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1章 不穏の訪れ
02.不幸の根源
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気がつくと俺の目の前は真っ暗だった。気を失ってからどのくらい時が経ったのだろうか。動こうとするも、身動きが取れない。どうやら椅子に縄で手足を縛り付けられているようだった。冷静になり何があったのか思いを巡らす。普段使わない道を歩いていたら大柄な男に強引に見知らぬ土地へ連れ込まれ、何か睡眠薬のような物を飲まされた。その後今に至る…という感じか。と俺は状況整理をするも遮断されている視界、縛られている四肢のせいで動揺を隠しきれない。今後俺はどうなるのだろう?と不安は募るばかりだ。自分の出せる限りの大声で助けを呼ぶものの返事はない。俺を捕らえた大男の返事もない。ただただ俺の声が部屋の中で反響し自分の元へ帰ってくる。また俺以外にもあの路地を通った中高生が連れ去られてしまうのと考えるとあの大男の事は許せない…そう思うっている時だった。ガチャ、と扉が開く音がすると同時に何者かが部屋に入ってくる。じわじわと自分に近づく不気味な足音。そして視界が開けた。
「大丈夫かい?」
背丈は小さくおれよりも恐らく年下であろう見知らぬ少年が立っていた。
「お前はだれだ?おれをどうしようとしている?目的はなんだ?」
「誤解だ誤解。君を助けに来たんだよ。」
「へ?」
嘘だ。こんな小さい体であの大男をくぐり抜け、俺みたいな見知らぬ人間を助けに来たっていうのか?どうも信じられない。
「どうして?って顔してるね。けどここは危険だ。逃げてからゆっくりしないか?あと話しておかないといけないことがある。」
少年の提案に拒否権はなく、疑いつつもここは逃げ出すことにした。少年は自分の手足の縄を解き、僕を外へと案内してくれた。
少年に導かれ外にでると外はもう夜中であろう時間帯だった。不幸にもポケットに入れていた携帯はあの大男に取られているようで入っていなかった。時間を確認は愚か、親への連絡も取れない。少年は外へ出てもどこかへ連れ出そうとしている。そうして歩くこと5分弱、河川敷へと着いた。夜の河川敷とか不気味すぎだろ。
「さっきは助けてくれてありがとう。名前は高峰 楓。高校一年の16歳だ。」
「僕の名前はトール。歳は数え切れないほどかな。この世界の神と同等の存在だ。」
「え?」
名前は明らかに日本人ではない。痛いことを言ってしまう歳なんだろう。
「いま日本人ないと思ったな?ついでに僕が神でないとも思ったな?」
俺の心の内がばれている。
「しかしこれはあれだろ?万人同じ答えをするって奴。」
「そう思うなら僕は全能の神だ。言ってくれればなんでもできるよ?」
「じゃああの川真っ二つにしてみてくれよ。」
「容易いことだ」
そう言って手を振りかざし、何かを詠唱していた。すると大きな音を立て川が真っ二つに引き裂かれた。
「マジかよ。」
おれは声にならない声でそう呟いた。
「もう疑いはない?」
「…ないです。」
この世に神っていたんだな。納得するしかない。
「ところで話して置かないといけないことって?」
「あーその話か。単刀直入に言うと君には人並みではない魔の量を持ってこの世に生まれたらしい。」
「魔?!」
「大丈夫かい?」
背丈は小さくおれよりも恐らく年下であろう見知らぬ少年が立っていた。
「お前はだれだ?おれをどうしようとしている?目的はなんだ?」
「誤解だ誤解。君を助けに来たんだよ。」
「へ?」
嘘だ。こんな小さい体であの大男をくぐり抜け、俺みたいな見知らぬ人間を助けに来たっていうのか?どうも信じられない。
「どうして?って顔してるね。けどここは危険だ。逃げてからゆっくりしないか?あと話しておかないといけないことがある。」
少年の提案に拒否権はなく、疑いつつもここは逃げ出すことにした。少年は自分の手足の縄を解き、僕を外へと案内してくれた。
少年に導かれ外にでると外はもう夜中であろう時間帯だった。不幸にもポケットに入れていた携帯はあの大男に取られているようで入っていなかった。時間を確認は愚か、親への連絡も取れない。少年は外へ出てもどこかへ連れ出そうとしている。そうして歩くこと5分弱、河川敷へと着いた。夜の河川敷とか不気味すぎだろ。
「さっきは助けてくれてありがとう。名前は高峰 楓。高校一年の16歳だ。」
「僕の名前はトール。歳は数え切れないほどかな。この世界の神と同等の存在だ。」
「え?」
名前は明らかに日本人ではない。痛いことを言ってしまう歳なんだろう。
「いま日本人ないと思ったな?ついでに僕が神でないとも思ったな?」
俺の心の内がばれている。
「しかしこれはあれだろ?万人同じ答えをするって奴。」
「そう思うなら僕は全能の神だ。言ってくれればなんでもできるよ?」
「じゃああの川真っ二つにしてみてくれよ。」
「容易いことだ」
そう言って手を振りかざし、何かを詠唱していた。すると大きな音を立て川が真っ二つに引き裂かれた。
「マジかよ。」
おれは声にならない声でそう呟いた。
「もう疑いはない?」
「…ないです。」
この世に神っていたんだな。納得するしかない。
「ところで話して置かないといけないことって?」
「あーその話か。単刀直入に言うと君には人並みではない魔の量を持ってこの世に生まれたらしい。」
「魔?!」
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