12 / 24
11話 何でも
しおりを挟む
あれからユーリは何事もなかったかのように接され2日が過ぎ、僕達はここからさらに南へと向かうことになった。
「ここの付近の村は全く問題がないようだ。それではこのまま南へ向かう。異存はないな?」
「ありません殿下!」
「…ない。」
他の騎士たちも異存は無いと言うより、早く南へ行きたがっていた。
「そうだフェイ。次の休憩で僕と1つ手合わせでもしないか?」
「………無意味なことはしない主義なので。」
「そう言わずに。勝ったら1つ何でも言うことを聞いてやる。」
「………何でも?」
何でもという言葉に過剰に反応した。つまり何かが欲しくて誰かのスパイになっている?お金?地位?
他には…んー…僕を殺したいとか?
いや、まさかね。そんな恨まれるようなことをした覚えはないし。
「殿下…そのように何でもと付けるのはおやめ下さい。許容範囲内のほうが………。」
「ふふっファラン。僕は幼いけど剣技はなめないで欲しいね。」
僕は前世でも今世でも暗殺をされかけたことが毎日のようにあったから一般騎士よりかは遥かに強い。
あとかなりの種類の魔法を使えるし、そう易々と負けることはないだろう。
「………その言葉忘れるなよ。」
それだけ言うと僕より後方にまわった。
「殿下!フェイはこう見えても強い方なんですよ?」
ファランから見たらフェイは弱い方に入るという意味にしか聞こえなかったのは気のせいだろうか?
ファランはおどおどしているし
フェイは戦闘心むき出しだし…。
…これで少し僕の信頼を集めることが出来るといいな。
っと安易に考えていたこの行動が、後に面倒事に繋がってくるとは今の僕には全く考えもしなかった。
「ここの付近の村は全く問題がないようだ。それではこのまま南へ向かう。異存はないな?」
「ありません殿下!」
「…ない。」
他の騎士たちも異存は無いと言うより、早く南へ行きたがっていた。
「そうだフェイ。次の休憩で僕と1つ手合わせでもしないか?」
「………無意味なことはしない主義なので。」
「そう言わずに。勝ったら1つ何でも言うことを聞いてやる。」
「………何でも?」
何でもという言葉に過剰に反応した。つまり何かが欲しくて誰かのスパイになっている?お金?地位?
他には…んー…僕を殺したいとか?
いや、まさかね。そんな恨まれるようなことをした覚えはないし。
「殿下…そのように何でもと付けるのはおやめ下さい。許容範囲内のほうが………。」
「ふふっファラン。僕は幼いけど剣技はなめないで欲しいね。」
僕は前世でも今世でも暗殺をされかけたことが毎日のようにあったから一般騎士よりかは遥かに強い。
あとかなりの種類の魔法を使えるし、そう易々と負けることはないだろう。
「………その言葉忘れるなよ。」
それだけ言うと僕より後方にまわった。
「殿下!フェイはこう見えても強い方なんですよ?」
ファランから見たらフェイは弱い方に入るという意味にしか聞こえなかったのは気のせいだろうか?
ファランはおどおどしているし
フェイは戦闘心むき出しだし…。
…これで少し僕の信頼を集めることが出来るといいな。
っと安易に考えていたこの行動が、後に面倒事に繋がってくるとは今の僕には全く考えもしなかった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
追放された聖女は旅をする
織人文
ファンタジー
聖女によって国の豊かさが守られる西方世界。
その中の一国、エーリカの聖女が「役立たず」として追放された。
国を出た聖女は、出身地である東方世界の国イーリスに向けて旅を始める――。
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる