嫌われ者の王子様

のぼる

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18話 戦争の予感

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「よし!これで大丈夫なのだな。」

というかめちゃくちゃ美味しい。
こんな美味なものがあっていいのか!?

「………1ヶ月効果は私が保証します。」

…1ヶ月かぁ………

「つまり、それまでにこの力を使役しろと?」

「…そうなりますね。」

はて…僕にちゃんと出来るのか…?

「イルド様!!」

第4機の騎士たちが駆けつけてきた。

「何事だ?」

ただ事の気配ではないので、顔が強ばる。

「嘘偽りなくご報告させていただきます。酒場の不信な人物がどこのでなのかが判明しました。」

「続けろ。」

「はい。その人物は今は友好国であるはずのイガール帝国のスパイとのことです。」

「なんだと!?それは確か?」

「直接キッテンさせていただきましたので確かで御座います。」
*キッテン=拷問

「報告ご苦労。暫くはゆっくりしていてくれ。」

「お心遣い感謝申し上げます。」

すると騎士たちらバラバラに散らばっていった。

「ファラン聞いたか?」

「えぇ。」

友好国がスパイを送り付けてくるのはさすがに怪しい。
何百年と続く良縁な関係なので
スパイなど送ることは宣戦布告を意味する。

早急に知らせなくては!

というか今回僕を追い出してから行う会議は
イガールだったと思われる。
理由は場内に数名、イガールの兵士がいたからだ。
その時は確定ではなかったが、今回の報告で会議はイガール帝国とだと分かった。

………会議は口実で実は城内視察が目的か?

今は第二王子が接待をしているはず………

つまり………!

「ファラン…オークションの件を早急に終わらすぞ。」

「はい。必ずや。」

…どうか間に合ってくれ!
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