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魔城会議、開催
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会議の間にはもう既に魔王様以外の重臣が円状に席に座っています。
四天王の
大悪魔 プランス
竜魔人 ローラン
大魔女 スカイラー
吸血鬼 オリヴァー
幹部の
モーラン
ネイサン
リアンナ
ジェシア
私は、魔王様を呼びに戻りました。
「魔王様、準備が整いました。」
「そうか、では、行こう」
……………
「では、会議を始めようか。」魔王様のお言葉と共に重臣たちの空気がピリッと張り詰めたものへと変わります。うっ、皆さん怖いです。どこかに隠れたいです。
司会を務めるのは、幹部のモーランさん。
「こちらは、新しく秘書となったフラーニャである。先代の秘書が休養となった為、代わりとして指名された。異論のある方はいるか?」
私は、勇気を出して挨拶をします。
「フラーニャです!今日から魔王様の秘書となりました。よろしくお願いします。」
パチパチパチと拍手が鳴ります。良かった、無事皆さんに受け入れられたようです。こんなに、すんなり済んで逆に大丈夫なんですかね?少し不安になってきました。幹部の方たちはさっきから何やらヒソヒソされてていて、気になります。やっぱり、この後、呼び出されて何か言われるのでしょうか?
そんなことをする考えている間に会議は進んでいきます。前の勇者による被害の修繕状況、次の満月に行う儀式の準備、幹部の結婚報告に領地での魔族間の争いなど多岐に渡ります。
会議も終わりかけた終盤に、
「それでは、他にありませんかな?」会議中ずっと何やら話していたネイサンさんが躊躇いがちに手を上げます。
「あの、魔王様のお隣にいらっしゃる方はどなたなのですか?」あっ、遂に聞いてくれましたよ。私もずっと気になってました。秘書ならば私と一緒に壁際にいるはずなのにあの方は魔王様の後ろにずっと立っています。皆さんも、同じだったようで一層、ザワザワと話し声が大きくなりました。
あいつ聞いたぞ。ああ、やっぱり人間なのか?おい、口を慎め。もし違って魔王様のご気分を害したら地下迷宮に入れられるぞ。処罰されたいのか。いや、だがあれは確かに人間……
魔王様は、
「うむ、彼女はサパーン。我輩が召喚した。」皆さんが大きく驚いています。
どうしてでしょうか?私は傍にいた給仕係に話しかけました。
「皆さん、どうしてあんなに驚いているんです?」すると、
「フラーニャ様は最近いらしたのでご存知ないのかもしれませんが、召喚には莫大な魔力を使うので魔王様と言えども生涯に1度しか使えません。しかも、召喚するのは、大体が悪神。世界を破滅へと導く力を持っているのです。」
あっ私、そんな凄い方とお話をしていたんですね。危なかった、もし、機嫌を損ねるとどうなっていた事やら、きっと、すごい力を持つ悪神に違いありません、私は、震えが止まらなくなってきました。皆さんも、じゃあ、彼女は悪神なのか?だが、どう見ても人間では?おい、口を慎め。もし違って彼女のご気分を害したら、不老不死にされるぞ。それでいいのか。いや、だがあれは確かに人間……
結局、これ以上聞くのは諦めて会議は終わることになりました。
同僚が神様だったなんて、どうしてこんなことにーーー!?
四天王の
大悪魔 プランス
竜魔人 ローラン
大魔女 スカイラー
吸血鬼 オリヴァー
幹部の
モーラン
ネイサン
リアンナ
ジェシア
私は、魔王様を呼びに戻りました。
「魔王様、準備が整いました。」
「そうか、では、行こう」
……………
「では、会議を始めようか。」魔王様のお言葉と共に重臣たちの空気がピリッと張り詰めたものへと変わります。うっ、皆さん怖いです。どこかに隠れたいです。
司会を務めるのは、幹部のモーランさん。
「こちらは、新しく秘書となったフラーニャである。先代の秘書が休養となった為、代わりとして指名された。異論のある方はいるか?」
私は、勇気を出して挨拶をします。
「フラーニャです!今日から魔王様の秘書となりました。よろしくお願いします。」
パチパチパチと拍手が鳴ります。良かった、無事皆さんに受け入れられたようです。こんなに、すんなり済んで逆に大丈夫なんですかね?少し不安になってきました。幹部の方たちはさっきから何やらヒソヒソされてていて、気になります。やっぱり、この後、呼び出されて何か言われるのでしょうか?
そんなことをする考えている間に会議は進んでいきます。前の勇者による被害の修繕状況、次の満月に行う儀式の準備、幹部の結婚報告に領地での魔族間の争いなど多岐に渡ります。
会議も終わりかけた終盤に、
「それでは、他にありませんかな?」会議中ずっと何やら話していたネイサンさんが躊躇いがちに手を上げます。
「あの、魔王様のお隣にいらっしゃる方はどなたなのですか?」あっ、遂に聞いてくれましたよ。私もずっと気になってました。秘書ならば私と一緒に壁際にいるはずなのにあの方は魔王様の後ろにずっと立っています。皆さんも、同じだったようで一層、ザワザワと話し声が大きくなりました。
あいつ聞いたぞ。ああ、やっぱり人間なのか?おい、口を慎め。もし違って魔王様のご気分を害したら地下迷宮に入れられるぞ。処罰されたいのか。いや、だがあれは確かに人間……
魔王様は、
「うむ、彼女はサパーン。我輩が召喚した。」皆さんが大きく驚いています。
どうしてでしょうか?私は傍にいた給仕係に話しかけました。
「皆さん、どうしてあんなに驚いているんです?」すると、
「フラーニャ様は最近いらしたのでご存知ないのかもしれませんが、召喚には莫大な魔力を使うので魔王様と言えども生涯に1度しか使えません。しかも、召喚するのは、大体が悪神。世界を破滅へと導く力を持っているのです。」
あっ私、そんな凄い方とお話をしていたんですね。危なかった、もし、機嫌を損ねるとどうなっていた事やら、きっと、すごい力を持つ悪神に違いありません、私は、震えが止まらなくなってきました。皆さんも、じゃあ、彼女は悪神なのか?だが、どう見ても人間では?おい、口を慎め。もし違って彼女のご気分を害したら、不老不死にされるぞ。それでいいのか。いや、だがあれは確かに人間……
結局、これ以上聞くのは諦めて会議は終わることになりました。
同僚が神様だったなんて、どうしてこんなことにーーー!?
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