47 / 101
高校卒業後の日々と思い出話
2人目の主
しおりを挟む
俺は無口になった。
口をあまり開きたくなかったし、笑う気力もなかった。
気が付けば、人形と呼ばれてた。
2人目の主は学校にたまに顔を出し、遊びに来ていた男の人。
当時は俺より5歳以上、上の人。
おっとりまったりしていて、声も綺麗で、めちゃくちゃ頭良くて、俺みたいな人形に優しくて何度も声をかけてくれた。
イメージ⤵︎ ︎
最初は話しかけてくんな。ウザったらしいって思ってた。
でも、よく話しかけてくれて、アニメの話とかゲームの話を良くするようになった。
ある日俺と彼の中でとある漫画にハマった。
主従関係のある話で、とても面白くて俺はすぐさま全巻買いに行ったくらいハマったw
で、それからだった俺が「従者やる!」って言って、「よし、やろう!」てな感じで、、。
それがとても面白くて、気づいたら俺も笑ってて、、。
彼の力って凄いなって思った。
気が付けば毎日のように遊ぶようになって、、それが日常になった。
その日も彼の待つところに向かってずっと待ってたけど、彼は来なくて。。
次の日彼が来て、「どうしたの?」って聞いたら、ごめん。昨日は少し用事があって、、って。
しんみりとした空気になってしまって、彼も( ´・ω・`)って。
彼が口を開いて俺にこう言ったんだ。
「ごめんね。本当ごめん。もう、僕は君の主を辞めないといけない。」
「え?どして?」って俺は聞いた。
だって、どういう事なのかよく分からなかったんだもん。
「僕が君と居たくなくなったんだ」
そう言われたから、しばらく黙って、しょうがないからってイヤイヤそれを受け入れた。
それでも、彼が居ない日々は寂しくて、何度も彼の学校を訪れ、門の前で彼の帰りを待っていた。
…でも、彼は来なかった…
それでも、いつかは来るだろうと彼の事を待っていた。
学校の門の前で何時間か待つのが日課になってから、どのくらいの日数がたったのだろう。
彼の友達かな?知らないお兄さんが声をかけてきた。
「あの、君。最近よくここに居るけど、誰を待ってるの?」
俺は「○○さんを待ってるんです」と言うと、お兄さんが俺に「あー、○○ならこの間マレーシアに引っ越したよ。」と言った。
驚きでしばらく声が出なかった。
「いつ、帰ってきますか?」
と俺が聞くと、「帰ってこない」とだけ返された。
「どんな関係?」って言われたから、友達って応えると、「なら君は、大切な友達じゃなかったんだねw」と言われた。。
口をあまり開きたくなかったし、笑う気力もなかった。
気が付けば、人形と呼ばれてた。
2人目の主は学校にたまに顔を出し、遊びに来ていた男の人。
当時は俺より5歳以上、上の人。
おっとりまったりしていて、声も綺麗で、めちゃくちゃ頭良くて、俺みたいな人形に優しくて何度も声をかけてくれた。
イメージ⤵︎ ︎
最初は話しかけてくんな。ウザったらしいって思ってた。
でも、よく話しかけてくれて、アニメの話とかゲームの話を良くするようになった。
ある日俺と彼の中でとある漫画にハマった。
主従関係のある話で、とても面白くて俺はすぐさま全巻買いに行ったくらいハマったw
で、それからだった俺が「従者やる!」って言って、「よし、やろう!」てな感じで、、。
それがとても面白くて、気づいたら俺も笑ってて、、。
彼の力って凄いなって思った。
気が付けば毎日のように遊ぶようになって、、それが日常になった。
その日も彼の待つところに向かってずっと待ってたけど、彼は来なくて。。
次の日彼が来て、「どうしたの?」って聞いたら、ごめん。昨日は少し用事があって、、って。
しんみりとした空気になってしまって、彼も( ´・ω・`)って。
彼が口を開いて俺にこう言ったんだ。
「ごめんね。本当ごめん。もう、僕は君の主を辞めないといけない。」
「え?どして?」って俺は聞いた。
だって、どういう事なのかよく分からなかったんだもん。
「僕が君と居たくなくなったんだ」
そう言われたから、しばらく黙って、しょうがないからってイヤイヤそれを受け入れた。
それでも、彼が居ない日々は寂しくて、何度も彼の学校を訪れ、門の前で彼の帰りを待っていた。
…でも、彼は来なかった…
それでも、いつかは来るだろうと彼の事を待っていた。
学校の門の前で何時間か待つのが日課になってから、どのくらいの日数がたったのだろう。
彼の友達かな?知らないお兄さんが声をかけてきた。
「あの、君。最近よくここに居るけど、誰を待ってるの?」
俺は「○○さんを待ってるんです」と言うと、お兄さんが俺に「あー、○○ならこの間マレーシアに引っ越したよ。」と言った。
驚きでしばらく声が出なかった。
「いつ、帰ってきますか?」
と俺が聞くと、「帰ってこない」とだけ返された。
「どんな関係?」って言われたから、友達って応えると、「なら君は、大切な友達じゃなかったんだねw」と言われた。。
0
あなたにおすすめの小説
分かりやすい日月神示の内容と解説 🔰初心者向け
蔵屋
エッセイ・ノンフィクション
私は日月神示の内容を今まで学問として研究してもう25年になります。
このエッセイは私の25年間の集大成です。
宇宙のこと、118種類の元素のこと、神さまのこと、宗教のこと、政治、経済、社会の仕組みなど社会に役立たつことも含めていますので、皆さまのお役に立つものと確信しています。
どうか、最後まで読んで頂きたいと思います。
お読み頂く前に次のことを皆様に申し上げておきます。
このエッセイは国家を始め特定の人物や団体、機関を否定して、批判するものではありません。
一つ目は「私は一切の対立や争いを好みません。」
2つ目は、「すべての教えに対する評価や取捨選択は自由とします。」
3つ目は、「この教えの実践や実行に於いては、周囲の事情を無視した独占的排他的言動を避けていただき、常識に照らし合わせて問題を起こさないよう慎重にしていただきたいと思います。
それでは『分かりやすい日月神示 🔰初心者向け』を最後まで、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
この短歌は私が今年(2025年)元旦に詠んだ歌である。
作家 蔵屋日唱
女帝の遺志(第二部)-篠崎沙也加と女子プロレスラーたちの物語
kazu106
大衆娯楽
勢いを増す、ブレバリーズ女子部と、直美。
率いる沙也加は、自信の夢であった帝プロマット参戦を直美に託し、本格的に動き出す。
一方、不振にあえぐ男子部にあって唯一、気を吐こうとする修平。
己を見つめ直すために、女子部への入部を決意する。
が、そこでは現実を知らされ、苦難の道を歩むことになる。
志桜里らの励ましを受けつつ、ひたすら練習をつづける。
遂に直美の帝プロ参戦が、現実なものとなる。
その壮行試合、沙也加はなんと、直美の相手に修平を選んだのであった。
しかし同時に、ブレバリーズには暗い影もまた、歩み寄って来ていた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
