝縮した、生命そのものの奔流だった。
その瞬間、五人の花嫁たちも、同時に、至高の絶頂を迎えた。
「にゃああああああああああああああっ!!」
ルナは、野獣の咆哮のような喘ぎを上げ、その獣性を愛へと昇華させた。
「…っ…!」
シエルは、声にならない甘い吐息と共に、歓喜の涙を静かに流した。
「くっ…!あああああああああああっ!」
エリーゼは、悔しさと悦びが混じった絶叫を響かせ、その気高いプライドを、愛の前に完全に明け渡した。
「いっちゃいまーーーーーすっ!!」
リリーは、太陽のような満面の笑顔で、生命の喜びを叫んだ。
「あああああああああっ…!アキトさまぁぁぁぁっ!」
そしてユミナは、聖女の祈りのような、神々しいまでの嬌声を上げた。
五人同時に、凄まじい量の潮を噴き上げる。
ルナの黄金、シエルの白銀、エリーゼの深紅、リリーの太陽のような橙、そしてユミナの清らかな純白。
五色の潮の奔流は、俺がユミナの中に注いだ白い光と混じり合い、巨大な虹色の津波となった。
俺の精液と、彼女たちの愛液、そして魂そのものが溶け合った五色の光の奔流は、玉座で涙を流す魔王の残滓へと降り注いだ。
「あ、あああああっ…!温かい…これが…愛…」
光に包まれた魔王の残滓は、苦しむどころか、安らかな、満ち足りた表情を浮かべていた。
五人が同時に迎えた、世界を救うための、至高の絶頂。
その瞬間、魔王の魂は、長きにわたる哀しみと孤独から解放され、美しい青年だった頃の姿を取り戻すと、俺たちに優しく微笑みかけ、光の粒子となって、天へと昇っていった。
邪悪な瘴気は完全に消え去り、崩壊したダンジョンには、ただ、温かい光と、愛を交わし終えた男女の、幸せな寝息だけが残されていた。
「…そうか。それほどまでに、強いのか。愛というものは…」
その哀しみが極限に達した瞬間、玉座の間の空気が震えた。
「ならば、その愛ごと、我が哀しみで塗りつぶしてくれる…!」
魔王の残滓は、最後の力を振り絞って俺たちに襲いかかってきた。
それは、物理的な攻撃ではなかった。
純粋な哀しみ、絶望、後悔、孤独。
負の感情の奔流が、巨大な津波となって俺たちに押し寄せてくる。
「ぐっ…!」「きゃあっ!」「…アキト様…!」
ヒロインたちは、その魂を直接握り潰されるような激痛に、次々と膝をついた。
俺も、胸が張り裂けそうなほどの哀しみに、立っているのがやっとだった。
物理的な攻撃は、通用しない。
この哀しい魂を救う方法は、ただ一つ。
俺の料理と、愛だけだ。
俺は、押し寄せる絶望の波に耐えながら、叫んだ。
「お前たち!最後の晩餐だ!心して喰え!」
俺は、玉座の間の広々とした床に、【ストレージ】から愛用の調理器具一式を、叩きつけるように展開した。
こんな絶望のど真ん中で、料理を始める。
馬鹿げていると、誰かは笑うかもしれない。
だが、これこそが、俺の戦い方だ。
俺は、五人のヒロインたちのために、それぞれの好物を、これまでの旅の思い出と共に一皿に込めた、最後の【官能料理】を振る舞う。
ルナには、彼女の野生を解放する、大ぶりのスペアリブを甘辛い特製バーベキューソースで豪快に焼き上げた「デビルド・スペアリブ」。
シエルには、数種類の豆と野菜をハーブと共にじっくり煮込んだ、心と体に優しい「聖なる豆の煮込み(カスレ)」。
エリーゼには、真っ赤なトマトソースに唐辛子をふんだんに使い、パスタを悪魔の怒りのように辛く仕上げた「憤怒のアラビアータ」。
リリーには、ふわふわのスポンジにたっぷりの生クリームと旬の果物を挟んだ、甘くて幸せな味わいの「祝福のフルーツショートケーキ」。
そしてユミナには、鶏肉と野菜の旨味が溶け込んだ黄金色の出汁でご飯を炊き、仕上げに溶き卵でとじた、心安らぐ日本の味「おふくろの親子おじや」。
絶望の瘴気の中、俺が作る料理の芳醇な香りが、聖なる結界のように広がっていく。
苦しんでいたヒロインたちも、その香りに導かれるように、ふらつきながらも俺の元へと集まってきた。
それを食べた彼女たちの体から、これまでとは比較にならないほどの、愛と快楽のオーラが立ち上った。
絶望の哀しみは、至高の美味と快感によって、完全に中和されたのだ。
彼女たちの瞳には、もう恐怖の色はない。
ただ、俺への絶対的な愛と、これから始まる神聖な儀式への、歓喜の光だけが宿っていた。
「さあ、儀式を始めるぞ!」
俺のその言葉を合図に、五人の花嫁たちは、自らの衣服を脱ぎ捨て、聖なる祭壇へとその身を捧げた。
俺は、玉座の間の中心に仰向けになった。
俺の体を、五人の女神たちが、五芒星を描くように取り囲んでいく。
それは、打ち合わせなどしていない、魂が求めるままの神聖な布陣だった。
儀式の中心、聖なる杯として、俺のペニスを受け入れるのは、聖女ユミナ。
彼女は俺の上に跨ると、潤んだ碧眼で俺を見つめ、厳かに、そしてゆっくりと、俺の分身を自身の聖域へと導いていった。
「んんっ…!アキト様の、聖なる愛が…わたくしの中に…!」
熱く、濡れた膣壁が、俺の亀頭をちゅぷり、と吸い込む。
結合した瞬間、俺たちの体から、パチッと金色の火花が散った。
聖なる儀式の始まりの合図だ。
俺の頭上にはルナが覆い被さり、その唇で俺の唇を塞いだ。
それは、ただの口づけではない。
彼女の野性的で、力強い生命力そのものを、俺の魂に直接注ぎ込むための神聖な儀式だ。
「ん…ちゅ…アキト…私たちの全部、受け止めろにゃ…」
俺の右手はシエルが、左手はエリーゼが、それぞれ固く握りしめ、エルフの清らかな魔力と、魔族の気高い魔力が俺に流れ込んでくるのを感じる。
シエルの手は、まるで陽だまりのように温かく、俺の心を安らぎで満たす。
対してエリーゼの手は、ひんやりと冷たいが、その奥に秘められた情熱が、俺の闘争本能を掻き立てた。
そして、俺の足元では、リリーが俺の足の指を一本一本しゃぶりながら、太陽のように明るい生命力を送り込んできた。
五人の愛、五人の快感、五人の魔力が、俺の体を通して、ユミナへと注ぎ込まれていく。
「あ…あああっ!皆様の愛が…わたくしの中に…!アキト様の熱と混じり合って…!体が、光に…!」
ユミナの体が、神々しい黄金の光を放ち始めた。
それは、純粋な快感を、世界を救うための聖なる力へと変換している証拠だった。
他の四人も、ただ繋がっているだけではない。
彼女たちは、互いの体を求め合い、快感を高め合っていた。
ルナは、俺と口づけを交わしながら、空いている手でシエルの尖った耳を優しく撫でる。
「んっ…!ルナさん…!」
エリーゼは、俺の手を握りしめながら、リリーの豊かな乳房を、そのしなやかな指で揉みしだいていた。
「ひゃんっ!エリーゼさん、くすぐったい…!」
百合の花が咲き乱れるかのようなその光景は、あまりにも背徳的で、神々しかった。
快感の連鎖が、儀式の魔力を指数関数的に高めていく。
俺は、ユミナの腰を強く抱き寄せ、ゆっくりと、天を突くように腰を動かし始めた。
ぐぷり、と生々しい水音を立てて、俺のペニスが、彼女の子宮の最奥を優しく抉る。
「ひぅっ…!あ、アキト様…!すごい、です…!皆様の力が、わたくしのお腹の奥で、アキト様の愛と、一つに…!」
<ああ…!これが、世界を救うための交合…。わたくしの体の中で、皆の心が、愛が、一つになっていく…。なんて温かいの…。なんて、気持ちがいいの…。アキト様…わたくしは、この瞬間のために、聖女として生まれてきたのかもしれません…>
ユミナの神聖な法悦に、リリーがさらなる快感を加える。
彼女は俺の足元から這い上がってくると、俺とユミナの結合部分に、その柔らかな唇を寄せた。
そして、ユミナの聖なる丘の頂で、恥ずかしそうに顔を出すクリトリスを、ぺろりと、子猫のように舐め上げたのだ。
「ひぎゃあああああっ!?り、リリーさん!?そ、そこは…!」
「へへっ、ユミナさん、すごい濡れてるね!アキトさんだけじゃなくて、あたしも気持ちよくさせてあげる!」
聖女と元受付嬢の、背徳的な愛撫。
その光景に興奮したのか、ルナとエリーゼも、さらに官能のボルテージを上げていく。
「アキトぉ…!見てるだけで、私のお股も、もうびしょ濡れだにゃん!」
ルナは、俺の唇を解放すると、自らのスカートの中に手を滑り込ませ、自分のクリトリスをぐちゅぐちゅと弄り始めた。
「ふん…!我が君をこれほどまでに悦ばせるとは、なかなかやるな、小娘。だが、本番はこれからだ…!」
エリーゼも、自らの豊満な乳房を揉みしだき、硬く尖った乳首を指で弄び始める。
シエルだけは、清らかな表情を崩さず、ただ俺の手を握りしめ、その法悦の光景を目に焼き付けていた。
五人五様の快感が、渦を巻き、共鳴し、一つの巨大なエネルギーとなっていく。
玉座の間全体が、俺たちの愛の魔力で震え始めた。
「アキトぉ…!もう、我慢できないにゃん…!」
「アキト様…!わたくしたちの愛は、決して負けませんわ!」
「アキト様…!我が魂ごと、お受け取りください!」
「アキトさん!あたしたちの全部、受け止めてー!」
「アキト様…!まいります…!」
彼女たちの心が、完全に一つになった。
俺は、ユミナの腰を強く抱き寄せ、最後の合図を送る。
「いくぞ、お前たち!世界を、俺たちの愛で満たしてやる!」
「「「「「いっけえええええええええええええっ!!!」」」」」
俺の絶叫と共に、俺はユミナの子宮の奥深くに、俺の全ての精液を注ぎ込んだ。
それは、ただの精子ではない。
五人の愛と快感を凝縮した、生命そのものの奔流だった。
その瞬間、五人の花嫁たちも、同時に、至高の絶頂を迎えた。
「にゃああああああああああああああっ!!」
ルナは、野獣の咆哮のような喘ぎを上げ、その獣性を愛へと昇華させた。
「…っ…!」
シエルは、声にならない甘い吐息と共に、歓喜の涙を静かに流した。
「くっ…!あああああああああああっ!」
エリーゼは、悔しさと悦びが混じった絶叫を響かせ、その気高いプライドを、愛の前に完全に明け渡した。
「いっちゃいまーーーーーすっ!!」
リリーは、太陽のような満面の笑顔で、生命の喜びを叫んだ。
「あああああああああっ…!アキトさまぁぁぁぁっ!」
そしてユミナは、聖女の祈りのような、神々しいまでの嬌声を上げた。
五人同時に、凄まじい量の潮を噴き上げる。
ルナの黄金、シエルの白銀、エリーゼの深紅、リリーの太陽のような橙、そしてユミナの清らかな純白。
五色の潮の奔流は、俺がユミナの中に注いだ白い光と混じり合い、巨大な虹色の津波となった。
俺の精液と、彼女たちの愛液、そして魂そのものが溶け合った五色の光の奔流は、玉座で涙を流す魔王の残滓へと降り注いだ。
「あ、あああああっ…!温かい…これが…愛…」
光に包まれた魔王の残滓は、苦しむどころか、安らかな、満ち足りた表情を浮かべていた。
五人が同時に迎えた、世界を救うための、至高の絶頂。
その瞬間、魔王の魂は、長きにわたる哀しみと孤独から解放され、美しい青年だった頃の姿を取り戻すと、俺たちに優しく微笑みかけ、光の粒子となって、天へと昇っていった。
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