212 / 307
第九章 山湫哀華
199.真っ暗闇の向こう
しおりを挟む
深夜、忍び込んできた髭ヅラの男に、緑髪の少女は当然ひるんだ。
しかし、
「まことのイエリナ姫が現われた。おぬしを逃がしてやるために来たのだ」
という言葉は、ひどく安心させられるものであった。
もともと孤児として悲惨な生活をしていた少女であったが、ある日、お前がイエリナ姫であると、バルドル城に連れ帰られた。
自分はそのような者ではない。と思っていたが、年上の男性に取りかこまれて、口ごたえすることもできない。
精霊の怒りをおそれ、水垢離で身を浄めてすごすほかに、なす術がなかった。
モシャモシャの髭をした老貌ながら筋肉質な男は、うさん臭く、信頼できるものではなかった。だが、連れ出してくれるというのなら、身をゆだねたくなるほどに「このままでいいのか?」という疑問がつのっていた。
男に言われるまま「さらわれた」という体裁で、抗うことなく、肩に担ぎあげられた。
そして、彼女を担いだジョルジュの登場は、西候セルジュと家老パイドルを、ひどく狼狽させた。すでに《ヴィツェ》の太守をはじめ、ひそかに面通しさせた豪族たちもいる。
主君の狼狽は、兵士たちに伝播する。
その一瞬の隙を見逃すカリトンたちではない。打ち合わせ通りのルートに斬りこみ、退路を開く。
そこを駆けたのは、白狼タロウの背に乗ったアイカであった。
「行きましょう!」
ふたたび抱きかかえようとするクリストフを断って、タロウの背に跨ったアイカは、黒狼ジロウも従え、自らも西南伯の紋入りの弓矢で血路を開いていく。
その後を、皆がつづく。
「行かせるか――っ!」
と、豪剣をもって斬りこんできた家老パイドルであったが、カリトンが苦もなく斬り捨てた。
指揮官をうしなった城兵たちは、狼を先頭に駆け抜ける一団への抵抗をやめた。西候セルジュはまだわめいていたが、兵たちの反応が鈍い。
ナーシャが、ふふっと笑った。
「ここぞというとき、王族が先頭に立って突撃するのは、テノリア王家の伝統。アイカもその列にならぶか」
「まったく……、妙なクセをつけて返しやがって……」
と、ならんで走るクリストフがぼやいた。
「まるで、第3王女じゃねぇか……」
「敬い、慕う、義姉のようでありたい――、アイカの王族としての出発地がそこであるのは、まこと自然なことよ」
城門にいたる前、すでにクリストフの手の者によって馬屋から放たれた、みなの馬がつながれていた。緑髪の少女をかついだままのジョルジュも合流して駆ける。
尖塔下での鬼神のごとき強さが伝わっていた門兵たちも抵抗はせず、アイカたち一団は、呆気なく城外に出た。
アイカの頬に夜風が気持ちよい。
――か、かなりイキッたこと言っちゃいましたけど……、みなさん引いてませんかね?
と、後続をチラッと見た。
カリュもカリトンもネビも、いつもと変わった様子は見られない。アイラは微笑みを返してくれた。
――リティア義姉さんのマネっこみたいだったけど……。
違和感もある。
あのとき、あの場で、自分が発するべき言葉は別にあったのではないかという思いは拭えない。
ナーシャとクリストフが、アイカをはさむように馬を寄せた。
「このまま東候の居城に行ってくれるのか?」
クリストフの問いに、アイカは即答した。
「はい! ……みなさんの喧嘩を止めるために来たんですから」
「喧嘩か……」
「西候さんの……、『お考え』は分かりました。次は東候さんの、お話も聞いてみないと」
クリストフが体験してきた、血で血を洗うような泥沼の内戦に対して《喧嘩》という言葉は軽い。
しかし、その軽やかさでしか、止められないのではないかと考え込まされた。
ナーシャが夜風でみだれた髪をかき上げた。
「……さまざまに、人間と交わるがよい」
「ナーシャさん……」
「世の中には、よい人間も、わるい人間もおる。しかし、皆に《わけ》がある。ひろく交わり、人の生きる《わけ》を知る……。そうすれば、おのずと自らの生きる《わけ》を紐解くことにもなろう」
涼しげな表情のナーシャに、アイカは深くうなずいた。
そして、狼タロウとジロウが先導する真っ暗闇の山道の向こうを、グッと見据えた。
*
ルーファのリティアと、ヴールのロマナが、まったく同じ言葉を口にした。リティアは侍女クレイアに、ロマナは侍女ガラに――、
「アイカ、あいつザノクリフの姫だったらしいぞ」
リティアもロマナも口調は楽しげで、弾むような笑顔をそれぞれの侍女に向けている。
リティアは第2王子ステファノスからの密書と同時に届いたアイカからの手紙をひらき、ロマナは交易都市タルタミアから王都ヴィアナにもどったアーロンからの報告書を手にしていた。
ロマナには、リティアがアイカと義姉妹の契りを結んだという報せも、ほぼ同時に届いている。
その政治的な意味よりも、ロマナはまず親友リティアの心情を思い遣った。
そして、桃色髪をした《無頼姫の狼少女》の正体が、行方不明だったイエリナ姫であったという報せには胸躍らされるものがある。
「他国の行く末を案じている場合ではないが……」
苦笑いしたロマナに、ガラがうなずいた。
「ザノクリフがどうなるのか、気にはなりますね」
「あの……挙動不審な娘には……、こう……、言い表しにくい魅力がある」
「ええ、仰る通りです」
ガラが言外に潜ませた同意に、ロマナは満足気な表情を浮かべた。言葉以上に、おなじ風景、おなじアイカの姿を思い浮かべていることが伝わり、ロマナの心を満たす。
また、ロマナは、ガラが弟セリムとの交流を深めていると、祖母ウラニアと大叔母ソフィアから聞かされていた。
――ガラとは、自然な流れで義姉妹になるやもしれん。
その想像は、ふさぎがちなロマナの心を明るくさせる。
祖父ベスニクの所在は分からないままであり、母レスティーネには不穏な動きがある。西南伯領北方には《西方会盟》が勢力を伸ばし、南方にある密林国との武力衝突は絶えず、今も遠征から戻ったばかりである。
いまは我慢の時と想いを定めていたが、どうしても気持ちは暗い方に引っ張られた。
そこに、ガラと弟セリムの甘酸っぱい恋の話は、少女らしいときめきを分けてもらえたようで、ウキウキと心を弾ませられる。
この王国の混乱がどこに帰着するか分からないが、2人が安穏と恋を楽しめるような世の中を取り戻したいと、顔を上げることができた。
そして、アイカ――、
「リティアの義妹が、陛下の狼をしたがえ、西南伯の弓矢をもって《山々の民》の内乱を鎮める。実に痛快ではないか!」
「ほんとうですね。お伽噺みたい」
久しぶりにみた主君の心からの笑顔に、ガラも安堵したような微笑みを返す。
一方、遠く離れたリティアは、心配げに眉をひそめていた。
「私と義姉妹になったことが、アイカの足枷にはなるまいか……?」
「まさか」
クレイアが言下に否定した。
「アイカ殿下は、ほんとうにお喜びでした」
「しかしだな……」
「先代王スタヴロス陛下も、カタリナ陛下を娶られて、ザノクリフ王ヴァシル陛下とは義兄弟であらせられました。アイカ殿下がいかなる道をお選びになられたとしても、リティア殿下と義姉妹であることが足枷になどなりません」
「そうか……、そうかもしれんな」
「はい、それに……」
と、クレイアが少し思案顔になった。
リティアが焦れたように、話しの続きを促す。
「なんだ?」
「……アイカ殿下が、イエリナ姫であったということは」
「うむ」
「そもそも、リティア殿下とは、カタリナ陛下を通じて再従姉妹の関係になられるのではありませんか?」
「あっ……」
「案じられるほどのことではないかと」
クレイアからそう言われると、リティアにも、あの土間での出会いが偶然ではなかったように思えてきた。
不逞騎士に騙され、あやうく奴隷として西域に売り飛ばされそうだった少女。
まさか他国の要人であり、いまは自分の義姉妹になっているとは、思いもしなかった。しかも、遠戚ながら血縁もある。
不思議な縁に、《聖山の神々》の導きを感じずにはいられなかった。
「よし。では、私も義姉として相応しくあらねばならんな」
リティアは白い歯をみせると、兜を手に取った。
プシャン砂漠南方の賊を平定するため、出兵する直前であったのだ。
新リティア宮殿を出ると、すでに第六騎士団が勢揃いしてリティアを待っている。
帰順した賊から騎士に取り立てた者を含めて、兵力は8,000にまで膨らんでいた。
「殿下。すでに準備は整っております」
と、リティアに告げたのは、アイラの母ルクシアである。
千騎兵長であったドーラと兵を二分し、ともに4,000名ずつを率いる万騎兵長の座に就いていた。
《精霊の泉》でアイカに説得され、リティアのもとに向かったルクシア。
リティアに魅了され、その配下に収まっている。
着々と砂漠の賊たちを吸収していくリティアであったが、それに反発した南方に割拠する者たちを結束させることにもなった。
大軍となった南方の賊たちを平定するのに、ルーファの兵は使えない。
リティアは自ら兵をおこし、出陣する間際であった。
「新生なった第六騎士団の武威を、世に明らかにする戦いである!」
「「「おおぉぉぉぉぉぉぉ――っ!」」」
リティアの高らかな宣言に、兵たちが歓声で応える。
「出陣――っ!!」
プシャンの砂漠を、リティア率いる第六騎士団が進軍してゆく――。
しかし、
「まことのイエリナ姫が現われた。おぬしを逃がしてやるために来たのだ」
という言葉は、ひどく安心させられるものであった。
もともと孤児として悲惨な生活をしていた少女であったが、ある日、お前がイエリナ姫であると、バルドル城に連れ帰られた。
自分はそのような者ではない。と思っていたが、年上の男性に取りかこまれて、口ごたえすることもできない。
精霊の怒りをおそれ、水垢離で身を浄めてすごすほかに、なす術がなかった。
モシャモシャの髭をした老貌ながら筋肉質な男は、うさん臭く、信頼できるものではなかった。だが、連れ出してくれるというのなら、身をゆだねたくなるほどに「このままでいいのか?」という疑問がつのっていた。
男に言われるまま「さらわれた」という体裁で、抗うことなく、肩に担ぎあげられた。
そして、彼女を担いだジョルジュの登場は、西候セルジュと家老パイドルを、ひどく狼狽させた。すでに《ヴィツェ》の太守をはじめ、ひそかに面通しさせた豪族たちもいる。
主君の狼狽は、兵士たちに伝播する。
その一瞬の隙を見逃すカリトンたちではない。打ち合わせ通りのルートに斬りこみ、退路を開く。
そこを駆けたのは、白狼タロウの背に乗ったアイカであった。
「行きましょう!」
ふたたび抱きかかえようとするクリストフを断って、タロウの背に跨ったアイカは、黒狼ジロウも従え、自らも西南伯の紋入りの弓矢で血路を開いていく。
その後を、皆がつづく。
「行かせるか――っ!」
と、豪剣をもって斬りこんできた家老パイドルであったが、カリトンが苦もなく斬り捨てた。
指揮官をうしなった城兵たちは、狼を先頭に駆け抜ける一団への抵抗をやめた。西候セルジュはまだわめいていたが、兵たちの反応が鈍い。
ナーシャが、ふふっと笑った。
「ここぞというとき、王族が先頭に立って突撃するのは、テノリア王家の伝統。アイカもその列にならぶか」
「まったく……、妙なクセをつけて返しやがって……」
と、ならんで走るクリストフがぼやいた。
「まるで、第3王女じゃねぇか……」
「敬い、慕う、義姉のようでありたい――、アイカの王族としての出発地がそこであるのは、まこと自然なことよ」
城門にいたる前、すでにクリストフの手の者によって馬屋から放たれた、みなの馬がつながれていた。緑髪の少女をかついだままのジョルジュも合流して駆ける。
尖塔下での鬼神のごとき強さが伝わっていた門兵たちも抵抗はせず、アイカたち一団は、呆気なく城外に出た。
アイカの頬に夜風が気持ちよい。
――か、かなりイキッたこと言っちゃいましたけど……、みなさん引いてませんかね?
と、後続をチラッと見た。
カリュもカリトンもネビも、いつもと変わった様子は見られない。アイラは微笑みを返してくれた。
――リティア義姉さんのマネっこみたいだったけど……。
違和感もある。
あのとき、あの場で、自分が発するべき言葉は別にあったのではないかという思いは拭えない。
ナーシャとクリストフが、アイカをはさむように馬を寄せた。
「このまま東候の居城に行ってくれるのか?」
クリストフの問いに、アイカは即答した。
「はい! ……みなさんの喧嘩を止めるために来たんですから」
「喧嘩か……」
「西候さんの……、『お考え』は分かりました。次は東候さんの、お話も聞いてみないと」
クリストフが体験してきた、血で血を洗うような泥沼の内戦に対して《喧嘩》という言葉は軽い。
しかし、その軽やかさでしか、止められないのではないかと考え込まされた。
ナーシャが夜風でみだれた髪をかき上げた。
「……さまざまに、人間と交わるがよい」
「ナーシャさん……」
「世の中には、よい人間も、わるい人間もおる。しかし、皆に《わけ》がある。ひろく交わり、人の生きる《わけ》を知る……。そうすれば、おのずと自らの生きる《わけ》を紐解くことにもなろう」
涼しげな表情のナーシャに、アイカは深くうなずいた。
そして、狼タロウとジロウが先導する真っ暗闇の山道の向こうを、グッと見据えた。
*
ルーファのリティアと、ヴールのロマナが、まったく同じ言葉を口にした。リティアは侍女クレイアに、ロマナは侍女ガラに――、
「アイカ、あいつザノクリフの姫だったらしいぞ」
リティアもロマナも口調は楽しげで、弾むような笑顔をそれぞれの侍女に向けている。
リティアは第2王子ステファノスからの密書と同時に届いたアイカからの手紙をひらき、ロマナは交易都市タルタミアから王都ヴィアナにもどったアーロンからの報告書を手にしていた。
ロマナには、リティアがアイカと義姉妹の契りを結んだという報せも、ほぼ同時に届いている。
その政治的な意味よりも、ロマナはまず親友リティアの心情を思い遣った。
そして、桃色髪をした《無頼姫の狼少女》の正体が、行方不明だったイエリナ姫であったという報せには胸躍らされるものがある。
「他国の行く末を案じている場合ではないが……」
苦笑いしたロマナに、ガラがうなずいた。
「ザノクリフがどうなるのか、気にはなりますね」
「あの……挙動不審な娘には……、こう……、言い表しにくい魅力がある」
「ええ、仰る通りです」
ガラが言外に潜ませた同意に、ロマナは満足気な表情を浮かべた。言葉以上に、おなじ風景、おなじアイカの姿を思い浮かべていることが伝わり、ロマナの心を満たす。
また、ロマナは、ガラが弟セリムとの交流を深めていると、祖母ウラニアと大叔母ソフィアから聞かされていた。
――ガラとは、自然な流れで義姉妹になるやもしれん。
その想像は、ふさぎがちなロマナの心を明るくさせる。
祖父ベスニクの所在は分からないままであり、母レスティーネには不穏な動きがある。西南伯領北方には《西方会盟》が勢力を伸ばし、南方にある密林国との武力衝突は絶えず、今も遠征から戻ったばかりである。
いまは我慢の時と想いを定めていたが、どうしても気持ちは暗い方に引っ張られた。
そこに、ガラと弟セリムの甘酸っぱい恋の話は、少女らしいときめきを分けてもらえたようで、ウキウキと心を弾ませられる。
この王国の混乱がどこに帰着するか分からないが、2人が安穏と恋を楽しめるような世の中を取り戻したいと、顔を上げることができた。
そして、アイカ――、
「リティアの義妹が、陛下の狼をしたがえ、西南伯の弓矢をもって《山々の民》の内乱を鎮める。実に痛快ではないか!」
「ほんとうですね。お伽噺みたい」
久しぶりにみた主君の心からの笑顔に、ガラも安堵したような微笑みを返す。
一方、遠く離れたリティアは、心配げに眉をひそめていた。
「私と義姉妹になったことが、アイカの足枷にはなるまいか……?」
「まさか」
クレイアが言下に否定した。
「アイカ殿下は、ほんとうにお喜びでした」
「しかしだな……」
「先代王スタヴロス陛下も、カタリナ陛下を娶られて、ザノクリフ王ヴァシル陛下とは義兄弟であらせられました。アイカ殿下がいかなる道をお選びになられたとしても、リティア殿下と義姉妹であることが足枷になどなりません」
「そうか……、そうかもしれんな」
「はい、それに……」
と、クレイアが少し思案顔になった。
リティアが焦れたように、話しの続きを促す。
「なんだ?」
「……アイカ殿下が、イエリナ姫であったということは」
「うむ」
「そもそも、リティア殿下とは、カタリナ陛下を通じて再従姉妹の関係になられるのではありませんか?」
「あっ……」
「案じられるほどのことではないかと」
クレイアからそう言われると、リティアにも、あの土間での出会いが偶然ではなかったように思えてきた。
不逞騎士に騙され、あやうく奴隷として西域に売り飛ばされそうだった少女。
まさか他国の要人であり、いまは自分の義姉妹になっているとは、思いもしなかった。しかも、遠戚ながら血縁もある。
不思議な縁に、《聖山の神々》の導きを感じずにはいられなかった。
「よし。では、私も義姉として相応しくあらねばならんな」
リティアは白い歯をみせると、兜を手に取った。
プシャン砂漠南方の賊を平定するため、出兵する直前であったのだ。
新リティア宮殿を出ると、すでに第六騎士団が勢揃いしてリティアを待っている。
帰順した賊から騎士に取り立てた者を含めて、兵力は8,000にまで膨らんでいた。
「殿下。すでに準備は整っております」
と、リティアに告げたのは、アイラの母ルクシアである。
千騎兵長であったドーラと兵を二分し、ともに4,000名ずつを率いる万騎兵長の座に就いていた。
《精霊の泉》でアイカに説得され、リティアのもとに向かったルクシア。
リティアに魅了され、その配下に収まっている。
着々と砂漠の賊たちを吸収していくリティアであったが、それに反発した南方に割拠する者たちを結束させることにもなった。
大軍となった南方の賊たちを平定するのに、ルーファの兵は使えない。
リティアは自ら兵をおこし、出陣する間際であった。
「新生なった第六騎士団の武威を、世に明らかにする戦いである!」
「「「おおぉぉぉぉぉぉぉ――っ!」」」
リティアの高らかな宣言に、兵たちが歓声で応える。
「出陣――っ!!」
プシャンの砂漠を、リティア率いる第六騎士団が進軍してゆく――。
77
あなたにおすすめの小説
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
【完結】憧れの異世界転移が現実になったのですが何か思ってたのと違います
Debby
ファンタジー
【全話投稿済み】
私、山下星良(せいら)はファンタジー系の小説を読むのが大好きなお姉さん。
好きが高じて真剣に考えて作ったのが『異世界でやってみたい50のこと』のリストなのだけど、やっぱり人生はじめからやり直す転生より、転移。転移先の条件として『★剣と魔法の世界に転移してみたい』は絶対に外せない。
そして今の身体じゃ体力的に異世界攻略は難しいのでちょっと若返りもお願いしたい。
更にもうひとつの条件が『★出来れば日本の乙女ゲームか物語の世界に転移してみたい(モブで)』だ。
これにはちゃんとした理由があって、必要なのは乙女ゲームの世界観のみで攻略対象とかヒロインは必要ないし、もちろんゲームに巻き込まれると面倒くさいので、ちゃんと「(モブで)」と注釈を入れることも忘れていない。
──そして本当に転移してしまった私は、頼もしい仲間と共に、自身の作ったやりたいことリストを消化していくことになる。
いい年の大人が本気で考え、万全を期したハズの『異世界でやりたいことリスト』。
なんで私が転移することになったのか。謎はいっぱいあるし、理想通りだったり、思っていたのと違ったりもするけれど、折角の異世界を楽しみたいと思います。
----------
覗いて下さり、ありがとうございます!
2025.4.26
女性向けHOTランキングに入りました!ありがとうございます(๑•̀ㅂ•́)و✧
7時、13時、19時更新。
全48話、予約投稿しています。
★このお話は旧『憧れの異世界転移が現実になったのでやりたいことリストを消化したいと思います~異世界でやってみたい50のこと』を大幅に加筆修正したものです(かなり内容も変わってます)。
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる