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第二話『魔王との対面』
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魔王を探しに馬を走らせた黒騎士グリッド。
すると目の前の大軍が目に入る。
『なんだ、この軍勢は……。ん?』
遠くをみると魔界軍の旗が上がっていた。
『あの旗は……魔王様がいるかも知れない』
グリッドは馬から降り、旗が多く上がっている場所に向かっていった。すると真ん中に大きな男が座っていた。
『誰だ、お主』
黒騎士はその男に名乗った。
『私は魔界軍、黒騎士グリッドだ!』
『そうか……私も名を名乗ろう。我が名はシュン、魔王シュンだ。ここに来たのは理由があるのだろう?』
この男が魔王と知ったグリッドはその場に膝をつき、これまでのことを説明した。
『よし、わかった。すぐさまに向かうと知らせてくれ』
『わかりました。では、お待ちしています』
魔王から離れたグリッドは馬を走らせていた。
すると目の前に白い鎧を着た騎士が現れた。
『グリッド、やはり貴様は魔王についたか』
『シェリム、貴様のような腑抜けに何がわかる!』
グリッドは剣を抜き、シェリムに斬りかかった。
キン! 金属音が鳴り響いた。
シェリムが剣で弾いたのだ。
『グリッド、何故貴様は魔王の味方をする?』
シェリムがグリッドに問いかけた。グリッドは
『貴様に何がわかる!大切な物を奪われた気持ちが!』
と応えた。
するとグリッドは剣に魔力を溜め
『喰らえ、【豪儀 サザンクロス】!』
ドゴッーン! 辺り一面が消えた。
シェリムは防ごうとするが失敗し、吹き飛んていった。
『馬鹿なヤツだな、シェリム。貴様が悪いのだよ』
そう言うとグリッドは笑いながら馬に股がり、隠れ家に戻っていった。
すると目の前の大軍が目に入る。
『なんだ、この軍勢は……。ん?』
遠くをみると魔界軍の旗が上がっていた。
『あの旗は……魔王様がいるかも知れない』
グリッドは馬から降り、旗が多く上がっている場所に向かっていった。すると真ん中に大きな男が座っていた。
『誰だ、お主』
黒騎士はその男に名乗った。
『私は魔界軍、黒騎士グリッドだ!』
『そうか……私も名を名乗ろう。我が名はシュン、魔王シュンだ。ここに来たのは理由があるのだろう?』
この男が魔王と知ったグリッドはその場に膝をつき、これまでのことを説明した。
『よし、わかった。すぐさまに向かうと知らせてくれ』
『わかりました。では、お待ちしています』
魔王から離れたグリッドは馬を走らせていた。
すると目の前に白い鎧を着た騎士が現れた。
『グリッド、やはり貴様は魔王についたか』
『シェリム、貴様のような腑抜けに何がわかる!』
グリッドは剣を抜き、シェリムに斬りかかった。
キン! 金属音が鳴り響いた。
シェリムが剣で弾いたのだ。
『グリッド、何故貴様は魔王の味方をする?』
シェリムがグリッドに問いかけた。グリッドは
『貴様に何がわかる!大切な物を奪われた気持ちが!』
と応えた。
するとグリッドは剣に魔力を溜め
『喰らえ、【豪儀 サザンクロス】!』
ドゴッーン! 辺り一面が消えた。
シェリムは防ごうとするが失敗し、吹き飛んていった。
『馬鹿なヤツだな、シェリム。貴様が悪いのだよ』
そう言うとグリッドは笑いながら馬に股がり、隠れ家に戻っていった。
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