嫌われ者の王子様

のぼる

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20話 奇妙な仮面

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金貨9000万だと!?

残念だがもうこれ以上上げることは難しい。
なぜなら身分を怪しまれるためだからだ。

「9000万でました!さぁ~もうこれ以上はいないですか?ではこのエルフは201番になりました!」

ざわざわと周りが騒がしくなる。

…まぁ当然反応だな。そこまで大金が出るとしたら侯爵以上の立場の者と想定出来るからな。

─バチッ

あ、また女性か男性かよく分からない人と目があってしまった。

…何故こっちをこんなに見てるのだろうか?

─ガッシャーンッ

ガラスが割れる音がする。
僕はまだフェイに指示を出していないが………何事だ???

次の瞬間奇妙な仮面をつけた人が会場に入ってきた。

誰だ?

ファランの顔を見てみると何故か真っ青になっている。
一体どうしたのだろうか?

「ファラン???」

「………イルド…逃げますよ。」

「え」

首根っこを掴まれるとファランは目にも止まらぬ速さでオークション会場の出口へ向かう。

「…ファラン!ファラン!!!どこに行くのだ?そしてフェイは???」

「………ここいます。」

いつの間にかフェイも隣まで来ていて一緒に逃げる。

………何故だろうか?

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