その出会い、運命につき。

あさの紅茶

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雨がくれた出会い

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すごく、心が安らぐ。

なんか、このまま別れたくないな。
もうちょっとお話ししたい。
胡桃さんのこと、もっと知りたい。

そんな欲望がふつふつと湧いてくる。
だけど、彼を引き留めるこれ以上の話題が思い付かなくて、もやもやしてしまう。

何かを言わなくては。
いい淀んでいると、胡桃さんの方から話しかけてくれた。

「これ、見てもいい?」

さっき私が渡した包みを、私の返事を待たずにガサガサと開ける。

目の前で開けられるのは少し緊張する。
もし喜んでもらえなかったら、趣味に合わなかったら、とか考えてしまうからだ。

包みから出てきたのは、紺に近い深い青色のハンカチ。
明るい青色のステッチが入っている。
シンプルだけど少し遊び心があるデザインだ。

ハンカチなら迷惑にならないかなと思ったのと、深い青色が胡桃さんに似合うと思ったから。
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