その出会い、運命につき。

あさの紅茶

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その出会い、運命につき。

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のらりくらりな胡桃さんに、私はついつい強い口調で言ってしまう。

「とぼけても無駄です。妊娠してますよね?」

妊娠という言葉に、胡桃さんは僅かながら眉根を寄せた。

「あー……なるほど。あずささんのことか」

「そっそれです!」

飛び付かんばかりの勢いの私に、胡桃さんは余裕の表情を見せる。
うっすらと笑いを浮かべている気さえする。
こっちは真剣なのに!

「何で知ってるの?」

「薬局に来たから……。胡桃って名字珍しいし」

正直に言う私に今度こそ笑いながら、

「個人情報流出させちゃダメだよ」

「はっ、やばっ。……いや、誤魔化さないでください」

とっさに口元を押さえるも、胡桃さんのペースに乗せられまいと必死に抵抗する。
そんな私を見て、胡桃さんはクスクスと笑った。
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