切り裂きジャックの昔話

切り裂きジャック

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高校卒業後の日々と思い出話

1人目の主

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昔。ある人にこう言われた。

「あの人に殺されたい?それとも俺に殺されたい?それとも自殺?」

俺は静かに口を開いてこういった。

「自殺も捨て難いけど、強いて言うならあの人に殺されたい」

その後「悪趣味だね」って言われたから、「貴方に言われたくない」

「我が主に殺されたいと思って何が悪い」

そういった。俺は犬だから、犬らしく主に尽くして死んでいきたいって。


俺は色んな主に尽くしてきた。

※この小説から小学校の高学年の話。

1人目は髪が黒くて長くて綺麗な女の人。
歳は2歳くらい上だった。

その人はとても凛々しくて人気度も高く色んな人を上手く手懐けて、自分の欲しいものを手に入れていた。

⤵︎ ︎イメージ。[メーカーお借りしました]


俺はその凛々しさに惚れて憧れて、俺はあなたが欲しいと言った。

その人は驚いていたがクスクスと笑い、

「面白いね君。なら、私の犬にしてあげるよ。」

と言ってくれたのが始まり。

彼女は、俺に物事を優しく色々と教えてくれた。

俺は彼女がとても好きだった。
他の人に向ける目は冷たい目をしているけど、俺には優しい目をしてくれる。

どの目も、とても好きだった。
彼女はダイヤモンドダストに良く似合う。

それくらい結構綺麗な人だった。

でも、そんな凛々しい彼女のこと嫌いな人も少なからず居た。

彼女のいじめも多くて、俺を撫でていると癒されるとよく言っていた。


俺も彼女とよく居るからって、虐められてたっけな、、。


彼女を好む人もそのイジメに手も足も出さなくて、止めることは無理だった。

彼女は彼女のせいで俺のいじめがあるということを知り、俺との関係を絶とうとした。

俺は「ずっと○○さんと居る!」って何度も言って、彼女は困ってたっけ。

彼女は困った果てにしょーがないなって居ることを許してくれた。

ずっと、傍で彼女を支えて癒し続けるって約束した日だった。

でもその数日後くらいに彼女は俺の前に現れなくなった。


その日から彼女関連の俺へのいじめも無くなった。

後に、俺宛に手紙が届いた。

「「私のわんちゃんへ。
この手紙は、アイツに頼んで送って貰ったの。
手紙なんて書くの久しぶりで、内容が何も出て来ない。
でもね、私本当は犬アレルギーで、犬はあまり得意ではないの。
でも、嫌いって訳ではない。アレルギーなんだから、しょうがないよね。
君が私のわんちゃんになって、犬は相変わらず触れないけど、好きになったの。
ありがとう。
最後まで私のそばに居るって言ってたけれど、もう無理みたい。
君も前よりいじめが厳しくなったでしょ?
私。あなたの主なのだから、守らないと。
だから、アイツにお願いしてあなたのいじめを無くしてもらうように言ったよ。
その代わりに私があなたの分のいじめも受ける。
私が辛すぎて死んでしまっても、あなたが生きているならそれで私は幸せ。
だから、私を探したり、私の後を追うような事は辞めて。
私のわんちゃんだから、言うこと聞けるでしょ?
じゃー、またね。」」

全てその時に分かった。
いじめが無くなった意味も、何もかも。

たくさん泣いて、何度も手紙を読み直して、彼女の後ろ姿や笑顔を思い出す。



今彼女がどこで何をしているのかは俺には分からない。
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