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〜プロローグ〜 自らの本当の願望への気づき
変わり始めた自己顕示の日常 ランニング 中
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「ハアッ!! ハアッ!!」
折り返しの地点に着いた頃には、愛音の息は完全に切れていた。
(や、やっと折り返し? だ、大丈夫、イケる!!)
もはやランニングの消耗度合いではないが、一瞬よぎった歩いて帰宅するという選択肢を振り払う。
「えっ、あっ? 工事中?」
走行路の左手にはずいぶん前から公園があり。公園外縁を回るようにして走るのが普段の走行ルート。
しかし、曲がろうと左手に視線を向ければ、いつもの走行路は工事中だった。
通り抜けができないと悟った愛音は、そのまま振り返り。Uターンする形で帰宅する選択肢に切り替えた。
少し離れた工事看板に気を取られたのは数秒。視線を引っ張られる形から振り返った瞬間ーー。
「キャッ!?」
「おおっと!?」
元来た道に対して身体が先に向き、続けて顔も向き直ろうとした瞬間に。愛音の身体が突き飛ばされた。
衝撃は反発作用に近く、互いに後方に向かって飛ぶようになる。
方向転換中だった愛音は力に負け、そのまま後方にバランスを崩し。ぶつかった相手は少し後ずさる格好に。
自慢のバストがエアバックのように衝突物に弾かれ、自慢のヒップもエアバックになって尻餅の衝撃を相殺させながら。
「す、すまない!! 突然振り返るもんだから!!」
「い、いえ、はぁッ!! こちらこそ……はあ、はあーー」
自身がおそらく後方の走行者と衝突したことを理解し、愛音は地味にショックを受けていた。
(こ、こんな無様なこと……しかも、相手は男!!)
まだ顔はろくに見ていないが、声音と体躯の感じから相手が男であることを理解する。
「だ、大丈夫かい、お嬢ちゃん? 立てるかい……へへ」
ニヤついた笑みが聞こえ不快になったが、悪いのは注意を怠った自分にある。
「大丈夫です……はあ、不注意で……ふう、ふぅ……すいませんでしたーーッ!?」
バツが悪そうに視線を上げる最中、愛音は硬直した。
男は勃起していた。
「ずいぶん息が切れてるね……ほら、立てるかい?」
相手が手を差し伸べてくる。
同じランニング仲間だったのだろう。上半身はランニングウェアーで、下半身はスパッツだった。
薄い布地にありありと浮かぶシルエットは肉棒そのもの。
かなりの巨根サイズのそれは、ぴっちりした布地に脈々と浮かび上がっている。
「あ、ありがとう……ございまッ!?」
思わず凝視してしまいながら、努めて冷静を装う。
しかし、あまりの動揺に。相手の顔も見れぬまま、半ば条件反射で伸ばされた手を取ってしまう。
板についた優等生演技は自然と発動され、下半身を勃起させる男にさえ笑顔を向けてしまう。
強く握り返された手の平は、汗まみれだった。
(キ、キモい!! 何このおっさん!?)
相手は初老にさしかかるような中年だった。頭部は少し寂しくニヤケ面にはシワも多い。
その上、ピッチリしたウェアーの腹は膨らんでおり、下腹が少し出ている始末。
「へっ……へへ!! すまないね、お嬢ちゃんがあんまりにも……素敵だからさ、こんなになっちゃってーー」
中年は、握っていない手を自らの股間に伸ばすと、スパッツの上から撫でるようにしながら隠した。
(最低!! 手が当たってる!!)
その手は確実に股間に触れていて、隠すためというより興奮をなだめるための行為に思えた。
愛音は笑みを引き攣らせてしまう。
慌てて手を離そうとするが。手汗塗れの握力は強く、解けも抜けもしない。
「あ、あの~手が痛くて、はぁっ、立てますんで、ふぅ、離していただけませんか?」
「いやいや、無理はいけないよ。おじさんに、任せなさい!!」
(何を任せろって言うのよ!! この変態おやじ!!)
手を引きもがくように動かすが、手は離れない。中年は興奮した面持ちで、愛音の全体像を舐め回すように視姦していた。
「たまんない、たまんないよお嬢ちゃん!!」
「ッ!! 変な所を大きくして、何を考えてるんですか!! 離してください、大声をあげますよ!!」
言葉にも興奮と欲情が見て取れるようになった中年に。愛音も流石に演技を捨て声を張った。
「意外と、強がりさんなのかな? いつもは、ニコッと可愛らしく挨拶してくるのに」
「でも、おじさん分かってるよ? お嬢ちゃんが、実はエッチなスケベちゃんだって」
「……ハ?」
愛音の思考が、あまりに予想外の言葉にフリーズする。
「いつもは、ジャージなんかで身体を隠してるけど、今日は大胆だね?」
「欲求不満なんだろう? 本当は、その大きなおっぱいもお尻も、もっと見て欲しかったんだよね」
「そんな、そんな格好で誘惑してきて……いけない子だぁー!!」
中年の視線が、自身の顔より下方向を注視していることを察し、その視線の先を追う。
「ッ!!??」
緩いタンクトップからは大きな谷間が覗き、未だ呼吸の乱れも治らぬことをあって揺れている。
そして、レギンスの股座は先程の予測通り陰唇が浮かび上がり、こんもりと卑猥な形に歪んでいる。
その上、大股開きでの尻餅状態。
「あっ……アッああぁ~!!??」
「ふふ、やっぱり、ノーブラだったのか!! 先っぽまで浮かべて!!」
タンクトップはゆったり余裕がありながら、乳房の大きさもあってか。汗で張り付く乳房は、シワとも乳首とも分からぬぽっちが浮かび上がっている。
愛音は遅れて知った自身の格好にまともに言葉も発せられぬ狼狽を見せながら。
咄嗟に開いた手で股座を押さえると、ようやく脚を閉じて中年を睨みあげた。
「さっきまで見えたお尻が見えないのが残念だが……今日は、いつも異常にブルンブルンしてたね?」
「おじさん、いつも、お嬢ちゃんのデカパイ正面から見ながら挨拶した後、そのお尻を眺めてるのが楽しみなんだよー」
「は……い?」
(何言ってるの、このオヤジ?)
聡明な回転の速い頭は、この状況の理解を拒むように錆びついていた。
「おじさん、見ての通りの身体でさあ、体力なくて、いつも最後までついていけなくて、いつもこの公園辺りで置いていかれちゃうんだようー」
「だけど、今日は最後までついて行けそう……体調が悪いのかな? それとも……お、おじさんのこと……誘ってーー」
「イヤぁぁぁ~~!!??」
手を握りながら上半身を曲げ身を寄せ来る中年。
ようやく相手が半ばストーカー行為を行なっていた相手だと理解し、大声で悲鳴をあげて突き飛ばした。
「おおうう!?」
(に、逃げなきゃ!!)
左手は道路であり、背後には信号。その上赤。
右には腰の高さの植物の塀に囲われた公園がある。
愛音は消耗した身体に鞭打って公園へ飛び込んで全力で逃げた。
フォームも何もないがむしゃらな逃走。
公園は広く遊技場どころか半径数キロのレベルの広い公園。
(な、なんで誰も居ないの!?)
広い公園には誰かしら居ても良さそうだが、誰も居ない。
完全に息が切れてしまいながら背後に振り返れば、そこにも誰も居なかった。
「も、もう……ぜはぁ~ーー!! かはッ!!」
背後に誰も居ないことを確認した愛音は、もつれるようにすぐ近場に見えた水飲み場に倒れ込んだ。
急くように蛇口を撚れば、水は勢いよく吹き出し。
乱れる呼吸も気にせず、むせるようになりながら水を喉を嚥下させ飲み続けた。
「かはッ!? コホッ!! はあ、はあ……あんの、エロオヤジ!!」
愛音からすれば、大抵の男は自身の美しさを見せつけるだけの存在。
幾度もすれ違い挨拶されたと言われても、未だ背後をつけていたという中年のことなど思い出せない。
(た、ただの、マナーで挨拶されただけの分際でぇ~!!)
「はあ、はあ、次会ったら……」
「会ったら?」
「えっ……ンン~!?」
最後に背後を確認してから、既に2、3分は経過していた。
背後から声をかけられたと認識した直後、水を飲むため蛇口上にすがりついつくようにあげていた両腕の下ーー脇を抜けるように。背後から両腕が伸びて、何かが抱きついてきた。
片手は口に伸び、もう片方は自慢の乳房に。
「ンンフゥン~!?」
先程の中年だと振り向かずとも理解しながら。愛音の豊満な乳房は、大きな中年の手によって形を歪まされーー揉みしだかれた。
必死にもがき逃げようとするも、流石に体力に限界。
「今日は、この公園工事するって話だから……誰も、来ないよ? はは、やっぱり、おじさんのこと……誘ってたんだね?」
愛音は絶望的な面持ちになりながら、瞬間的に抵抗を止めてしまう。
乱暴に揉まれるタンクトップの中ではーー乳房の中央の突起がシコリを帯びて硬くなっていた。
折り返しの地点に着いた頃には、愛音の息は完全に切れていた。
(や、やっと折り返し? だ、大丈夫、イケる!!)
もはやランニングの消耗度合いではないが、一瞬よぎった歩いて帰宅するという選択肢を振り払う。
「えっ、あっ? 工事中?」
走行路の左手にはずいぶん前から公園があり。公園外縁を回るようにして走るのが普段の走行ルート。
しかし、曲がろうと左手に視線を向ければ、いつもの走行路は工事中だった。
通り抜けができないと悟った愛音は、そのまま振り返り。Uターンする形で帰宅する選択肢に切り替えた。
少し離れた工事看板に気を取られたのは数秒。視線を引っ張られる形から振り返った瞬間ーー。
「キャッ!?」
「おおっと!?」
元来た道に対して身体が先に向き、続けて顔も向き直ろうとした瞬間に。愛音の身体が突き飛ばされた。
衝撃は反発作用に近く、互いに後方に向かって飛ぶようになる。
方向転換中だった愛音は力に負け、そのまま後方にバランスを崩し。ぶつかった相手は少し後ずさる格好に。
自慢のバストがエアバックのように衝突物に弾かれ、自慢のヒップもエアバックになって尻餅の衝撃を相殺させながら。
「す、すまない!! 突然振り返るもんだから!!」
「い、いえ、はぁッ!! こちらこそ……はあ、はあーー」
自身がおそらく後方の走行者と衝突したことを理解し、愛音は地味にショックを受けていた。
(こ、こんな無様なこと……しかも、相手は男!!)
まだ顔はろくに見ていないが、声音と体躯の感じから相手が男であることを理解する。
「だ、大丈夫かい、お嬢ちゃん? 立てるかい……へへ」
ニヤついた笑みが聞こえ不快になったが、悪いのは注意を怠った自分にある。
「大丈夫です……はあ、不注意で……ふう、ふぅ……すいませんでしたーーッ!?」
バツが悪そうに視線を上げる最中、愛音は硬直した。
男は勃起していた。
「ずいぶん息が切れてるね……ほら、立てるかい?」
相手が手を差し伸べてくる。
同じランニング仲間だったのだろう。上半身はランニングウェアーで、下半身はスパッツだった。
薄い布地にありありと浮かぶシルエットは肉棒そのもの。
かなりの巨根サイズのそれは、ぴっちりした布地に脈々と浮かび上がっている。
「あ、ありがとう……ございまッ!?」
思わず凝視してしまいながら、努めて冷静を装う。
しかし、あまりの動揺に。相手の顔も見れぬまま、半ば条件反射で伸ばされた手を取ってしまう。
板についた優等生演技は自然と発動され、下半身を勃起させる男にさえ笑顔を向けてしまう。
強く握り返された手の平は、汗まみれだった。
(キ、キモい!! 何このおっさん!?)
相手は初老にさしかかるような中年だった。頭部は少し寂しくニヤケ面にはシワも多い。
その上、ピッチリしたウェアーの腹は膨らんでおり、下腹が少し出ている始末。
「へっ……へへ!! すまないね、お嬢ちゃんがあんまりにも……素敵だからさ、こんなになっちゃってーー」
中年は、握っていない手を自らの股間に伸ばすと、スパッツの上から撫でるようにしながら隠した。
(最低!! 手が当たってる!!)
その手は確実に股間に触れていて、隠すためというより興奮をなだめるための行為に思えた。
愛音は笑みを引き攣らせてしまう。
慌てて手を離そうとするが。手汗塗れの握力は強く、解けも抜けもしない。
「あ、あの~手が痛くて、はぁっ、立てますんで、ふぅ、離していただけませんか?」
「いやいや、無理はいけないよ。おじさんに、任せなさい!!」
(何を任せろって言うのよ!! この変態おやじ!!)
手を引きもがくように動かすが、手は離れない。中年は興奮した面持ちで、愛音の全体像を舐め回すように視姦していた。
「たまんない、たまんないよお嬢ちゃん!!」
「ッ!! 変な所を大きくして、何を考えてるんですか!! 離してください、大声をあげますよ!!」
言葉にも興奮と欲情が見て取れるようになった中年に。愛音も流石に演技を捨て声を張った。
「意外と、強がりさんなのかな? いつもは、ニコッと可愛らしく挨拶してくるのに」
「でも、おじさん分かってるよ? お嬢ちゃんが、実はエッチなスケベちゃんだって」
「……ハ?」
愛音の思考が、あまりに予想外の言葉にフリーズする。
「いつもは、ジャージなんかで身体を隠してるけど、今日は大胆だね?」
「欲求不満なんだろう? 本当は、その大きなおっぱいもお尻も、もっと見て欲しかったんだよね」
「そんな、そんな格好で誘惑してきて……いけない子だぁー!!」
中年の視線が、自身の顔より下方向を注視していることを察し、その視線の先を追う。
「ッ!!??」
緩いタンクトップからは大きな谷間が覗き、未だ呼吸の乱れも治らぬことをあって揺れている。
そして、レギンスの股座は先程の予測通り陰唇が浮かび上がり、こんもりと卑猥な形に歪んでいる。
その上、大股開きでの尻餅状態。
「あっ……アッああぁ~!!??」
「ふふ、やっぱり、ノーブラだったのか!! 先っぽまで浮かべて!!」
タンクトップはゆったり余裕がありながら、乳房の大きさもあってか。汗で張り付く乳房は、シワとも乳首とも分からぬぽっちが浮かび上がっている。
愛音は遅れて知った自身の格好にまともに言葉も発せられぬ狼狽を見せながら。
咄嗟に開いた手で股座を押さえると、ようやく脚を閉じて中年を睨みあげた。
「さっきまで見えたお尻が見えないのが残念だが……今日は、いつも異常にブルンブルンしてたね?」
「おじさん、いつも、お嬢ちゃんのデカパイ正面から見ながら挨拶した後、そのお尻を眺めてるのが楽しみなんだよー」
「は……い?」
(何言ってるの、このオヤジ?)
聡明な回転の速い頭は、この状況の理解を拒むように錆びついていた。
「おじさん、見ての通りの身体でさあ、体力なくて、いつも最後までついていけなくて、いつもこの公園辺りで置いていかれちゃうんだようー」
「だけど、今日は最後までついて行けそう……体調が悪いのかな? それとも……お、おじさんのこと……誘ってーー」
「イヤぁぁぁ~~!!??」
手を握りながら上半身を曲げ身を寄せ来る中年。
ようやく相手が半ばストーカー行為を行なっていた相手だと理解し、大声で悲鳴をあげて突き飛ばした。
「おおうう!?」
(に、逃げなきゃ!!)
左手は道路であり、背後には信号。その上赤。
右には腰の高さの植物の塀に囲われた公園がある。
愛音は消耗した身体に鞭打って公園へ飛び込んで全力で逃げた。
フォームも何もないがむしゃらな逃走。
公園は広く遊技場どころか半径数キロのレベルの広い公園。
(な、なんで誰も居ないの!?)
広い公園には誰かしら居ても良さそうだが、誰も居ない。
完全に息が切れてしまいながら背後に振り返れば、そこにも誰も居なかった。
「も、もう……ぜはぁ~ーー!! かはッ!!」
背後に誰も居ないことを確認した愛音は、もつれるようにすぐ近場に見えた水飲み場に倒れ込んだ。
急くように蛇口を撚れば、水は勢いよく吹き出し。
乱れる呼吸も気にせず、むせるようになりながら水を喉を嚥下させ飲み続けた。
「かはッ!? コホッ!! はあ、はあ……あんの、エロオヤジ!!」
愛音からすれば、大抵の男は自身の美しさを見せつけるだけの存在。
幾度もすれ違い挨拶されたと言われても、未だ背後をつけていたという中年のことなど思い出せない。
(た、ただの、マナーで挨拶されただけの分際でぇ~!!)
「はあ、はあ、次会ったら……」
「会ったら?」
「えっ……ンン~!?」
最後に背後を確認してから、既に2、3分は経過していた。
背後から声をかけられたと認識した直後、水を飲むため蛇口上にすがりついつくようにあげていた両腕の下ーー脇を抜けるように。背後から両腕が伸びて、何かが抱きついてきた。
片手は口に伸び、もう片方は自慢の乳房に。
「ンンフゥン~!?」
先程の中年だと振り向かずとも理解しながら。愛音の豊満な乳房は、大きな中年の手によって形を歪まされーー揉みしだかれた。
必死にもがき逃げようとするも、流石に体力に限界。
「今日は、この公園工事するって話だから……誰も、来ないよ? はは、やっぱり、おじさんのこと……誘ってたんだね?」
愛音は絶望的な面持ちになりながら、瞬間的に抵抗を止めてしまう。
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